2020/12/05 - 2020/12/08
612位(同エリア1923件中)
風待ちさん
高知龍馬空港と四万十市の実家との往復という、時間的にも空間的にも制約のある旅です。前編の「往路編」に続き、後編の「復路編」は まず四万十川河口から始まり、窪川町の古民家カフェ半平と高知市の古民家カフェ土佐水木を訪問。午後には高知市の牧野富太郎記念植物園を訪れました。そして、ひろめ市場での夕食を済ませ、高知駅前から夜行高速バスで帰りました。当初、8日の航空券を予約していたのが欠航となり(乗客が少なかったため?ツアーの催行中止と同じ?)仕方なくホテルを取って9日の便を予約。ところが9日も欠航とのメールが届きビックリ。?でしょ、二回も裏切られるなんて!飛ばしなさいよ!と叫んでもやるかたなし。急遽夜行バスを利用することに。やはり、高くても、ANAかJALにすべきだったかと思うのでした。
というトラブルはありましたが、今回牧野植物園はじっくり見ることができ、満足でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
復路は、まず四万十川の河口からスタート。中洲の堤防の突端に釣りをしている人が一人いました。右は四万十川、真ん中は太平洋、左側は河口で合流する竹島川。」
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竹島川ではアオサの養殖がおこなわれています。四万十ノリです。
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まず一つ目のポイントは古民家カフェ。カフェ半平。どっしりした構えです。
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アイシングクッキー
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アイシングのデコレーション。
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ステンドグラス
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入って左のスペースはギャラリーになっていました。今はステンドガラスとアイシングの作家さんの作品を展示。先月は組子だったそうです。それも見たかったな。
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庭もすごい!都築半平さんという方が、この窪川に入植し酒造業や林業で成功。来客を迎えるために建てた別荘。一時は旅館としても使われていたけれど、その後廃業。壊される計画が持ち上がったけれど、NPO法人が譲り受け、ギャラリー・カフェとして活用されることになったそうです。高知には、そんなNPO法人が他にもあって、いくつかのカフェやレストランを営業しているようです。そんなこともあって、高知には意外とカフェがおおくあるようです。
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庭の裏には土讃線が走っています。
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私は「こんまいパフェ」を注文。「こんまい」は高知弁で「小さい」のこと。
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窪川のまち歩きをしてみました。
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カフェから歩いて2,3分のところに四国八十八ヶ所巡りの三十七番札所の岩本寺がありました。せっかくなので、ちょっと寄り道。
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イチオシ
岩本寺の階段。
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岩本寺
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お遍路姿のご夫婦も参拝に。
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街歩きを続けます。窪川に数件あるカフェのひとつがここにも。
この後はカフェ半平に戻り、高知市に向かいます。 -
さて、二つ目のカフェ「土佐水木」へ
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表に回ると、「土佐水木」の看板。
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玄関
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昔は台所の流しか調理台だった?雰囲気の台に食器がぎっしり。
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古民家を改装。
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優しい日差しが入る部屋。
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テーブルにあったのはマッチの箱。
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フルーツロールケーキと紅茶をいただきました。
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イチオシ
牧野植物園には五台山の道を登っていきます。
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植物園の入り口。
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入ってすぐは土佐の里山の風景。「ショウロウホトトギス」の札が見えますが、今の時期はありません。黄色い花のホトトギスです。
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今の時期にみられる花は、こんなアピールが。
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本館エントランス。建築家・内藤 廣 氏の設計。ゆったりした解放感のある設計で、のびやかな気分にさせてくれます。
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ここにも、かわいいシオギクが「咲いているよ」アピール。
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スズカケソウ。つる性の多年草でシーボルトが日本滞在時に採集。オランダに持ち帰り、新種として認められた植物。しかし現在自生地は極めて少なく、徳島県で二か所ほど見つかっただけといいます。花期は7~8月。見てみたいですね。
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展示館の外廊下。広い園内には、本館、展示館の他にも、植物に触って、葉をちぎって「ふむふむ」して欲しいという「ふむふむ広場」や、温室ジャングルゾーン、土佐寒蘭センター、日本伝統園芸植物鑑賞棚、石灰岩植生園、蛇紋岩植生園、薬用植物区などたくさんの見どころが。
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植物分類学の研究に94年の生涯をささげた牧野博士。植物図鑑といえば「牧野植物図鑑」ですが、意外に牧野富太郎を知っている人が少ないのには驚きます。もっとみんなに知ってほしいと思います。
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イチオシ
私は植物の愛人として
この世に生まれてきたように感じます
或いは草木の精かもしれんと
自分で自分を疑います
牧野 富太郎
と私も、そう疑います。 -
本や標本が山積みになった東京の自宅の書斎の再現。牧野博士が本当にそこにいるようでビックリ。この書斎・「繇條書屋」(ようじょうしょおく)の繇(よう)は草木が繁ること。條(じょう)は樹木が繁ことを意味するそうで、植物の研究に没頭した場所にふさわしい名前ですね。
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人の一生で、自然に親しむということほど有益なことはありません。・・・小学校に通うのも途中でやめ、独学で植物の研究にのめりこんだ一生を、今回、展示館でゆっくり見させてもらいました。
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中村(今の四万十市)の高校生が、見つけた珍しい植物を高校の先生に持って来たので、それを牧野博士に照会したところ、「これは新種だ」ということで牧野博士が奴さんが踊る姿に似ていることから「ヤッコソウ」と名付けたそうです。学名には、makinoの名とともに、その高校の先生の名・yamamotoも入っています。
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展示館にあった植物の進化の歴史・その一部。とても興味深い展示でした。シアターでは植物の仕組みの映画も。
充実した時間を過ごし、街に戻ってひろめ市場で夕食。新鮮なカツオをいただき、今回の旅は終了です。 -
さて、フィナーレは高知のお土産で。
四万十の川のりの佃煮。川えびせんべいと青のりせんべい。青のり昆布茶。四万十川の下流域にある工場直売で2割引きで買えました。やなせたかしさんのイラストの芋けんぴと昔ながらの素朴な味ミレービスケットは高知土産の定番。
みんなも高知に来てみいや(^^♪
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