GoTot旅第4弾、汗ばむ陽気の京都で紅葉狩り　おまけで大塚国際美術館。その４大塚国際美術館

2020/11/17 - 2020/11/20

同県内の箱根から始まって、和歌山、西表島と続いたGoTo旅の第4弾は紅葉真っ盛りの京都へ。

オーバーツーリズムで大混雑と聞いていた京都に行くなら、外国人がいない今年がチャンス？　

ほぼピーク時ということもあり、GoToの威力もあり、それなりに混雑はしていたけれど、きっといつもの年はこんなもんじゃないのでしょうね。滞在中は夏のように暑いぐらいの晴天で、青空に映えるきれいな紅葉がたっぷり楽しめました。

最終日は、京都から直通高速バスで鳴門の大塚国際美術館へ。丸一日たっぷり楽しんで、飛行機で羽田へ帰ります。

11/17：新幹線で京都→坂本経由で旧竹林院を見てから比叡山へ。宿泊は宝ヶ池プリンスホテル　https://4travel.jp/travelogue/11662758
11/18：大原三千院、錦市場、永観堂、南禅寺、高台寺ライトアップ　https://4travel.jp/travelogue/11664384
11/19：近鉄で奈良へ。東大寺、興福寺。京都へ戻り三十三間堂、二寧坂・産寧坂　https://4travel.jp/travelogue/11665237
11/20：高速バスで鳴門へ。大塚国際美術館。夜の飛行機で羽田へ　→今ココ

エリア 鳴門(徳島)

2泊した都ホテルをチェックアウト。小雨交じりのあいにくのお天気だけど、駅まではすぐなので傘をさすまでもなし。

都ホテル 京都八条 宿・ホテル

朝食は、前日と同じく「みやこみち」のチャオプレッソにて。

カフェチャオプレッソ 京都みやこみち店 グルメ・レストラン

通り道、みやこみちのこちらのお店で柿の葉寿司などを購入。

昨日の夜確認しておいた、駅前のバスターミナル。9時発の徳島駅行きに乗ります。

京都駅 駅

朝食が軽かったので、バスの中で柿の葉寿司食べちゃおう。

2時間弱で、淡路島の室津PAで休憩タイム。トイレに行っておこう。

お天気心配してたけど、晴れてます！

11時半すぎに、大塚国際美術館前に到着。京都からひとり片道3950円。

大塚国際美術館 美術館・博物館

京都からここまでの直通バスは、午前中2本のみ。こちらのサイトで時刻表を確認できます→https://www.tokubus.co.jp/highwaybus/kyoto/

大きめのコインロッカーがたくさんあったので、スーツケースなどを格納。チケットはバスの中からオンラインで購入済み。おとなひとり3160円。見応えあるので高くはないと思います。

入り口にこんな表示がありました。万が一クラスターが出たときの連絡用でしょうか。オンラインで購入した人はメールアドレスが登録済みなので、ここはスルー。

受付でオーディオガイドを借りました。ひとり500円。でも、これ全部聞いてるととてもじゃないけど時間が足りなくて途中からは飛ばしちゃったので、今から思えばなくてもよかったかな。

一番最初の部屋はシスティーナ・ホール。ミケランジェロの天井画天地創造がどーんと。

高い天井にあるのと同じものが目の高さにも置かれていて、実はどれだけ大きいかが分かるようになってます。

このシスティーナ・ホールは、紅白の中継で米津が歌っていたので一躍有名になりました。その写真と、米津さんの直筆の絵も飾ってあります。

このフロアにあるCAFEレストランのテーマはゴッホ。

カフェ フィンセント グルメ・レストラン

最初のフロア（B3)は、古代と中世の部屋。これは、ポンペイ遺跡にある「秘儀の間」

こちら、1年前にポンペイに行ったときに撮った本物の写真。油絵などと違って、壁画は本物とレプリカの違い、よくわからない。でもこうやって比べると、本物のほうがくすんでますね。

途中、お散歩道で外に出られる場所も。

ここのレプリカは、すべて銅板。どうやってつくるのか、その過程がわかる展示もありました。

アレキサンダー・モザイク。これもナポリの考古学博物館で、本物見た覚えが。

ひとつ上のB2フロア。オランジェリー美術館を再現したモネの睡蓮は屋外にあります。

モネの睡蓮が見える位置にあるCAFEレストラン「ジベルニー」で、ランチタイム。

カフェ・ド・ジヴェルニー グルメ・レストラン

館内にあった、人気作品ランキング。

これは、いろんな画家の「受胎告知」を集めた部屋。描き方がそれぞれで、並べてみると面白い。

最後の晩餐は2枚あります。こちらが現在のもの。

こちらは、修復前のもの。同じ部屋の向かい合う壁に飾ってあります。

「フランダースの犬」で、ルネがどうしても見たかった、ルーベンスの「キリスト昇架」。

部屋に入る前にはこんな大きな案内表示があるのに、部屋の中に入ると、何枚か似たような絵があるなかで説明がないので、知らない人はどれだかわからないかも(笑)。

充電できる場所もありました！

フェルメールの部屋。

吹き抜けの下を見ると、無料で休憩できるスペースもありました。

ゴヤの、「裸のマハ」と「着衣のマハ」。

ゴヤの「暗い絵」シリーズを集めた部屋は、照明も暗くて不気味な雰囲気。

ゴッホの7枚の「ひまわり」を全部集めた部屋。

7枚の中には、現存しないものも。右にあるのは、第二次大戦中に日本で消失したもの。

人気第一位だけあって、ここは人がたくさん集まってます。

ルノワールの「都会のダンス」と「田舎のダンス」。これは、数年前に日本に来たときも並んで展示されてたっけ？

マネの「草上の昼食」と「オランピア」。どちらも当時大論争を読んだ絵ですね。

ミレーの「晩鐘」とか「落ち穂拾い」とか。

ゴッホの自画像シリーズ

ゴッホ、ゴッホ、ゴッホ。

「死ぬときぐらい好きにさせてよ」というキャッチコピーで樹木希林さんのオマージュ写真が話題になった「オフィーリア」。

クリムトの「アデーレ・ブロッホ＝バウアーの肖像 I」と「接吻」。前者は『黄金のアデーレ』という映画でも有名になった作品。「接吻」はウィーンで見たときそのキラキラに感動したけど、さすがにレプリカではその迫力はないかな。

旧約聖書のユディトをモチーフにした作品シリーズ。

レンブラントの自画像がずらり。

1階に出てきました。この時点で4時半。たっぷり時間があると思ったのに閉館まで30分しかないよ～。

まだ現代アートの部屋が残ってるんだけど。シャガールとか。

ピカソとか。もうこの辺や駆け足で通り過ぎました。

ゲルニカも原寸大。

ここでは白鳳の結婚式もやったらしい。

将棋の対局も！

広いとは聞いていたけれど、本当に広かった。11時40分に入館して閉館時間の17時まで5時間20分もいたにもかかわらず、最後は時間切れ。もう少し時間配分考えればよかったな。

美術館の前から17:28発の路線バスに乗り、空港着が18:04。フライトまでにはまだ時間があるので、空港内のこの居酒屋さんで夕食。

空港内にしては、ちゃんとした普通の居酒屋さんでゆっくり食事ができました。

小さい空港の割に、お土産物売り場は割と充実していた感じ。

さっきの居酒屋さんでも出てきたもの。「かつ天」っていう徳島の名産なのね。かまぼこのフライみたいな。

カードラウンジもありました。JALのClub-Aカードはだめだけど、ANAのスーパーフライヤーズのゴールドはOKでした。コーヒーしかないけど。

JAL20:30の羽田行きに乗りまーす。

徳島阿波おどり空港 空港

羽田着は21:45。予定どおりに無事到着。

この後すぐ、感染が広がりだしてGoToも肩身が狭くなっちゃったけど、ギリギリ思い切り楽しめた時期の4日間。お天気も良くて紅葉もいっぱい見られて、念願の大塚国際美術館も行けて、大満足でした。

羽田空港(東京国際空港) 空港