富士を見ながら箱根の湯③　大涌谷で黒たまご・強羅公園で茶席体験

2020/12/15 - 2020/12/18

3日め

ホテルグリーンプラザ箱根…姥子駅→大涌谷駅…黒たまご館…大涌谷駅→早雲山…強羅公園…強羅駅前→（仙郷楼乗換）→パレスホテル前→ホテルグリーンプラザ箱根

前回訪れた2017年には火山性ガスでロープウェイが運休し、大涌谷へ行けず、ケーブルカーの往復どまりだったので、3年越しでリベンジ達成。
とはいえ、「本日はガス濃度が高いので気分が悪くなった方は係員へ」というアナウンスが流れ、気管支が弱めな私、心理的にクラクラとふらつきましたが、念願の黒たまごをパクリで元気回復（笑）
ついでに寿命も7年延長！

早雲山駅から強羅公園まで急坂、その後も園内は斜面地、普段使わない筋肉を使いましたので、温泉でもみもみ。
岩だらけの強羅公園は、大正3年（1914年）に開園された日本初のフランス式整型庭園、現在は四季を通じてお花を見たり、クラフト体験などの憩いの場。
切子体験でもと思っていましたが、ガラスの鏡餅を買って終了。

本日は10949歩

エリア 強羅温泉(神奈川)

6:45　赤富士とまではいきませんでしたね

仙石原温泉　ホテルグリーンプラザ箱根 宿・ホテル

7:00　朝食
今朝は洋食っぽくしてみましたが、パンがあまり美味しくない！

8:00の富士山　

9:00　ホテル正面から大涌谷の端っこが見えます
本日も噴煙が上がっています

姥子駅の看板、ホテルから上がってくると右手

霜がおりて、バリンバリンの小道

左手に船見岩の看板があるので、よいっしょと…

9:00　巨石らしいのですが、どうやらこの岩？石のようです
かつては、この岩の上から芦ノ湖がよく見えたためにつけられた名前とな

姥子駅から早雲山駅まで＠1140
大涌谷で途中下車OK、どちらにしてもロープウェイは乗換

念のために配付されました
ロープウェイの中にも緊急用キットが備付

9:05　朝も早いので、2人で乗車で◎

後ろ左に富士山、手前に宿泊しているホテルの屋根が見えます

後ろ右に芦ノ湖と、ん～絶景が広がります

左手は昨日歩いた仙石原のススキ期草原付近
座る間もなく、右往左往の10分（笑）

9:15　大涌谷駅で途中下車
標高1,000メートル

大涌谷 自然・景勝地

神山の北側に位置する冠ヶ岳山麓で白い噴煙を上げている大涌谷
約3千年前に神山が水蒸気爆発を起こしたときの爆裂火口跡

盛んに立ち上っています、硫黄のにおいでちょっとクラクラ

硫黄の漂う噴煙地は、硫気荒原と呼ばれ、かつて「大地獄」と称された荒々しい地形が広がり、いまだ火山活動を続けて、最近では2015年にありましたね

モニュメントがあちらこちらに設置されています
1873年（明治6年）の明治天皇・皇后のご訪問を前に、大地獄は大涌谷へ
小地獄は小涌谷に改称したそうです

箱根ジオミュージアムは100円だけど入場せず（笑）

行けるところまでちょっと近づいてみます

神泉の湯

大涌谷自然研究路のゲートがあり、現在はこれ以上は立入禁止
奥には黒たまごの玉子茶屋があるんですけど

気を取り直し、後ろをを振り向いて富士山！

富士山はどこから見ても優美だけれど、こちらもいつ噴火してもおかしくないんですよね

宝永大噴火（1707年）の火口あたり

頂上付近を望遠で

キティちゃんは働き者、どこでもご当地キャラ

名物黒たまご！5個500円
なぜか、ばら売りはしていません！
1個食べると7年寿命が延びる…3個食べたから合計21年（笑）

そして黒繫がりで、黒海苔＠650購入

10:05　ロープウェイに乗車、火山ガスの影響を一番受ける谷へ

噴煙を上げる景色は地球の息吹って感じ

自然に湧出する温泉が少ないので一定の量を供給するのが難しいらしい
昭和５年に『箱根温泉供給』会社が設立され、大涌谷で噴出する蒸気に、地下から汲み上げた水を流し込むことによって出来る温泉を仙石原や強羅などの旅館にパイプを通して送っているそうです

トロッコレールが見えます、作業をする人用？
温泉を供給するため、命がけのお仕事、ありがとうございます

で、下り始めるので、富士山ともしばしさらば

前を向くと、相模湾が見え、

その奥には三浦半島や房総半島まで見渡せます
ここからは一気に下るのでちょっとワクワク

フリーパスでぐるぐるロープウェイに乗るのも一興かも！

10:10　早雲山駅は今年の7月にリニュアル

cu-mo箱根（クーモハコネ）
箱根外輪山、強羅の街なみ、相模湾を一望できるテラスがあり、

cu-mo箱根 グルメ・レストラン

なんと足湯もあるんじゃ！

10:25　早雲山駅を出発

強羅の高級なお宿を通り過ぎ、

10:55　強羅公園西門到着

箱根強羅公園 植物園 公園・植物園

入園料＠550

さすがに遅かりし（笑）

萱ですね、ススキと間違っちゃうけど

ヒマラヤ杉
樹齢は推定100年、大正初期に植林、高さ20～30mで強羅公園のシンボル

噴水池

白雲洞茶苑
近代三大茶人と呼ばれる鈍翁（益田孝氏）・三渓（原富太郎氏）・耳庵（松永安左衛門氏）に明治・大正・昭和と受け継がれてきた茶室

深林の中に侘び住む山びとの住まいがコンセプト

せっかくなので、点茶を一服＠700
お茶室内部の見学もできます

書道をたしなんでいましたが…これも侘び？

白雲洞…田舎家の席
囲炉裏に縁なしの畳

先日すっ転んで正座ができず、失礼な姿勢でいただきました

寄付（よりつき）に下ります

外から見た寄付

石炉をもつ四畳半席

エア茶席は楽しんでおります（笑）

隣には白鹿湯：岩風呂

野趣あふれるお風呂、当時は温泉を引いていたそうです

対字斎への廊下を進みます

対字斎…住居を兼ねた茶室

そこから見えるのは、

8月16日に箱根外輪山のひとつ明星ケ岳の大文字焼
ここからは抜群の景色ですね

不染庵…仰木魯堂さんの名作
二畳台目に四畳半の寄付が付属

この寄付は相伴席の機能をあわせ持つ茶室

山家の風情を濃くした茶室

11:50　CafePIC　でランチ　

強羅園カレー＠980とサラダ＠300

もうすぐ終了の干支のネズミ？でもさっきデコレ－ションしてたからカンガルー？

熱帯植物園に入ってみます
巨大化したカブトムシがお出迎え

明星ケ岳の大文字焼はこんな風に見えるんたと思います
花火も上がるとか
コロナが収束し、来年は見れるといいですね

ブーゲンビリアや色々なハーブなど、寒い季節にはいいかも！

最後にクラフトハウスへ
事前にガラスの鏡餅を販売しているとの情報があったので、じっくり見てこれ！に決めました＠4270

13:25　下手にある正門から退出

13:50　強羅駅前のバス停から乗車
この日は登山電車が老朽化した鉄道施設を集中的に補修のための運休最後の日なので、線路は静か

強羅駅 駅

14:20　送迎に指定されたパレスホテル前ですが、本当にここでいいのと不安になるバス停（笑）

こちらが送迎のありがた～い車、電話してからホテルに到着するまで所要時間10分！

中庭にあるポケストップのドラゴン、ちょっと草刈りしてあげて（笑）

本日のビューポイントの富士山、ほぼ雲の中…

15:00　のんびり温泉に入ります

16:35の富士山　

たなびく雲が茜色に染まっていきます

16:55の富士山
　

17:05の富士山

17:25　すっかりシルエットになってしまいました

17:45　夕食
今日も連泊特典のドリンクをいただきます

コロナ禍でしょうがないのですが、フルーツが4点セットしかないのは×
同じ果物のお皿も用意してほしいな（笑）