2019/10/20 - 2019/10/25
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akkiy363672さん
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東照宮・中禅寺湖~会津若松鶴が城、安達太良山、五色沼、そして磐梯山などの紅葉を訪ねてきました。道すがら、一帯は蕎麦処ですから、美味しい蕎麦を食べられればいいな…と思いつつ、ゆっくりと1500Kmほどをドライブしてきました。
帰途は、仙台港~名古屋港の太平洋フェリーを利用し、20時間を波に揺られて帰りました。
この「その?」には、日光東照宮・中禅寺湖訪問のようすについて記しています。
よろしければ、その② 会津若松鶴ヶ城・磐梯山・安達太良山
https://4travel.jp/travelogue/11606645
その③ 秋保温泉・仙台城~太平洋フェリー~名古屋
https://4travel.jp/travelogue/11606649 も
ご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅で、地図中の赤線が車で走った経路、青の点線は太平洋フェリー航路です。
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午前7時40分、央道・長野道の分岐です。
午前4時00分に自宅を出発、ここ長野道分着まで3時間40分ほどかかりました。 -
長野道「岡谷IC」の出口です。
ここから国道142~18号を上信越道の碓氷軽井沢ICまで走ります。 -
佐久平。向こうに見えているのは浅間山でしょうか。
『暮れゆけば浅間も見えず 歌哀し佐久の口笛…』(島崎藤村)の舞台ですね。 -
上信越道に乗るには佐久ICがいちばん近いのですが、先日の台風19号で佐久IC~碓氷軽井沢IC間が法面崩落によって通行止めのため、碓氷軽井沢ICまで地道を走ります。
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国道18号をナビにしたがって、次を右折です。
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碓氷軽井ICで、上信越道に乗ります。
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この奇岩は、日本三大奇形のひとつ「妙義山」ですね。
ちなみに、日本三大奇形(三大渓谷美)のあと2つは、「耶馬渓(大分県中津市)」、「寒霞渓(香川県小豆島)」です。 -
横川SA。
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上信越道から関越道へ乗り継いできて、ここからは北関東道です。
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さらに東北道をしばらく走ったあと、日光宇都宮道へと入ってきました。
この道路を終点の清滝ICまで行き、そこから右折Uターンして国道120号を戻り、左側にある「ガーデンホテル日光」へ13時20分に到着。
自宅を出てから、2回の食事、2回のコーヒータイムを挟んで、9時間20分のドライブでした。 -
ホテルにチェックインし、荷物を預けて、早速「東照宮」へ出かけました。
この写真は東照宮の入り口に坐する「日光山輪王寺」の山門です。 -
「輪王寺」は、この三仏堂を本堂として、徳川家光を祀った大猷院霊廟や常行堂、法華堂などと15の支院を擁します。
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東照宮の全体図です。
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後ろの鳥居をくぐると、いよいよ東照宮の境内です。
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五重塔(重文)。高さは36m。極彩色の日本一華麗な五重塔といわれ、初層内部にも漆塗り・彩色・漆箔がきらびやかに施されています。
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校倉造の「三神庫」(重文)です。屋根裏に、象が居るのが見えますか?
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三神庫の向かい側に、ご神馬をつなぐ厩(うまや)「神厩舎」(重文)があります。
昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。
中でも、この「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。 -
「陽明門」が見えてきました。
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ここからの眺めが、左右に鐘楼を配した陽明門が望まれ、見事です。
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鳥居をくぐって、石段を登ります。
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徳川家康を神格化した「東照大権現」を祀る日光東照宮の正門「陽明門(国宝)」。
いつまで見ていても見飽きないところから「日暮しの門」ともよばれています。
1617年に徳川秀忠によって創建され、1636年に徳川家光が家康の21回忌に合わせて建て替えを行い、今日の豪華絢爛な姿となりました。
1999年に日光東照宮が世界遺産に指定され、世界中からたくさんの観光客が訪れています。
神格化された徳川家康を意味する「東照大権現」と書かれた額があるほうが門の正面側です。 -
陽明門の両脇に陣取る武将像。普通、ここには仁王様ですが、東照宮では武将が固めています。
この武将は誰かとか、徳川家康の干支である「虎」を尻に敷いているのが不自然だとか、多くの謎に包まれているそうです -
陽明門をくぐって、境内側から見上げたところです。
一番の見所といえば、彫刻や絵などの華美な装飾に彩られたひさしの部分。 -
神獣や霊獣、中国の故事逸話の聖人や賢人をかたどった508体もの精巧な彫刻で彩られています。
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御本社(ごほんしゃ)【国宝】 。唐門(からもん)【国宝】。
徳川家康を祀る本社は、本殿・石の間・拝殿からなり、東照宮の最も重要なところです。例祭をはじめ、年中の祭典が斎行されます。また拝殿左右にはね「将軍着座の間」、「法親王着座の間」があります。 -
奥宮への通路出口の欄間に彫られている「 眠り猫(ねむりねこ)【国宝】」。
左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。 -
右側は、陽明門の左右に広がる「廻廊(かいろう)【国宝】」。
我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。
向こう(本殿の左側)に見えるのは「本地堂」、東照宮の本地仏薬師如来を安置したお堂です。
神社の中に仏を祭るお堂があることを不思議に思われるかもしれませんが、これは「日本の神は仏が姿を変えて現れたものである」とする本地垂迹説に基づいて、神社にその神の本来の姿とされる本地仏を祭っているのです。
宿公式サイ -
本地堂の天井には「鳴き竜」が描かれています。
この絵の下のある部分で手を打つと、音が共鳴して、龍が鳴いているように聞こえるというもの。 -
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後ろを振り返って、別れを告げます。
『日光を見ずして、結構と言うなかれ』と言われる東照宮を拝観した安堵感が感じられました。 -
この石燈籠の上の苔を見てください。
日光は、とても雨が多い土地なんだそうです。 -
日光杉並木! 徳川家康、秀忠、家光の三代にわたって将軍家に仕えた松平正綱が、日光東照宮への参道にあたる日光街道、日光例幣使街道、会津西街道、35Kmに、約20年あまりの歳月をかけてスギを植樹し、東照宮に寄進したことに始まります。
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ホテルの隣の喫茶店です。
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今夜の宿泊は「ガーデンホテル日光」。
ホテルには朝食のみを頼んでいる私たちは、夕食を東照宮近くの食堂で澄ませてからホテルへ戻ったのですが、日光では午後6時ごろには界隈の食事ができる店はみんな閉まってしまいます。
夕食なしで宿泊していたお客さんでしょうか、「電車とバスで来ているのですが、ホテルで夕食はできませんか?」と聞いていました。フロントでは「今からでは作れません。食事をしていただく店も日光には無いので、バスで「今市」まで出ていただき、夕食を済ませたのち、帰りはタクシーで戻っていただくしかありません」と説明していました。
日光で夕食を取るときは、ちょっと気をつけなければいけないことですね。 -
2日目、ホテルで朝食を済ませたのち、いろは坂を上り、中禅寺湖へ向かいます。
いろは坂途中の明智平。昨夜来の雨は明け方にあがったものの、一帯は霧が立ち込めています。 -
濃い霧の中。
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それでも、「いろは坂」を上っていくと、だんだんと視界が明るくなってきました。
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左「中禅寺湖」、右「華厳の滝」です。
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先ずは華厳の滝へ。
駐車場から滝への道です。この右奥に滝があります。 -
見えてきました。
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エレベーターで滝壺が見えるところまで降りることができます。
このときはまだ、霧が立ち込めていて、滝の全体像を見ることができません。 -
滝壺から流れ出る水が、岩の間を白く飛沫を上げて流れ落ちていきます。
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対岸の山肌は、色づき始めていました。
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少し霧が晴れてきて、滝全体の姿が見えてきました。
周囲の岩盤からも、小さな滝が幾本も流れ落ちていました。 -
エレベーターで上に上がり、正面からの滝を見たあと、車はそのまま駐車場において10分ほど歩き、「中禅寺湖」の遊覧船乗り場へ向かいました。
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地図の赤い線を回る遊覧船に乗ります。
一周は55分、1400円。1時間間隔で運行していて、途中で下りて、また乗ってもOKです。 -
午前9時30分出航の船に乗りました。
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出航しました。
乗船場の後ろに聳える「男体山」は、上半分が雲に隠れています。 -
湖面から見ると、陸の木々は、結構、紅葉していますね。
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第一停泊場「菖蒲ヶ浜」。
「竜頭の滝まで8分」とありますから、ここで降りて竜頭の滝を見て、また次の船に乗るという人も居るようです。 -
カヌーでやって来る人も…。
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湖に突き出したところは、よく色づいていますね。
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このクルーズのハイライト、「八丁出島」にさしかかりました。
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中禅寺湖にただ一つある島なんですって。
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八丁出島の遠望です。
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イギリス大使館別荘。
各国の大使が東京の夏の暑さを避けて、ここで夏を過ごしたのですね。
中禅寺湖湖畔には、イタリア、ベルギーなどの大使館別荘があります。 -
別荘への船着き場です。
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別荘地船着き場の次、「立木観音(中禅寺)」の船着き場が見えてきました。
立木観音は、784年(奈良時代)、日光開山「勝道上人」が観音様のお姿を桂の立木に彫ったもの。現在も大地に根を張ったままの木に彫られたお姿で、訪れる人々を迎えていただいています。
私たちはここで下船して立木観音に参拝したあと、先ほどの大使館別荘まで、湖畔の道を戻ることにしました。 -
紅葉の木立の道を戻ります。
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英国大使館別荘です。
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英国大使館は外観を見ただけでスルーして、隣にあるイタリア大使館別荘へ向かいました。
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イタリア大使館別荘です。
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使われていた当時のままのようすが保たれていて、食卓や、2階には書斎机、ベッドなどが置かれていました。
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私たちは、コーヒーとクッキーを頼んで、しばし休憩…。
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私たちも、この桟橋の先端まで行ってみました。
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このころには、男体山にかかっていた霧も晴れて、全容を見ることができました。
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大使館別荘前から再び遊覧船に乗り、午後0時40分、中禅寺湖乗船場まで戻りました。
この後、当初は中禅寺湖の北側から「戦場ヶ原」を通り、光徳牧場脇の林道を北上して日光国立公園の紅葉の中を走り抜け、会津若松に至るつもりだったのですが、10月12日にこの地方を襲った台風19号により途中の道が崩落して通行止めとのことです。やむなく日光市から鬼怒川を抜ける、国道121号を北へ走り、福島へ向かうことにしました。 -
下り「いろは坂」は、まだ霧がかかっていました。
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下るほどに、視界が晴れてきました。
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国道121号に出て、一路、北上します。
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鬼怒川温泉です。
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左から来る道は遠く新潟の方から走ってくる国道352号。その合流地点ですから、もう福島県南会津町。
私たちは右上の方向へ121号を走ります。会津若松までは、あと50Kmほど、2時間はかからないかな。 -
午後3時30分、121号を走りながら、蕎麦屋さんを探していたのですが、中抜き休憩か、閉店していたりで、なかなかありつけずにここまで来ました。
道の右側に見つけた「そば処 大川」。店の一角でそばを打っているコーナーもあり、とてもおいしい蕎麦にありつきました。
会津若松まではあと30Kmほど、1時間ぐらいです。 -
午後5時過ぎ、「東横イン会津若松駅前」に到着。
すぐ横に、JR会津若松駅が見えています。 -
夜は、駅前の居酒屋「山内農場」。このお通しのキャベツについている「味噌」が意外に美味しく、野菜が苦手な僕ですがその味噌をつけただけでキュウリやキャベツをバリバリ! キリギリスになってしまいました。
板わさ、マグロの刺身、だし巻き卵、ホッケの開きなど、バクバクと食べて満腹でした。
帰りに「味噌」を買ってくるのを忘れていて、今はまた元の野菜嫌いに戻っています。
続きは、その② https://4travel.jp/travelogue/11606645
その③ https://4travel.jp/travelogue/11606649 を、
ご覧ください。
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