隅田川①　｢築地本願寺カフェTsumugi」で 精進風「18品の朝ごはん」をいただく

2020/11/24 - 2020/11/29

今夜22：00に念願の「サンライズ瀬戸」で５泊5日の四国の旅に出発します。
折角世界有数の観光地 “花の東京” に出るのに、ただ22：00に間に合うように行くだけでは私の旅心が満たされません。
そんでもって、かねてから気になっていた下町のお店を数軒廻ってみることにしました。
先ずは築地本願寺境内にできたカフェ「Tsumugi」で18品の朝ごはんを頂きます。

【初日　2020/11/24（火）】曇時々晴
★07：07　東京駅着
★07：45　築地本願寺カフェTsumugiで
　　　　　「18品の朝ごはん」
★09：20　築地場外市場　　
　10：20　隅田川を勝鬨橋～吾妻橋🐾
　13：20　アサヒビール本社22階
　　　　　「スカイルーム」で🍺
　14：30　牛嶋神社
　15：00　長命寺の桜餅🌸　
　16：00　駒形どぜうでどぜう鍋定食
　17：30　浅草寺　　
　18：30　東京駅に戻る🚃
　22：00 「サンライズ瀬戸」発

★がこの旅行記の範囲です。

エリア 築地(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 船 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩

7：10　予約しておいたサンライズの指定席特急券を東京駅のＪＲ東海の窓口で受け取り、
銀座を通り抜けて歩いて約30分、築地に向かいます。
タクシーは勿体無くて滅多に使ったことはないケチな私です。

築地本願寺です。
本殿に向かって左側に、

築地本願寺 寺・神社・教会

カフェ「Tsumugi」があります。

2017年に創建400年を迎えた築地本願寺はその年に “開かれたお寺” という新たなスタイルを目指し、境内に「インフォメーションセンター」をオープンさせました。
ブックストアやオフィシャルストアなどが併設されているこの建物に「築地本願寺カフェ Tsumugi」があります。

築地本願寺カフェ Tsumugi グルメ・レストラン

7：45　到着した時には既に15人ほどの列ができていました。
足元には間隔を開けて並ぶよう表示が。
8：00　の開店までに列は私の後ろに更に伸びていきました。

コロナの影響もあるのか席はゆったりしていて、一人でも4人分の席を指定されました

カウンター席にはコンセントもありパーテーションも設置されています。
開店と同時に満席です。

朝食メニュー。
「18品の朝ごはん」だけではありませんが、ほぼ全員が18品を注文していました。

セットされている飲み物は温かい「かぶせ茶」か
冷たい「深むし茶」を選びます。
このお茶だけでも単品で頼むと500円！

私は、三重県産と福岡八女産の茶葉をブレンドした温かい「かぶせ茶」にしました。
ちなみに、冷たい「深蒸し茶」は鹿児島産の茶葉を使用しているそうです。

お箸とスプーンはコップに立てて出てきました。

なんか、淹れ方が説明書きを見ても分かり辛くて、

周りの人の遣り方をキョロキョロ盗み見るようでした　(u_u)
茶漉しに残った茶葉を試しに食べてみるととてもやわらかくて美味しい。
全部食べたいくらいでしたが遠慮しておこう・・

8：30　お茶が出てきてから20分経過してやっと御膳の到着です。
全員といっていいくらいみんな写真を撮っていましたね。

お粥　　　　　湯葉いくら　　　出汁トマト

南高梅梅干　　揚げ茄子大豆　　里芋田楽
　　　　　　　そぼろ

つきじ松露の　タコの塩麹和え　鴨の山椒焼き
卵焼き

動物性の食材も盛り込まれていますが、浄土真宗ってそんなに菜食に拘らないんですよね。
西本願寺の宿坊「同朋会館」に泊まった時も、お坊さんたちと一緒に席を交え夕食は肉じゃがでした。

築地江戸一　　　季節のフルーツ　味噌汁
甘口昆布の佃煮

豆腐の柚子あん　季節の副菜　黒蜜抹茶ゼリー

築地紀文のお魚　きゃらわさび　　海苔明太
とうふおぼろ揚

この日の味噌汁は麩の赤だし。
フルーツはネーブル。
季節の副菜は人参・大豆・枝豆・椎茸・油揚げの煮物でした。

お粥と味噌汁はお代わり自由です。
スタッフにお願いしましょう。

二杯目は入れ物が替わっていました。
ご飯のお供的おかずも多いのでお粥のお代わり用に梅干しなどは後まで残しておきました。

小皿の下には料理名が記された紙が敷かれています。

他にも沢山のメニューがあります

18品の朝ごはんは税込み1,980円。
築地の有名店の小皿もあったりして色々なものが少しずつ食べられるので女子ウケはするかも知れませんが、男の人では物足りないかな？

それにセットの拘りのお茶は500円相当ですがそれを勘案しなければ、この小皿一皿が100円以上につくということになりますね。

朝早くから並んでまで食べる価値？
9:00頃になると一巡目の客が退店するので穴場の時間かも・・

話題性はあるし映えるけど、そうそう何回も食べに来る朝ご飯ではないな～というのが正直なところ・・

入口は道路側とお寺側の2カ所あります。
9：20　店を出ます。
80分かかり優雅に食べた朝ごはんでした。

全面ガラス張りの明るい店内。
併設のオフィシャルショップではお寺っぽいお土産も売られています。
２階には「ブックセンター」があるそうですが私は気付かなくて見逃しました。

地下鉄「築地駅」の出口にも隣接していて、

本堂に向かって左側、境内の北側に位置しています

築地本願寺の御本尊である阿弥陀様は全ての生きとし生けるものを救う為に48の請願をたてられました。
その中心となるのが「あなたを決して見捨てない」と願い誓われた「第18願」。
これに因んだ「18品の朝ごはん」を通じて、仏様の願いを味わいましょう・・というのがこの献立の由来だそうです。

このあと急ぎの予定も無いので隣の築地場外市場をブラブラしました

築地場外市場 名所・史跡

数年前火事のあった「もんぜき通り」は未だシートが掛かっていましたね

外国人が皆無の平日の通りは閑散としています

「波除神社」

波除稲荷神社 寺・神社・教会

さっき「カフェTsumugi」で食べた卵焼きの「松露」です。
工場見学や、卵焼き体験もできる場合もあるので、おそるおそる聞いてみたら、今日はもう終わってしまったとのこと・・残念

つきぢ松露 グルメ・レストラン

やっぱりコロナの影響かな・・

うに丼のお店も多いですね。
今度機会があったらうに丼をお腹一杯食べに来よう　(^^

「スーパーでよく溶けているウニを見ますが、やはり新鮮ではないからなんでしょうね？」と御主人と思しき方に訊いたら、
「ウニは本来溶けてしまうもの。ミョウバンを沢山使えば崩れないが、良し悪し」と教えて貰いました。勉強になります。

10：20　「浜離宮」から水上バスに乗って浅草まで行くこともできますが、もう何度も乗っているし、今日は時間があるので「勝鬨橋」から浅草まで歩いて隅田川を遡ることにしました。

勝鬨橋 名所・史跡

13：20　「吾妻橋」着。
ゆっくり寄り道したり写真を撮りながら３時間かけて浅草までやって来ました。

吾妻橋 名所・史跡