2008/04/30 - 2008/05/07
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まさとし/国連加盟国全て訪問済さん
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①21(月) 東京(1830)→シカゴ(1609/2102)→ 機内
②22 →サンパウロ(935)/サンパウロ(2000)→マナウス(2259) 空港待機
③23 マナウス(アマゾン河クルーズ) マナウス
④24 マナウス(市内散策) マナウス
⑤25 マナウス(1200集合1500発)~ 船内
⑥26土 ~ 船内
⑦27日 ~サンタレン~ 船内
⑧28 ~ 船内
⑨29 ~ベレン(1900)~ バス泊
⑩30 ~サンルイス(845)~バヘリーニャス(砂丘) バヘリーニャス
⑪1 バヘリーニャス(川下り) バヘリーニャス
⑫2 バヘリーニャス~サンルイス サンルイス
⑬3土 サンルイス(1130)~ バス泊
⑭4日 ~ バス泊
⑮5 ~リオデジャネイロ リオデジャネイロ
⑯6 リオデジャネイロ(2345)~ バス泊
⑰7 ~サンパウロ サンパウロ(2020)→ 機内
⑱8 →シカゴ(506/1201)→ 機内
⑲9(金) →東京(1505)
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バヘリーニャスまではサンルイスからバスで所要4時間だ。
バヘリーニャスが近づくと大都会サンパウロと同じ国とは思えない素朴な住居が多く目につく。そこに住む人々に少し中米の途上国的な雰囲気を感じつつ、正午過ぎにバハレーニャスに到着した。
バヘリーニャスは一部を除いて未舗装の素朴な街だが、あちこちに宿泊施設があり、街の中心は整備されていて良い雰囲気だ。 -
バヘリーニャスのバス乗り場にて
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バヘリーニャスではたいした情報がないので、バスターミナルの客引きについていくことにした。
連れて行かれた宿は中心部から離れているが砂丘の上にある眺めいい安宿だ。ポサーダ・ラゴボニートという宿で一泊15レアル(945円)。ここまで来ると宿の値段も安くすむ。 -
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中庭があって雰囲気のいい宿だ。
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バヘリーニャスに来た目的はレンソイス・マラニャンセス国立公園は広大な白い砂丘を見るのが目的だ。
砂丘は波のような凸凹があり、砂丘のくぼみに水がたまる。その水溜まりも湖といった方がいいレベルの大きさだ。上空から見るともっと素晴らしい光景を眺められる。
洋書のガイドブック「ロンリープラネット」に砂丘の上空からの写真が掲載されていたので転載します。 -
宿に荷物を置き、すぐに夕方のレンソイス・マラニャンセス国立公園のツアーに参加するため、客引きの車でバスターミナル近くの旅行代理店に向かった。
ツアーは4時間ほどの行程で40レアル(2520円)と良心的な値段だ。旅行代理店で待っているとツアーに使用されるランドクルーザーの改造車が到着した。同じツアーの参加者は僕以外はブラジル人の家族連れだった。
レンソイス・マラニャンセス国立公園は広大な白い砂丘で、我々はツアーでその端っこの一部だけ見学できる。砂丘に向かうためにプレグィシャス川を車ごと船でわたった。 -
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その後砂丘までは延々と悪路が続く。
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砂丘に到着した。
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天気が悪く最初小雨交じりでテンションが低かったが、しばらくすると雨は止み、太陽は見えないものの青空が広がり、砂丘と湖は雨雲と青空のコントラストに感動的な光景が広がり感激した。
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限られた場所ではあるが、できるだけいろんな角度から砂丘を見るため湖を渡り、対岸へ向かった。
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湖の浅瀬を横断する。
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彼らと一緒に泳いだり魚を捕ったりした。
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湖にはメダガくらいの大きさの魚が泳いでいてネットで簡単にすくいあげることができる。
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ツアーに同行したブラジル人観光客たち。
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ここから数枚は広角レンズを使用。
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バヘリーニャスはまだまだ外国人旅行者には知られざる場所のようだが、今後有名になっていく気がする。
最後の写真は「夕暮れの砂丘」 -
慌ただしく短い時間だったが充実した半日ツアーだった。
一緒にツアーに参加したブラジル人観光客と。 -
砂丘までのツアーに使用されるトヨタの改造車。
バヘリーニャスに戻るとすでに日は暮れていた。ツアーで一緒だったブラジル人家族が明日ボートツアーに行くようで一緒に便乗させてもらう事になった。ボートはツアーも主催されているが人数が集まらないとなかなか出発できない。
さすがにまたボートをチャーターするわけにもいかないし、どうすれば簡単に行けるのかずっと悩んでいたが思わぬ所で幸運が巡ってきた。
明日の朝僕が彼らの泊まるホテルに出向くことで待ち合わせることになった。今夜は一旦お別れだ。 -
バヘリーニャス周辺の衛生写真。
バヘリーニャスでは2つのツアーに分けて観光する。
一つは今日行った砂丘へのツアー。
もう一つが明日行く、船で川を下り大西洋沿岸の集落カブレ等へ行く。
バヘリーニャスの街は観光客の比率が高く、街には観光客向けの施設は充実していて探しやすい。
インターネットは日本語も認識し、10日ぶりのメールチェックやニュースの閲覧はかなり新鮮だ。ずっと船に乗っていて外の世界と遮断されていたのでまさに浦島太郎状態だ。
バハレーニャスは遅くまで営業している店が多いようだが、今日は久々の地上の宿泊施設なので部屋でゆっくりした。宿は街から少し離れた砂丘の高台にあり、夕日がきれいな場所にある。
バヘリーニャス滞在2日目。
朝食は安い宿なのにハムやチーズ、フレッシュジュースなど結構充実していた。
約束の7時半に昨日のブラジル人一家が宿泊しているホテルに向かった。
そのホテルは川沿いの一等地に建っている最新のホテルだ。部屋を見上げたらおばさんが僕に気付いてくれた。しばらくして家族の一人が降りてきてくれた。一旦部屋に案内されたがとりあえず川沿いのベンチで待つことにした。 -
川沿いのベンチで船の準備できるのを待った。
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9時前には船に乗り込みバハリーニャスを出発。川を海の方へ向かって下る。
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プレグィシャス川沿いのジャングルを河口に向け30分ほど下り、バッソーラスという砂丘をめざす。
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プレグィシャス川を下り、バッソーラスに到着した。
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レストハウスにいたサル。
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手乗りインコ
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ここも大きな砂丘がある。
急勾配の砂丘を上ってみた。 -
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昨日見た砂丘に比べると規模は小さく、全体を見渡せるのでわかりやすい。
昨日の砂丘とどうしても比べてしまうので見劣りしてしまう。ここに最初に来ていればまた違った印象を持てたかもしれない。でも今日は天気がいいので眺めは素晴らしい。 -
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次は河口の集落、マンダカルに向かった。
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灯台が印象的なマンダカルにやってきた。
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ここまで来ると磯の香りがする。マンダカルは小さな集落になっていておみやげ物屋などもあったりする。
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灯台を眺める程度で次の目的地であるカブレへむかった。
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カブレは砂州の部分にある集落で今日のツアーのメインの場所でもある。
写真はバヘリーニャスへ向かう定期船。モーターボートなら40分ほどだがこの船だと4時間かかるらしい。 -
陸地側の川にボートを接岸して砂浜に降り立った。青い空に白いビーチ、リオのような謙遜もなくまさに秘境のビーチだ。
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これらの小屋はバンガローになっていて宿泊することができる。
砂丘の向こうは大西洋だ。今回の旅行はアマゾン河など水辺は多く見ているが海を見るのはこれが初めてとなる。 -
カブレのビーチはココナッツの木もなく、整備されてないので殺風景だ。
でも赤道に近く水温はかなり高いようだ。また水も透明度が高く、何の抵抗もなく海に入ることができる。日差しが強いのでかなり日焼けしてしまい今後が少し心配だ。 -
我々以外に海水浴客は全くいなかった。
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カブレのビーチにいた地元の子供。
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腹が減ってきた。
昼食はバンガローがある宿泊施設の食堂で食べることになる。食べる場所はここしかなく、値段は割高だ。
僕の料理はあらかじめ注文しておいた魚の煮込みだ。30R$(1890円)と値段が高かったが値段相応のとてつもない量の料理が出てきた。とてもじゃないが一人分ではない。 -
ブラジル人一家はこの量をあらかじめ予想していたようで一皿を二人で分けるようだ。彼らは魚のフライのようなものを注文していた。
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みんなで分け合い、いろいろなものを食べることができ、ブラジルに来て初めてのシーフード料理を堪能できた。
バヘレーニャスに戻ってきたのは午後3時過ぎ。ブラジル人一家はこのまま今日サンルイスに車で戻るらしい。一緒にどうか誘われたがあまり彼らに頼るわけにはいかず、またこの街をもう少し見てみたいのでせっかくの誘いだが断ることにし、お別れすることになった。
一度ホテルに戻りシャワーを浴びたあとバヘリーニャスの街に出た。砂丘では子供達がサッカーをしている。ずいぶん子供の多い町だ。川沿いの桟橋はきれいに整備され今後の発展を予感させる。海岸沿いは洗練されているが、内陸の方まで広がっている街は素朴でまだまだ貧しさを感じる光景が広がっている。この街で近代的な建造物はブラジル銀行のみといってもいい感じだ。 -
宿からバヘリーニャスの中心部を見下ろす。
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翌朝サンルイスへ戻ることになる。所要時間は4時間強で午後1時でサンルイスの長距離バスターミナルに到着した。
サンルイスの街に出る前に明日のリオデジャネイロまでのバスを予約することにした。本当はレシフェへ行き、そのままサンパウロに飛行機で飛ぶつもりだった。しかし気が変わり最後にリオデジャネイロに寄りたくなってしまった。
レシフェなどは今回急いでいく必要もないだろう。ブラジルの大西洋沿岸の都市はまた改めて隈無く回ればいい。今回の旅は20日間あったが、マナウスからサンルイスへの移動が中心で目的は十分達成している。
リオデジャネイロは何回か行っているので新鮮みはないが、ブラジルに来たなら一度は立ち寄りたい場所になっている。
とにかくサンルイスからリオデジャネイロまで一気に移動してしまうことで今回の旅行はもう終了した気分だ。
リオデジャネイロ行きのバスは明日の11:30発だ。所要48時間と過去最長乗車記録に並ぶ長距離移動だ。値段も371R$(23370円)と恐ろしく高い。でも直前購入の航空運賃の半額以下だ。
前日の予約にもかかわらずバスの窓際の席はすべて埋まっていた。このようなバスが混雑しているのは意外だった。今回のブラジルは船といい、このバスといいブラジルの広さを体感する長距離移動が多いのが特徴だ。
バス代金の支払いは高額なのでクレジットカードを使うことにした。しかし問題が発生した。クレジットカードを機械が受け付けないのだ。ブラジルではクレジットカードがオンライン化されて暗証番号を打ち込まないと支払いが出来ない。結果として今回利用するバス会社がブラジルの大手だったのでクレジットカード会社に番号を照会してもらい、サインでの支払いに応じてもらった。煩わしい手続きに親切に対応してもらったことは感謝したい。
しかしブラジルでサインでの支払いが出来たのは奇跡だったと考えたい。たいていは面倒くさがられて断られる。
とにかく今回のバス会社の対応には救われた気分だ。
最近はトラベラーズチェックを使わなくなり、ATMなど電子化されたシステムに頼り切っていた。今回の出来事は危機管理が不十分だったと思い知らされた感じだ。直接的な被害は今のところないが、今後どうなるのか不安だ。持っている現金も十分とは言えず、すぐにでもキャッシングか国際キャッシュカードの引き出しが必要だ。
ATMでキャッシング出来なければもうこのクレジットカードは意味をなさない。
日本やアメリカは基本的にサインをするだけで支払いができる。カードに異常があってもとりあえずは支払いは済ますことで出来るのだが、ブラジルではクレジットカードがすべて暗証番号入力が必要で、使えないとその時点でどうしようもなくなってしまう。最もおそれていたことが今回起こってしまった。
バスターミナルから市バスに乗り、サンルイスのセントロへ向かった。サンルイスには一泊だけで十分だと思っている。この手の有名な世界遺産の歴史都市(旧市街)はたいてい見る場所が限られていて、すぐに飽きてしまう傾向がある。
サンルイスは今回の旅行で絶対行きたい場所だったが一泊するだけで十分だと確信している。 -
午後3時にサンルイスの旧市街に到着。セー大聖堂に面した雰囲気のいい場所に宿を取った。
宿泊したHOTEL LORD。 -
ホテルの建物も室内も歴史を感じるアンティークな雰囲気でなかなか良いが、値段が36レアル(2200円)安いので設備は最低限しかなく、シャワートイレは共同だ。でも部屋に水道があるので助かる。
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客室からセー広場前の通りを見下ろす。
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ホテルの廊下から旧市街を見下ろす。
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サンルイスの旧市街へ出た。
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サンルイスはブラジルで唯一フランス人によって築かれた大都市だ。現在はブラジル有数の美しい町並みと特異な歴史をもつ事から旧市街は世界遺産に登録されている。
石畳の回廊にコロニアル調の建造物。坂道も多く至る所で写真を撮りたくなってしまう。 -
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サンルイスの町並みは美しい。
しかしそれだけだ。2時間もしないうちに一通り街を歩き回ってしまった。この街では写真を何枚か撮るくらいしかすることもない。
写真は商業地区の高層建築。 -
旧市街では食事をするのも限られ、大衆的なレストランは見あたらない。
旧市街のはずれは活気があり、人通りも多い。
やはりサンルイスは1泊で十分だった。
実際は半日だ。
あとは明日の朝、少し散歩する程度で十分だろう。 -
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日が暮れ、おみやげ物も店を閉め、行く場所がなくなってしまった。夜の旧市街は街路灯こそあるものの人の気配はなくガラも悪い。
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旧市街の中心部にのみ観光客向けのレストランはあるが、あまり入る気にはなれないの。夜はホテルでゆっくしするしかなさそうだ。
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土曜日の朝。朝から雨が降り出したと思ったら青空も見える。よく分からない天気だ。
サンルイスの旧市街は土曜の朝ということで人通りが少なく、朝からあまり雰囲気は良くない。
時折警官の見回りが目につく。ブラジル政府が世界遺産のこの町を犯罪のない町にしようという努力がうかがえる。 -
旧市街には廃墟のような建造物も残る。
朝の散歩も写真を撮る程度でこれといった印象に残るものはない。
乞食が1レアルくれと声を掛けてくる。他のブラジルの街同様人々はフレンドリーだが、それはここでなくてもかまわない。文句をいいつつもブラジル北西部のサンルイスはずっと気になっていた世界遺産の街で今回の旅行では絶対外せなかったのは事実だ。街の雰囲気を感じることが出来ただけでも今回はるばる来た甲斐はあったように思う。 -
旧市街に近い中央バスターミナルから市バスでホドビアリア(長距離バスターミナル)に向かった。バス停でも案内人がいて親切にどのバスに乗ればいいか教えてくれる。この街が観光にかなり力を入れているはここでもうかがえる。
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30分ほどで長距離バスターミナルに到着。
出発前、バスターミナルのカフェテリアで比較的ボリュームのある食事を済ませることにした。
値段は6.25レアル(390円)。 -
サンルイスを11時30分発のバスでリオデジャネイロに向け出発した。
バスはトイレ付きなので食事休憩以外は休むことはない。ただ沿道の都市のバスターミナルには立ち寄り、ガラガラだと思っていた客は次第に増えてきた。バス会社の営業所が至る所にあり、頻繁にトイレ掃除なども行われる。とはいえ食事休憩時にトイレに行くので僕自身あまり使う機会はなかった。
夜7時に立ち寄ったテレジーナから席は満席になり、南へ向け暗闇の中を走り続けた。 -
翌日。この日は丸一日バスに乗り続けることになる。
まさに空白の一日だ。船では甲板の上を歩き回ったり、暇をつぶすことはできたが、バスでは座っているしかない。
食事休憩があるがそのときはトイレに行って食事をしておしまい。周りの人と話す機会もほとんど無い。ひたすら車窓を眺める。
午前中突然のスコール。大きな虹が現れた。
この日サルバドールに近いフェイラ・デ・サンタナのバスターミナルに立ち寄った。
ここで客の大半が降りていった。さすがに格安航空会社全盛のこの時代リオデジャネイロまで50時間もかけて移動する客は物好きはいなかったようだ。とはいえ車内は3割ほど客が残った。
この町は黒人比率が多く、バスターミナルにいる人も町を歩く人もほとんどが黒人だ。
青い空に白い建物。ずいぶん透明感のある町だ。ブラジルで初めて感じる雰囲気の町だ。 -
フィラ・デ・サンタナを出発してしばらくしてドライブインに立ち寄った。
食事は毎回バイキング方式で重さで値段が決まり、毎回700円ほどになってしまう。一日の楽しみはこれしかなく。 -
バスに乗って3日目。この日の昼前にカンポスという街に到着した。サンルイスを出てすでに48時間が経っている。ここで食事となった。ここまで来るとレストランはシステム化されたモダンなビュッフェになる。そして値段も上がる。
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サンルイスではたくさん盛っても6レアル(378円)程度だったが、南に下るにつれ値段が上がりここでは16レアル(1005円)になってしまった。高すぎる。
ここからリオデジャネイロまであと200キロ以上ある。50時間以上かかるのは必至だ。片側一車線の道なのでトラックが前方に走っているとスピードを落とさざるをえず、相当の時間がかかる。 -
やがてリオデジャネイロに近づいてきた。今までの真夏の日差しはなくなり、天気は悪い。
リオデジャネイロのセントロの摩天楼を眺められる橋にさしかかった。 -
雨は降っていないが厚い雲に覆われ、リオデジャネイロ周辺の奇岩は雲に覆われている。これではコルコバードの展望台に上る気にもなれない。今回のリオデジャネイロで青い空と焼き付くような日差しは期待できないようだ。
もう秋の気配といった感じだ。天気が悪いので早く着く必要もなかった。 -
結局リオデジャネイロのバスターミナルに到着したのは午後3時前だ。サンルイスからかかった時間は51時間。凄まじい長距離移動だった。
でも船での時間の流れの感覚が残っていたのでそれほど苦痛な長時間移動ではなかったように思う。 -
市バスでビーチのあるコパカバーナへ向かった。しかし大渋滞。中央駅を通り過ぎたとき地下鉄に乗り換えれば良かったのだが、腰が重い。そのままバスに乗り続けたらセントロまで一時間近くかかってしまった。
結局セントロで地下鉄に乗り換えコパカバーナに向かった。地下鉄だとあっという間に移動できる。 -
コパカバーナのチェ・ラガルト(ユースホステル)には5時にチェックイン。月曜ということでドミトリーはガラガラだ。週末はブラジル人で大混雑するこのホステルだが、昨日みんな帰ってしまったのだろう。今宿泊しているのは外国人の長期旅行者くらいだ。
前回は週末とサンパウロなどから来たブラジル人で賑やかであれはあれで楽しかったのだが。今回は一泊のみ。 -
セントロへ出た。夜7時を過ぎてもリオブランコ通りは人通りがとぎれることがない。まだ営業している店もあり、平日は活気があって面白い。
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翌朝。
天気はあきらめていたが、どういうワケか晴れている。天気が良くなると予定が変わってくる。ビーチに出たいからだ。 -
とりあえず朝食をとり、ビーチ沿いの通りに出てみた。
日差しは強いが風は冷たく、日陰は肌寒い。 -
とりあえず正午にはチェックアウトしなくてはならないのでそれまでビーチで過ごすことにした。
ビーチは日光浴をする人はいるもののあの夏の混雑は全く感じられない。 -
ビーチバレーを楽しむ人たち
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正午にはチェックアウト。宿に荷物を預け、午後はセントロでTシャツなど買い物をしてまわった。ブラジルは品質の良いTシャツが安い。夕方涼しくなる頃にはバスでコパカバーナに戻った。
夕方雨雲が発生した。
夜8時過ぎにホドビアリ(長距離バスターミナル)へ向かうことにした。ホドビアリ(長距離バスターミナル)へ向かうには地下鉄とタクシーを乗り継ぐのが一番早く、値段も安く抑えることが出来る。でも時間もあることだし今夜はバスで向かうことにした。通りに出ると早速ホドビアーリア行きのバスを発見、乗り込んだ。バスはセントロを過ぎた辺りから乗客は僕だけになってしまった。さすがに地元の人間もこんな時間にバスを使ってホドビアリ(長距離バスターミナル)には行かないのだろうか。
しかしバスがホドビアリア(長距離バスターミナル)に近づいたと思ったとき突然バスを降ろされた。。運転手にあっちへ行けばバス乗り場だと言われたが周辺の治安は最悪だ。少しビビッたが難なくバスターミナルにはいることが出来た。
サンパウロへは少し待つが最高級バス(レイト)で行く事にした。今回ブラジルに来て一度もタクシーに乗っていない。その分最高級クラスのバスを経験するのも悪くないだろう。
しかし直前予約で結構混雑していて一人席はトイレの前の一席だけだった。
出発まで2時間ぐらいあるがのんびり待つことにした。バスターミナル内のカフェテリアはぼったくりに近い料金で食べ物を販売しているが、バスターミナルの外に出れば屋台が出ていて飲み物も串焼きも安く買うことが出来る。そんなわけでそちらで腹を満たすことにした。 -
23:45にバスはリオデジャネイロを出発した。
車内は三列席でシートはビジネスクラス並のリクライニングシートとゆとりがある。
足をまっすぐ伸ばせるスペースがあり、枕や毛布も完備されている。
JRの夜行バスより快適で今まで乗ったバスの中では最高の座り心地なのではと思った。水のサービルもあり、お菓子やジュースも配られる。
せっかくの快適なバスだが、サンパウロまではあっという間だ。深夜一度ドライブインに立ち寄ったがバスから降りる気にもなれず、そのままサンパウロに到着してしまった。 -
午前6時。
サンパウロのチエテバスターミナルに到着した。リオデジャネイロからサンパウロへは所要6時間だが一瞬で移動した感じだ。
せっかくの高級バスがもったいない感じがする。それと同時に予定通りマナウスから飛行機を使わずにサンパウロまで戻ってこれたことになる。
サンパウロの空はまだ暗く、しばらくバスターミナルで時間をつぶし7時過ぎにペンション荒木に着くようにメトロに乗り込んだ。リベルターデのマックに寄ろうとしたらまだ営業していない。
坂を下りペンション荒木に到着。今日日本に帰るので夕方4時くらいまで休ませてほしい旨を伝え、コーヒーをいただきながらベッドの準備してもらった。とりあえずシャワーを浴び仮眠。 -
昼前街に出た。朝あれだけ寒かったのに日中は半袖でも大丈夫なくらい凌ぎやすい。というか暑い。でも乾燥しているので日陰にはいると涼しい。写真は東洋人街の鳥居。
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この日は荒木で知り合った日本人旅行者のKさんとラーメン屋へ行ってみた。
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餃子と水を付けて23レアル(1450円)もしたが久々の日本食は新鮮だ。
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その後東洋人街を散策してみた。
立ち寄った商店では和菓子が売られていた。 -
こちらは見たこともない銘柄のお米
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日本食風の弁当が売られている。
せっかくペンション荒木にベッドを確保したので昼寝をすることにした。
夕方4時には荒木を出発し、空港へ向かうことにした。
サンパウロでは特にしたいこともなく、ダラダラ過ごしてしまった。こんな事なら同料金のリオデジャネイロから日本に戻れば良かったような気もする。
夕方4時にはペンション荒木を出発。値段は一泊払っても良いと思っていたが休憩で10レアル(630円)でいいと言われた。
ちなみに1泊は35レアル(2205円)とけっこう高い。
地下鉄と市バスを乗り継いで空港に向かうが相変わらず恐ろしく混雑している。まず地下鉄はなんとか乗り込めた感じでセー駅で東西線に乗り換えるがこれも大混雑だ。1本遅らせばマシになると言うものではなく、次から次に客がホームにやってくるので流れに乗って、到着した電車に乗らなくてはならないが荷物があると大変だ。
何とか目的のタツアッペ駅まで来ることが出来た。しかしここからが大変だ。夕方は客が多いにもかかわらず、バスの本数が少ない。タツアッペ駅前のバスターミナルのプラットホームで長蛇の列が出来ているのはここだけだ。列はあまりにも長くヘアピンカーブを描いている。15分ほど待ってバスが到着した。座れるかというより乗れるのか心配だ。でも不思議なことに並んでいた乗客の大半はバスに乗り込むことがで来た。
バスは出発してしまえば早い。乗客のほとんどは空港へ行く人で途中ほとんど停まらず、30分ほどでグアルーリョス空港ターミナルに到着した。
今回はスターアライアンスゴールド会員の優遇を受け、スムーズにチェックインを済ませられる。まっすぐユナイテッドのレッドカーペットラウンジへ向かった。 -
出発まで1時間以上あるのでゆっくり出来る。サンパウロのレッドカーペットラウンジはアメリカ本国や日本の同ラウンジより軽食関係がかなり充実している。アルコールも種類が多く、チーズやケーキやフルーツの多さは成田のANAラウンジ以上なのではと思ったりする。はっきり言ってこれから乗る飛行機の機内食を食べるよりもここの軽食で腹を膨らませた方が美味しいし満足度が高いように思う。
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軽く盛ってみた。
出発30分前には搭乗口へ向かった。シカゴまでは夜行便なので寝ていればすぐに到着する。機内は比較的空いているようで真ん中3列を独占することが出来た少し足を曲げないといけないが、横になって眠ることが出来る。
機内食を適当に口にして横になることにした。
シカゴには夜明け前の5時過ぎに到着した。現在の到着便は我々のサンパウロ便だけで入国審査は空いている。入国を済ませ税関チェックを受けた後、再度荷物を預けで地下鉄で市内へ出ることにした。
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