2025/07/22 - 2025/07/22
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bunbunさん
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ブラジル北東部のマラニョン州(Estado do Maranhão)にあって、さらにその北東部に位置する、レンソイス・マラニャンセス国立公園(Parque Nacional dos Lençóis Maranhenses、「Lençóis」は「シーツ」の意)を見学してきました。
この公園の面積は1550 km^2(東京都の面積の約7割)ですが、その中に面積900 km^2(琵琶湖の約1.4倍)の広大な純白の砂丘、レンソイスがあります。1~6月の雨季の終わり頃から9月まで、この砂丘に数万ものエメラルドグリーンのラグーンが出現して、夢幻の絶景を呈します。
この公園は、新生代第四紀(260万年前~現在)における海岸砂丘の進化の顕著な証拠を示すことから、2024年にはUNESCOの世界遺産にも登録されています。
今回はセスナに乗って上空から見た公園をご報告します。
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ここで、この図を用いてレンソイスの形成過程を簡単に説明しておきます。
レンソイスの白い砂はそのほぼ100%が石英微粒子です。石英のサイズが大きくなったものは水晶ですが、水晶は無色透明です。その微粒子が白く見える理由は、無色透明な氷の微粒子が集まった雪が白く見えることと同じで、微粒子による太陽光の散乱によります。石英微粒子の起源は先カンブリア紀(5億4千万年前以前)まで遡ります。このころ大陸地下深部でマグマがゆっくり冷却され、花崗岩が形成されました。
https://4travel.jp/travelogue/11426175 の付録1で詳述したように、地球上の大陸はその長い歴史の中で集合・離散を繰り返し、地球上での位置も変わっていますので、花崗岩が形成された地球上での位置は現在の位置とは異なります。この花崗岩は火成岩の一種である深成岩ですが、主成分は石英、長石、雲母の微粒子です。
南米を含む大陸が超大陸パンゲアから分裂して、現在の位置に移動してきたのは500万年前頃ですが、この頃には花崗岩は風化によって構成成分からなる砂となっていました。新生代第四紀には、これらの砂が現在のパルナイバ川(Rio Parnaíba)等に流れ込み、大西洋に運ばれました。その後、これらの砂はブラジル北部を西に流れる南赤道海流によって、西に運ばれていきましたが、その過程で風化に強い石英微粒子だけが残り、波によって海岸に打ち上げられました。この石英微粒子は最大90 m/sにもおよぶ強い貿易風によって内陸に運ばれ、純白の砂丘を形成しました。
この形成過程から分かるように、砂丘は強い貿易風によって、現在でも年間最大25mの速度で西に移動しています。 -
フォス・ド・イグアス/ カタラタス国際空港(Aeroporto Internacional de Foz do Iguaçu/Cataratas)から、サンパウロ、グアルリョス国際空港(Aeroporto Internacional de São Paulo/Guarulhos?Governador André Franco Montoro)経由で1:45に サン・ルイス国着際空港(São Luís?Marechal Cunha Machado International Airport)に着き、チャーターバスでホテル、ブル一・ツリ―(Blue Tree Towers São Luis)着いたのが、午前3:00頃。それから2時間程仮眠をとって6:00からホテルのレストランで朝食をとり、散歩にホテルの外に出ました。
南側から見たホテル全景です。 -
この後チェックアウトとなりますので、荷物の整理に一旦ホテルに戻ります。
入口から見たエントランスホール。 -
ロビー。
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部屋にもどりました。
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洗面所。
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シャワールーム。
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荷物をスーツケースにまとめ、部屋の外に置きましたが、集合時刻までまだ時間がありましたので、また外にでて庭の見学です。
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綺麗な花がさいてますねえ。
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接写。
サンタンカのようですが自信ありません。 -
8:20 チャーターバスでホテル、ブル一・ツリ―発。
バヘリーニャス(Barrerinhas)に向けて、BR-135(連邦道路、Rodovia Federal、BRはBrasilの略)、BR-402を約260 km走って、13:30、バヘリーニャスのMangue Restaurante着。
ここで、昼食をとり、バヘリーニャス空港(Aeroporto de Barreirinhas - Lençóis Maranhenses)へ。
14:40、いよいよバヘリーニャス空港からセスナでレンソイス・マラニャンセス国立公園上空を約30分の遊覧飛行です。
私の席は右側でしたが、同じ場所を逆方向に飛ぶようにルートを選んで飛行してくれますので、左側の席でも結果的には同じ景色を見ることが出来ます。
離陸直後に見えた東北方向。ここはまだレンソイス・マラニャンセス国立公園ではありません。遠くに白く見えるのは、明日行く小レンソイスです。
以下、セスナからの観察場所をそれそれ記載していきますが、分かりにくいと思いますので、興味のある方はグーグルマップをご覧ください。 -
さらに北に進んでみた東北方向。
中央の森の中に見える蛇行した川は、バヘリーニャスを通って大西洋に注ぐプレグィシャス川(Rio Preguiças、グーグルマップでは「プレギッサ川」と記載されています。)です。明日この川をボートで下って小レンソイスに行きます。 -
北西方向に旋回してレンソイス・マラニャンセス国立公園上空に入りました。
白い砂丘とエメラルドグリーンのラグーンが見えてきました。 -
砂丘と緑地の境界部分。
ラグーンのエメラルドグリーンは水と緑藻やシアノバクテリア(藍藻。地球に初めて酸素をもたらした細菌)の色ですが、藻類の量や種類はラグーンごとに異なりますので、それに応じてラグーンの色も変わります。 -
さらに北北西に進んで白い砂丘上空です。
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さらに北北西に進みました。
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さらに北に進みました。
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さらに北に進んで見た南方。
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東に旋回して見た南方。
砂丘は三日月が繋がったような形をしていますが、このような砂丘はバルハン(Barchan、バルハン砂丘、三日月型砂丘)と呼ばれ、強い風が一方向に吹く場合に現れることが知られています。三日月の方向は風の向きで決まり、三日月の凸部が風上となります。
レンソイスの場合、風は常に東向きですから、この写真では左がほぼ東であることが分かります。 -
さらに東に進んで見た南西方向。
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南下して見た北方。
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西に旋回して見た北東方向。
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さらに西に進んで見た北東方向。
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さらに西に進んで見た北東方向。
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さらに西に進んで見た東方。
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さらに西に進んで見た北東方向。
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さらに西に進んで見た北北東方向。
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南に旋回してみた北西方向。
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東に旋回してみた南西方向。
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東に進んで見た南西方向。
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さらに東に進んで見た南西方向。
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東に大きく進んで見た南方。
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北東に進んで見た南方。
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さらに北東に進んで見た南方。
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東に進んで見た西方。
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南に大きく進んで、緑地上空から見た北東方向。
左下の道路から4WDで砂丘に入ることが出来ます。 -
南西に進んで見た緑地上空から見た北方。
中央の道路からも4WDで砂丘に入ることが出来ます。
1つ上の写真は、この写真の右上の領域となります。 -
南西に進んで緑地上空から見た北方。
1つ上の写真とほぼ同じ視野ですが、少し左に寄っています。
左下に、下側から道路、茶色の砂丘、黒い点(4WD)のある白い砂丘と続く部分がありますが、ここが4WDで砂丘に入る通常のルートとなっています。
明日このルートで砂丘に入り、歩いて観光をします。 -
少し西に進んで緑地上空から見た東北東方向。
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少し西に進んで緑地上空から見た東北東方向。
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北西に進んで見た東北東方向。
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北に進んで見た南方。
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北北東に進んで見た南南東方向。
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北に進んで見た南東方向。
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この後少しずつ西に旋回していきます。
東南東方向。 -
東方。
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東方。
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ほぼ西向きの飛行になりました。
東北東方向。 -
西に進んで見た東北東方向。
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さらに西に進んで見た北東方向。
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南西に進んで見た北東方向。
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西南西に進んで見た北東方向。
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さらに西南西に進んで見た北東方向。
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さらに西南西に進んで見た北東方向。
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さらに西南西に進んで見た北東方向。
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さらに西南西に進んで見た北東方向。
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南に旋回して見た北西方向。
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南に進んで見た北西方向。
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東に旋回し緑地上を飛んで、15:10、バヘリーニャス空港に戻ってきました。
予定通り、丁度30分の飛行でしたね。
飛行領域はレンソイスの南東部1/10程です。 -
空港からバスで17:00に今日の宿泊ホテル:ポサーダ・ヴァスト・ホリゾンテ(Pousada Vasto Horizonte)に着きました。
このホテルは、レセプション、レストラン、宿泊の建物が分かれています。
右に見える建物はレセプションです。 -
正面から見たポサーダ・ヴァスト・ホリゾンテ。
客室はそれぞれ独立した建物になっており、中央通路に沿って整然とならんでいます。 -
チェックインを済ませ、荷物を置きに部屋に向かいます。
プールの奥はレストランです。
この後19:00にレストランCanoasで夕食、21:00にホテルに戻って今日の予定は終了です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Tripにこちゃんさん 2025/12/08 19:43:34
- こんばんは。
- bunbunさま
ブラジルへは、行ったことがありません。
今回の旅行で知り合った方が、ブラジルの方です。
来てくださいと言われているので、是非行きたいと思っていました。
ブラジルに、こんな素敵な世界遺産があることを、知りませんでした。
実際に見ると、もっと感動するでしょうね。
レンソイス是非行きたいです。
これからもよろしくお願いします。
- bunbunさん からの返信 2025/12/13 12:18:51
- RE: こんばんは。
- Tripにこちゃんさん、こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
レンソイスは生きているうちに絶対行きたいと思っていた場所で、今回ようやく行くことができました。
レンソイスまでは成田から飛行機とバスで40時間以上かかりましたから、なかなか大変です。
そんなこともあって日本ではまだメジャーな観光地になっていないのではないでしょうか。
この後砂丘上から見たレンソイスの旅行記も投稿しようと思っていますが、それはまあ物凄い絶景でこの世の風景とは思えません。このような風景は地球上でもレンソイスだけだそうです。
ここを見ましたので、もういつ死んでもいい、と思っているくらいです。
Tripにこちゃんさんもそうだと思いますが、絶景好きの方にはたまらないと思います。
私は旅行会社の極めてハードなスケジュールで行ってきましたが、ブラジル人のご友人がいらっしゃるようでしたら、もっと楽に回れるのではないでしょうか。
絶対お薦めです。
是非お楽しみください。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
bunbun
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