2020/11/06 - 2020/11/08
533位(同エリア858件中)
RiEさん
旅行2日目、前編。
今日は公共交通機関をを利用してJR:勝沼ぶどう郷駅まで移動し、ワイナリー巡りを楽しむ。
現在、大半のワイナリーが見学ツアーを中止しており、有料試飲のみ再開している状態だったけど、どのワイナリーも万が一のために連絡先の記入・検温&消毒の徹底・一部では入場人数に制限を掛けるなど対策を講じていて安心感があった。
歩いていける距離に集まっているワイナリーもある反面、車やTAXI移動じゃないとキビシイ場所にあるワイナリーもあるので、JR:勝沼ぶどうの郷駅からTAXIで最初のワイナリーまで移動して、目星をつけているワイナリーを歩いて回ることにした。
1軒目は1913年の創業の“KURAMBON WAIN”。
くらむぼんワインの自社畑では、2007年から基本的に畑に肥料を与えず、耕さず、雑草を生やしたまま栽培する自然に即した栽培を行っている。
2軒目は1995年に誕生した“Ikeda Winery”。
我が家はIkeda Wineryのワインがお気に入りなので、ぜひ訪ねてみたいと思っていた。
3軒目は1937年創業の“勝沼醸造”。
日本古来のワイン用ブドウ品種:甲州に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として世界からも高い注目を集めている。
起伏の激しい土地に見渡す限り葡萄畑が広がっている長閑な風景を想像していたのに、実際に勝沼ワイナリーを訪れてみると葡萄畑以外何もないところも多かったものの、ワイナリーが民家の一角に建っていたり、その周辺の民家の多くが庭に葡萄の木を植えていて、葡萄やワインが身近な存在なのが感じられた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フロントや館内土産物屋周辺で寛ぐ、大人サイズの巨大なクマ。
スタッフがこまめに動かしているようで、いつも違うポーズを決めていた。石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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朝食会場は1階の万葉館。
石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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結婚式の披露宴も行われるらしく、かなり広い空間に十分な間隔を開けて、テーブルが配置してあった。
石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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糸柳名物:感動の朝食バイキングと名付けられた超豪華な朝食ビュッフェが再開(でもコロナ禍で密を避けるため、普段よりも品数を減らして提供しているそう)と連絡があり、どんな感じか若干不安があったものの実際に行ってみると、ビュッフェを取りに行くときはマスク着用必須で、利き手に半透明のビニール手袋を装着し、手袋側の手で皿を取ったりトングを使用するよう伝えられた。
石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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サラダ・ハム・チーズ・ヨーグルト・シリアルなどの島。
料理が追加される直前に撮ったので少し寂しいけど、次々に出来立てが補充されていく。
特に大きな塊で仕入れてるというモッツアレラチーズは、吸い付くような食感でとても美味しくてお気に入りだった。石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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山梨名物やオリジナルビーフシチューの島。
ビーフシチューの肉はホロホロに柔らかく、ほくほくのインカのめざめとよく合う。石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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小鉢や和食の島。
石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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会場中央に横並びするように…糸柳名物:槌やのかすてらや、豆乳プリン、原木のスペイン産生ハム(目の前でカットしてもらえる)が並んでいて…
石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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隣には山梨県産のフルーツが並べられていた。
その先はご飯物・汁物・ほうとう・糸柳の社長が考案したジョイアルカレーなど、なんと社長自ら取り分けてくれる大サービス。
品数が多すぎて選べないし、食べきれないと思いながらも、何度もお代わりしてしまった。石和名湯館 糸柳 宿・ホテル
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宿から歩いて5分ほどの場所にあるJR:石和温泉駅へ。
JR:勝沼ぶどうの郷駅までは17分:石和温泉駅 by RiEさん石和温泉駅 駅
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寄る時間が無かったけど、駅ナカに有料試飲できるワインサーバーがあるそう。
JR:勝沼ぶどうの郷駅までは17分:石和温泉駅 by RiEさん石和温泉駅 駅
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10:33の電車に乗って…
JR:勝沼ぶどうの郷駅までは17分:石和温泉駅 by RiEさん石和温泉駅 駅
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10:50にJR:勝沼ぶどうの郷駅で下車した。
ホームに降り立つと目の前に葡萄畑が広がっていて、これぞワイナリーの街というイメージでテンション上がる。 -
駅正面のステンドグラスがお洒落。
石和温泉方面への本数が少ないので帰りの時刻表チェックは必須:勝沼ぶどう郷駅 by RiEさん勝沼ぶどう郷駅 駅
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TAXIで最初のワイナリーまで移動しようと思っていたけど、この駅で下車する人の多くが同じ考えらしくて全車出払っており、TAXI乗り場には行列が出来ていた。
次にバスで巡ろうと時刻表を見に行ったけど、こちらも待ち人が多く、思ったほど本数が無かったため再びTAXI乗り場へ。
すると5人しか並んでおらず、立て続けに3台TAXIがやって来たので運良く乗車することが出来た。
ドライバーによると、この日動いている賃走TAXIは10台(別に時間制チャーターのワインTAXIもある)で、駅の発着時だからタイミングが悪かっただけらしい。
ちなみに電車もTAXIも、コロナ禍以降初乗車だった。石和温泉方面への本数が少ないので帰りの時刻表チェックは必須:勝沼ぶどう郷駅 by RiEさん勝沼ぶどう郷駅 駅
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1軒目は“KURAMBON WAIN”。
1913年の創業で、甲州・マスカットベーリーA、カベルネソーヴィニョン・シャルドネを自社畑で植えており、2007年から基本的に畑に肥料を与えず、耕さず、雑草を生やしたままにし、自然に即した気候風土に合わせた栽培を行っているそう。 -
くらむぼんは民家の間に建っていて、街並みに馴染んでいた。
KURAMBON WAINは歴史は古いものの何度か社名を変更しており、2014年から現在の“くらむぼん”になったそうで、宮沢賢治の童話『やまなし』で蟹が話す言葉に由来している。ワイナリー限定販売エチケットラベルのワインがある:くらむぼんワイン by RiEさんくらむぼんワイン 専門店
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現在は、屋外試飲と売店販売のみが行われている。
ワイナリー限定販売エチケットラベルのワインがある:くらむぼんワイン by RiEさんくらむぼんワイン 専門店
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中へ進んでいくとタープが張られていて、無料試飲が行われていた。
ラインナップは上から3種類で、11月3日に解禁されたばかりの山梨ヌーヴォー2020年の新酒。
山梨ヌーヴォーとは、山梨で収穫&醸造された甲州とマスカット・ベーリーAの新酒を指し、山梨県ワイン酒造組合により2008年に始まったそうで、タイミングが良い。ワイナリー限定販売エチケットラベルのワインがある:くらむぼんワイン by RiEさんくらむぼんワイン 専門店
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1口サイズのミニカップで3種全て試飲させてもらったけど、新酒ならではのフレッシュさと、香りの良さがそれぞれにあって、どれも美味しかった。
くらむぼんのエチケットラベルは、繊細なイラストやPOPな字体が素敵。ワイナリー限定販売エチケットラベルのワインがある:くらむぼんワイン by RiEさんくらむぼんワイン 専門店
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ワイン販売は、養蚕農家の家屋を移築させた築130年の建物の一角で行われている。
ワイナリー限定販売エチケットラベルのワインがある:くらむぼんワイン by RiEさんくらむぼんワイン 専門店
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中に入ってみるとテーブルにくわむぼんワインのラインナップ並んでいて、ボトル手前には説明もあり、ギャラリーのようだった。
ワイナリー限定販売エチケットラベルのワインがある:くらむぼんワイン by RiEさんくらむぼんワイン 専門店
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話を聞きながら選んだのは、ワイナリー限定エチケットが素敵なこの1本と、無ろ過の辛口なロゼ。
ワイナリー限定販売エチケットラベルのワインがある:くらむぼんワイン by RiEさんくらむぼんワイン 専門店
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周囲は民家ばかりで、それぞれの庭先に葡萄が植えられているのが印象的だった。
新酒発売ということは収穫後なので、葡萄の実を付けている樹が本当に少なかった。 -
2軒目は“Ikeda Winery”。
1995年に誕生した比較的新しいワイナリーだけど、日本ワインを飲み始めた頃に出会って、安価な国産ワインにありがちな甘い・味に深みが無いなどの、印象を覆すような美味しさに驚いた記憶があり、今でも凄くお気に入り。試飲はグラスで、2種類までOK:Ikeda Winery by RiEさんIkeda Winery 専門店
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葡萄のイラストが目を惹く、モスグリーンの建物がワイナリーだった。
試飲はグラスで、2種類までOK:Ikeda Winery by RiEさんIkeda Winery 専門店
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入口前で消毒しようとすると、建物内をウロウロする大きな犬の姿が。
ただ私たちの姿が見えると犬嫌いの人への配慮なのか、スタッフが事務所に入れてしまったのが残念だった。試飲はグラスで、2種類までOK:Ikeda Winery by RiEさんIkeda Winery 専門店
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スパークリング以外であれば、棚に並んでいるワインを2杯まで無料試飲できる。
ちゃんとしたワイングラスで、しっかり味わうことができ、2人とも気に入って意見が一致した甲州の樽熟を購入した。試飲はグラスで、2種類までOK:Ikeda Winery by RiEさんIkeda Winery 専門店
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歩いている途中、この畑だけたわわに葡萄が実っていたけど、季節が違ったら至る所でこんな風景が見られたかも。
ワイナリー2軒で3本のワインを背負っている夫…この先の購入配分を考えるよう指示される。
ロードスターRFのトランクに入れて持ち帰るので、2日分の荷物以外にもカメラバッグやアウターもあるため、LCCでの海外渡航時パッキング並みのシビアさ必要だった。 -
3軒目は“勝沼醸造株式会社”。
1937年創業で、日本古来のワイン用ブドウ品種:甲州に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として世界からも高い注目を集めている。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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入口に人がいたので密にならない様、外で待つ。
独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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ほとんどのワイナリーで、万が一の際に連絡先記入が求められる。
独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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そして入店前の消毒も徹底されていて、今でこそ珍しくも無いけど…どこワイナリーも手を翳せば自動で消毒液を散布してくれるから楽だった。
独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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入口前には、勝沼醸造のワインテイスティングルールが張り出されている。
500円のプリペードカード(勝沼醸造のみ使用可能で有効期限なし)を購入し、1000円単位でチャージする有料試飲スタイルを取っている。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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手前の入口はレストランのようになっていて、奥で有料試飲&ワイン販売が行われていた。
独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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屋外に椅子とテーブルが用意されているので、先に空いている場所を確保する。
川沿いだから少し身体が冷えたけど、対岸の葡萄の葉が真っ赤に染まった様子はとてもキレイだった。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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1人1プリペードカードにすると2000円分試飲することになり、まだ先は長いので、今回はシェアすることに。
1プリペードカードに、1グラス、そして水を貰って1000円チャージした。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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ワインの特徴などが載っている商品ラインナップを見ながら、何を飲むか選ぶ。
チェックが入っているのを飲んだけど、掲載されていないのも幾つかあった(1杯は未掲載で計6種試飲)。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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有料試飲マシンは2台あり、全部異なるワインが並んでいた。
独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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ワイン試飲はセルフで操作する。
独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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販売価格帯の上の小窓に100円・200円・300円・400円・500円の内、2-3価格が小窓に表示されているので、プリペードカードを差し込んで、自分が飲みたいパネルを押す。
販売価格によって同じ金額でも注がれる量が異なるため、高級路線のワインは同じのを2回注ぐ必要があった。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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パネルの下に注ぎ口が出ているので、グラスの位置を合わせて待機。
しっかり押しているのに反応しないこともあり、慣れないと扱いづらいかも。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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今回飲んだのはこの6種類。
グラスを漱ぐ場所もあるので、飲む順番は考えなくても大丈夫だった。
朝食をしっかり食べたけど、つまみと合わせたい私は飲みっぱなしだと疲れるから、キッチンカーで焼きソーセージを購入。
どうやら唯一ワインのつまみになるのが焼きソーセージの様で、瞬く間に完売してたけど、コロナ禍でワイナリー周辺にフードトラックが出店していないのと、コンビニやスーパーは私が歩いた範囲ではなかったため、併設のレストランで食べる予定が無ければ空きっ腹で試飲し続けることになるから、宿泊先近くでサンドウィッチなどの軽食・ドライフルーツ・チョコレートなどを調達しておくのがお勧め。独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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ちなみにワイナリー巡り中、唯一勝沼醸造だけフードトラックによる軽食販売が行われていて、屋外にあるトイレもとても綺麗だった。
独自のプリペイドカード購入が必要&セルフ試飲:勝沼醸造 by RiEさん勝沼醸造 グルメ・レストラン
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川に沿って歩いて、次のワイナリーを目指す。
時々晴れるけど、基本的に曇り空で肌寒く、ステンカラーコートに薄手のニットだけでは耐えられず、リュックに忍ばせていたインナーダウンに助けられた。 -
一面に葡萄畑が広がり、奥には山々の連なる姿がかすかに見える。
この後は、ルミエールワイナリー・MGVsワイナリー・シャンモリワイナリーを訪ねる予定。
続きは03へ。
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旅行記グループ 日本ワイン発祥地:勝沼ワイナリーを巡るワイン三昧旅 in 山梨★2020
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