2020/11/19 - 2020/11/21
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chikiroomさん
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前日家を出てから電車と飛行機、分単位の乗り継ぎで今治への移動がスムーズだったし、ママチャリもやってやれないことはない。お尻も痛くならないし、尾道までも楽勝だなと思っていましたが、思わぬ伏兵が2日目にありました。
前日楽勝だったのは暑くもなく、寒くもなく、風もないという絶好の天気だったから。自然と遊ぶと言うことは、なかなか思うようにいかないものです。
しまなみ海道サイクリング縦断を計画されている方は、天候によってはリタイヤも考えて、リタイヤの場合の手段を確保されることをお勧めします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
-
大三島の朝です。予想通り、天気予報に出ていた降雨率90%は夜に降る雨でした。
日中は降らないでしょう。
今回も又従妹の天照ちゃん、駆けつけてきてくれました。 -
ここはリビングで、宿泊者たちの交流スペース。朝食はここでいただきます。
-
瀬戸内海に朝日が昇る、絶好のロケーション。
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朝食は7時から。チェックイン時に「地域クーポン券で朝食はどうですか」と勧められ、実は近くにパン屋さんがあるのをチェックしていたので、そちらにしようかなと思っていたのですが、このロケーションの中での朝食もいいなと思って地域振興券でお願いしました。1,000円です。
大きなクロワッサンと、卵とハムっぽいのが1枚とサラダ。二口で食べられるヨーグルトと飲み物。飲み物は1種類のみ注文できます。
少食の私でも量が足りません。これで1,000円はちょっとなー。このロケーション込みの値段ということで。 -
部屋に戻ってサイトから地域振興券を出そうとするのですが、なかなかそこまで到達できず、1時間悪戦苦闘してやっと出せました。紙のクーポンだったらこんな苦労はしなくてもいいのに。
チェックアウトは9時半過ぎになってしまいました。 -
宿の方にお勧めの観光スポットは?と伺ったら「伊予國一之宮 大山祇神社」とのことで行ってみました。
宿からちょうど真横に一直線に行く感じです。アップダウン有の道路。
道路の両脇はミカン畑。 -
全国にある山祇神社(大山祇神社)の総本社で、樹齢2600年や3000年などの楠の御神木があります。
この神社の気がすごかった。ここは気のシャワーを浴びられるところです。
スピリチュアル好きの方はぜひ。
お昼ご飯はこのそばにある「大漁」にしようと思って、開店の11時30分に行ったら、すでに行列。しまった!先にリストに名前を書いておけばよかったんだ!
すでに1巡目の人たちは店内に入り、私は30分後の2巡目になってしまいました。しかたなく時間をつぶすことに。
この30分が後から痛いことに。 -
神社に行くと、海上自衛隊の学生さんと遭遇。この制服、戦争中を思い出すわ。。(ウソ)
おみくじを引いて喜んでいました。かわいいわ~。
江田島の教育参考館に貯蔵されている約4万点の資料から、終戦時に貴重な資料を約1万点を選出し、この神社に奉納しているので、そのご縁で来たのかも。 -
この船で呉からやってきて、大三島を見学してまたすぐに戻るそうです。
「どこから来たんですか?」と聞いたら「江田島です」と答えられて、「えーー」とびっくり。
「江田島の海軍兵学校かー」
呉とか江田島とかは東に住む者にとってはまったく縁のない世界。本当に存在したんだね。ますます戦争中を思い出したよ(ウソ)
彼らは日本に散らばっている海上自衛隊の人たちで、江田島で訓練を受けて、また自分たちの在籍している場所へ戻るのだそうです。
海上保安部と海上自衛隊のコミックを読んだばかりだったので、基礎知識はあったのだよ。
お別れの時に海軍式の敬礼をしたら、「おおーー!」っとびっくり喜んでくれました(笑) -
下は神社の隣のお店で売っていたミカン。1袋100円也。
っていうか、その辺にたくさん落ちてるし。
上は我が家のそばのスーパーのミカン。ずいぶんと運賃にお金がかかっている。
愛媛とか瀬戸田の文字をスルーできなくなりました。 -
ミカンも無造作に枝が垂れ下がっています。こんな風に実がついたら楽しいでしょうね。
-
港の方に行ってみたら、シャッター街になったメインストリート。
日本のあちこちにある風景。
次はちょっとした都市もこうなるんだろうね。 -
お店に30分後に行ってみたら、ちょうど順番になっていました。
海鮮丼(780円)に味噌汁(80円)をつけてもらいました。
丼が小さなサイズだったので、「あらーー??」と思ったのですが、この海鮮の具、掘っても掘っても下に大きなお刺身がある。結構量がありました。
このお店ではお惣菜も売っていました。ここでお惣菜を買って宿で食べてもいいなと思って聞いたら「夜は営業していません」とのこと。 -
さて地域振興券にたどり着くのに時間がかかったので、瀬戸田には行かず、まっすぐ伯方島のドルフィンファームに行って今治へ帰ろうと思っていたのね。
こ の と き ま で は! -
来た道をそのまま戻れば伯方島へ着くけれど、それもつまらないなぁと思ってぐるっと島を外周して帰ろうかと思いましたが、とにかく早めに先に進みたいので、昨日来た道をそのまま戻ることにしました。
-
途中までは見覚えのある道だったのですが、何となく「あったっけ?」的に不安になってきました。そして「この青い線をなぞって行けば道に迷わない」青い線に「外周コース Explorer」と書いてあります。
外周コースということは島の周りをまわっているってこと?Explorerって、何を探検するんだろう。大体来るときにExplorerなんて書いてなかったような気が。。
そしてアップダウンをしながらの道の上に、ひどい向かい風で平地でも降りて自転車を押さなければいけないような状態に。
ここでやっとgooglemapを見てみる。
なんと伯方島への橋を通り過ぎ、外周コースに乗っていました。島の真ん中をつっきるからアップダウンがある。島の周りを走ったら平らなのでは?距離はかかっても体力的に楽なのでは?と思ったのは大きな間違いで、外周のくせにアップダウンがありました。そして、ひどい向かい風。 -
たまたまそばに止まっていた軽トラのおばちゃんから「橋は向こうの方だよ」と教えていただいて、もどろうとしましたが、何しろ行きつくまでのアップダウンが大きい。考えただけで萎える。
青色の線を無視して、googleが指し示す道へ行くと、アップダウンのない平らな道が橋の方向へ伸びていました。ただ、横殴りの風が強くて、所々で波が防波堤を乗り越えて弾ける。
きゃーきゃー言いながら波を避けて進むと、ついに橋に続く道を発見。ただし、まっとうな道に戻るには、かなりの急坂を自転車を押して上らなければなりません。
私の住んでいる場所にある坂と同じくらいの角度の坂だから、がんばって上りましたケド。 -
かなりのロスタイムをして橋を渡ると、今度は横風がすごい。電光掲示板も「風に注意」の表示が。
-
もう3時を過ぎているけど、やっぱりイルカちゃんに会っていきたいということで、「しまなみドルフィンファーム」で500円を支払って見学させていただきました。
先月イルカと一緒に泳いでいるので、できればここでもと思いましたが、何しろ今日は寒い。無理。
イルカの見学は囲いのところにある筏に乗って見るのですが、何しろ強風。筏なのに船酔いがしそうなほど揺れている筏。立ったままの撮影は無理で、完全べったりお座り、時には腹ばい体制での観察になりました。 -
隣の囲いではおねえさんがただいま調教中。
じゃばーーんとかイルカが跳ねるところを見たかったのですが、それはなし。
ここはギリギリの4時まで粘りました。 -
来島海峡大橋を渡れば今治の街中になるので、そこから先は暗くてもいい。そこまでがんばろうと思いながらママチャリを走らせます。ところがこの辺りでギアが入らなくなり、2、1に入らなくなりました。これでは上り坂がきつい。
仕方がないので、きつい上り坂は降りて押しますが、これでは距離が稼げない。
最悪来るときにあった「下田水港」から出る船に乗って今治に行こうと思っていましたが、たどりついた17時にはもうレストランも船着き場もすべて終了しており、だーーれもいない。ここから船でショートカットする案は無残に打ち砕かれ、あとはひたすらママチャリ漕ぐしかない。 -
来るときはルンルンと漕げたペダルが鉛のように重く、海からの横風で寒さが堪える。完全に辺りは真っ暗になって、車のヘッドライトだけが無人島を走っているわけではないと思い出させてくれる。
道はゆるく上り坂。でも坂って上ったら下るよね。いつか下るよね。下りは楽よねと思いながらえっちらおっちらと漕いでも、なぜか下り坂にならない。なんか狐に化かされてるんと違うか。延々と、天国に続くかのようなゆるい上り坂の奥は真っ暗。
橋の途中に緊急用の電話がありました。最後の最後はレスキューかしらん。
私は結構頑張る人で、途中で投げ出すことはまずないのだけれど、この時ばかりは頭の中を「ギブアップ」の言葉がリフレインしました。
この時のことを思えば、これからどんな苦しいことがあっても何でもできると思った。辛いことがあったら、思い出そう。 -
涙がちょちょぎれそうになって、やっと今治に到着したのは午後6時前。
4トラベルで見た伊予水軍さんに寄って夕食を取りたかったけれど、今治は鳥皮焼きで有名なのだそう。
Lineで友人と「じゃ、ちょっと鳥皮食べてくるわ」と約束したので、サイクリングターミナルのおじさまにお店を教えていただき、駅の近くにある「鳥林」さんへ寄りました。 -
午後7時前なのにもう満員で、子どもを連れた家族連れも多し。席に座れず外で待たせていただきました。
鳥皮焼きです。この脇についている甘辛いタレがほどよく、ご飯が欲しい。
お値段もお手頃で、この鳥皮焼きとざんぎ、レモン酎ハイで1200円ほどでした。
「待たせてすみませんでしたね」と何度も頭を下げる女性従業員さんの優しさが嬉しかった。
このまま道後温泉までバスで行きたい気持ちもありましたが、道後温泉とホテルまでの距離がよくわからず、ともかく今日はホテルに直行することにしました。 -
今日の宿舎アパホテル松山城西です。
この2泊3日の旅行。Go to travelを使って13千円ほど。地域振興券が4千円ついてくるので、実質1万円を下回りました。
JR松山駅からは少し離れますが、交差点をはさんでコンビニがあるので便利良し。
ともかく今日は疲れました。温泉でなくてもホテルの小さなバスタブでも天国のようです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ももであさん 2022/08/10 12:41:53
- 鳥林
- chikiroomさん
ブログに出る全スポット名をGoogle mapに入力して読み進めました。
結果... とめどなく大粒の涙がちょちょぎれました。・゚・(*ノД`*)・゚・。
あの悪魔のささやきさえなければ...
>「地域クーポン券で朝食はどうですか」
「大漁」でゆっくりーの、瀬戸田にも行きーの、イルカちゃんとまったリーの
伊予柑色の人生へと大きく突き進んでいたことでしょう。
敢えていばらの道を歩まれた 戦中世代のchikiroomさん
さすがは特攻女子「アタシの辞書に”ギブアップ”の文字はない」
あるのは「鳥林!!」
これから何か辛いことがあったら、このブログを思い出します♪
- chikiroomさん からの返信 2022/08/11 20:46:50
- Re: 鳥林
- ももであさん、こんばんは~
>あの悪魔のささやきさえなければ...
>>「地域クーポン券で朝食はどうですか」
そーなのよそーなのよ!あの囁きが無ければ1時間余裕で進めたし!
あ、でもあの「大漁」さんとこの「お客様リスト」に名前をちゃんと書いておけば、少なくとも30分は余裕ができたと思う。
旅ってちょっとした時間の狂いで、良い方にも悪い方にも転ぶもの。良い方のアクシデントも今までいろいろあったので、すべてのタイムロスが悪いわけでもないかなぁと。
ももであさんはコロナになっても我が道を進まれているようで、私もももであさんの背中を見ながら一緒に歩いていきたいです。
ああ、しかしながら尾道までのママチャリ。いつの日か貫徹したい。
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