2020/11/11 - 2020/11/13
35位(同エリア594件中)
萬太郎さん
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2日目は、パワースポットの戸隠を回ります。 11月中旬の平日なので人も少ないかと思って訪ねると、これぞGoTo効果か思いもよらない人の数。有名な戸隠そばのお店では、1時間以上の順番待ちなんてのもあって驚きましたが、それでも楽しみにしていた戸隠神社奥社や鏡池など、自然に身をゆだねて堪能してきました。
その日の泊りは、星野リゾートの界松本で。3月にダメもとで予約した8月の台湾行でしたが、このコロナで流れてしまったので、その費用を贅沢ですがこの宿に充てました。8月の初めに予約したので取れましたが、チェックイン時に予約状況を聞いてみると、来年1月まではすべて予約で埋まっているとのことでした。恐るべしGoTo効果。 2食付きのプランで結構な料金でしたが、評判の温泉を楽しんできました。
最終日は、のんびりと安曇野を回った記録です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
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ホテルをチェックアウトして、善光寺裏手の曲がりくねった”七曲り”経由で戸隠バードラインを走り、戸隠を目指します。途中、戸隠連峰を臨める展望台から撮影した一枚。今日もいい天気です。
戸隠山 自然・景勝地
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長野市内から40分程で、戸隠に到着。戸隠神社中社前を通過して小鳥ケ池を左に信濃信州新線を走ると、左に入る道が出てきます。この道を5分程走れば鏡池に到着。池のほとりに鏡池どんぐりハウスというカフェがあり、その前に10台程度の無料駐車場がありました。
鏡池は戸隠連峰と池の周辺の木々がシンメトリーに映り込む絶景が見れることから名づけられています。ですが、この日は風で池が波立っていて、肉眼では映り込みが確認できませんでした。ところが、ダメもとで撮影してみると、思いのほかきれいに映り込んでいたので驚きました。無風の時の湖面ならさぞかし素晴らしい景色を見れることでしょう。鏡池(長野県長野市) 自然・景勝地
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鏡池から10分弱で戸隠神社奥社の駐車場に到着。ここは有料駐車場でした。駐車した時は、車の数もまばらでしたが、戻ってきた11時過ぎには200台駐車可能なスペースのほとんど埋まっていました。
戸隠神社 奥社 寺・神社・教会
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奥社に続く参道の入り口。ここから奥社迄ほぼまっすぐな道が2キロ続きます。ほとんどの道程が平坦に近く、奥社に近くなった150メートルほどが石段の昇りだっただけなので、この時期でもスニーカーで問題ありませんでした。
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入り口から歩いてわずかで、最初の鳥居が見えてきました。鳥居の奥へ参道がまっすぐに伸びています。左に伸びる道は、戸隠森林植物園への遊歩道。春には水芭蕉の群生を見ることが出来るそうです。この遊歩道を辿っても、参道中ほどにある随神門のところに出れます。
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参道のほぼ中間点にある随神門。2匹の立派な狛犬に守られています。
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随神門のあたりから杉の大木が現れ始め、神域感が増します。
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500メートル以上にわたって続く杉並木は圧巻でした。最大の杉は直径2メートルを超えるものも近年確認されていますが、この参道から見ることはできませんでした。
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随神門あたりから空気感が変わった気がしました。パワースポットと称されるのが分かります。
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奥社に向けて進むと、僅かな昇り坂にかかって行きます。
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途中にあった注連縄を張った杉の大木。
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奥社手前に祀られる飯綱大明神のお祠。写真を撮ろうとした瞬間に光が差してきて神域の佇まい。この辺りから参道が急になり不規則な石段が続きます。
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こんな感じの石段を百メートルくらい登ったでしょうか。ちょっと息が上がってきた頃に、奥社の屋根が見えてきました。最初の鳥居からここまで大体30分余りかかりました。
戸隠神社 奥社 寺・神社・教会
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戸隠神社奥社。断崖の真下に建てられた社殿はそれだけでパワースポット感充分です。
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奥社脇の九頭龍社。奥社よりも以前からここに鎮座しており、戸隠5社の中で最古と言われています。3社へのお参りが終わり、この後もと来た道を戻りました。お参りも含めて合計1時間半程の行程でした。
戸隠神社 九頭龍社 寺・神社・教会
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10分程車で走り戸隠神社中社へやって来ました。戸隠の中心部に鎮座し、戸隠神社の中心的な役割を担っているのだとか。 この日は、結婚式が執り行われていました。
戸隠神社中社 寺・神社・教会
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神社前にそそり立つ樹齢700年のご神木。
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そして、参道の階段下に聳える樹齢800年とも言われる三本杉。直接触れてお願い事をすることができます。
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こんな感じで3本が集まって聳えています。
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中社のお参りを終えたところで、楽しみにしていた戸隠そばを頂きに中社横の人気の蕎麦処うずら屋さんに伺うと、お店の前にお客さんの列。入店迄1時間半ほど待つとの事。(平日なのに)今日は松本まで移動し、早めにチェックインして温泉を楽しむつもりだったので、中社から少し下ったところにあるこちらのお店に入りました。手打ちそば処仁王門屋さんです。
仁王門屋 グルメ・レストラン
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入り口には、新そば打ち始めましたのお知らせ書き。
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待たずに入れて、胡麻だれのざるそばを頂きました。ここに入って大正解でした。お蕎麦自体がすごくおいしかったです。蕎麦好きの私はこの後、3日目も安曇野の蕎麦もいただきますが、こちらの蕎麦が一番印象に残りました。
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お蕎麦を美味しくいただいた後、宝光社へ。
宝光社 寺・神社・教会
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境内迄270段の階段を上ります。階段が無理な方は、左から回り込む女坂があります。昼食後の階段はきつかった・・・。
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女性や子供への霊験あらたかな宝光社。今年厄年の妻と初孫の為にお祈りしました。これで、戸隠5社の内4社にお参りして、残すは火之御子社だけですが、お利益は芸能事と縁結びということで、老夫婦には関係ないので今回はパスして松本へ向かうことにしました。
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来た道を戻り、長野市へ。国道沿いのリンゴ農家直営のお店で群馬名月という新種のリンゴを試食。甘みがあり美味しかったので、10個入りを一袋購入。別種のリンゴをおまけで頂きました。
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山芋も購入。すごく大きな芋がこれで1,000円です。
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長野ICから上信越道に。更埴JCTで長野道に入り松本を目指します。向こうに見える山は姥捨山か?
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姥捨SAの展望台から長野市のある善光寺平の眺め。向こうには左から右へ今日訪ねた戸隠連峰、妙高、黒姫、飯縄山、さらに斑尾山、右端には志賀高原がうっすら見えました。
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中央道を1時間程走り安曇野ICから松本の浅間温泉へ。渋滞もなく4時半頃には宿へ到着。(写真は翌日朝のもの)
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宿の外観です。昼間撮影し忘れ、分かりにくい夜の写真ですが、右のエントランスから中央の円筒形のフロント兼ロビーホールにつながっています。客室は、その後ろに5階建ての別棟が建っています。
界 松本 宿・ホテル
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初めて利用する星野リゾートへの期待を抱かせるエントランス。奥の扉を抜けるとロビーホール。
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エントランス横の小庭。紅葉がきれいでした。
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フロント兼ロビーホール。こちらのソファーでチェックイン。
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客室棟へつながる廊下。右はバリアフリー通路。
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案内された部屋は、星野リゾート 界がその地域の文化を感じられる部屋をコンセプトに一室限定で設ける「ご当地部屋」でした。で、この界松本の場合は、工芸の街松本を現した「オーディオクラフトルーム」というもの。
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それが、床の間(?)に置かれたこのクラフトスピーカー。ジャズ用として作られたスピーカーのようです。4人のジャズ奏者のクラフト人形がスピーカーの全面に誂えられていました。その他楽譜や楽器をイメージしたオブジェも何点か壁掛けされていましたが、部屋の作りはまったくの和室で、無粋な私にはなんとなくしっくりきませんでした。
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広さ60㎡。部屋にはテラスや庭もついていて伸び伸び寛げました。
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テラスから部屋を臨むとこんな感じ。右には客室露天風呂もあります。
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客室露天風呂。もちろん温泉です。手前はシャワー室。庭の紅葉を見ながらのんびり湯につかりました。
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洗面所のアメニティー類。
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部屋の茶器類。
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部屋確認を済ませ、一階の大風呂へ。写真は撮れないので、フロアー見取り図だけになりますが、祥雲と貴天の二つの大風呂が、入れ替え制となっています。ヒノキ香るミストサウナや岩盤浴、紅葉の楓を見上げて入る露天風呂、その他いろいろな風呂があり、単純アルカリ泉だと思いますが、評判通り楽しめました。
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夕食は、1階の四季で。個室なので、このような状況でも安心して食事をすることができました。
地元ワインと合わせた会席がお薦めとの事で、ワインすき焼きをメインにした料理をお願いしてあります。 -
先付けは、蕎麦とフォアグラのムース。ソースは杏子と甘麹味噌。
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先ずはビールで美味しく頂きました。
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吹き寄せ玉子の椀。
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松本の伝統工芸品松本手毬にちなんだ器でしょうか、手毬柄の陶器に盛り付けられた八寸、お造り。
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開けると3層に分かれます。上から、サーモン、鯛、ホタテのお造り、その下が鱧せんべいと銀杏、手前が青菜のお浸し菊花添え、鶏と柚子の松風、塩焼き芋、サーモンの棒寿司。左の小鉢は、渋皮栗の白和えと酢の物。
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ビールの後は、地元桔梗ケ原のマスカットベリーA2015年を頂きました。日本固有の黒葡萄を使ったワインだそうですが、爽やかな酸味の飲み口でした。
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揚げ物は、鮭と茸の袱紗焼き。
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蓋物は茸と帆立貝の進上。
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そして、本日のメイン、ワインすき鍋。
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それぞれ個別に自分で作ります。なんでワインすき鍋かというと、割り下にワインが加えられているから。でも、割り下の味が強すぎて、ワイン感はまったくありませんでした。
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結構なボリュームで、お腹いっぱいになってしまい、デザートは、時間をおいて部屋に持って来て頂くことにしました。
料理全般美味しかったのですが、会席の価格としては結構な値段だったのと、星野リゾートの夕食という思いがあったのですが、正直期待外れでした。 食材自体それに見合ったものとも思えず、よくある温泉旅館の夕食と変わらないと思いました。 -
食事の後は、ロビーホールで行われるコンサートへ。今夜は、ピアノとサクソフォンの演奏です。吹き抜けの丸天井構造なので、音色が反響して包み込まれる感じ。有料ですが、ワインも頂けます。
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コンサートの様子。サクソフォン奏者の前には、感染防止のアクリルボードが置かれていました。30分まったりと演奏を楽しみました。
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夕食のデザート。信州銘柄ワインのゼリー2種。夕食で残ったワインボトルと一緒に部屋へ運んで頂きました。この後、客室の露天風呂にゆっくり浸かり、休みました。
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翌日朝の朝食です。昨夕と同じ個室でいただきました。焼鯵、湯葉の餡かけ、温泉卵。
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朴葉味噌の蒸し焼き。これ以外は料理が冷めていて残念でした。口コミでも朝食は不評のコメントが見られましたが、残念ながらその通りとなってしまいました。
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朝食にはコーヒーがつかなかったので、ロビー後ろのトラベルライブラリー(フロントデスクの後ろ)にあるコーヒーサーバーで頂きました。
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トラベルライブラリー。
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宿をチェックアウトして40分程車で走り、長峰山休憩展望台にやって来ました。ここからは、北アルプスの山々や安曇野の大パノラマが一望できます。展望台は、安曇野の杉やカラマツ材を使った木製展望台です。
長峰山 自然・景勝地
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天気も快晴で、絶好の眺め。北アルプスの雪はまだほんの一部でした。眼下には安曇野が広がっています。
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少し下ったところにパラグライダーの滑走台でしょうか?展望台に登らなくてもここから十分眺めを楽しめました。
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長峰山を下って約20分程走り、大王わさび農場へやって来ました。日本一広大な山葵田を持つ農場です。入場無料。
大王わさび農場 公園・植物園
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駐車場横の紅葉がキレイでした。
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すぐ横にある水車小屋。清流が水草を揺らして流れています。
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山葵田。安曇野らしい風景。
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山葵田から北アルプスを望む。
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この農場の名称大王は、安曇野の守護神「八面大王」のこと。農場内の八面大王を祀った大王神社内に現在の上皇様、上皇后様が1976年に農場にお出でになった際の御休息所があります。
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御休息所。室内には入れませんが、外から眺めることが出来ます。
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お二人が山葵田を見学される写真が置かれていました。
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農場内にある大王窟。大王が最後に立て籠もったとされる有明山の麓「宮城の岩屋」を再現。
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その横には七福神を祀った開運洞があります。立ち入り禁止。
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農場名物山葵ソフトを頂きます。
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薄緑色の山葵ソフト。山葵の風味がわずかにするかな?本物の山葵を添えたメニューもあります。
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農場から車で10分程走って、安曇野の池田町にある大雪渓酒造へ。安曇野の友人が毎年末になると自家製の野沢菜にこちらの大雪渓大吟醸を添えて送ってくれます。大吟醸でありながら辛口のしっかりした味わいで、私にとって大好きな日本酒の一つです。
大雪渓酒造 グルメ・レストラン
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今回はGoToクーポンを利用してこれを購入。
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昼も近くなったので、こちらのお蕎麦屋さんへ。安曇野そば処双葉。満席でお店の外で30分程まちました。
そば処双葉 グルメ・レストラン
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ざるそばに野菜天ぷらを注文。新そばが美味しかった。
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地元安曇野野菜を使った天ぷらを塩でいただきました。
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穂高神社にやって来ました。鳥居をくぐって最初にある神楽殿。
穂高神社 寺・神社・教会
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手水舎には菊の花が浮かんでいました。コロナ対策の為、最近はどこの神社でも柄杓は置いていませんね。
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穂高神社の本殿。奥宮は、上高地の明神池のほとりに祀られています。また、ご祭神の穂高見命は日本アルプスの総鎮守で奥穂高岳の山頂に祀られています
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本殿前の神楽殿では、秋の菊の展示がきれいでした。
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神楽殿横の孝養杉。樹齢500年以上の大木です。大正時代の孝行娘が母親の病の平癒を祈願して、病が良くなったことからこう呼ばれるようになったそうです。最近は、パワースポットとして崇められています。
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穂高神社から10分程にあるJA松本が営むファーマーズガーデン明科。
地元野菜を買って帰ります。 -
これだけ購入して700円程。後日鍋で美味しく頂きました。
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豊科ICから長野道に乗り、帰路につきます。岡谷JCTで中央道へ。
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諏訪湖SAに入って、ここで一休み。
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お土産に八幡屋礒五郎の七味唐辛子を購入。家の七味はずっとこれ。
根元 八幡屋礒五郎 本店 グルメ・レストラン
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このSAから見る諏訪湖は絶景です。その向こうには美ヶ原高原が望めます。
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諏訪湖SAから坂を下って進むと真正面に八ヶ岳が見えてきました。
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今日はずっと快晴。八ヶ岳がきれいに見えました。
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中央道富士見高原辺りを過ぎたころに見えた八ヶ岳。
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そして甲府に向けて高速を進めると、富士山の夕景の姿。
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日本一の山、富士山。美しい姿です。この後、渋滞の名所小仏トンネル辺りと、東名道のリニューアル工事で圏央道の海老名JCTの手前から横浜町田ICまでの渋滞に巻き込まれ、予定より2時間近くも遅れましたが無事に帰宅。今回は、多くの自然に触れていい長野の旅でした。
長々とご覧いただきありがとうございました。
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