宮城県と秋田県の旅

2019/08/03 - 2019/08/04

仙台市にひと月ぶりに来て、1年ぶりに楽天生命パークで鴎鷲戦をナイター観戦。さる6月末に仙台に来たものの、雨天中止で見られなかったリベンジを果たしました。
試合は、両軍残塁の山をひたすら積み重ねる壮絶な譲り合いの展開で、9回を終わり両軍スコアレスのまま3時間半を経過。はて、両軍で満塁機を何度潰したのでしょうか。はて、両軍で三者凡退は何度あったのでしょうか。11回裏、楽天二死一塁で和田恋の右中間への大飛球。いよいよ鴎さんも力尽きるかと思っていたら、センター荻野貴司がフェンスに背中をぶつけながらジャンピングキャッチ。思わず「おー！」と声が出てしまいました。
気づけば、時間は23時。12回裏、楽天二死一、三塁で下水流のボテボテの三塁ゴロは際どい判定で一塁セーフ。今度こそ、楽天のサヨナラ勝ち……しかし、井口鴎監督がリプレー検証を要求。あらためてオーロラビジョンに映し出された映像を見ると、微妙ながら一塁を守る鈴木大地のミットにボールが収まるのが早く見え、俄然湧き上がる鴎党。まもなく球審が出てきて右手を上げると、まるで勝ったかのような鴎党からの大歓声。結局、スコアレスドローなのにね。スタジアムにいたすべての皆さま、おつかれさまでした。5時間ゲームを見たのは久々だったな。

ビフォーには、仙台駅から新幹線でひと駅北の古川駅まで行って、陸羽西線に乗り替えて有備館駅で下車。駅名にもなっている旧有備館の日本庭園や、まさしく人間の五感に訴える感覚ミュージアムを見学し、近隣を水量豊かに流れる内川沿いなど旧岩出山町エリアを歩きました。
旧岩出山町エリアを含めた現大崎市と近隣の4町は、現在日本農業遺産と世界農業遺産のダブルで農業遺産認定を受けているエリアであり、たしかに美しい水田風景が大きく広がり、水脈も実に豊富でした。盛岡や秋田、青森に向かう道すがら、今まで通り過ぎてしまっていたエリアでしたが、そういう情報をあらかじめ仕入れていると、途中下車の楽しみも増えるというものですね。

アフターは、鴎鷲戦12回スコアレスマッチを見届けてからほとんど眠れないまま、朝早く仙台駅より一気に秋田新幹線で北上し、秋田県美郷町の六郷湧水群散策、仙北市からは田沢湖路線バス周遊ドライブと角館街並み散策の計3本を決めてきました。訪問のきっかけは、会社近くの都道府県会館の地下にある47都道府県のパンフレットの中に、歌手・高橋優氏主催の大仙市でのフェスにちなんだガイドブックを見つけたこと。大仙市と隣の美郷町の見所がなかなか興味深く、美郷町の六郷湧水群に角館と田沢湖を加えて、仙台遠征のアフターに訪れようと思った次第です。
初訪問の美郷町の六郷湧水群は、水辺好きの私からしても想像以上に素晴らしく、いろいろなアングルから何枚もシャッターを切ってしまいました。訪問して大正解でした。件のガイドブックに感謝です。田沢湖周遊ドライブも青空が映えて水がめちゃ透明で素晴らしく、こちらもシャッターを何枚も切りましたが、角館は正直そんなにそそられなかったなぁ。湧水群と田沢湖で結構お腹いっぱいになっていたのと、お屋敷や喫茶店に入らなかったのもあるけど、なんか黒塀と緑だけみたいな印象でした。

エリア 宮城

楽天生命パーク宮城ライトスタンド、鴎さんラッキーセブン。相変わらず黒々してますな。

楽天生命パーク宮城 名所・史跡

鷲さんラッキーセブン。当たり前だけど、8割が鷲党。

楽天生命パーク宮城 名所・史跡

5回裏に打ち上がった花火。

楽天生命パーク宮城 名所・史跡

ライトスタンドの鴎党の黒々感と統率感をもう1枚

楽天生命パーク宮城 名所・史跡

上：球場正面。
下：ライトスタンドからの景色。

楽天生命パーク宮城 名所・史跡

初日の晩ご飯は、楽天生命パーク宮城にてスタジアムグルメを久々に。
左上：成巧寿司のめかぶ海鮮丼。
右上：同じく成巧寿司の名物穴子寿司。
左下：ペットボトルのミネラルウォーターは楽天の選手ラッピング。今回はリリーバーの松井裕樹。
右下：クラフトビールの「イーグルスビア」にてビールを頼まずシードルを頼む変化球ぶり。
楽天生命パーク宮城の写真は以上。

楽天生命パーク宮城 名所・史跡

旧有備館の庭園の池と主屋。

旧有備館および庭園 公園・植物園

旧有備館の庭園の池。

旧有備館および庭園 公園・植物園

旧有備館の庭園のあじさい。

旧有備館および庭園 公園・植物園

そばを流れる内川から庭園へ水を引き込む水路と紫陽花と緑など。

旧有備館および庭園 公園・植物園

主屋をフィーチャーして1枚。

旧有備館 名所・史跡

主屋をフィーチャーしてもう1枚。

旧有備館 名所・史跡

主屋に上がりこんなフレームで。

旧有備館 名所・史跡

感覚ミュージアム外観。入口前で撮影。

感覚ミュージアム 美術館・博物館

感覚ミュージアム出口から1枚。中は摩訶不思議な五感に訴える見所が満載。ミュージアム内の写真は撮影NGにつき撮れず。

感覚ミュージアム 美術館・博物館

感覚ミュージアムの裏手にある江合川の河原。空が高くて気持ちいい。

感覚ミュージアム 美術館・博物館

JR陸羽西線岩出山駅近くを流れる内川。

岩出山駅 駅

内川の水量と水流がよく分かる…かしら？

岩出山駅 駅

JR陸羽西線からの車窓。水田が果てしなく広がる。何となく世界農業遺産&日本農業遺産「大崎耕土」の雰囲気を撮りたくて。

初日のランチでいただいた、仙台駅そばの末廣ラーメン本舗の中華そば（上）と黄身のせ焼き飯ハーフ（左下）。初日の写真は以上。

末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店 グルメ・レストラン

ここからは2日目。美郷町の六郷湧水群から藤清水。背中側に泉が広がっているが、何だか妙にこのアングルが気に入ってしまった。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群から御伊勢堂川の流れ。夏祭りでもやっていたのか。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群から御台所清水。一帯の湧水群の中でいちばん広い。写真を撮影する前には親子連れが水浴びをしていた。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群から宝門清水。そばで男性が掃除をしていた。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群からニテコ清水。清水を使ったサイダー（左下）が暑い夏を潤す。

ニテコ名水庵 Kuraカフェ グルメ・レストラン

六郷湧水群にある栗林酒造の湧き水。底からちろちろと水が湧いていた。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群エリアにある本覚寺の参道。赤い山門がよいアクセント。お寺の中には入らなかった。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群の稲穂。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群のひまわり。

六郷湧水群 自然・景勝地

六郷湧水群で見た花々。

六郷湧水群 自然・景勝地

2日目のランチは、大仙市大曲中心部にある大衆食堂「味よし味二番」にてオープンカツ。味よしと味二番は中で繋がっていて、幹線道路沿いの出口が味二番、一本入った路地の出口が味よし。
高橋優氏のガイドブック（本文参照）で冒頭にここの食事写真が出てきて、ランチはこちらと決めていた。中は地元民がほとんどでかなり賑わっていた。

次いで田沢湖路線バス周遊ドライブから、まずは辰子像。

田沢湖 自然・景勝地

辰子像の裏側をSUPの人たちが優雅に進む。

田沢湖 自然・景勝地

御座石神社の赤い鳥居。

御座石神社 寺・神社・教会

赤い鳥居の向こうに見える田沢湖ブルー。

御座石神社 寺・神社・教会

御座石神社本殿。

御座石神社 寺・神社・教会

田沢湖路線バス周遊ドライブからの車窓。

田沢湖 自然・景勝地

角館武家屋敷通りにて。

武家屋敷通り 名所・史跡

角館武家屋敷通りにて。

武家屋敷通り 名所・史跡

武家屋敷通りから小田野家。

小田野家 名所・史跡

武家屋敷通りから岩橋家。

岩橋家 名所・史跡

2日目の早い晩ご飯は、JR角館駅そばの「さくら小町」にて神代カレー。黄色いほうが昔ながらのカレー、色が濃いほうが現代風カレー。昔ながらのカレーはカレーの辛さがなかったな。好みで右上のソースをかけるそうだが、かけてちょうどよかったかも。ソースの味しかしないけど。笑

さくら小町 グルメ・レストラン