
2020/11/21 - 2020/11/21
23位(同エリア714件中)
まほうのべるさん
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- フォロワー412人
この旅行記のスケジュール
2020/11/21
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車での移動
自宅からノンストップで岩手赤レンガ館へ
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もりおか啄木・賢治青春館見学
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もりおか町屋物語館へ車で移動し、見学します。
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東京駅を手掛けた辰野金吾の作品が東北に一つだけあります。
それは岩手県盛岡市にあり、現在は岩手銀行赤レンガ館として一般公開されています。
東京駅では乗り継ぎだけのためで、まだ見学できていない。
今、東京へ行くことは許されないけど、東京へ行かなくても隣の県へ行けば辰野金吾の作品が見学できるなんて、行かない手はない。ヨーロッパへの道を閉ざされている今、この建物は是非見学したい。
盛岡市は見どころも多いけど、今回は岩手銀行赤レンガ館をメインに見学しよう。修学旅行生に渡している『建物解説シート』をいただいてきました。
参照:岩手銀行赤レンガ館・建物解説シート
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イチオシ
岩手銀行赤レンガ館
自宅からノンストップで一般道路を4時間ちょっと走り、無事に着いたよ!
赤レンガ館には駐車場はなく、近くの駐車場に停めなくてはなりません。
今までは無料の平面の駐車場ばかりだったので、県庁所在地の有料駐車場へには少し不安がありました。 -
イチオシ
岩手銀行赤レンガ館
赤レンガ館前の道路は一車線で、隣の岩手銀行の平面の駐車場に無事に停めてほっとしたよ。料金は平日は1時間300円・休日は200円だなんて、街中なのに安いよ。無事に駐車場に停めて、さあ入りましょう!
実は初めての町の有料駐車にちょっと不安があって、変な?駐車場に停めてしまい法外な料金取られたらどうしよう?なんて思ってたんだけど。銀行の駐車場だから安心だね。 -
岩手銀行赤レンガ館
岩手銀行赤レンガ館は明治44(1911)年、盛岡銀行の本店として建てられ、昭和58(1983)年から岩手銀行中ノ橋支店になりました。
この建物は東京駅を設計した辰野金吾の設計ですが、東京駅より3年前に建てられています。東京駅をモデルにしたのかとずうっと思っていたけど、東京駅より早く建てられていたんだね。 -
岩手銀行赤レンガ館
岩手銀行中ノ橋支店は平成24(2012)年8月に営業を終了します。
その後、保存のために修復工事を経て、平成28(2016)年から岩手銀行赤レンガ館として一般公開されています。
国内のことはほぼノーチェックだったので、一般公開されているなんて知らなかったよ。 -
岩手銀行赤レンガ館
辰野金吾の設計の建物は、東北ではこの建物だけなんです。
公開されているのを知って、是非見学したいと頑張って盛岡市まで来ました。
朝、自宅を出発した時は暗いうえ風が強かったので、高速道路を避けて一般道路を走りました。 -
岩手銀行赤レンガ館
11月7日に金ヶ崎に行き、盛岡市までもうすぐだって思ったけど、金ヶ崎からけっこう遠かった。頑張って高速道路を走れば良かったかな。 -
岩手銀行赤レンガ館
東北の重要伝統的建造物群保存地区でまだ行っていない場所を中心に出かけていたけど、西洋建築ももっと見学したい。
盛岡まで新幹線や高速バスだと楽なんだけど、会社からはダメって言われているのでどうしても見学したければ車で来るしかない。 -
岩手銀行赤レンガ館
10時からのオープンなのでもう入場できます。
期待がいっぱい、見学できる嬉しさでワクワク、胸が高まります。 -
岩手銀行赤レンガ館 エントランスホール(旧現金係客溜)
館内は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれています。もちろんすべて見学するので入場料300円を支払います。1000円を出したら『細かいお金ありませんか?』と聞かれます。
予想以上の見学者が来館しているので、釣銭が少なくなっているんだって。
お財布の中を見ると100円3枚あったので、ちょうど支払います。 -
岩手銀行赤レンガ館 エントランスホール(旧現金係客溜)
このドアから入ってきたんだけど、入ろうとしたらドアが開いたのでちょっとビックリ!男性スタッフが人影を察知して開けてくれました。これが本当の自動ドアだ! -
岩手銀行赤レンガ館
今までは小さな町などに行っていたので小銭も多めに持って行ったけど、今回は県庁所在地なので小銭はあまり持っていなかったんだ。釣銭が少なくなるほど見学者が訪れていることは嬉しいいことだね。 -
岩手銀行赤レンガ館
『写真撮影は良いですか?』と聞くと、『写真をたくさん撮って行ってください』って言われたよ。では、遠慮なく写真をたくさん撮っちゃおう! -
イチオシ
岩手銀行赤レンガ館 エントランスホール(旧現金係客溜)
盛岡銀行が昭和6(1931)年に破綻し、昭和11(1936)年に岩手殖産銀行、昭和35(1960)年に岩手銀行に行名を変更しました。この建物を本店として使用し始めた時に、もともと吹き抜けだった空間に2階を設けましたが、平成27年度に完了した保存修理工事で2階を撤去し吹き抜けに戻しました。 -
岩手銀行赤レンガ館 エントランスホール(旧現金係客溜)
無料ゾーンと有料ゾーンの境は見学者の良心しだい。
係りの人がいるわけでもないし、入場券を見せるわけでもなく、自由に有料ゾーンに入れます。一律300円でいいのでは?と思っちゃう。 -
岩手銀行赤レンガ館 エントランスホール(旧現金係客溜)
施設の案内を見ると、ピンクに塗られている部分が有料ゾーンのようです。岩手銀行ゾーンが無料で、盛岡銀行ゾーンが有料なんだね。多目的ホールとライブラリーラウンジが岩手銀行ゾーンで、誰でも利用でき気軽に立ち寄れるスペースだから無料にしているんだ。有料の人は右側から、無料の人は左側から入場します。 -
岩手銀行赤レンガ館
南面の欄間はアーチの形状に合わせて半円形で、中心はひねった輪飾りやなどを施した船の操縦の上半分のような形状の豪華木製装飾です。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧国庫部客溜
営業台の上には上げ下げ形式の建具を備えたスクリーンが設置されていました。
昔の金融遺憾のカウンターでよくみられるセキュリティ目的のものです。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧国庫部客溜
営業台鉄板はケヤキの厚い板と大理石です。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧国庫部客溜
設計は辰野金吾と弟子で盛岡出身の葛西萬司があたりました。
平成6(1994)年、現役の銀行として初めて国の重要文化財に指定されています。 -
イチオシ
岩手銀行赤レンガ館
エントランスホールと旧国庫部客溜が旧建築様式に復原されています。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧第二応接室
葛西萬治は文久3(1863)年7月21日、盛岡上衆小路(現:盛岡市下ノ橋町)にて盛岡藩士鴨澤舎の次男として生まれました。盛岡藩士であり、のちに岩手銀行頭取となる葛西萬治の養子となり葛西姓を名乗りました。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧第二応接室
12歳で上京した五、慶應義塾、第一高等中学校をへて、明治23(1890)年帝国大学工科大学造家学科を卒業しました。日本銀行建築家へ技師として就職し、そこで辰野金吾とともに建築の仕事に従事しました。
明治36(1903)年8月、辰野葛西建築事務所を開設しました。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧第二応接室暖炉
暖炉は旧第一応接室・旧第二応接室・旧支店長汁・旧重役室の4室に備えてありました。暖炉周りのマントルピースは共通して蛇紋岩と白大理石で作られています。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧第二応接室
各室の天井は5㎝幅×1cm厚程度の木を1cm程度の隙間をあけてつくった『木摺(きずり)』という下地に漆喰を塗って仕上げたものです。その後現在に至るまで、数回塗装を上塗りして化粧直しが行われています。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧第二応接室
部屋の角の欄間模様が可愛いですね。 -
岩手銀行赤レンガ館ガイダンス(旧重役室)
岩手銀行赤レンガ館の導入ガイダンスとして、建物の概要と特徴、開業当時の様子、建物の着工から今日にいたるまでたどってきた変遷をわかりやすく紹介しています。 -
岩手銀行赤レンガ館(旧重役室)
1階の2室は中央の白大理石の縁取りが矩形(くけい)を基調としながらも彫刻が施されています。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧重役室
天井の照明器具が吊り下げられている吊元には、漆喰でつくられたロゼット(円形の装飾)があり、様々な文様が織りなした図案は外周の縁の形状も含めて各部屋で異なります。 -
岩手銀行赤レンガ館
赤レンガ館の窓や戸口上装装飾の欄間装飾は、部屋ごとの多種多様な意匠が見られます。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧支配人室
中央のドアは金庫室へ。
盛岡銀行開業当時は金庫室の前の部屋は、支配人室と呼ばれていました。
外側の外開きの鉄扉の内側には日本橋馬喰町の竹内金庫の製造を示すエンブレム付きの銘板があり、外側にはカタカナで『イ・ロ・ハ・・・』と刻印してあるダイヤル式の錠と鍵穴があり二重ロックになっています。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧金庫室
一角には床レベルまで煉瓦を敷き詰めた部分があり、造り付けではない小金庫の置き場所だったようです。(現在はその金庫は失われています)
内側の内開き鋼製堅格子扉にも鍵穴があり、その蓋には『神部天皇測位紀元二千語百六十三年』と刻印されています。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧金庫室
重厚な外開き鋼製扉の内部にはさらに内開きの鋼製堅格子扉を備える建物と一体となった金庫です。床はコンクリート下地モルタル仕上げで、壁は分厚い煉瓦で造られ漆喰で塗りこめられ、頑丈そのものです。
外壁を兼ねる北側の壁に窓が一つあり、内側には鉄扉、外側には木製ガラス窓、されあにその外側には鉄格子がはめられていました。鉄格子は一時、撤去されていましたが、平成27年土完了の保存修理工事で痕跡と古いぜ麺をもとに復原されました。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧金庫室
南側の壁際には鋼製の箱状の金庫が内部に3列×3段の合計9個が天井まで積みあがっており、最上段にアプローチするための梯子段のように急な螺旋階段とキャットウオークも鋼製さです。平成24(2012)年まで現役で使用されていました。 -
岩手銀行赤レンガ館
行員が日常的に使用するもので少し狭いですが、手摺の折り返しのうねるような細工です。 -
岩手銀行赤レンガ館
回廊歩いてみたいけどNGなのが残念です。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧第一応接室(岩手の金融史)
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岩手銀行赤レンガ館 旧第一応接室(岩手の金融史)
営業室以外ではこの部屋のみ内装のわかる写真が残っています。
現在の白い漆喰の壁ではなく、模様のついた壁紙で、床は模様の入った絨毯が敷かれ、暖炉の上には鏡が掛けられ窓の前にはドレープとレースのカーテンがあり、豪華な内装であったことがわかります。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧第一応接室 岩手の金融史
昭和では銀行のマスコット貯金箱もらえたんだって。
どの子が一番かわいいかな? -
岩手銀行赤レンガ館 旧第一応接室 岩手の金融史
右下はシングルレコード。
レコード知らない人多くなっているだろうな? -
岩手銀行赤レンガ館
ちょっとシンプルな欄間模様。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧支店長室
2階の2室は中央の白大理石が円形で蛇紋岩には白目地が浮き出ているのが特徴です。上部には鏡が備えられていた痕跡がありますが、現在はありません。 -
岩手銀行赤レンガ館 旧事務室 バーチャルシアター
熱心に画面を見ている方たちがいました。
ゆっくり見ていたいけど時間がたっぷりあるわけじゃないから、少しだけ見ただけ。 -
岩手銀行赤レンガ館
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岩手銀行赤レンガ館
可愛い模様の欄間。
左右にハートマーク? -
岩手銀行赤レンガ館
壁の間の隙間に木製ガラス窓を嵌めますが、窓を上げると窓の重みで窓は下がってしまいます。そこで窓とほぼ同じ重さの分銅を両脇の煉瓦壁の中に仕込んで、窓を開けても落ちてこないように調整しています。 -
岩手銀行赤レンガ館
シンプルな照明が絵になるんだね。 -
岩手銀行赤レンガ館 多目的ホール小
葉アザミやシュロモチーフの模様などの植物モチーフのヨーロッパの伝統的な文様を組み合わせたほかに、西洋風のバラやランだけでなく、和風の笹や梅のような花や蕾の意匠が見られます。 -
イチオシ
岩手銀行赤レンガ館
階段は3か所にあり、手摺も手摺子も親柱もすべてケヤキの木を彫って作っています。東西にある表の階段は総会室に通じた賓客が利用するもので、一番ゆったりとした造りになっています。手摺子は楕円をあしらった形状の彫刻がリズミカツに並び、手摺が折れる境にある親柱の頂部に壺状のマツカサのような木彫りが載っています。 -
岩手銀行赤レンガ館
情報端末により、北上川の河川改修や鉄道、高速道路の整備と言った地理的な変遷とともに発展してきた盛岡の産業、商業について、中ノ橋を中心としたエリアの様々な歴史エピソードとともに紹介しています。 -
岩手銀行赤レンガ館 ライブラリーラウンジ
残されていた古い図面にはこの部屋が描かれている部分は失われており、写真もないために詳細はわかりませんが、床下からこのスペースを区切る間仕切り壁の舌の煉瓦基礎が2列見つかり、壁にも痕跡が残っていたので、元々は3室に分かれていたことがわかります。
大正5年に発行された雑誌『建築世界』の口絵に『盛岡銀行品店』の外観写真と1階平面図が掲載されており、そこにはスペ-スが来たから『行員喫煙室』『用度係室』『応接室』でありました。『応接室』であった一番南側の区切りの窓上だけは小食的な木彫りを備えたものとなっています。 -
岩手銀行赤レンガ館 ライブラリーラウンジ
市民ギャラリーとして活用されていたこの部屋は、この建物の中で一番大きく改変された場所です。 -
岩手銀行赤レンガ館 ライブラリーラウンジ
平成27年度に完了した保存修理工事では、市民ギャラリーと客溜・西南階段室の間のカウンターを撤去し、市民ギャラリーと客溜の間は構造上の問題を解決するために煉瓦壁と木製扉を復旧して、市民ギャラリーと西南階段室の間は、構造上の問題はないため、壁は復旧せずに現状のままで仕上げを整えました。 -
岩手銀行赤レンガ館
2階から降りてきて後ろを振り返ると、非常口があり館内にはトイレがなくここから外のあるトイレに行き、また非常口から戻ってきたけどこれで良かったのかな?
入場前にトイレが外にあるって知っていたら、最初に行ってたんだけど。 -
岩手銀行赤レンガ館
旧事務室(営業室)の3箇所の戸口上に付けられた装飾の透かし彫りは孔雀を模しているそうです。 -
岩手銀行赤レンガ館
営業室とそれに接する部屋は大きな吹き抜けになっていて、回廊がまわっていて転落防止の手摺がついています。営業室と南側の回廊手摺は灰色系に塗った直線で構成される木製の手摺です。 -
岩手銀行赤レンガ館
南東側と東側はそれぞれ意匠の異なる装飾的な金属製の手摺です。
営業室の手摺も金属製の装飾手摺でしたが、第二次世界大戦中の金属回収令により供出されて木製手摺になりました。 -
岩手銀行赤レンガ館
織岡銀行から岩手殖産銀行へ持ち主が交代した昭和11(1936)年頃に、吹き抜けを廃して2階の床が作られ回廊もなくなりました。 -
岩手銀行赤レンガ館
平成27年度に完了した保存修理工事で吹き抜けと回廊を戻しました。 -
岩手銀行赤レンガ館
旧事務室(営業室)と仕切るためにあったと思われる衝立には、旧事務室(営業室)の戸口上装飾と同じ意匠の羽を広げた孔雀をかたどった透かし彫りがあります。 -
岩手銀行赤レンガ館
天井までの高さは約9m、大きさは東西方向約14m×南北方向約12mという広大な空間です。天井からは12灯の豪華なシャンデリアが2か所設置されており、部屋の4隅からは2灯と1灯のペンダント照明がつられていました。
当初の灯具は失われてしまいましたが、平成27年度に完了した保存修理工事で、シャンデリアとペンダント照明は復原しました。 -
岩手銀行赤レンガ館
営業室とそれに接する客は大きな吹き抜けになっていて、2階には回廊がまわっています。 -
イチオシ
岩手銀行赤レンガ館
長椅子の中央にはコロナ感染を防ぐために間をあけて座ってねという可愛いキャラクターの絵がありました。いつも密になってしまうべるとおちびちゃんもしっかり距離をとっているでしょう! -
岩手銀行赤レンガ館
おもてなしのこころから生まれた『わんこそば』をモチーフにしたキャラクター『わんこきょうだい』が岩手県内各地の観光をサポートするんだって。ただの文章よりも可愛いイラスト画はインパクトがあるね。 -
岩手銀行赤レンガ館
『熱心に見学されていましたね』とドアを開けてくださった男性スタッフに声をかけていただきました。『赤レンガ館の写真集など置いていませんか?』と聞くと、『特にないのですが修学旅行生用に作っている資料をお持ちください』と封筒をくださいました。 -
岩手銀行赤レンガ館
封筒の中には『岩手銀行赤レンガ館・建物解説シート』が15枚入っていました。
館内に何か所もあった説明文と内容は一緒のようです。 -
イチオシ
旧盛岡貯蓄銀行
昭和2(1927)年に建てられた近代建築です。
外壁は花岡岩、設計は盛岡市出身の葛西萬治。
湯治、の銀行建築で見られたギリシャ風の要素を取り入れた正面壁には6本の丸柱があり神殿をモチーフにしています。 -
旧盛岡貯蓄銀行
昭和10(1935)年に岩手貯蓄銀行に名称を改めました。
昭和18(1943)年に岩手殖産銀行(現在の岩手銀行)、昭和33(1958)年に盛岡信用金庫に所有が移っています。 -
旧盛岡貯蓄銀行
外壁にはレリーフがちりばめられていて、意匠的に優れている建物で、盛岡市の景観重要建造物に指定されています。 -
イチオシ
わんこそば&郷土料理『東屋』
明治40年創業。
歩いていて目に入った建物で、ちょうどランチタイムで混んでいなければ、中に入ってみたかったな。 -
浅沼醤油店直営店『食楽日和』(くらびより)
大正3年創業で『毎日のくらしをていねいに』がコンセプトのお店です。 -
浅沼醤油店直営店『食楽日和』(くらびより)
店内には昔ながらの製造で丁寧に造られた醤油や味噌をはじめとして、ドレッシングやビネガーなどの調味料がすべて化学調味料や添加物に頼らず素材そのもののを利用しています。
カラフルなパッケージが可愛い『北の国果実酢シリーズ』
原料となるフルーツはすべて岩手県産。
1年かけて造られた果実酢はとてもまろやかで女性客に人気なんだって。 -
エゴマ醤油ソフトって初めて聞いたけど美味しいのかな?興味があって買ってみました。コクのある塩加減と濃厚なミルクがマッチして美味しいよ。
醤油の原料である大豆や小麦アレルギーの子供が増えて4いることが、『エゴマ醤油』の商品開発のきっかけになったそうです。
ソフトクリームの量がたくさん・320円と安い・美味しいの三拍子。
こんなに美味しいと思わなかったよ、もう1個買って! -
紅茶の店『しゅん』
1階が吹き抜けになっていて大きなピアノが置いてあるんだって。
ちょっとお茶したかったな。 -
紺屋町番屋
大正2(1913)年に改築されて以来、約90年もの間、地域の安全を見守ってきましたが、平成17(2005)年使命を終えました。
薄い水色のペンキ塗りの外壁と赤い屋根に六角形の望楼をのせた木造2階建てで、胴体部分に田の字形の明かり取りの窓がついています。 -
ござ九・森九商店
文化13(1816)年創業、江戸後期から明治にかけて灯明用の灯心売りや箒工品などを扱ってきました。昔ながらの箱型竹製物入『弁当かご・文庫』、豆腐売りが来た時に受け取り用に使った竹製の『豆腐かご』、山菜取りなどに使う円筒状の形をした竹製の『長腰かご』、椀の水切りなっどに使われていた『椀かご』など現在では見られなくなった竹製品なども並んでいます。 -
イチオシ
ござ九・森九商店
黒壁が印象的で増築を重ね全長24mと横に長い建物です。
看板は建っていないけど存在感が大なのですぐわかります。
入り口には大きなたわしが飾っています。 -
ござ九・森九商店
盛岡市の保存建造物指定を表す看板が掲げられています。 -
もりおか啄木・賢治青春館
第九十銀行の本店本館として1910(明治43)年に竣工しました。
盛岡で青春時代を過ごした石川啄木と宮沢賢治を紹介する『もりおか啄木・賢治青春館』になっています。 -
もりおか啄木・賢治青春館
この建物を設計したのは横濱勉(1878~1960)
石川啄木や宮沢賢治と同じ盛岡中学(現在の盛岡第一高等学校)出身で、東京帝国大学建築学科を卒業しました。 -
もりおか啄木・賢治青春館
建物の外観は11~12世紀のドイツ風ロマネスク建築様式の流れを汲んだデザインが各所にちりばめられています。平成16(2004)年明治期の銀行建築でありながら、大正・昭和初期の特徴を表す先駆的な意匠が認められて、国の重要文化財に指定されました。 -
もりおか啄木・賢治青春館
石川啄木(1886~1912)、宮沢賢治(1896~1933)、2人とも約10年盛岡で過ごしています。 -
もりおか啄木・賢治青春館
入場無料で1階が初版本や資料が並ぶ常設展示室、2階は企画展やコンサートなどが行われる展示ホール -
もりおか啄木・賢治青春館
石川啄木と宮沢賢治の二人が一つの年表に盛りこまれた一枚の大きな展示パネル。
写真も織り込んでいて二人の対比がよくわかります。 -
もりおか啄木・賢治青春館
館内には二人の顔の像が展示されていて、宮沢賢治像は弟が彫刻家・高田博厚に依頼し製作されたものです。 -
もりおか啄木・賢治青春館
盛岡中学校出身の彫刻家・船越保武が制作した『若き日の啄木像』 -
もりおか啄木・賢治青春館 光と音の体験室『スバル』
小さな小部屋に入ると音が流れてきます。
雪をかぶった岩手山。 -
もりおか啄木・賢治青春館 光と音の体験室『スバル』
盛岡城の石垣に紺屋町番屋 -
もりおか啄木・賢治青春館
二人の作品や追悼記事が掲載された当時の新聞『岩手日報』などが展示されています。ショーケースに展示された作品は写真撮影NGです。 -
もりおか啄木・賢治青春館
常設展示室
銀行時代に営業室として使われていた1階部分は常設展示室となっています。
当時の銀行建築では営業室は吹き抜けが原則でしたが、第九十銀行では吹き抜けにはなっていませんでしたが、天井がとても高くなっています。 -
もりおか啄木・賢治青春館
柔らかな色合いと落ち着いた空間の常設展示室。 -
もりおか啄木・賢治青春館 喫茶室『あこがれ』
ここで軽食をいただこうとしたら、コロナ感染でコーヒー・紅茶・オレンジジュースのみで残念。
駐車場に戻り『もりおか町屋物語館』へ移動します。 -
もりおか町屋物語館
町屋物語館は『懐かしの賑わいに出会う』をコンセプトに、平成26(2014)年にオープンしました。敷地内に無料駐車場があり、無事に駐車できたよ。
右側が浜藤の酒蔵、左側が大正蔵、ちょうどレトロなバスが到着しました。 -
鉈屋町(なたやちょう)
鉈屋町界隈は江戸時代から明治時代にかけて、北上川舟運の時代に栄えた場所です。また、旧奥州街道、遠野・釜石街道、宮古街道の玄関口として重要な場所でした。
旧鉈屋町は舟運を管理する水主衆も住み、庶民的な町として発展してきました。また湧き水などの水に恵まれ、現在も残るあさ開、旧岩手川の他にも酒造店が多く立地し、2つの共同井戸も近接して残ってきました。 -
もりおか町屋物語館 新番屋
明治23年、日本鉄道東北線盛岡駅が開業して鉄道の時代を迎えると、徐々にこの界隈は衰退していきました。しかし、寺の下寺院群の寺筋、町屋の並ぶ道筋、北上川の川筋と城下町の下町風情は残ってきました。 -
もりおか町屋物語館
平成15年に住民と専門家を主体とした盛岡まちなみ塾が設立され、町屋の暮らしを見直すとともに、町屋などの歴史的建造物群を保存・活用する活動が始まります。 -
鉈屋町
盛岡の町屋は、町人の職住一体型の住まいとして成立しました。
間口が狭く奥に長い短冊形状の敷地に、街路に接して母屋を配します。
1軒当たり間口7間、奥行21間、1町は30軒が基本です。 -
左がめ組旧番屋
明治期、市内8つの最後に建設された『め組』望楼付消防番屋が昭和26年に焼失し再建された。
右が三き亭
明治期の皮革問屋の町屋。藤原峯次商店 -
鉈屋町
ミニたい焼き売っていて、帰りに買おう思っていたけど忘れちゃったよ。 -
もりおか町屋物語館 消防新番屋
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もりおか町屋物語館
敷地内には江戸末期から明治初期に建てられた『浜藤の酒蔵』、大正時代に建てられた『大正蔵』昭和期に建てられた『文庫蔵』などが移築保存されています。 -
もりおか町屋物語館
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もりおか町屋物語館 大正蔵
大正蔵の内部は『時空との商店街/時空の展示室』と名付けられ、ブリキのおもちゃが展示されています。 -
もりおか町屋物語館 大正蔵
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もりおか町屋物語館 大正蔵
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もりおか町屋物語館 大正蔵
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もりおか町屋物語館 大正蔵
1階では昔懐かしい盛岡の賑わいを再現している販売コーナーがあります。 -
もりおか町屋物語館 大正蔵
昭和のホーロー看板がいっぱいだよ。
福助って足袋の会社じゃなかったの?ミシンも扱っていたの?
ホープ冷蔵庫?ニッシン冷蔵庫って? -
もりおか町屋物語館 大正蔵
くるみソフトクリームを食べてみよう。
醤油をかけるとみたらしのような味がするんだって。
えって思ったけど本当にみたらしのような味がして美味しいよ!
今日はランチものんびりお茶をすることなく、ソフトクリーム2個食べてお土産も買わずにノンストップで自宅へ帰ったよ。
この後、自宅までノンストップで走りました。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ももであさん 2021/01/23 10:26:28
- ベルザーミシン
- べる子さん
こんばんは。取り憑かれたように走ってますなぁ。
ホント。岩手銀行の赤レンガ館って、見ようによっては東京駅みたい。
この頃はゴシック感漂うシンメトリーな建造物が流行りだったのでしょうか。
赤レンガ館はシンメトリーにはなっていないから東京駅のモデル?とまでは
いかないのかな。そもそも東京駅はアムステルダム中央駅をモデルに
しているってよく言われるけど、これも怪しいよね。
アーティストが時代の先端を追うと、結果が似るってことでしょうか。
> 予想以上の見学者が来館しているので、釣銭が少なくなっているんだって。
仮にもそれで銀行かよ!? ってツッコみたくなりました。
今頃どこを走っていることやら?
- まほうのべるさん からの返信 2021/01/25 20:56:06
- RE: ベルザーミシン
- > べる子さん
こんばんは、ももであさん。
いつも書き込み有難うございます。
> こんばんは。取り憑かれたように走ってますなぁ。
> ホント。岩手銀行の赤レンガ館って、見ようによっては東京駅みたい。
> この頃はゴシック感漂うシンメトリーな建造物が流行りだったのでしょうか。
軽自動車で長距離なんて、高速道路なんか走ったことがなかったけど、日帰りで長距離走ってほとんど疲れなくってビックリ!愛車もあんなにたくさん走ったのに新年の6か月点検では健康そのものでした。
東京駅は乗り換えだけで、降りてじっくり見学したいけど今は無理なので、東京駅を設計した辰野金吾の作品が東北に一つだけあってそれが見学できて感激でした。
> 赤レンガ館はシンメトリーにはなっていないから東京駅のモデル?とまでは
> いかないのかな。そもそも東京駅はアムステルダム中央駅をモデルに
> しているってよく言われるけど、これも怪しいよね。
> アーティストが時代の先端を追うと、結果が似るってことでしょうか。
そうそう東京駅はアムステルダム中央駅をモデルにしたというのは有名な話ですね。アムステルダムに行った時に中央駅を見学してとても嬉しかったです。
> > 予想以上の見学者が来館しているので、釣銭が少なくなっているんだって。
> 仮にもそれで銀行かよ!? ってツッコみたくなりました。
確かに銀行なのにってつっこみたくなりますね。
でも予想以上の見学者が訪れていることはとても嬉しいです。
> 今頃どこを走っていることやら?
雪の降る前にと12月に山形市の文翔館へ行って来ました。
1・2月は雪や凍結の問題があるので県外へのお出かけはお休みです。でもちょっと暖かいと走りたくなります。昨年末から仕事が忙しく休日にも出勤してお仕事に励んでいます。(会社の鍵を持っているので、こっそり?)ひっそり静まっている会社で1人黙々と?仕事をするのが結構好きなんです。
まほうのべる
-
- aoitomoさん 2021/01/14 00:17:18
- 『岩手銀行赤レンガ館』見に行く価値がありますね!
- まほうのべるさん こんばんは~
片道4時間もかかる盛岡市までの日帰り観光。
車の運転も慣れたものです。
盛岡市には昨年11月の東北観光で訪れましたが、
このような興味をそそる建築物がたくさんあるのも知りませんでした。
建築物の下調べも完璧で驚きました。
『岩手銀行赤レンガ館』は当時の状態を復元してある場所も多く、
しっかり観光出来るようになっているのがうれしいですね~
まほうのべるさんの熱心に観光する姿に、
男性スタッフも驚いたのでしょうね。( ´艸`)
『建物解説シート』もいただけてラッキーです。
『もりおか町屋物語館』も見所いっぱいで、
貴重な建築物が移築保存されてこんな街並みが見れることに感動です。
旅行記楽しませていただきました~
本年もよろしくお願いします~
aoitomo
- まほうのべるさん からの返信 2021/01/17 19:48:48
- RE: 『岩手銀行赤レンガ館』見に行く価値がありますね!
- > まほうのべるさん こんばんは?
こんばんは、aoitomoさん。
いつも書き込み有難うございます。
> 片道4時間もかかる盛岡市までの日帰り観光。
> 車の運転も慣れたものです。
盛岡市までは高速で行こうと思いましたが、出発時には風が強く暗かったので国道45号線をひたすら真っすぐ走っていきました。2週間前に金ヶ崎に行った時、盛岡までもうすぐだと思ったんですが金ヶ崎からけっこう遠かったです。
> 盛岡市には昨年11月の東北観光で訪れましたが、
> このような興味をそそる建築物がたくさんあるのも知りませんでした。
そうでしたね、昨年11月に東北に旅行されたんでしたよね。
大内宿や銀山温泉良かったですか?
盛岡市にもいかれたんですね。
> 建築物の下調べも完璧で驚きました。
> 『岩手銀行赤レンガ館』は当時の状態を復元してある場所も多く、
> しっかり観光出来るようになっているのがうれしいですね?
東京には素晴らしい洋風建築がたくさんありますが、今は行くことが出来ないので近県で探していたら、東京駅を設計した辰野金吾の作品が盛岡市にあり公開していることを知りました。
> まほうのべるさんの熱心に観光する姿に、
> 男性スタッフも驚いたのでしょうね。( ´艸`)
> 『建物解説シート』もいただけてラッキーです。
重要伝統的建造物群を中心に見学してきたので、岩手銀行赤レンガ館に一歩足を入れた時からときめきマックスでした。写真集があれば欲しいなって思いスタッフに尋ねたら、特に作っていないので修学旅行生用の手作りの解説シートをいただきました。
> 『もりおか町屋物語館』も見所いっぱいで、
> 貴重な建築物が移築保存されてこんな街並みが見れることに感動です。
ちょっと町中から離れているのですが、時間があったらゆっくりしたかったです。
> 旅行記楽しませていただきました?
> 本年もよろしくお願いします?
いつも見ていただいたうえ、書き込みありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
まほうのべる
-
- ムロろ~んさん 2021/01/12 10:59:19
- 盛岡ブラ散歩(^_-)-☆
- おはようございます、ムロろ~んです。
本年もよろしくお願いいたします(-人-)。
盛岡へ行かれた旅行記を拝見しました。
レンガと木と織り交ぜた建物の岩手銀行、風合いがとても溶け込んでいて落ち着きますよね(^_-)-☆。
重圧感があるけれど、銀行だからこそしっかり信頼してお金を預けることができる!これ大事ですよね。
下手に木造だと火事になったらお金がヤバいって(◎_◎;)(笑)。
金庫もしっかりしているのでその辺は大丈夫なんだろうなぁと思います。
館内にあった岩銀ソング、それ以前にレコード自体触ったことがないから、壊しちゃったら大変(◎_◎;)、ドジな私には下手に触れません。
そうそう、もりおか町屋物語館の所にボンネットバスがあるなんて驚きましたよ。
乗ったことがないので乗ってみたいです。
そうそう、もっと驚いたのが1日にソフトクリーム2つも食べちゃったこと!
私も好きなんですけれど、考えてみればお腹壊しちゃうんです(^▽^;)。
夏だとまだ良いんですけれど、気を付けないといけない自分がいましたよ(^_^;)。
ムロろ~ん(-人-;)
- まほうのべるさん からの返信 2021/01/16 16:43:16
- RE: 盛岡ブラ散歩(^_-)-☆
- > おはようございます、ムロろ?んです。
> 本年もよろしくお願いいたします(-人-)。
こんにちは、ムロろ〜んさん。
今年もよろしくお願いいたします。
> 盛岡へ行かれた旅行記を拝見しました。
> レンガと木と織り交ぜた建物の岩手銀行、風合いがとても溶け込んでいて落ち着きますよね(^_-)-☆。
東京駅を設計なさった辰野金吾さんの、東北で一つだけの建物なんです。
目の前にしたときとても感激しました。
> 重圧感があるけれど、銀行だからこそしっかり信頼してお金を預けることができる!これ大事ですよね。
> 下手に木造だと火事になったらお金がヤバいって(◎_◎;)(笑)。
> 金庫もしっかりしているのでその辺は大丈夫なんだろうなぁと思います。
そうですね、大事なお金を預かっているのだから、耐火性にはしっかり配慮した建物になっているのでしょうね。さすが銀行と言う感じでした。
> 館内にあった岩銀ソング、それ以前にレコード自体触ったことがないから、壊しちゃったら大変(◎_◎;)、ドジな私には下手に触れません。
レコードを見て『なんなんだろう?』って思う人ばかりですね。
針を乗せてぐるぐる回るなんて面白いですね。
> そうそう、もりおか町屋物語館の所にボンネットバスがあるなんて驚きましたよ。
> 乗ったことがないので乗ってみたいです。
実際に路線の観光バスとして走っていて、ちょうど町屋物語館にいた時にバスが到着しました。乗車してきた人たちも記念撮影していました。
> そうそう、もっと驚いたのが1日にソフトクリーム2つも食べちゃったこと!
> 私も好きなんですけれど、考えてみればお腹壊しちゃうんです(^▽^;)。
> 夏だとまだ良いんですけれど、気を付けないといけない自分がいましたよ(^_^;)。
アイス系はいくつでも食べられるんですよ。
機内食はいらないからアイスクリーム3個にしてくれないかといつも思っています。
今日、お寺に行って来ました。
所々、凍っていて2度も滑りそうになりました。
ムロろ〜んさんが旅行をwん記してお寺の雪かきをしていたことを思う出しました。
まほうのべる
盛岡(岩手) の旅行記
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