1日目(以下:URL)の続きです。<br />https://4travel.jp/travelogue/11660821<br /><br />2日目の記録です。<br />いよいよ能登半島の最先端である禄剛崎(ろっこうさき)を目指します。

2020年11月8日【石川県】距離がある、だから良い、能登半島最先端へ

9いいね！

2020/11/08 - 2020/11/08

134位(同エリア247件中)

エリア

珠洲(石川)

2020年11月8日(日)の朝です。
今回、のとじ荘の宿泊した部屋からは、見附島及び見附海岸が一望出来ました😋
快晴というわけではなく、相変わらず日本海らしい空模様ではありますが、🎵雨は降らないらしい～(望遠鏡は担いでない)(ベルトにラジオも結んでない)

珠洲温泉　のとじ荘宿・ホテル
部屋に併設されたバルコニーから見附島を見た様子です。
他の宿泊者さんが見附海岸を早朝散歩されていたりしたので、油断していると寝起きがバレてしまう程の近さです😪!!

珠洲温泉　のとじ荘宿・ホテル
ちなみに、海岸側から部屋側を見るとこんな感じ。

珠洲温泉　のとじ荘宿・ホテル
(この後、地域共通クーポンでみつけたろうくんのストラップ買いました)

見附島自然・景勝地
そして、こちらがより近づいての見附島です。
朝日が雲の切れ間から顔を出し、これがとても絶妙なタイミングで、とても良い時間を過ごせました⛅

見附島自然・景勝地

潮が満ちていたわけではありませんでしたが、渡るのは厳しそうだったので止めました😵

見附島自然・景勝地
よくある恋人の聖地的なアレです❤️
えんむすびーち🌊
見附島は南側から見ると、人の顔のようですね☺️

見附島自然・景勝地
実は、鳥居の建っている方に、もう一つ小島(岩礁？)があり、観光用写真等でも度々写っていたのですが、残念ながら、昨年の2019年台風19号による高波等により、完全に消失してしまったようでした。
東京・神奈川間の多摩川増水や、長野の新幹線の車両基地冠水等が大々的なニュースとなっていましたが、能登半島においても被害があったとは、自然災害の恐ろしさを感じます。

見附島自然・景勝地
そして、本日もレンタカーにて移動を始めます。
車を走らせていると…
珠洲市鵜飼地区で遭遇した光景がこちらです🐱
車が来ても微動だにすることがなく、道のド真ん中に硬直していましたので、そっと脇を通って行きました🚙
ちなみに、人が歩いている様子はほぼ見かけませんでしたので、猫にとって過ごしやすいのでしょうか？

そして、見附島からは車で5分程度で到着出来るのが、鵜飼駅跡です。
現在は鉄道が廃線になってしまっていますので、バスの停車拠点となっています🚌
公共交通機関を利用して見附島に来訪する際には、使うことになりそうです。
鵜飼駅ホーム跡地。
どこか、鉄道が来ていたという面影が感じられます。
2線分ありますしね。
更に、北に向け車を走らせていますと…
地元の中学校でしょうか高校でしょうか、クラス毎に作成した美術作品が並んで掲示されていました。
今、人気の「○滅の刃」を基にした作品もあり、かなり最近設置されているなーと感じました。
能登半島の奥地まで来て、人の生活を感じるこういった取り組みって良いですよね～

対向車とすれ違うことも多くないまま、のと鉄道の昔の終着駅である蛸島駅(跡)に到着。
駅の近くには、奥能登国際芸術祭時に設置をされたと思われるアート作品が在ります。
ちなみに、こちらは「Something Else is Possible」という作品だそうです。
詳細については、然るべきホームページ等を参照していただければと思いますが、この双眼鏡は、のと鉄道の廃線(車止め)の先を向いています。
作品からは、のと鉄道の廃車体を望むことができます。
もぅ少し近づいてみます。

今風の言葉で言うと、エモいです。
蛸島駅跡からは車を北に走らせ、能登半島最先端の道の駅狼煙(のろし)にやって来ました。
個人的には、「のろし」と聞くと、🎵NOROSHI高々とぶち上げろ～しか思い浮かびませんね、独特の格好をさせられた生田斗真の、あのイメージ。

道の駅狼煙道の駅
広い駐車場は空きが多いです。

道の駅狼煙道の駅
道の駅狼煙道の駅
道の駅狼煙オリジナル缶バッチ(今売れてます)

道の駅狼煙道の駅
道の駅狼煙に車を止めて、山道を上るとやって来るとこちら！
能登半島の最先端、禄剛崎(ろっこうさき)です。

禄剛崎自然・景勝地
日本の中心…🗾??

禄剛崎自然・景勝地
能登半島は、そのアクセスの悪さから、陸の孤島感を感じてしまいがちですが、直接距離だと東京とどの辺りが同等なのでしょうかね？🗾

禄剛崎自然・景勝地
半島の先端らしく、灯台があります。

禄剛埼灯台名所・史跡
人も全然居らず、密じゃないです。

禄剛埼灯台名所・史跡

東京からも大阪からも遠い能登半島最先端ですが、だからこそ、達成感がありとても良かったです。

禄剛崎自然・景勝地
そして車を少し走らせ、聖域の岬へ🌁

聖域の岬自然環境保護センター名所・史跡
こちらが能登半島で有名な超高級宿のランプの宿です💡
この黒い屋根瓦が能登らしさを象徴しています。
にしても、凄い所に建っているんですね！

ランプの宿宿・ホテル
さぁそして、空中展望台スカイバードです🗼
が…空中展望台って…こういう感じの展望台なんですね(笑)
6名以上では乗らないでくださいということになっています。
(1人で乗ってもかなり揺れました🌉)

空中展望台スカイバード名所・史跡
更に上から見るとこんな感じです。
この先端で2枚上の写真を撮ったわけです。
(何度も言いますが揺れます🌉)

空中展望台スカイバード名所・史跡
さぁそして、知る人ぞ知るパワースポット、聖域の岬へ。

聖域の岬自然環境保護センター名所・史跡
木の一本でも、この場所がどういった場所なのか、よくわかる構図です🌴

聖域の岬自然環境保護センター名所・史跡
やがて、すごい高低差が。

金剛崎自然・景勝地
高低差の先には洞窟がありました。
「青の洞窟」です。

聖域の岬自然環境保護センター名所・史跡
聖域の岬自然環境保護センター名所・史跡

聖域の岬自然環境保護センター名所・史跡
聖域の岬自然環境保護センター名所・史跡
聖域の岬を跡にしばらく車を走らせ、能登町の藤波台運動公園へ🎾
藤波台運動公園のテニスコート北側の側道を下って行くと、線路に辿り着きます。
これが在りし日の、のと鉄道能登線の廃線跡及び廃車体です。
訳のわからない虫が非常に多いので、雪が降らない冬に赴くことを強くおすすめします🐛
行き先として掲げられている宇出津駅は、かつて、能登町の中心駅だったようで、現在、駅の跡地は能登町役場が建っているようです。
ところで、いつまでこの状態で静態保存するのでしょうかね…
これはこれで、好きな人は見に来るでしょうけど…
個人的に、目についたのが、廃車体の直上にある橋の隣にある、ごみ回収BOXですが、なんと、能「都」町表記になっているのですね！
現在の能登町が周辺自治体と合併する前には、能都町という表記が使われており、その名残のようです。
(四万十川に架かる沈下橋に行った時に、「中村市」の看板が残っていたものに近いものを感じる)
その後、借りていた車を穴水駅前のレンタカー屋に返すべく、急速な給油を経て、穴水駅からの帰りの列車に滑り込みました🚗
前日は天気が悪かった能登島方面もよく見えますね。
往路と同様、能登中島駅でしばし停車🌼
この日は、観光列車でなくとも、乗務員の方の観光案内ガイド付きでした🚃

能登中島駅駅
そして、七尾駅まで戻ってきました。
電車が走っているだけで、珠洲からだと既にとても「帰って来た感」がありました。

七尾駅駅

先程の旧型の、のと鉄道の廃車体は黄色っぽかったですが、現在の車両は青が基調のカラーリングの車体です。

七尾駅駅
七尾駅駅
ここからは、往路と同様、特急能登かがり火号で金沢に戻ります。

七尾駅駅
金沢駅でサンダーバードへの乗り換えを経て、帰阪しました(この時、あまり時間が無く、写真がありませんでした)。

加賀温泉駅駅
さて、今回の旅程はマッピングアプリで記録していました。
こう見ると、やはり能登半島は非常に広く、そして遠いということがよくわかりました。
東京からのアクセスだと、羽田↔能登といった直行便があるみたいなので、かなり距離が近いのかもしれません！
ただ、実際行ってみて思ったことは、「距離がある、だから良い」ということです。
人の多さも密ではありませんし、実はまだ行ったことのない見所も沢山あるのでは！？ということをお伝え出来ていれば幸いです。

最後までお読みいただき、有難うございましたm(_ _)m