県内旅行で相模原の陣馬山へ。③相模湖をプラプラしてから帰りました。

2020/10/31 - 2020/11/01

陣谷温泉を出てから車で山を下ればすぐに相模湖です。
相模湖は中央高速から何度も見下ろしたことがあるのですが、訪れるのは今回が初めて。

ちょっとひなびた感じで、写真には撮っていませんが、相模湖周辺には、潰れたパチンコ屋やボーリング場、ホテル、喫茶店が廃墟になっていたのが印象的でした。
相模湖公園も昭和のレトロゲームが並んでいるお店か、シャッターが閉まったお店が多く、遊覧船もガラガラで寂しい雰囲気でした。

そんな中、体育会系の学生を中心とした多くの若者が、レガッタの練習中。
多くのボートが湖で練習をしていました。
これを観ると清々しい気持ちになりました。

1964年の東京オリンピックでは、相模湖がカヌーの会場になったんですね。
知りませんでした。

相模湖には遊覧船が運行されています。
その会社の名前が勝瀬観光。
この湖の底に水没した勝瀬村の方々が設立した会社だそうです。
灌漑深いものがあります。
色々な歴史がありますね。。

エリア 津久井湖・相模湖(神奈川)

相模湖公園にやってきました。

ココに車を停めましょう。

まずは相模湖大橋を歩いて渡ってみます。

相模湖大橋から見える相模ダム。

相模湖はダムによって出来た人造湖。

相模湖大橋のバス停は、橋のど真ん中にあります。

ダムと反対側の相模湖の景色。

湖の周囲は約 12km。

湖沿いに見える洞門。

湖の中からブクブク水が湧いています。

相模湖大橋から見えた洞門は嵐山洞門と言うのですね。

この道路は国道412号線。
津久井湖から宮ケ瀬湖を通って厚木に抜ける国道です。

私達は反対側を湖沿いに歩きます。

相模湖ダムに到着。

ダム上部を徒歩で渡れるようになっています。

堤の長さは196m。

ダムの下に流れる相模川。

堤の高さは58.4m。

ダムの下に流れる相模川。
相模湾まで流れていきます。

この湖の底にはダム建設によって水没した「旧日連村 勝瀬」が眠っています。
196戸の集落であったとのことです。

この集落の歴史は古く、１５０１年にはココに村があった記録が残っているそうです。
つまり戦国時代初期ですね。
東京・神奈川方面から甲信越方面への物流の中間点だったため、江戸時代には、荷継問屋、醤油蔵、造酒屋、米殻荒物など、多くの商取引が行われた集落だったようです。

相模ダムは、1940年11月25日に着工。
戦時中を経て、1947年6月14日に竣工しています。

神奈川県内の５つあるダムのおかげで神奈川の水の確保が行われているのですが、この相模ダムもその一つです。

神奈川県民として感謝です。

木々も色づき始めています。

ダムを渡り終えました。

湖越しに嵐山洞門を眺めます。
奥の山が嵐山なんですね。

相模湖公園に戻ってきました。

多くの大学生がレガッタの準備をしています。

こちらでも。

2,000mのコースが設定されているんですね～

多くの学生がレガッタに没頭。

男子も女子も体育会系。
すんごい体つきです。

若者のエネルギー　素敵です。

相模湖公園内を夫婦2人でプラプラ。

昭和26年にできた公園です。

毎年8月に「さがみ湖湖上祭花火大会」が開催されていますが、今年はコロナの影響で中止。

「発電機モニュメント」です。

引退した相模ダムの第１号機発電タービンです。

相模湖畔の観光商店街。

シャッターが閉まっている商店街。

開いてからお店の中はレトロゲームが並んでました。
スマートボールとかインベーダーゲームとか。
まだ現役であったんですね。

この施設、何だろう？
色々ググっても判らなかったのですが、1964年東京五輪カヌーの会場になったの時の物のようです。
でも、聖火台の写真はネット上で確認できたのですが、これではありませんでした。

大学生が訓練中。

真ん中の建物は、1964東京五輪カヌー競技の時の審判塔。

神奈川県立相模湖漕艇場。

中に入ってみます。

天井にカヌー。

多くの大学がココにカヌーを預けていました。
東京五輪1964の展示は無し。
残念。

秋のお山を見ながら帰ります。

来る時は横浜から相模湖まで渋滞で3時間以上かかったのですが、帰りは1時間かからず、
スイスイ高速で帰りました。