NBA観戦　アメリカプチ横断旅⑤　～ワシントン&シアトル編～

2020/01/11 - 2020/01/18

NBA観戦と観光

日程はこんな感じ
ワシントン３泊
シアトル２泊
サンフランシスコ１泊

エリア ワシントンＤ.Ｃ.(アメリカ)

３日目　つづき


午後からは、メトロとバスを乗り継いで
ウドバーハジーセンター(スミソニアン国立航空宇宙博物館別館)に向かう！

ホントは
ワシントン到着日に、空港から直接行こうと思ってたんだけど。。
飛行機遅延ハプニングにより行けなかったので今から向かいます！


メトロでシルバーラインの終着駅まで行って、空港経由：博物館行きのバスに乗り換える。

初日の件が若干トラウマなので、バス運転手のおじちゃんに博物館まで行くか確認してから乗った。
バスに座るときも、おじちゃんの近くに座ったから、バス停に停まるたびに「まだだよ～」とか「空港で少し停まるよ～」とかめちゃめちゃ気にしてくれてありがたかった。

ちなみに車内は私とおじちゃんのみ
空港から1組乗車しましたが、それまでは乗客1人という田舎家バスみたいな状況だった

ウドバーハジーセンター

ダウンタウンから2時間弱かかりました
やっぱり遠い～

スーツケース持って歩いている2人組は、空港から乗車した方たち。

ウドバーハジーセンターへ入るにもセキュリティ検査がある。
この2人の後ろに並んだ私、ショルダーバッグ1個の身軽スタイルですが、2人の検査がスーツケース全開の中身がっつり確認って感じなので、結構時間かかりそう～って思っていたら
奥から別の係の人に呼ばれて、私のバッグをパカっと開けて
チラッと見て「オッケー！！楽しんで！」と、即入館できた。ラッキー♪

セキュリティ検査があるときはなるべく荷物少なめにした方がスムーズです！

スティーブン Ｆ ウドバー ハジー センター 博物館・美術館・ギャラリー

入って真正面にコレ

超音速・高高度戦略偵察機「ブラックバード」


配置のセンス！圧巻。。

桜花モデル22型

第二次世界大戦末期、敗色濃厚の戦況の中、日本の存亡を賭けた最期の手段として開発された特攻兵器

母機に吊るされて敵艦付近で分離され、搭乗員が目標に体当たりさせる。

終戦までに11のモデルが製造され、桜花による特攻で55名が戦死している。

大型爆弾が搭載される機首が異様に大きく、まさに特攻のための兵器だったんだと思った。


私がウドバーハジーセンターを訪れようと思ったきっかけは、第二次世界大戦の航空機が数多く展示されているからだった。そして、私の父方の祖父の兄が戦死しており、その墓石には「フィリピン・ルソン島デ戦死ス」と刻まれていたからだった。
今回の旅行を前に、父に、祖父の兄について尋ねた。すると、父も、詳しい状況は聞かされなかったが爆撃により戦死したらしい、ということだった。特攻隊でも、戦史に残る人物でもなかった。そして、戦友だったという人物が、空の木箱だけを持って祖母(父の母)にその死を伝えに来たという。
また、祖父はビルマ(ミャンマー)に行っているが、兄が戦死し、家系で唯一の男子となったことから、戦線部隊ではなかったらしい。

戦史に残らない名もない人物も戦争に巻き込まれ、本当に、本当にたくさんの方が亡くなっている。

戦争は本当に悲しい出来事であり、二度と繰り返してはいけない。
今回、ウドバーハジーセンターを訪れ、実際に自分の目で傷付いた機体を見て改めてそう思った。

日本の戦闘機は、アメリカからコードネームをつけられ、
紫電改はジョージ
屠龍はニック
と呼ばれていた。
(どちらの機体も展示されています)


桜花は、自殺を行う愚か者の機体という意味で、日本語の「馬鹿」というコードネームで呼ばれていた

日本の戦闘機を覆い被さるように、

圧倒的デカさを誇示するように、

展示されているエノラゲイ


1945年8月6日、広島に世界初の原子爆弾を投下したエノラゲイが、現実に、実際に、目のあたりにすると衝撃を受ける。

そのエノラゲイの説明は、広島への原爆投下とフライトクルーの名前が記載されたパネルのみだった。
原爆による被害状況等については一切触れられていない。

幸運と無事を願ってメッセージが書かれた旗


第二次世界大戦の航空機のコーナーでは戦闘機のほか、このような旗や終戦時の写真などの展示コーナーもある。

場所を変えて、スペースシャトル「ディスカバリー」

チャレンジャーの爆発事故の後、初めて打ち上げられたスペースシャトルであり、コロンビアの空中分解事故の後にも打ち上げられたスペースシャトルである。

ディスカバリーはスペースシャトルの中で最も多く飛行していて、その数は39回に上り、365 日と12時間宇宙に滞在し、地球を5,830周回飛行した。

日本人宇宙飛行士の野口さんが搭乗したときには、宇宙での活動中に機体の断熱材が剥がれる事故が発生した。

機体の真下近くまで行くと、断熱材がはがれているのが分かる。

航空機の修繕の様子も見ることができます

ウドバーハジーセンターの航空展示は、第二次世界大戦の航空、宇宙展示の他に、朝鮮戦争ベトナム戦争の航空やビジネス機など様々な展示がされている。


広い倉庫みたいな空間に、たくさんの航空機。
入館者もパラパラといる程度。
空調機の音と自分の歩く音だけが響いていた。

たくさんの展示に見入っていると、いつの間にか時間が過ぎていく

閉館近くまで見学し、またあの長い道のりの帰路についた

４日目　シアトルへ移動する


8時36分ダレス空港発ー11時40分シアトルタコマ空港着のユナイテッド便に乗るため

朝5時にチェックアウト
宿泊税は3泊で70ドルだった
4つ星ホテルはやっぱり高い～



空港への道のりも、昨日と同じルートを利用しスムーズに行けた。


スーツケースを預けるのにお金がかかった。重量オーバーとかではなく、エコノミーの安い席だと必要みたい。金額は30ドルだったと思う。


シアトルまでは約6時間のフライト
ワシントンとシアトルの時差3時間
アメリカ広い！


この長いフライト時間にも関わらずモニター画面なし。
そして機内サービスは飲み物のみで、食べ物は有料。

やることもないし機内サービスもないし、フライト中ずっと寝てた。

シータック空港到着


空港からダウンタウンは、リンク・ライトレールという電車で30分～50分ぐらいで行ける。


このスカイブリッジを渡り空港隣接の駐車場に行く。
駐車場沿いの専用道路をひたすら歩きリンク・ライトレール乗り場に向かう

乗り場まで結構距離があるけど、運良くゴルフカートが停まってたので乗せてもらうことができた☆

シアトル タコマ国際空港 (SEA) 空港

オルカカードを購入
クレカOK


とりあえず往復の電車代と市内観光時の移動用に、25ドルチャージしておいた☆

市内まで3ドルとかだったと思う。

バスは1乗車2.75ドル
1駅分でも、30分乗車でも、この金額。
シンプルで良い！

シータック空港駅

ここからホテル最寄りのユニバーシティ・ストリート駅に行く

例によって逆方向に行くといけないので、慎重にホームの案内板を探す

キョロキョロしてたら、ホームにいる警備員さんが案内してくれる♩ありがたや～



シアトルでは、ホームとか電車内とか、いろんなところに警備員さんがいる。
首からカメラ下げたThe観光客スタイルの私、少しキョロキョロしてると、すぐさま駆け寄ってきてくれる♩
スマホで検索する間もなく声をかけられ、治安も良いので、すごい観光しやすい街だなーって思う。

車内も明るくてきれい☆


前の人、シアトル帽子だ！かわいい☆

ダウンタウン到着！

今日から2泊する「Wシアトル」

ダウンタウン中心部に位置し、パイクプレイスやパイオニアスクエアが徒歩圏内。凄く便利

一つ難点をあげるなら、駅入口から徒歩3分なんだけど、坂道だから、意外としんどいということ。

それ以外は、リニューアルされている内装がとても綺麗で清潔感もあって良い☆

W Seattle ホテル

チェックインのとき、「最上階にしますか？眺め最高ですよ！」とオススメされたので、ぜひお願いした。
ちなみにノーチャージ！ラッキー☆


昨日ほどではないけど、広々としたお部屋

窓も大きく、外からの光が射し込み室内が明るい♩

エスプレッソマシンもあって、
コーヒーの種類も多い♩

スタバ発祥のシアトルだけど、豆はスタバじゃなかった

窓際のこのソファ、
やたらとここで景色見ながらまったりしてた

結構硬めのソファだけど、ちゃんとくつろげる♩

エリオット湾がビルの合間から見えて、スタッフさんの言う通り、景色が良い☆

窓からの光景

現在14時30分、気温は－1℃

雪がうっすら積もってる。。



外は寒いし、このまま部屋でまったりしてようかなぁ～～♩

バスルームはこんな感じ

洗面台も、新しく清潔


タオル類もたっぷり☆

巾着袋の中にドライヤー入ってます

お化粧に便利な拡大鏡もあって、女性には嬉しいね！
バッチリメイクできちゃう！

アメニティ


どれも手をつけなかったので、使い心地は不明

コンセントの数々


こんなにいる！？笑

卓上の黒いヤツ、めっちゃ便利で、コレ1個あれば
充分事足りるけどね。。


あんまり1度に充電やら何やらやってると、
ブレーカー落ちちゃうしね！笑

外さっむ！

昨日のワシントンから気温差－１０℃！
高低差あり過ぎて耳きーーんなるわ！
さっむ！

超極暖を上下セットで着込んで頑張って観光開始！！



ホテル横のシアトル中央図書館前のバス停から
2番のバスに乗って

30分程乗車


向かった先は～

ヴィレッタ・パーク！

雪がうっすらしているこの道を抜けると。。。

着きました！！

カート・コバーンの聖地



ベンチは、ファンによる書き込みで埋め尽くされている

カートが最期に暮らした家


家の周りには塀があり、さらに、たくさんの樹々で覆われているので、屋根部分しか見ることができない

ベンチからの眺め

カートも眺めていたであろうワシントン湖を眺めながら
自分に浸る



シアトルに行ったら、絶対行きたいと思っていた場所
その場所に来ることができてうれしい

なんで行きたかったかと言うと
ニルヴァーナが好きっていうのも
もちろんあるんだけど

中3のある日、テレビから突然流れたPVに惹きつけられ、そこからド嵌りしたレッチリ

そのレッチリの紆余曲折を彷彿とさせるBECK
フリーに似ている平くん
平くんが崇拝しているカート
アメリカツアーでここを訪れているシーン
を読んで行ってみたいと思った
っていう完全にミーハー的ノリからなんです！！笑



BECK、読破してから大分経つから
記憶も薄れてきてるなー
でもエディが死んだときのあのシーンは
結構ショックで今でも鮮明に覚えているなー
感情移入し過ぎて
音楽フェスでエディの死を謹んでいるシーンは
当時マガジン立ち読みしてた本屋で
ホントに涙が流れたしね。。

懐かしいな。久しぶりに読み返したくなったな。

ケリーパーク


ヴィレッタパークから2番バスに乗って
乗り換えることなく1時間弱で着きます。

ここからの眺めは、シアトルが一望でき、スペースニードルのライトアップもよく映えて美しい

すごくすっごく寒かったからか、夜景を見に来ているのは2組ほど

どの組も、車を横付けして、きゃっきゃしながら夜景を撮影している
撮影が終わったら、すぐ車内に戻って行った。
きっと、車の中はあったかいんだろうなぁ

寒すぎて、手カチカチ、奥歯ガタガタ、
1人の寂しさにブルブルしながら
撮影している私との違いよ。。

高低差あり過ぎて耳キーンなるわ！

ホテルに戻って、部屋からの景色

ここからの夜景も、中々に美しい♩



つづく