2020/10/31 - 2020/11/01
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xiaomaiさん
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8月中旬に訪れた嘉義県及び雲林県に再度行ってきた。今回のテーマは道教寺院巡りとマラソン大会参加。
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今回の旅には同行者がいて、集合場所は台湾鉄道南港駅の白虎。東武鉄道と台湾鉄路管理局は2015年12月18日に友好鉄道協定を結んでいて、東武動物公園にいる白虎のぬいぐるみが駅コンコースに置かれている。
南港駅 駅
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7時42分南港発の台湾鉄道プユマ111号。今年、5回目の乗車。
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4号車には、4人グループ向けの向かい合った座席が4カ所16席設けられている。
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予定時刻である10時33分を数分遅れて到着。駅の前にいた白熊のマスクが8月のものと変わっていた。
台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅
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10時50分発(実際は8分遅延)の朴子行きのバスに乗車。
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嘉義駅を出発して10分ほどした頃、左手に嘉義北回帰線標誌が見えた。現在あるのは1995年に建造された6代目で、初代は1908年に建てられた。UFOのような建物は天文関係の学習ができる太陽館。
北回帰線標塔 モニュメント・記念碑
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1時間弱の乗車で朴子に到着。まず向かったのは配天宮。
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創建は1687年(清朝康熙26年)で、元の名称は樸樹宮だったが、乾隆帝の命により配天宮に改称された。
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2012年に映画『天后之戰』の主要なロケ地となった。しかし、2013年3月26日に火災を起こし、本殿が激しく損傷し、4年をかけて再建された。
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天上聖母(媽祖)を主神とする廟。
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天上聖母の前に祀られているのは山軍尊神(虎爺)。虎爺は土地公が祀られている台の下に祀られるのが一般的。しかし、配天宮では媽祖の前にある台の上に安置されている。独立した虎爺殿が設けられている新港奉天宮とともに非常に珍しい。
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卵が備えられることが多い。北港武徳殿のように卵を供えない廟もある。
参照:https://4travel.jp/travelogue/11641930 -
朴子は現嘉義県内でもっとも初期に開拓が進んだ地域の1つ(他には東石、布袋、打猫)で、この一帯に住む人々は配天宮にお参りする。
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後殿中央には観世音菩薩が祀られている。媽祖が生前、観世音菩薩を信仰していたからで、どこの媽祖廟でも同様に祀られている。
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子供の生育の神である註生娘娘
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司法神であるとともに地域の守神でもある城隍爺
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後殿の東側(文昌祠)には、五文昌夫子、太歳星君、開山祖師、燈花媽祖が祀られる。
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さらに、霊験あらたかな月下老人も。
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後殿の西側(福徳祠)には福徳正神。
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福徳正神は財産の神。
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福徳祠の脇にある将軍祠では、媽祖を助ける千里眼、順風耳両将軍、田都元帥、分靈神尊が祀られる。
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鼓楼
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雰囲気は赤兎だけど、たぶん馬爺。台湾で馬爺を祀る廟は多くない。
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康熙帝が天上聖母(媽祖)に国事についてお伺いを立てるときに使ったとされる、神にご意志を尋ねる道具が展示されている。この地に住む人が湄洲にある媽祖廟を訪ねお参りした際に贈られたという記録が残っている。
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見たことのないほどのビッグサイズだった。金箔が施されているかと思われるけれど、皇帝が使用した時もこうだったのかは不明。「康熙十三年御駕湄洲進香御用○(文字化けしてしまう),民國九年配天宮聖母湄洲晉香蒙贈本宮」と刻まれている。
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鐘楼(左手奥に見えるのは鼓楼)
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2階にある太歳殿
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参詣をすませ、配天宮のすぐそばにある食堂へ。
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好物の虱目魚粥
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これも好物のタイワンサワラのとろみスープ。2点合わせてたったの115元。台湾北部ではあまり出回らない魚だから、台北だと倍ぐらいはとられるかもしれない。
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セブンイレブンに飾られていたQ(キュート)版媽祖、千里眼、順風耳。
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朴子の町をしばらく散策し、タクシーで雲林県北港へ向かった(20分程度、360元)。
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北港に到着し、まずは老待散策。画像は地元名産の落花生。
北港老街 散歩・街歩き
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そして、昼食第二弾。8月にも訪れた「老受鴨肉飯」へ。
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鴨の内臓が入った下水スープ。名前は気持ち悪い感じがするけど、ここに来たら必食の絶品グルメ。
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そして鴨肉飯。
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食後、世界三大媽祖廟とも言われる朝天宮へ。ちなみに他の2つの廟は、福建省莆田市湄洲島湄洲媽祖祖廟と天津天后宮。お参りを終えて、去ろうとしたときに......、
天津天后宮:https://4travel.jp/travelogue/11230853北港媽祖 (朝天宮) 寺院・教会
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獅子舞
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清水朝興宮に祀られる媽祖が朝天宮にご挨拶に来られていた。
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ラッパ隊と共に現れたのは......
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千里眼将軍と順風耳将軍。
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天上聖母の輿
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三川殿から廟内に入られる千里眼将軍。大事をとって、抱えられての入場。
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廟内でもラッパが鳴らされ、儀式が進められる。
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その後、8月は営業時間外に行ったため、食べられなかった三代古味かき氷店へ。
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氷の下に仙草ゼリーや愛玉ゼリー、小豆、湯圓などがある。たったの30元。
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再度、朝天宮内へ。今年8月に初めてお参りし、その70日後に2度目の参詣。3度目はいつになるだろう。
1回目の朝天宮参詣:https://4travel.jp/travelogue/11641930 -
その後、バスで嘉義県新港へ向かった(所要時間10分ほど)。
(続)
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