【芸術の宝庫】ラトビア・リガ　工芸とデザインの博物館

2019/09/01 - 2019/09/10

2019.09.01～09.10に大学の交流プログラムにてリトアニア、ラトビアに訪れた時の旅行記です。

エリア リガ(ラトビア)

Museum of Decorative Art and Design
この博物館は今回の旅で訪れたいくつかの博物館の中でも私のお気に入りです。
入館料は1人5ユーロです。この博物館は、協会だった建物だそうです。中はとても広く3フロアあり見応えがあります。




20世紀初頭に「ROMANS SUTA」という陶器で有名だった会社の展示物やエレクトリックの会社の展示物までカバーしていました。

陶器のデザイン原画も展示されていました。原画が残されていることはまず少ないため、とても貴重な展示物であるとのことでした。

椅子1つでもトリックアートのような見る角度で違う表情を見せる椅子や斬新なデザインの椅子、繊細な彫刻が施された椅子など様々なデザインに触れることが出来ました。

ビニールで作られた洋服や不思議なデザインの洋服など、さまざまな趣向が凝らされたデザイン性のある作品に触れることができました。

なお、ラトビアのアートは、プロパガンダに使われている時代がとても長く、アートがアートとして扱われるようになったのはごく最近であるそうです。素晴らしいデザインを博物館で鑑賞できる今の時代に感謝しなければと思いました。


〝余裕があって、落ち着けて、堪能できる、そんな旅を〟
近年、世界各国で問題視されているオーバーツーリズム。主要都市で起こる観光者の著しい増加などが、地域住民の生活や自然環境に対してさまざまな弊害を引き起こしています。　私たちは、少しでもオーバーツーリズムの改善に寄与すべく、自身が渡航したバルト三国の魅力を発信していく活動を通して、より多くの人たちに《観光のあり方》について改めて考えてもらうきっかけをつくりたい。
先人たちが遺した素晴らしい場所と、地球からの恩恵を大切に、未来へ引き継ぐために、いつもとは少し違った場所で、余裕のある観光をしませんか。