東北温泉旅行　その②岩手瑞泉郷

2020/10/20 - 2020/10/23

東京都民もGoToトラベルが使えるようになりました。ようやくコロナ禍の中でも旅行が許されるような雰囲気になったので、久しぶりに家人と旅に出ることに。山形蔵王温泉、岩手一関山王温泉、宮城作並温泉、と３泊４日の温泉を巡る旅です。移動はレンタカーで。紅葉を期待していたのですが、平地ではちょっと早かったようです。
２日目、蔵王温泉から蔵王山を訪れた後、岩手県一関市に移動します。

エリア 一関(岩手)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行２日目。午前９時に”蔵王温泉四季のホテル”をチェックアウト．．．が、その前にGoToトラベルでもらえる地域共通クーポンを使って、ホテルの売店で買い物。有効期限がその日限りなので、使えるときに使っておこうと。

山形県側から蔵王エコーラインに乗り、蔵王ハイラインを経て、蔵王レストハウスまで小一時間。蔵王ハイラインは有料（５５０円）ですが、レストハウスの駐車料込みと考えると安いかも。

レストハウスから蔵王の御釜まで１０分足らず。高齢者でも、運動靴でなくても、問題ありません。但し、風が強く、寒かった。
これだけ雄大なスケールで、エメラルドグリーンの美しい火口湖は、ほかに知りません。

御釜を見たあと、我々は蔵王山の最高峰、熊野岳を目指します。YAMAPの右下隅が御釜。そこから左上に向かって登ります。

写真右手に御釜があります。馬の背と呼ばれる尾根筋をたどって登ります。目印に３メートルほどの棒が並んでいるのは、冬場の雪のためだろうか。

溶岩の岩場で意味なくはしゃぐひと。頂上まであと少し。

日本百名山蔵王山、熊野岳１８４０ｍに到着。御釜から３０分ほど。

山頂のお社。

ときどき雲が切れて下界が見えましたが、眺望はあまりよくありませんでした。雲のうえに、鳥海山や月山らしきものが見えたときもありましたが、写真に収めることは叶わず。

レストハウス駐車場に戻り、エコーラインを宮城県側に向かって下ります。途中、紅葉のきれいなスポットがありましたが、つづら折りの道に駐停車するスペースがなく、写真を撮ることはできませんでした。
だいぶ下った滝見台で駐車。

滝見台で、“三階の滝”を観る、写真ではよくわかりませんが、三段になって落ちています。
さて、これから再び東北自動車道に乗って、岩手県一関に向かいます。

午後２時半、岩手県一関の景勝地、”厳美渓”（げんびけい）に到着。このあたりでは、ここと”猊鼻渓（げいびけい）”が有名な景勝地です。いずれも渓谷美。

磐井川の渓谷。紅葉にはちょっと早いようです。

岩場で遊ぶ人々。

団子屋さん。実はこの店の裏から、上の写真の岩場までケーブルが渡してあり、岩場まで団子を運んでくれる。変った商売があるものですね。

渓谷に沿ってしばらく歩くと、長者滝橋という橋がある。

長者滝橋の上から、上流のほうを眺めると、落差はないが滝のようなものが見える。多分これが長者滝なのだろう。
このへんで引き返して、車に戻って、今晩の宿の向かいます。

２日目の宿は”山王温泉　瑞泉郷”というところ。さきほどの厳美渓のある磐井川の上流に建つ一軒宿です。

部屋はこんな感じ。普通の和風の部屋。コロナ禍で従業員の出入りを減らすため、布団は初めから敷いてある。

庭が広そうなので、風呂の前、日没前に散歩してみることに。

磐井川の流れは、厳美渓に劣らずきれいでした。写真奥にホテルの建物が見える。
ちなみにホテルの露天風呂は、この川を見下ろすことができ、いい感じです。

ただこのあたり、熊が出るようなので、あまり遠くまでは行かないことに。
この日、万歩計によれば１８千歩ほど歩きました。

夕食の御膳。ここでのメインは前沢牛の霜降りと赤身の食べ比べ。前日の夕食とちょっとかぶりました。

鮎の塩麹焼き。笹の葉に包んで焼いたもの。

生ビールのほかに、ホテルの名前の付いた冷酒をいただきました。

旅行３日目。朝食はバイキング。朝食前に、また温泉につかりました。
このホテルの売店では、電子クーポンの地域共通クーポンは使えませんでした。で、よそで使うことに。
午前９時、平泉の中尊寺に向かって出発。以下、続きます。