Bon Voyage! 香港・弾丸ツアー 2010夏 ｢まだ自由だったころの香港」～第一天～

2010/08/23 - 2010/08/23

　中国による「国家安全法」導入により、「一国二制度」という原則の崩壊に直面し、現在の香港は揺れに揺れています。現在は、そんな情勢や新型コロナ禍の影響で、香港への旅行は困難な情勢です。
　これは、今から１０年ほど前、まだ自由だった香港への弾丸ツアーの記録です。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.5

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

１＜キャセイパシフィック航空＞
香港へは、セントレアからの便で。
「キャセイパシフィック」は香港を拠点とする航空会社で、最高評価の「ファイブ・スター」を獲得している。

中部国際空港セントレア 空港

２＜搭乗開始＞
定時に搭乗開始。キャセイパシフィックは初めてで、ウキウキする。
まあ、エコノミーなんですがね・・・。

３＜本日は晴天なり＞
10時25分にセントレアを離陸。約４時間の旅は、映画を観て過ごそう。

４＜ランタオ島はどれ？＞
香港の島々が見えてきた。どれが香港国際空港のあるランタオ島かな？

５＜香港到着＞
14時18分（現地時間13時18分）に香港国際空港に到着。
ここは、100以上の航空会社が乗り入れる巨大ハブ空港。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

６＜漢字はいいね！＞
日本と中国では漢字の字体が異なるが、何となく意味は分かる。
さて、「入境検査」に向かいましょうか。

７＜市街地へ＞
空港から市街地へは「エアポート・エクスプレス（鉄道）」か「エアポート・バス」、タクシーなどの手段がある。
エアポート・バスは本数が多く、値段も安い。

８＜九龍到着＞
空港から１時間ちょっとで「九龍」（カオルーン）に到着。
道路上の大看板や道路にはみ出た露店、異様に細い高層ビルなど、カオスの雰囲気あふれる街は、いかにも「かつての香港」だ。

福榮街 散歩・街歩き

９＜窓の格子＞
高層ビルの窓にある格子は、日本では見られない光景。
落下防止&泥棒よけだそうな。でも、泥棒は一体どうやって入る？

１０＜セブンイレブン＞
香港にもセブンイレブンがあった。これは、別に驚かない。
驚くのは、建築現場の足場（左側）。日本では鉄の足場を組んでいくが、ここ香港ではかなりの高層建築でも竹で足場を組むのだと・・・。

１１＜街角おやつ＞
香港名物が「エッグタルト」。街中にはたくさんの店があった。

紅車厘麺包西餅 (深水ホ店) パン屋

１２＜たしかにうまい！＞
エッグタルトは、植民地時代にポルトガルから伝わったスイーツ。
サクサクの生地にカスタードフィリングがたっぷりつまっている。
表面に焼き色が付いていないのが香港式、付いているのはマカオ式。

１３＜左側通行＞
香港は、旧宗主国・英国の影響で日本と同じ右ハンドルの左側通行。

１４＜貴金属店＞
街角には、多くの貴金属店が並ぶ。ここは「富麗華珠寶金行有限公司」。
中華系の人たちは、本当に「宝石」や「金」が好きですなぁ。

１５＜実演販売＞
日本では、デパートのイベントやテレビショッピングでしか見なくなった実演販売だが、九龍では方々でやっていた。
接着剤の実演販売に思わず足が止まった。買わなかったけどね。

１６＜聖方済各英文小学（聖フランシスコ小学校）＞
仕事がら、海外に行くとつい公共施設に目が行ってしまう。
香港は道教に根ざした思想や風習が広く市民の間に浸透しているが、英国による統治の影響でキリスト教も比較的広く信仰されているという。

１７＜シンフォニー・オブ・ライツ＞
ここは、チムサーチョイ・ウォーターフロント（尖沙咀）。
午後8時になり、約13分間にわたる光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」が始まった。

シンフォニー オブ ライツ 劇場・ホール・ショー

１８＜圧巻の光のショー＞
九龍・香港島両岸に並ぶ44のビルが連動して輝くイルミネーションや夜空に放たれるレーザーとサーチライトの光のショーは圧巻！！
※カメラの腕が悪いため、あまりきれいに見えないが、本物は超きれい。

１９＜雨が降ってきた＞
ショーの終了と同時に強い雨が降ってきて、みんな一斉に建物に避難。
正面は、香港島で最も高い「ｉｆｃモール」ビル（地上415ｍ）。

２０＜アベニュー・オブ・スターズ＞
ハーバー沿いにある遊歩道「アベニュー・オブ・スターズ」は、香港ムービーの聖地。映画の撮影風景や映画スターのオブジェが置かれ、スターや映画監督のサインと手形を記したプレートも設置されている。

アベニュー オブ スターズ (星光大道) 散歩・街歩き

２１＜アチョ～～＞
香港の映画スターナンバーワンは、やはり「ブルース・リー」でしょう。
「燃えよドラゴン」や「死亡遊戯」よかったなぁ。
「アチョ～～」という声が聞こえてきそう。

２２＜成龍さんの手形とサイン＞
こちらは「ジャッキー・チェン」の手形とサイン。
シリアスな「ブルース・リー」のカンフーもよかったけど、正反対のコミカルなジャッキーのカンフーも魅力的だった。

２３＜ピーク・タワー＞
香港の夜景といったら香港島の「ヴィクトリア・ピーク」の夜景は外せないでしょう、ということで、地下鉄で香港島へ。
ピーク・トラムで、ゴトゴトとヴィクトリア・ピークへ。さすが、夜景の名所だけあって、相当な混雑だった。

ピーク タワー (凌霄閣) 建造物

２４＜１万ドルの夜景？＞
例により、安いカメラと腕のなさで「１００万ドルの夜景」は「１万ドルの夜景」になってしまったが、本物は、１００倍きれいですヨ！！

Bon Voyage!　香港弾丸ツアー 2010夏 ｢まだ自由だったころの香港」第１天（１日目）は、以上です。最後までごらんいただき、ありがとうございました。

次回は、第２天（２日目）の旅行記をアップする予定です。
よろしければ、ぜひごらんください。

ビクトリアピーク 山・渓谷