歴史が詰まった京都の港町、そうだ舞鶴行こう

2020/10/20 - 2020/10/20

ちょっと所用もあり関西に
GOTOの恩恵で激安で大阪滞在
実質一泊500円程度で泊まれる

帰りは夜行バス＋ホテルで実質３千円弱で来た行きのパターンかな
と探して見つけたJR企画切符「秋の乗り放題パス」
青春18 切符の秋バージョン
違いは、連続した三日間使用
いいねそれ
一日あたりは2,600円
あまり知られてないようで
みどりの窓口でも分からず、というパスだった

それで初日はお隣り兵庫県にGOGO

今日二日目、そうだ舞鶴行こう
なかなか行くことが出来なかった京都の港町舞鶴
東舞鶴と西舞鶴、二つの町がある
まったく別の文化がある町で、東は明治からの軍港として栄え
西は海の京都的な歴史ある風情漂う町だった

大阪から各駅停車で約４時間、いい町舞鶴ツアーなり


秋の乗り放題パスツアー初日
「神戸から明石、姫路界隈のちょっとB級な兵庫を街歩きツアー編」
https://4travel.jp/travelogue/11653795

エリア 舞鶴(京都)

眠いっ
大阪5:55発福知山行に乗る
けど、早起きは気持ちいい

大阪駅 駅

このあと途中から霧がかかり幻想的な世界になった
丹羽山越えの福知山線いい
長閑な山村風景が続く

福知山から東舞鶴行二両編成
グリーントレインに乗り換え

福知山駅 駅

山陰線を綾部まで上り
そこから小浜線に入る

今このあたり
舞鶴は京都の海だ

綾部から海を目指す

東舞鶴到着
大阪から３時間20分で到着
まだ朝９時過ぎ
早起きに限るな

東舞鶴駅 駅

改札を出てすぐに
そうか・・・
舞鶴は満洲やシベリアからの引き揚げ港だった

昭和33年まで続いていたとはビックリ　　
戦後10年以上も
ここから多くの人が大陸に渡り
最後の地であった方も多くいた
苦難の時代を見てきたこの地、舞鶴

駅の案内所で聞いたケーズデンキ裏の西村さんでレンタサイクル
1時間300円、3時間500円なり
次の西舞鶴に行く電車まで1時間半、半端・・・（笑）

舞鶴観光協会 東舞鶴駅観光案内所 名所・史跡

構内の案内所で地図をもらう
かつての軍港引込鉄道線跡が遊歩道になっていい

北吸（きたすい）トンネル
日本遺産構成文化財に指定されてる
ちょっと幻想的なトンネルだったな

北吸トンネル 名所・史跡

こんなところを走りながら

市役所隣りにある赤れんがパーク
赤れんがの大半は、明治三十年代に海軍の兵器庫てして
建てられたらしい

赤れんが倉庫群 名所・史跡

倉庫の８棟が国の重要文化財に指定されている

綺麗に管理されている
とても明治のものにはみえない

レストランや売店の棟も

まいづる智恵蔵 美術館・博物館

二階では舞鶴の歴史が展示されている

そうだよな、当時は舞鶴、横須賀、呉、佐世保が初めで軍港に指定された

ナホトカとは姉妹都市か
対岸だもんな

なかなか見応えある展示だった

ちょっと離れて赤れんが博物館
世界のれんがを知ってもな～
400円払うほど興味は無いのでパス

舞鶴市立赤れんが博物館 美術館・博物館

先にあるここはまた別施設のよう

舞鶴の海上自衛隊基地が隣りに続く

右奥駐車場ある
今はここが一番よく基地が見えるかも

海軍カレーってそういうことね
金曜カレーが、ずっと伝統になっているんだ
知らなかった

一帯の案内が自衛隊の出ている
この一帯が東舞鶴のスポットのよう

基地入口
普段は土日が解放らしいけど今はコロナで中止らしい
いつまで続くのやら・・・

海上自衛隊 舞鶴地方隊 名所・史跡

護衛艦か２隻
ちょっと良くみえない

柵の外から

こんな感じに
迫力はなかなかだ

ぐるっとまわり市街地へ
あの先には小樽を結ぶ舞鶴フェリーターミナル
新日本海フェリーが２１時間でかけて小樽と舞鶴を結ぶ
運賃は約１万円ちょい
乗り場が駅からちょっとあるかな　

若狭湾の入江にある舞鶴
東舞鶴と西舞鶴の位置関係はこんなかんじ
今日は東舞鶴→西舞鶴へ

東舞鶴は京都のように碁盤の目になっていてわかりやすい
京都とは逆で南北が「条」
東西が「通り」になる

メインのアーケードかな
ここもシャッター街
旧市街地になるんだろか

アーケード脇
こんな旅館も
やってないかな・・

時間が止まっている

ほんと、この時計も止まっていた（笑）

商店街で唯一流行っている
これ、これ、こういう商店街でよく見かける
ご高齢の方でぎっしりだった
あれこれで、数十万円で売っちゃうんだろうな

東西の「通り」は
戦艦の名前
三笠、朝日、敷島、八島と

「三条敷島」あたり
そうは言わないのかもしれないけど

さあ戻ろうか
海軍から海上自衛隊へ、静かな町東舞鶴だった

東舞鶴駅 駅

そして７分でお隣の西舞鶴へ

西舞鶴駅 駅

構内の案内所
ここでチャリを借り
料金は同じだった
１時間３００円
３時間まで５００円
以後１時間１００円
あまり安くはないな

受付の女性が親切に街の概要を説明してくれ助かった
１５時半まで４時間あるからゆっくり行こう

東とは全く雰囲気が違う町だ
同じ舞鶴だけど別物
駅前からいきなりこんな素晴らしい？ゲートが
名前がいいさ

そしていきなりのべにや食堂
いいね、町食堂だ

べにや食堂 グルメ・レストラン

古い町だからまだまた健在なこのパターンの食堂
入りたいけどな・・・

その先サンモールマナイというアーケード
ふれあいの街ね

マナイ商店街 市場・商店街

商店街の丸糸食堂
今日は定休日、チェック済みなり

丸糸食堂 グルメ・レストラン

途中にこんな地下水が湧いていた
ペットボトルの中身を捨てて地下水に交換しましょうね
こんなのが好きだ

ここもシャッター街
東の商店街とはまた違う

脇の川には鯉が泳ぐ
なんか風情ある町だ

アーケード抜けると石畳の商店街に

雰囲気ある町並みが続く

凄い旅館があった
泊まってみたいよ
昔は流行っただろうの構え

文化財に指定された銭湯若の湯
創業100年らしい
西舞鶴は凄いわ

１５時半からか
残念ながら入れない

子供達が書いた若の湯新聞がいい
町ぐるみだな

平野屋商店街というらしい
ロシア文化の影響を受けてだろうな
思いの外、そうかロシアとの交流がね
地政学的位置にそうかもしれない

こんな酒屋さんも
歴史が違うな
どうも若い人が中心になり新しい町づくりを
行っているらしい西舞鶴

ちょっとお腹もすいて
お目当てに

GOGO、港市場すぐの町食堂へ

港では競りの最中
構内アナウンスで
次は何時何分ぐらいに入港と放送が流れていた

奥では競りで落とした？魚を女性陣が捌いていた

ハイ、今日のお目当はここ
港すぐ横にポツリとある水協食堂へ
ほとんどが漁師さんや港関係のお客さんだ

水協食堂 グルメ・レストラン

なににしようかな
麺類とご飯物を両方頼んでる人多し
食べるね～
漁帰りかな？？

出前もガンガンやってる
ほとんど港に残って仕事している人への出前のよう
店内でもお客さんがだれだれ残ってるから届けてや、と注文していた

まあ、刺身なんぞ食べる人は少ないだろうけど
今日は刺身の気分
刺身盛り合わせ、とん汁、ご飯大盛りで
1,190円なり

つばすと言う魚、ブリの小さなやつらしい
だいりき、かんぱちの小さなやつらしい
と、赤エビだった
色合いも良く
こういう店で食べると更に美味いわ

さあ、走りましょ
伊佐津川の大和橋を渡り

町の北東にある吉原地区へ

こんな水路沿いに家が立ち並ぶ

吉原入江という入江沿い家の前に船を付る
なかなかの風情ある地区だった

ここも独特の雰囲気
舞鶴はいくつもの顔があるな

移動式のお店が回っていた
まるで島のよう
車も乗らないご高齢の方々には
確かに便利なお店なんだな、と

船主ごとの駐車場
伊佐津川の対岸がさっきの市場
今日も天気に恵まれてラッキーだ
ほんといつも晴旅で

途中にまた銭湯が
ここも100年らしい
凄い

ここ日の出湯
ちょっと銭湯にはみえない
通過するところだった

国道175号線へ
昔ながらの旅館
こもやっていないような・・

あれ？？プリン山

東舞鶴は自衛隊
西舞鶴は海上保安庁の船停泊港

巡視船ふそう、ちょうど出港だった
短い汽笛が３回鳴る

ここが舞鶴の名所、道の駅舞鶴港とれとれセンター
舞鶴港でとれとれの魚介類の直売所と食堂も

道の駅 舞鶴港とれとれセンター 道の駅

観光バス御一行さまが来ている、何よりだ
どんどん行きましょうね

舞鶴は松葉蟹の代表的な水揚げ港のひとつ

食堂や魚売ってたり、焼いたり
刺身にも捌いてくれるよう

まあこんなもんでしょ
帆立が600円か
焼きガニなんかいいね
観光地だからそれなりの値段

東海側の山の下あたりにお寺が立ち並ぶ

訪ねてみよう
見樹寺
階段を上がり市街地が望める

静かなこの道沿いに八ヶ所のお寺が

桂林寺へ

桂林寺 寺・神社・教会

階段に咲く

長い階段を上がり

ちょっと変わった趣きの桂林寺

ちょっといい感じ二階建て料金みたいなのが
と思ったら、さっきの旅館でした

なんかいいな舞鶴

電話一三番だって
ここも旅館だったのかな

最後に駅すぐの田辺城址へ

田辺城跡 公園・植物園

城壁二階は資料館になっているよう

中は広い舞鶴公園になっている
子供達がお母さんと遊ぶ

駅までの線路沿いは引き込み線跡で

今は駅へ続く遊歩道の整備されいた

駅隣は旧西舞鶴機関区だな
今は北近畿タンゴ鉄道という3セク鉄道に

自転車を返して
いい案内をしてくれたお礼を

前では生産者野菜販売
万願寺とうがらしって確かこのあたりじゃなかったっけ

なかなか洒落た駅舎で

西舞鶴駅 駅

いい舞鶴だった
初めての町を歩くのは本当に楽しい
京都経由で大阪へ戻る
そして明日は帰ろう