2020/10/04 - 2020/10/04
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まつじゅんさん
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コロナ禍は終息の兆しも見えず、ワクチン開発の情報もない中ですが、人々の生活は継続していかなければなりません。
生活継続には収入を得る事=経済活動が必須ですが、ミナミの街はクラスター発生等が騒がれ、閉鎖に近い対応が取られました。
その後、様々なテコ入れが行われていますが、いまだに大きな影響を受けているようです。
そんな中、老舗の手芸用品店の閉店のニュースが飛び込んできました。
手芸好きの奥様としては、40数年前、市内に勤めていた時から好きなお店だったようで、最近めっきり訪れる事は少なくなっていましたが、是非とも閉店までには訪れておきたいという事で、やってきました。
ミナミの街をそぞろ歩き、黒門市場から日本橋、高島屋史料館を見学し、夕食は以前に食べて美味しかった高島屋のマグロ料理のお店で頂き、帰宅いたしました。
緊急事態宣言解除後すぐに訪れた時に比べ、活気は少し出てきましたが、シャッターが閉まり閉店のお知らせの紙が寂しく張り付けられているお店も多く、withコロナへの道のりは、まだまだ遠い気がしました。
*緊急事態宣言解除後のミナミ訪問記↓
https://4travel.jp/travelogue/11625400
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
移動は用心のため電車を避け、車としました。
我が家に居座って半年以上となった息子も一緒ですので、運賃を考えると車の方がお得ですしね。
道頓堀の予約駐車場に預け、ランチの場所を探します。
息子は粉物希望、という事でこちらで頂く事にしました。
「お好み焼き どむす」です。 -
昭和54年開店の、道頓堀で一番古いお好み焼き店らしいです。
店名はラテン語で「家族」という意味らしいですが、こじんまりとした店内で、外カリ、中フワのお好み焼きで、美味しく頂きました。
息子曰く「大阪の粉物文化の質は高い」との事で、こちらに帰ってきてから、たこ焼き、とん平焼き、お好み焼き等の味に目覚めているようです。 -
「とらや」の閉店の記事を新聞で見て、奥様お店への想いを語りだします。
私は全く知らなかったお店で、検索すると羊羹屋さんが出てきました。
奥様は、独身の頃から生地を見る事が好きだったようで、確かに今でも手芸用品等に結構興味を示しています。
マスクやポーチ等の小物作りやパッチワーク等、今でも大好きなようです。
それ故に、こちらのお店には想いがあったようで、是非行っておきたいとの事でした。 -
「とらや」は、昭和27年創業の布地の総合デパートらしいです。
売り場は3Fまでで、1Fは布地、2Fは高級服地、3Fは付属商品等天然素材から化繊まで、50㎝から10㎝単位で切り売りしています。
戎橋商店街の「551の蓬莱」斜め向かいにありました。
古い建物で、階高も低く凄い数の生地等が展示されています。
今後、もしこの建物を利用するなら、耐震や内部改修も結構大変だろうなと思いますね。 -
そういえば、ミナミに来た時には必ず、奥様は中に入っていっていましたね。
私は、商店街や近くのビックカメラ等冷やかしていましたが、中に入ったのは初めてです。
凄い種類の生地等が展示されていて、YAHOOショッピングにも出店されていたようですが、9月27日17時で注文受付は停止されています。
再開は未定との事ですが、こちらで扱っている生地の種類や量は半端でないので、困る方も大勢出てくるんだろうな、と思います。 -
*お店のHPより抜粋
初めて内部を見た私にとって、衝撃的な出来事が3点ありました。
一つ目は生地の注文方法。
特に1階の生地の注文方法ですが、展示されている生地はサンプルで、種類や模様、色等重なりあっています。
お客さんは、手で感触を確かめ、好みの生地、色を決めスタッフさんにに伝えます。
そうするとスタッフさんは、その生地の品番、長さを転写伝票に記入し・・・、までは想像つきますが、その後生地を2㎝位切り取り、切った生地を2分割し、2枚の伝票にホッチキス止めして、1枚はお客さんに渡します。
二つ目はもう1枚の伝票を、小型の筒にいれ上階に送る事です。
これで注文成立なんですが、低い天井に張めぐされた管は気送管だったんですね。スポッと吸い込まれていく5㎝くらいの小さな筒、そしてゴトンと戻ってくる空の筒
、見ていて飽きない風景ですが、展示販売と発送は別という、ある意味合理的なアナログスタイルですね。 -
*写真はYAHOOニュースより転載。
そして3つ目は、上階に送られた注文伝票を見たスタッフさんが、整理保管された棚等から生地を出して、注文された寸法に裁断し、一括りにして注文伝票を付けて上から落とす、という作業のようです。(あくまで私の想像ですが。)
左のコーナーにドスンと生地が落ちてきています。
布ですから、割れ等を考えないで良いからでしょうが、少なくとも3層分落ちてくるんですよね。
店内放送で良く5階に向けて業務連絡していましたから、作業場が5階なら、いくら階高が低くても10m近い落下です。
届いた生地の束はカウンター上に並べられていき、購入者は並んでいるのを確認して会計に進みます。
布を用いた創作能力が全く無い私としては、生地云々ではなく凄いシステムだと感銘を受けました。
商品の準備が整うまで、10分位との事でしたがニュースを見てお客さんが多くなっているようで、20分位かかっていました。 -
奥様、少しですが生地を購入し、「閉店までにもう一度来たいなぁ」といってお店を後にしました。
次に向かったのは日本橋電気街ですが、途中「黒門市場」に立ち寄ります。
最近は、大阪の台所ではなく、外国の方々の観光、飲食の場となっていただけに、インバウンドの落ち込みにより、本当に深刻な影響を受けているようです。
8割位のお店のシャッターが降りていました。 -
日本橋への通り道に、高島屋東別館があります。
この建物は、昭和初期に松坂屋大阪店として建築された歴史的な建築物です。
設計は鈴木禎次氏で、建物は古典様式にアール・デコ調の装飾デザインが取り入れられ、堺筋沿いの11連アーチのアーケードや、アカンサスの葉をモチーフにしたテラコッタの装飾が魅力的な建物です。
2019年3月に登録有形文化財指定されています。
また、2020年1月20日にはホテル「シタディーンなんば大阪」もこの建物内で新規開業し、ホテルの設計は鈴木禎次氏です。 -
建物は次の様な変遷です。
1923(大正12)年 松坂屋大阪店がこの場所にm九蔵で開店
1928(昭和3)年 第1期(南側)落成
1934(昭和9)年 第2期(北側)落成
1937(昭和12)年 第3期(中央部連結)落成で現在の姿となる
1940(昭和15)年 第4期(地下3階地上1階)落成
1966(昭和41)年 松坂屋大阪店、天満橋に移転開店
1968(昭和43)年 高島屋東別館開設
2019(令和元)年 国の有形文化財に登録される
2020(令和2)年 高島屋東別館、リノベーションオープン -
こちらの3階には、1970年開館の高島屋史料館があります。
創業以来の高島屋の資料を収集・保存し、広く公開・活用していくことを目的にしたもので、企業の歴史をひも解き、その精神や文化を受け継いで、高島屋の持つ基本的価値観や文化を社内外に発信するタカシマヤアーカイブス活動の拠点となっています。 -
2020年の開館50周年を記念し、生まれ変わったようです。
収蔵されている資料は約5万点で、美術品、百貨店資料、創業家文書等、多種多彩なジャンルのものが展示されています。 -
建物としても、外観以外にも内部のエレベーターや階段廻りの細やかな装飾等、建築的にも価値のある見どころが随所にありました。
-
重厚な折れ曲がり階段ですね。
東京国立博物館の大階段に代表される、昭和初期から戦前の建築物の階段は建物の核であり、吹き抜けのエントランスに大理石というのが定番ですね。
壁の時計やステンドグラス等、装飾にも力が入ったものが多く、1926年に完成した大阪府庁では、当時の予算の約2割を玄関、エントランスに使用したと言われています。 -
有徳福来尊像です。
平櫛 田中氏の作品で、広辞苑に載っている実在の人物の中では最も長命な人物でもあり、死去時点では男性長寿日本一だった人です。
高島屋のために5年の歳月をかけて制作されたものらしいです。
楠の一木造りで、彩色は奥田元宋氏です。
鳥鉢(河井?次郎)、アレ夕立に(竹内栖鳳)、夏バラ(ラグーザ・玉)、桜島(梅原龍三郎)等々、展示されている美術品は数多くあり、無料で見る事が出来るのは嬉しいですね。 -
高島屋と言えばローズちゃんです。
百貨店がマスコットキャラクターを持つという、新しい発想で誕生したオーズちゃんは、1959年のクリスマスセールのマスコット人形「ハッピーちゃん」がルーツのようです。
高島屋ではおもてなしのシンボルとして、さまざまなローズちゃんがいるようです。 -
歴代のローズちゃん達。
懐かしいローズちゃんも沢山いました。
高島屋は1831年創業で、2021年に創業190周年を迎える老舗です。
特に、呉服と美術品は強い分野だと思います。
高島屋は、明治の初めより染織品の下絵を依頼していた京都の画家たちと深い結びつきがあり、1909年に高島屋初となる美術展覧会を開催し、これを契機として美術部が創設され、画家たちの新作展覧会を次々に開催し、作品は高島屋の名の信用のもとに、美術を愛好する人々に販売されていくようになりました。
私にとっても、百貨店と言えば美術品や着物で、外商部なんて憧れの人達で、今でも全く縁はございませんが、これまで保存、蓄積されてきた呉服と美術(日本画、洋画、工芸、彫刻等)や、美術染織品とその下絵などの歴史から、精神や文化を受け継ぎ、発信して欲しいと思います。 -
高島屋東館の建物模型が展示されていました。
-
現在の高島屋の建物模型もあります。
今は後方に高層のスイスホテルが建っていますが、こちらの建物も歴史的建築の風格を感じますね。 -
歩き疲れたので、1階にあるコミュニティーフードホール 大阪・日本橋というエリアで休憩です。
約1,300㎡の広さを持つ260席余のフードコートで、イベントスペース等も併設されています。
蕎麦店「花粉」や大阪初出店の京都・伏見の屋台村「伏水酒蔵小路」等のお店がありました。
私達はタリーズでドリンクを購入し、しばし休憩です。 -
がんばろう大阪、日本。
イザという時の対応力、大阪の底力を信じて・・・・。
以下は黒門市場のHPに掲載されていた言葉です。
「最近、ミナミの街をたらしめているような有名店の閉店のニュースを良く耳にします。
大好きな街の形がどんどん変わっていってすごく悲しいです。
特に大阪府によるミナミの街にだけ出した休業要請以降、ミナミの街はわりと大変です。
風評被害と言いますか、悪評をいただいただけのような気がしてミナミの街を封鎖する意味はあったのかと問いたくもなってしまいます。
黒門市場は繁栄も衰退もミナミの街と共にあります。
この苦境を私たちもなんとか頑張りたいし、ミナミの街にも頑張ってもらいたいです。
どの店も万全のコロナ対策を施しております。
是非、ミナミの街におこしください。
頑張ろうミナミ!
頑張ろう日本!」 -
大阪府立上方演芸資料館を見て、高島屋7階~9階にある「なんばダイニングメゾン」に向かいます。
30店舗ほどがあり、美々卯や竹葉亭等と一緒に、今日の夕食の場所「まぐろのえん時」があります。
気軽に利用できる雰囲気で、以前美味しかったので、海鮮好きの息子に食べさせてやろうという事で向かいました。
以前の訪問記↓
https://4travel.jp/travelogue/11601421
こちら海鮮サラダですが、なかなか秀でた一品でした。 -
間八の刺身。
美味しかったです。 -
今回絶品だった「まぐろのユッケ」。
お勧めです。 -
まぐろのズケ丼。
他色々頂きましたが、詳細は省略です。
海鮮好きの息子も満足したようで、良かったです。
結果的に息子に御馳走になりました。
ご馳走さまでした。
本日、これまで。 -
オ・マ・ケ
新規開拓のお店です。
尼崎の街を通るたび、気になっていたお店です。
変わった店名ですが「必死のパッチ製麺所」というらしいです。 -
基本、私達夫婦は濃厚なラーメンは苦手です。
今回、飛魚だしラーメンとあったので、アゴ出汁って珍しいし、あっさり系かなと思い気になっていました。
メニューを見ると、つけ麺も推しのようで、ォツ最近マイブームの担担麺もあるではないですか。
悩みますね。 -
ということで、アゴ出汁ラーメン。
-
そして担担麺を注文です。
何れも美味しかったです。
麺の増量が無料だそうですが、私達は普通盛で十分でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2020/10/17 12:59:59
- vsコロナからwithコロナへ
- こんにちは、まつじゅんさん
vsコロナからwithコロナへ。
本当にその切り替えをしないとヤバイですよねー
できる人からできる範囲で順々に…
それにしても、黒門市場って、
よくインバウンドが多かった時にニュースになってましたが、
8割がたシャッターが降りているんですか!
それは大変ですねー
そこまで依存度が高かったのか?とも感じますが、
今後の復旧にも時間がかかりそう。
はぁ~、やっぱりできることから頑張っていかないとなぁ。
たらよろ
- まつじゅんさん からの返信 2020/10/19 13:29:15
- Re: vsコロナからwithコロナへ
- たらよろ 様
いつも私の拙い忘備録へのご訪問、ありがとうございます。
黒門市場って私が山陰に行く前は「大阪の台所」って呼ばれていて、近所の人やミナミの飲食店の方々でにぎわう市場ってイメージでしたが、インバウンドの増加で、3年前帰ってきたころは「何か変わってしまったなぁ」と感じていましたが、ほんの10年くらい前のインバウンド需要前に戻るのが出来ないんですね。
内需が冷え込み、インバウンドなどの外需に走った経済政策で、急場をしのいだけど根底である内需を戻し、日本経済の悪いところが解決できる機会ととらえて、日本人観光客の取り込みに向け、ミナミも取り組んで欲しいですね。
matujyunn
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