vsコロナからwithコロナへ（緊急事態宣言解除後のミナミの街）

2020/05/24 - 2020/05/24

3月半ばから、在宅勤務となった事で東京から帰省していた息子が、首都圏も緊急事態宣言が解除される見通しが発表されると、「いつ東京に戻ろうかな。」と独り言のように呟いています。

私達に遠慮してるのかもしれませんが、「まぁ、何時と決めずに状況を見ながら都合の良い時に戻ればいいよ。」と言っています。
ただし、今後もし二次拡大が広がってきて、感染のリスクを持った状態で帰ってくるのは避けて欲しいとお願いしています。

とは言っても、近々戻る事になるかもしれないので、3月に帰った時から見たいと言っていた「グリコの看板」。
大阪の緊急事態宣言が解除された事を機に、サラーっと見てきました。

電車移動を避け、車をナンナンタウン傍の駐車場に預け、息子の驕りでランチは法善寺横丁のお寿司屋、最後にナンナンタウンでお茶休憩をしながら、5時間程でしたが久し振りの街歩きになりました。

コロナウイルスとの戦いは続きますが、感染リスクに向かい合いながら、経済活動も徐々にでも復活させていく、という段階に移っていく事になります。

個人個人が、手洗い、マスク等の防止策を取りながら、感染リスクを避ける行動と体調管理を日常的に行いつつ、少しでも罹患の疑いがある時は、自主隔離で周辺に広げない対策を徹底しながら行動したいと思っています。
でも、万一感染した場合は、症状に応じた医療を受けさせて頂ける体制つくりを、切にお願いします。
発熱等何らかの症状があるのに出歩いたり、バラまくような行動は戒めながら、社会経済活動の活性化を図っていく社会への過渡期です。

本当に、誰でも感染するリスクの中、新しい生活様式が日常になるように、先ずは個人レベルから頑張っていきたいと思います。

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

道具屋筋も、再開しているお店が増えてきましたが、お客さんは少ないように感じます。
2月の吉本新喜劇を見に来た時に比べると、20％も人通りは戻っていないように思いました。
2020年2月の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11601421

心斎橋筋もゆったりとした人の流れでした。
少しずつ、人の表情にも笑顔が戻ってきたら良いのになと思います。

「世界中の人々が早く元気になれますように」
本当にそう思います。

大阪の笑いの殿堂「なんばｸﾞﾗﾝﾄﾞ花月」も、ｼｬｯﾀｰが閉まったままです。

早く、心の底から大笑いしたいものです。

2009年閉館の新歌舞伎座跡地に、2019年12月開業したﾎﾃﾙﾛｲﾔﾙｸﾗｼｯｸ大阪です。

歌舞伎をしない歌舞伎座として有名だったようですが2009年6月に老朽化等により閉館、その後長い間工事用ﾊﾟﾈﾙで覆われたままでしたが、地下1階から地上19階のﾎﾃﾙは「新国立競技場」の隈研吾先生で、「新歌舞伎座」の象徴ともいえる屋根の一部を保存した歴史を継承した外観が特徴ですね。

ﾐﾅﾐはｲﾝﾊﾟｳﾝﾄﾞの人々で、賑わっていた印象があります。

今は人通りも少なく、ちょっと寂しい景色になっていますね。

ｶﾆさんも少しお客さんが少なく、寂しそうです。

戎橋の上も人はまばらでした。

ｷｬｯﾁの人もいないし、何より飛沫防止で声を掛けれないですよね。

それでもｸﾞﾘｺの看板は光っています。

ｲﾝﾊﾞｳﾝﾄﾞの観光客を乗せて、水の上を行きかっていた遊覧船の姿もありません。

ﾊﾟﾌｫｰﾏｰの方も、窮状を訴えていました。

「投げ銭文化」は、人通りがあってこその文化です。
ｺﾝｻｰﾄ、ｲﾍﾞﾝﾄ関係は自粛の影響をﾓﾛに受けて、完全に止まってします。

「今は耐えて」という事なのかもしれませんが、完全に死に体にならないよう、きちんと支援や保障が届く政を、切に願いたいものです。

本当に二十数年振りに、法善寺横丁を歩きました。

昭和初期に小説「夫婦善哉」や「法善寺横丁」で有名になりましたが、2002年9月に発生した、旧中座の解体工事中のｶﾞｽ爆発事故により19店舗が焼失してしまい、現行法の規制により、再建が危ぶまれていましたが、何とか営業が再開され、風情のある街並みが戻ってきたように思います。

私の母が良く口ずさんでいた「月の法善寺横町」。
藤島桓夫さんの鼻に掛かった歌声は印象的でした。（お前は幾つだ？）

法善寺が千日念仏を行ったことから俗に千日寺と呼ばれ、千日前の地名は当寺の門前に由来しているようです。

法善寺は、浄土宗の寺院で、山号は天龍山。
本尊は阿弥陀如来で、全身が苔むした姿の水掛不動で有名です。

水を掛けるので不動明王かと思いますが、阿弥陀如来像なんですね。

お昼は、法善寺のすぐ横のこちらで頂く事にしました。

にぎり長次郎です。

思っていたよりｸｫﾘﾃｨが高く、ｺｽﾊﾟの良いお店でした。

私と息子はこちら、寿司御膳「花ひとひら」。

奥様は、北海三昧とぜいたく三昧。

泳がし鯵一匹にぎりとお刺身のﾊｰﾌｱﾝﾄﾞﾊｰﾌ。
最後に、骨は揚げて骨煎餅で頂きました。

追加で鯛と鮃を頂き、お腹一杯となりました。

会計・・・と言う所で、息子が「今日は私が。」ということになり、ｺﾞﾁになります。

ﾌﾞﾗﾌﾞﾗと街歩きを続け、大丸はまだ休業中でしたが、ｱﾒﾘｶ村や高島屋を散策し、ﾅﾝﾅﾝﾀｳﾝに戻ってきました。

暫くお家に引きこもっていて、足の筋肉も弱っていたのか、少々歩き疲れたので、和ｶﾌｪで休憩です。

私は「抹茶ぜんざい。」

抹茶の渋みと小豆の甘さのﾊｰﾓﾆｰで癒されました。

駐車場に戻り、まだ新御堂筋も空いていて、40分程で無事帰着いたしました。

まだまだ大変な状況には違いありませんが、これからは学校も経済活動もｺﾛﾅと共存しながら、探り探りの日々になっていくのでしょうね。

ｺﾛﾅ禍で様々なｴﾝﾀｰﾃｨﾒﾝﾄの公演が、中止や延期を余儀なくされています。
私達も、いきものがかり、小椋佳のｺﾝｻｰﾄが中止、延期になりました。
払い戻しされても「見たかった、参加したかった。」という気持ちが強いです。

退団されてしまいましたが、綺咲愛里様の舞台でﾄﾞｷｭﾝと打たれた私に、こんなﾆｭｰｽが飛び込んできました。
「感謝と笑顔を、歌を通して届けたい…」。
元宝塚歌劇団・星組ﾄｯﾌﾟｽﾀｰ柚希礼音さんの呼びかけにより、宝塚歌劇団で共に一時代を築き上げてきた元ﾄｯﾌﾟｽﾀｰの方々により、YouTubeで「青い星の上で」が公開されています。↓
https://www.youtube.com/watch?v=2ROBc-6vp6o&list=RD2ROBc-6vp6o&start_radio=1
久し振りに愛里様の姿を見て、嬉しくなりました。

土曜日が仕事となったので、代休で5/26のﾗﾝﾁは、猪名川町の「自然派ﾘｽﾄﾗﾝﾃ　Ristorante TORITON」で頂きました。

地元では美味しいと有名なﾚｽﾄﾗﾝですが、こちらもｺﾛﾅの影響で客足が減っていたようです。
ﾃﾞﾘﾊﾞﾘｰも始められて、娘夫婦は良く利用しているのを聞いていたのですが、私達は久し振りの訪問となりました。

ﾒﾆｭｰです。

平日は、猪名川産野菜をふんだんに使用した前菜・ｻﾗﾀﾞ・ｽｰﾌﾟ・ﾊﾟﾝとﾄﾞﾘﾝｸﾊﾞｰのお得なﾗﾝﾁがあります。

本日は、外のﾃﾗｽ席で頂く事としました。

前菜は今まではﾊﾞｲｷﾝｸﾞ形式だったのですが、ｾｯﾄﾌﾟﾚｰﾄで提供されています。

きちんと食材が綺麗にｾｯﾄされています。

ｽｰﾌﾟは、ｽｰﾌﾟﾊﾞｰで変わっていなかったです。

ﾗﾝﾁｺｰｽのﾋﾟｻﾞ。

私はﾗﾝﾁｺｰｽのﾊﾟｽﾀ。

ﾊﾟﾝは隣接する「石薪窯のﾊﾟﾝ屋さん」の物で用意されています。

美味しく戴きました。

一日も早い日常を取り戻せますように。

本日これまで。

この旅行記へのコメント （2）

• ふわっくまさん 2020/06/03 12:16:52

  新しい生活様式・・

  まつじゅんさん、こんにちは。
  いつも、ありがとうございます。
  
  アマビエ様を見ると、まつじゅんさんのご旅行記を思い出しますが・・
  今回ご夫妻と息子さんで、大阪ミナミに出かけられたのですね。
  ・・戎橋グリコ看板前など、これまでのインバウンド観光客の様子が幻のように感じました。
  けれど「にぎり長次郎」で豪華なお寿司ランチをさりげなく息子さんがお支払いって、ほのぼのした瞬間です。
  
  これまで熱があっても朝の満員電車で通勤する、いわゆるモーレツ社員がおられた気がしますが・・
  おっしゃる通り新しい生活様式を模索して、今後なんばグランド花月で大笑い出来る日を待ちたいですね。
  　　　　　　　　　　　　　　　　ふわっくま

  まつじゅんさん からの返信 2020/06/03 12:58:11

  Re: 新しい生活様式・・

  ふわっくま　様
  
  こちらこそ、いつも私の拙い忘備録にお付き合いいただきありがとうございます。
  経済を考えると、今回の緊急事態宣言の緩和は致し方ないと思うのですが、インバウンドの見通しが立たない中、国内消費でどこまで持ちこたえる事が出来るのかが、ミナミの現状だと感じました。
  ワクチン、治療薬が普及するまでは、自覚症状などのある場合の一人一人の対応は当然ですが、「夜の街」問題のように、自覚症状のない無症状の方々からの感染リスクを、個人レベルでどう防いでいくのか、新しい生活様式への転換を図っていく必要があるのでしょうね。
  何れにしろ、VSからｗith、制圧までは共存の道を探っていくしかないと思っています。
  気を付けて生活していきましょう。
  
  matujyunn