2020/10/13 - 2020/10/13
13位(同エリア199件中)
Siniさん
この旅行記のスケジュール
2020/10/13
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京成曳舟駅
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墨田区学習センター
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東部博物館
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パンの店 トロン
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向島百花園
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この旅行記スケジュールを元に
運動不足もありちょっとした用件のついでに、行ってみたいと思っていた「向島百花園」へ行ってきました。
庭園内は少し時期は過ぎてはいましたが「萩のトンネル」と野趣あふれる秋の花、果実で「百花繚乱」の風情が残っていて癒されました。
隅田川の東の地、向島は、江戸時代から行楽の地として人気の土地でした。浅草側からみると湿地に散在する平地が島のように見えたらしく、牛島、柳島、寺島などという地名があり、川の向こうの島という意味から、向島という名前がついたようです。
向島に花街が出来たのは、実は明治時代以降のこと。明治、大正、昭和と栄えた花街街はなくなり、向島は劇的に変貌しましたが、この向島の東にあるのが向島百花園です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
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京成曳舟駅は東京スカイツリーの最寄駅、都営浅草線の「押上」の隣の駅。数年前に長年かかっていた高架工事が終了して近代的な駅になりました。
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向島への最寄駅の一つ曳舟界隈は東京スカイツリーの建設に伴う周辺の再開発で下町から普通の住宅地へ変化を遂げました。あれ?東京スカイツリーが見えない。
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なんと東京スカイツリーに近過ぎて、あのマンションが邪魔をして、東京スカイツリーが見えません。曳舟駅から離れてやっと上の方だけ見つけた。
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駅を少し離れると昔ながらのごちゃごちゃした下町。というより建て替えた住宅街。あら、このクネクネした細い道に突然現れた近代的な建物。
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墨田区学習センターがドーンと。
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明治通りに出ました。
東京都道王子千住夢の島線。わかりやすい表示です。北区王子から足立区千住を通り台東区夢の島への道路です。 -
明治通り側からみると学習センターはチラッとみえるだけ。
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いつも混雑している明治通り。
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渡ったところに小学校。フェンスに囲まれてラバーを敷いた校庭です。子供達が体育の授業中。都内下町の小中高校の校庭は本当に狭い。
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その横にかつての面影が残る道が。
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旧日光街道、国道6号線を渡ると東武博物館が見えてきました。電車の車両が高架の下に陳列されています。
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ほら、こんなふうに。高架を走っているのは東部スカイツリーラインです。シルバーの車の先くらいに「東向島」駅があります。
今日の目的地「向島百花園」へはあと徒歩7分。 -
途中、かつての向島の繁栄の面影を残す佇まいのお寿司屋さんがありました。
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そしてこちらが百花園入り口という交差点。
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さて到着。
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この一角だけ緑の壁が続きます。入り口はぐるっと回った所。
駅からここまでは車の騒音だけだったのに、なんと鳥の声が聞こえてきました。 -
おやおや
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このお店は?
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立ち寄らずにはいられない。「パンの店 トロン」
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コロナウイルスのせいで狭い店内には1人ずつしか入れません。
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とても小さいドイツのクリスマス菓子、シュトーレンが鎮座。
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特に考えもなしにランチにこちらから一つ選択。
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ぐるりと回って、児童公園を過ぎて、百花園入り口に到着。
入場料はなんと150円。
65歳以上は70円。
恐れ入ります。 -
碑が建っています。
江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に、骨董商を営んでいた佐原某が花の咲く草木鑑賞を中心とした花園として開いたそうです。 -
毎日お手入れは大切。今日は「い」区画でお手入れされているようです。
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入り口を入って最初の門。
昭和13年に、永久保存のために所有者から東京市に寄付されました。 -
あ、あの東屋のベンチでランチにしょう!ちょうど12時。
昭和53年に国の名勝、史跡に指定されました。 -
とりあえずベンチに座ってお昼。先ほど購入したこだわりのチキンバーガー。
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ワーオ!柔らかい鶏肉にイチヂクとバルサミコ酢にひまわりの種。パンは米粉を使っています。
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今日見られる花の状況がわかります。更新は昨日!
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まずはススキ。
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開園当初は360本の梅が中心だったそうです。
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その後、詩経や万葉集など中国、日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになっています。
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秋になると花から実へ。
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発見!萩のトンネル。
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萩のトンネルは花盛りが過ぎていましたが。
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萩を竹で編んだトンネルに沿わせて仕立てたものです。30メートルあります。
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萩
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萩
新しい携帯は接写もきれいに撮れる。 -
竹林もあります。
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園内の水。
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池の周り。
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東京スカイツリーがやっとみえました。
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手前の自然な感じの草木。
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循環式なのできれいな池。
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池のそばには藤棚。ちょっと座ってみよう。
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これは?
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柚子もなっています。
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所々に句碑。
やたら句碑があるのはいただけない。 -
東京23区は自然が少ない。東側は特に下町は緑がなく家ばかり。そんな中、貴重な百花園です。
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紅葉しているのはハナミズキ。
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所々に休憩できるように木のベンチと棚。
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珍しいクズの棚。
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イチョウの古木。ご立派!
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もっこくの実。
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これは、、うめもどき。
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東京大空襲で桑の茶屋は取り壊されたんですね。
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芭蕉の句もありました。
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侘助の実。ってちゃんと書いてあるから嬉しい。
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あけび。他にはないあけびの棚になってました。ベンチと花棚が各所にあるのは嬉しい。
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蝶々もいた!
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井戸跡。
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まつむらそう。目立つ!綺麗な花。撮っておこう。
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小さいけれど素敵な空間でした。流石に明治通り側では車の騒音がうるさかったのですが、それ以外は都心にいることを忘れるような自然の中、癒しの空間でした。
百花園を出て反対側を通って明治通りへ向かいます。 -
ちょうど日暮里行きバスが来た!
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表示は大きく見やすい都バス。この後乗車客が増え、ほぼ満員。都電さくらトラム始発駅のそば三ノ輪二丁目で大半が下車しました。
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百花園を出てすぐに隅田川に架かる白髭橋を渡りました。
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台東区、荒川区、墨田区境に架かる橋です。墨田区の白鬚神社にちなんで名付けられました。
向島にお別れ。 -
この後バスを降りて休憩。マンゴースムージー。
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友人と合流。お土産にトロンで買ったパンを食べる。
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人気のパンの中身は
バターと餡
バターと栗餡
バターとコロネ
と分厚い上質なバター入りの濃厚なものでした。どれも美味しかった!! -
百花園で一番気になったのは表紙の花。帰りに受付で名前を聞こうと思ったのですが、どんどん来場者が続き、聞ける雰囲気ではなかったです。
こんな人工物砂漠の東京下町で江戸を感じさせる自然が残る小さな百花園。唯一現代に残る江戸時代の花園でした。
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