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年明け後、新型コロナ感染対策による外出等自粛、日常の閉塞感からの息抜きで、以前より行きたかった角館への旅行をし、猛暑の夏を何とか抜けて、ようやく爽やかな秋を迎えたのを機に、再び旅の空に惹かれて、少年時代、読みふけった少年講談出お馴染みの真田十勇士の所縁の地、信州上田の城下町へ。<br /><br />そうして、旧北国街道の宿場路へ。<br /><br />一つには、東京からざっと1時間半くらいで現地へ行けることが魅力だった、長時間の列車の旅が、どうにも退屈に感じられるのは、加齢によるこらえ性の欠如かも知れない。<br /><br />最近は、普段でも交通機関による移動がもどかしく、早く着かないかといらだつのは、先が短くなった年寄りの焦りかも知れない。<br /><br />案の定、北陸新幹線、12時04分発の列車は、乗客も疎らで先の角館への旅行と同様に、乗客による密の状態は皆無で、イヤホーンからの、ケニー・ジーの演奏を聴きながら、ハード ボイルド4作家マイクル コナリーのミステリー、ハリー ボッシュシリーズの「汚名」を読むうちに到着。<br /><br />午後の2時前に現地に到着、予約では午後3時のチェックインとしたが、手荷物もあり、場合に拠ったら手荷物のバッグだけでも預かってもらおうかと、予約した東急ホテルへ取り敢えず出向いた。<br /><br />ホテルのフロントで、少し早いがと申し込むと、リネンとの連絡の末、部屋の準備が出来たとのことでチェックインできた。<br /><br />一応部屋をチェックし、荷物を置き、カメラなどを持ってすぐに外出した。<br /><br />東急ホテルは、偶然にも、角館へ行った時のホテル同様に、駅舎の直ぐ左手脇に立っていた。<br /><br />こちら側は、温泉口とかで、バス停とタクシーの貯まり場の他、商店らしいものも無く、奥行きは信濃川に遮られ、住宅街しか目に入らなかった。背景は浅間に続く峯がかすんで見えた。<br /><br />駅の御城口と言うメインの入り口を出て、ロータリーからタクシーにて取り敢えず上田城址公園へ走らせた。<br /><br />上田城は、この地方を納めていた豪族、海野氏の流れをくむ真田一族によって、信濃川を背に、領内を流れる川を利して堀とし、城郭を囲むように、現在欅の遊歩道となって居る深い谷が天然の要害になって居る<br /><br />現在は城の建物もほとんど残って居ないが、市街地に向いた東の虎口門の櫓と南北の櫓ぐらい。<br /><br />小高い丘の上に構えた本丸跡灘岡らは、市街地が俯瞰できた。その台地に佇み、俯瞰すれば、中国の詩人、徒歩の詩「4春望」を思い浮かべる。<br /><br />「国破れて山河あり、城春にして草木深し 時に感じては 花にも涙をそそぎ~」<br /><br />驚くことは、何処からどのように運ばれたか、幅3mも有る大石がはめ込まれた石垣、廃墟の後に残された状態を目にすると、日本の築城技術の高さに感嘆するのだ。<br /><br />城址公園を後にして、ぶらぶらと、加齢と共に衰えた足腰を気遣いながら、城下町の散策に向かった。<br /><br />市街地をジグザクに通り抜ける旧北國街道の道筋と、メインの道路が交わる中央とされる交差点が、町の中心と見られ、市の行政の建物が幾つか目に付いた。<br /><br />全体に周囲を山の峰に囲まれた落ち着いた街と言う感じであった。<br /><br />翌日は、旧北国街道の宿場町、旅籠造りや蔵造り、それに格子造りまでも混在した町筋は、良くも今日まで無粋なコンクリートのビルを建ずにに守り継がれたものと思った。<br /><br />城郭を中心に外敵から城を守るために整備された、町民と武家の街が多くの寺院を加えて整然と区割りされている。<br />

秋冷の信州上田の城下町へ。CD.KENNY Gを道ずれに。

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2020/10/06 - 2020/10/08

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horseriderさん

年明け後、新型コロナ感染対策による外出等自粛、日常の閉塞感からの息抜きで、以前より行きたかった角館への旅行をし、猛暑の夏を何とか抜けて、ようやく爽やかな秋を迎えたのを機に、再び旅の空に惹かれて、少年時代、読みふけった少年講談出お馴染みの真田十勇士の所縁の地、信州上田の城下町へ。

そうして、旧北国街道の宿場路へ。

一つには、東京からざっと1時間半くらいで現地へ行けることが魅力だった、長時間の列車の旅が、どうにも退屈に感じられるのは、加齢によるこらえ性の欠如かも知れない。

最近は、普段でも交通機関による移動がもどかしく、早く着かないかといらだつのは、先が短くなった年寄りの焦りかも知れない。

案の定、北陸新幹線、12時04分発の列車は、乗客も疎らで先の角館への旅行と同様に、乗客による密の状態は皆無で、イヤホーンからの、ケニー・ジーの演奏を聴きながら、ハード ボイルド4作家マイクル コナリーのミステリー、ハリー ボッシュシリーズの「汚名」を読むうちに到着。

午後の2時前に現地に到着、予約では午後3時のチェックインとしたが、手荷物もあり、場合に拠ったら手荷物のバッグだけでも預かってもらおうかと、予約した東急ホテルへ取り敢えず出向いた。

ホテルのフロントで、少し早いがと申し込むと、リネンとの連絡の末、部屋の準備が出来たとのことでチェックインできた。

一応部屋をチェックし、荷物を置き、カメラなどを持ってすぐに外出した。

東急ホテルは、偶然にも、角館へ行った時のホテル同様に、駅舎の直ぐ左手脇に立っていた。

こちら側は、温泉口とかで、バス停とタクシーの貯まり場の他、商店らしいものも無く、奥行きは信濃川に遮られ、住宅街しか目に入らなかった。背景は浅間に続く峯がかすんで見えた。

駅の御城口と言うメインの入り口を出て、ロータリーからタクシーにて取り敢えず上田城址公園へ走らせた。

上田城は、この地方を納めていた豪族、海野氏の流れをくむ真田一族によって、信濃川を背に、領内を流れる川を利して堀とし、城郭を囲むように、現在欅の遊歩道となって居る深い谷が天然の要害になって居る

現在は城の建物もほとんど残って居ないが、市街地に向いた東の虎口門の櫓と南北の櫓ぐらい。

小高い丘の上に構えた本丸跡灘岡らは、市街地が俯瞰できた。その台地に佇み、俯瞰すれば、中国の詩人、徒歩の詩「4春望」を思い浮かべる。

「国破れて山河あり、城春にして草木深し 時に感じては 花にも涙をそそぎ~」

驚くことは、何処からどのように運ばれたか、幅3mも有る大石がはめ込まれた石垣、廃墟の後に残された状態を目にすると、日本の築城技術の高さに感嘆するのだ。

城址公園を後にして、ぶらぶらと、加齢と共に衰えた足腰を気遣いながら、城下町の散策に向かった。

市街地をジグザクに通り抜ける旧北國街道の道筋と、メインの道路が交わる中央とされる交差点が、町の中心と見られ、市の行政の建物が幾つか目に付いた。

全体に周囲を山の峰に囲まれた落ち着いた街と言う感じであった。

翌日は、旧北国街道の宿場町、旅籠造りや蔵造り、それに格子造りまでも混在した町筋は、良くも今日まで無粋なコンクリートのビルを建ずにに守り継がれたものと思った。

城郭を中心に外敵から城を守るために整備された、町民と武家の街が多くの寺院を加えて整然と区割りされている。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
旅行の手配内容
個別手配
  • 信州上田駅前の東急REIホテル。<br /><br />略、ビジネスホテル。

    信州上田駅前の東急REIホテル。

    略、ビジネスホテル。

  • 上田城址公園図

    上田城址公園図

  • 深い谷となって居るケヤキ並木の遊歩道、天与の要害となって居る。<br /><br />カメラの交換レンズの世俗部分がバッグの中で微妙にずれていたのか、商店が合わずぼやけた写真になった。

    深い谷となって居るケヤキ並木の遊歩道、天与の要害となって居る。

    カメラの交換レンズの世俗部分がバッグの中で微妙にずれていたのか、商店が合わずぼやけた写真になった。

  • 本丸跡に続く。

    本丸跡に続く。

  • 東の虎口門の南北の櫓の一つ。

    東の虎口門の南北の櫓の一つ。

  • 市街からの流れが天然の城を守る堀となって居る。

    市街からの流れが天然の城を守る堀となって居る。

  • 本丸跡の高台からの眺め。<br /><br />    国破れて山河在り<br /> <br />    城春にして草木深し<br />

    本丸跡の高台からの眺め。

        国破れて山河在り
     
        城春にして草木深し

  • 幅3mも有る大石が見事に組み込まれている。

    幅3mも有る大石が見事に組み込まれている。

  • 街中の教会。

    街中の教会。

  • 上田駅、駅前広場。

    上田駅、駅前広場。

  • 旧北国街道、宿場町、柳町筋、手前に真田十勇士に一人で忍者、<br /><br />霧暮才蔵の名を着けたバス停がある。<br /><br />街のあちこちに十勇士の名を着けたバス停がある。<br /><br />

    旧北国街道、宿場町、柳町筋、手前に真田十勇士に一人で忍者、

    霧暮才蔵の名を着けたバス停がある。

    街のあちこちに十勇士の名を着けたバス停がある。

  • 旧宿場町、柳町<br />

    旧宿場町、柳町

  • 格子造りの商家。

    格子造りの商家。

  • 蔵造りの商家。

    蔵造りの商家。

  • 庇屋根の上に、白い「うだつ」が上がっている。<br /><br />隣との延焼を防ぐために取り作られた。<br /><br />成功がおぼつかなく、下積みのままに居る者を評して、「うだつ」が上がらぬと言う言葉の元。

    庇屋根の上に、白い「うだつ」が上がっている。

    隣との延焼を防ぐために取り作られた。

    成功がおぼつかなく、下積みのままに居る者を評して、「うだつ」が上がらぬと言う言葉の元。

  • 上田東急東急REIホテル<br /><br />スタンダードシングルルーム<br />

    上田東急東急REIホテル

    スタンダードシングルルーム

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