ハネムーン＊NZ北島&南島9泊11日＊④南島クイーンズタウン／雨のミルフォード・サウンド

2019/01/17 - 2019/01/27

旦那の強い希望で決定したハネムーン先はニュージーランド。
壮大でダイナミックな自然を堪能したく、南島メインの9泊11日となりました。

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1日目
成田空港出発、移動日
2日目
オークランド着→南島ネルソンへ移動
ネルソン街歩き&マプア泊
3日目
エイべルタズマン国立公園～ププ・スプリングス～マプア泊
4日目
ネルソン→クライストチャーチへ移動
クライストチャーチ街歩き～ハーミテージへ移動
5日目　
マウントクックトレッキング～テカポへ移動
6日目
テカポ街歩き～クイーンズタウンへ移動
7日目　★今ここ★
ミルフォードサウンド～クイーンズタウン泊
8日目
クイーンズタウン→北島オークランドへ移動
オークランド→ピハへ移動、散策～ピハ泊
9日目
ピハ散策～オークランドへ移動、散策
10日目
ワイポウアカウリフォレスト～オークランド散策
11日目
オークランド発～成田着

エリア フィヨルドランド国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

前記事、６日目のテカポからの続きです。

テカポを出たのが13時半ころ。たくさん寄り道をして、、、（前記事参照）
クイーンズタウンに着き、ホテルにチェックインしたのは19時ころでした。

ホテルは「クラウンプラザクイーンズタウン」で２泊お世話になります。

中心街にあり、たくさんのお店が立ち並ぶメインストリートまで徒歩ですぐ。
ワカティプ湖・山脈の絶景が目の前の最高のロケーション！
かつ価格も高すぎず安すぎずのほどよい感じでした。

他にノボテル、ヒルトンと３つで迷っていたのですが、
ノボテルよりもここのほうがレイクビュールームの眺めがよさそうだったこと、
ヒルトンは湖の向こう側で街に出るのが不便そうだし高かった、
ということでクラウンプラザに軍配が上がりました(^^)

予約したのはキングレイクビュールーム。
キングベッドが１台、チェアとデスク、室内スペースも十分にあります。

予約時に旅の目的を入れる欄があったのでハネムーンだと書いておいたら、
部屋にお祝いのシャンパンがありました！嬉しい！

クラウン プラザ クィーンズタウン ホテル

テラスからはワカティプ湖と市街を望めます。
街の中心地にあるので、賑やかな街の音や声が聞こえます。

テラスから見て右側には湖と山々の景色が広がります。

左側はクイーンズタウンの市街地。
夜の眺めも楽しみだな！

さて、夕飯を食べに街へ繰り出します♪

クイーンズタウンでグルメと言えば１番に名前があがる、ファーグバーガー。
私も友人に「絶対に行くべきだ！！！」と強くおすすめされたので、とりあえず場所の把握と様子を見にお店の前に言ってみました。
ホテルからは歩いて3分弱ですぐでした。

が、着いてみたら大、大、大行列(T_T)
さすがの人気店ですね。
一旦諦めて、別の店へ向かうことにしました。笑

ファーグバーガー ファーストフード

なんだか馴染みのある味が恋しくなって、この日の夕飯はタイ料理に決定♪
お店は「マイタイラウンジ」
やっぱり安定のタイ料理です。美味しい！！
生春巻き、トムヤムクン、チャーハン、パッタイなどなど頼みました。写真はこれだけ…

マイ タイ ラウンジ アジア料理

店内も広く、とても綺麗でした。
私達は窓際の席に通してもらい、目の前の公園を眺めながら食事をいただきました。
公園で座ったり寝っ転がったりしてくつろぐ人たち、気持ちよさそう♪

アーンスロー公園 広場・公園

夕食のあとは、ぶらっと街歩きです。デザートにジェラートもお忘れなく(^^)
キウイとピーチ味だったかな。さっぱりしてて美味しかった！

バーやお土産屋さんなど、たくさんのショップが両側にずらーっと並んでいます。

クイーンズタウンは、町中の賑やかさと雄大な自然のバランスがとても良いなと思いました。
街を歩いていても、波の音と風と、常に自然がそばにあって、すごく心地よいです。

このとき、ようやく21時半過ぎ。
日が沈んできました。

ワカティプ湖 滝・河川・湖

カモメかな。湖畔にたくさんいます。人間からの餌待ちかな。

お店の電気も付いてきて、夜の雰囲気になってきました。

ニュージーランドの国鳥、キーウィの銅像？がありました。
実物には会えなかったけど、キーウィをモチーフにしたものはあらゆるところで目にしました。

まもなく22時になろうとしています。が、まだまだこの明るさ。人も多いし賑やかで、クイーンズタウンの夜は長そうです。

お部屋に戻ってきました。
町中の明かりが浮かび上がって夜もとっても綺麗！

クラウン プラザ クィーンズタウン ホテル

部屋に戻った後は、お祝いにホテルからいただいたシャンパンをテラスで飲みながらゆっくり過ごしました。メッセージカードまで付けていただいて、嬉しいお心遣いです。

おはようございます！NZ７日目の朝です。

今日は、世界遺産フィヨルドランド国立公園[ミルフォード・サウンド]へ行く日帰りツアーに参加します。
早起きしてホテルで朝食を取り、6時50分にツアー会社が迎えに来てくれました。
ちなみに、日本語ガイドのツアーはいっぱいで希望日に予約が取れず、英語ガイドさんです(^_^;)
２人して英語はさっぱりなので、不安を抱える私をよそに旦那くんは「大丈夫大丈夫！なんとかなるって！」と自信たっぷり。どこからその自信が？？笑

車内では女性の運転手さんがガイドを兼任してくれているようで、運転しながらマイクで饒舌な英語で色々と説明をされていました。
南島らしい、ダイナミックな自然の風景を眺めながらバスは進んでいきます。

車を走らせて2時間弱。
フィヨルドランド国立公園の玄関口とも言われている小さな町、テアナウでトイレ休憩です。
「Alpine Centre Cafe & Bar」というお店があり、その横にはひろーい牧場。
そしてアルパカがたくさん。かわいい・・・

テアナウ湖 滝・河川・湖

ちょっと笑ってる風に見える。かわいい。

せっかくだからね。餌あげちゃった。
か、か、かわいい～～～！終始興奮してました。

Alpine Centre cafeでトイレ休憩と、朝早かったので小腹がすいてきてコーヒーとマフィンを購入しました(^^)
他にもお土産があったり、色々と売ってましたよー。

テアナウとミルフォードサウンドを結ぶミルフォード・ハイウェイ（テアナウ・ロード）でバスを止めて、撮影タイム。現れたのは、ミラーレイクです。
湖に設置された逆さ文字の小さな看板、湖面に映ってはじめて「Mirror Lake」と正しく読めるんです。よく思いつきますよね！笑

ミラー湖 滝・河川・湖

バスを降りたら雨がパラパラ降っていました。
フィヨルドランド国立公園は年間の3分の2は雨という地域なので、仕方ないですね(^_^;)

雨は降っていましたが、風はそこまで強くなかったので、綺麗に水面に反射しています。

また少しバスは進んで、次の撮影スポット。
木々が生い茂った道を進んで行くと見えてくるのはレイクガンです。
霧がかって幻想的な雰囲気でした。

またバスが停まります。
奥の方に、削られた山肌から流れる細い滝がいくつか見えます。

この頃には結構な雨が降っていました(^_^;)
それでもバスから降りてなるべく近くで見たい景色です。すごい迫力です。

雨対策で完全防備です。笑
ほぼ垂直に削り取られた山肌から流れてくる水。真上に顔を見上げて眺めていました。
迫力満点。

バスを降りて、キャズム（The Chasm）を目指して少し山の中をトレッキングします。整備された散策路なので歩きやすいです。雨は結構降っていましたが・・・
駐車場には既に大型バスが何台か止まっていて、散策路も行列のようになっていました笑

キャズム＝裂け目、亀裂という意味らしく、その名のとおり激しい川の激流によって侵食された奇岩がたくさんあるんです。

原生林が生い茂るトレッキングコースを10分弱あるくとキャズムが現れました！

確かに川の両側、見たこと無い奇岩ですね～～～！
雨だからか、川の水量と勢いが想像以上にすごいです。

ザ キャズム 森林・ジャングル

岩に激流がぶつかって水しぶきがすごく上がっています。

こちらも。
この形が川の水のパワーによってできていると考えると…自然のパワーのすごさを痛感します。

この写真でだいぶ川の水の勢いが伝わるかと思います笑
雨がすごかったのと、散策路が大行列のように続いていたので、あまりゆっくり歩いて見られなくて残念だったな。

ザ キャズム 森林・ジャングル

またバスはミルフォードサウンドへ向かって先へと進みます。
なんの表示も駐車スペースもない普通の車道にいきなりバスを止めました。降りてみたら、車道のすぐ反対側にこの景色。圧巻です。

クルーズの出発地ビジターセンターに着きました。バスを降りて、いよいよクルーズへ出発です。

乗船してまず、ツアーに付いているビスケットとホットミルクティー、ピタサンドが配られました。
完全防備していたとはいえ、雨の中外に出ていたので冷えた身体にあったかいホットミルクティーが沁みます。
船は２階建て＋屋上？デッキがあります。
２階の窓側の席は埋まってしまっており、真ん中の席を取りました。

船内に小さい売店があるんですけど、そこに辛ラーメンのカップヌードルがあって・・・雨で寒かったのもあり、とっっっても食べたい衝動に駆られました。実際食べてる人も居て、すごくすごく美味しそうだった笑

旦那くんと相談した結果、我慢しました(^_^;)


＊＊＊

ミルフォードサウンド＝フィヨルド

フィヨルドとは？？氷河の進退によって削られた岩山に氷河の溶け水や海水が入り込んで形成される地形のこと。

南島の南西部のフィヨルドランド国立公園はユネスコの世界遺産（自然遺産）に登録されている。フィヨルドランド国立公園内には他に13のフィヨルドがある。ミルフォード・サウンドはタスマン海から15km内陸まで続いており、1200m以上の断崖絶壁に囲まれている。

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この断崖絶壁の中をタスマン海まで行って帰ってくるクルーズです。

ミルフォード サウンドのクルーズ 山・渓谷

撮影スポットに近づくと、船内に英語のアナウンスが流れ教えてくれます。
２階の真ん中席からは景色をあまり見られなかったので、雨だったけど、思い切って屋上デッキに上がることに！

かなりの強風にあおられ、雨に打たれながら、ですが、笑
氷河によって垂直に削り取られた山々はほぼ直角。すごい迫力です。
雨のおかげでこの迫力ある景色が見られるんですよね。

奥に見える一番水量の多い滝が、スターリング滝です。
よく見ると他の船が突っ込んで行っていますね！

すごい水しぶき、、、
一旦、滝下には行かずに通り過ぎます。

白い糸のように見えているのはすべて滝で、水が流れ落ちてきています。
デッキに出れば、水の流れも肉眼でしっかりと目にすることが出来ます。

ミルフォード サウンドのクルーズ 山・渓谷

ダイナミックな景色が広がります。小さく３隻、クルーズ船が見えています。
船の小ささから、この景色の壮大さが伝わると思います。
右奥にはタスマン海が広がっているようです。

まっすぐに落ちる滝もあれば、弧を描くように曲がりながら落ちる滝も。

落ちてくる水量と勢いがお分かりいただけますでしょうか…！

アザラシが気持ちよさそうにお昼寝？しています。雨なのに…笑
手前の岩の上だけでなく、よく見たら奥にも10匹くらいいるので数えてみてください笑

すごい数の滝ですね。山の上の方は雲で覆われています。
左奥にはタスマン海、かな。折返し地点です。

スターリング滝。右側に続く湖面のしぶきが水量の凄さを物語っている…

さて、いよいよ！スターリング滝の水しぶきの中に突っ込んでいきます。
フードもかぶって完全防備！

近づいてきました。既にすごい水しぶきがかかってきます。

写真を振り返ってみると、白い霧がかったように見えますね。水しぶきの中にいるような感覚です。この頃にはもうびしょ濡れです。

少し離れて余裕が出てきたので写真を残しました。皆さん同じようにスターリング滝を背景に撮影。人が入らないようには写せませんでした。
あまりの水のかかりように大爆笑していてひどい顔でした(^_^;)

遠くから見てもすごい迫力です。手前にそびえ立つ断崖絶壁もすごいながめ。ほぼ直角ですね？？？

日本人のおばさま２人組が、写真を撮ってくれました。貴重な２ショットです。

この頃には雨もだいぶ止んできましたのでフードは外しました。デッキでずっと景色を眺めていましたよ。

ミルフォード サウンドのクルーズ 山・渓谷

スターリング滝に比べると、本当に糸のような滝です笑

雲の合間からすこーし日が差してきた？？？

レインパーカーの赤が映えます笑

まもなくクルーズも終了です。
改めて、すごい景色の中にいたんだなあ。。。

奥に見えるのがボーエン滝です。こちらもすごい水量。

右奥に船着き場が見えてきました。２時間弱のクルーズ、雨で風もすごくて天候には恵まれなかったけど、雨天ならではの迫力ある景色が見られて、本当に自然のパワーの素晴らしさを感じられました。雨で良かったのかも。

でもやっぱり、晴れも見たい、、、！


そして、帰りは思い切ってセスナでクイーンズタウンまで戻るオプションを追加していました。往復８時間のバス移動はちょっとしんどいから…
空から見るミルフォードサウンドやワカティプ湖の景色を楽しみにしていたのですが、、、

この悪天候により、セスナの飛行はできないとのことでバスで帰ってねと言われました。残念すぎる。
まあでもこの天候なら仕方ないですよね。揺れたりするの怖いし。

おとなしくバスで帰りましょう。

ミルフォード サウンド 山・渓谷

結構疲れていたのか、帰りのバスは爆睡してました。
ワカティプ湖が見えてきて、また撮影スポットでバスは止まります。

パラパラと雨は降ってるんだけど、青空が見えてますね。

ワカティプ湖 滝・河川・湖

Devil's Staircase Lookout Point（デビルズステアーケースルックアウト）
意味は、「悪魔の階段」。
なんとも恐ろしい名前ですが、湖沿いの道の中で最も曲がりくねって狭くなっている場所で、そこの崖が実際に階段状に削られていてなかなか迫力のある車道です。写真右側。
この道をこんなに大きいバスを運転していくなんて、すごすぎる。

左にはワカティプ湖、右にはこの迫力ある山肌を眺めながら、バスは進みます。
ホテルに戻ったのは19時でした。
セスナだったら17時前には戻っているはずだったけど、、

それでも世界遺産ミルフォードサウンドは往復8時間をかけてでも行く価値のある場所でした。
今度は、晴れの日に行きたい、、、！


＊＊＊

長くなってきたので、ミルフォードサウンド編は終わりです。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m