フィヨルドランド国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
いよいよ旅も大詰め。南島最終日でもある。<br /><br />本日は4時に葉加瀬太郎のAnother Sky(目覚まし)で叩き起こされる。<br />日本は1月3日を迎えたばかり。<br />なんせ5時55分にツアー出発ゆえ、今日も老体に鞭打つ。<br /><br />南島最後のクライマックスにもってきたのはミルフォードサウンド。<br />ここもNZではマストな観光地であり、行きたかったところ。<br /><br />集合場所のバス停に行くと、すでにそれっぽい人たちがワラワラいる。<br />外は小雨ゆえ、みんなバス停の屋根にひしめき合うように待つ。<br />出発時の天気を見るに今日もイマイチどんよりっぽいし、ミルフォードサウンドは1年のうち240日雨とかいう噂も聞く。<br />それだけに「ミルフォードサウンドは雨の日こそが幻想的で滝の水量も多くて迫力あって良いんだぜベイベー」っという観光客のモチベを必死に食い止める宣伝も見かけるが、晴れた日に勝るもんはなかろう。<br /><br />フィヨルドクルーズといえば9年前に行ったノルウェーだが、その時も天気悪いし夏のくせに寒いしこんな歳だし親も歳だしで、後半はデッキにも出なかった記憶が蘇る。<br />クイーンズタウンからミルフォードサウンドへは直接距離で70kmくらい。だがしかし直線道路は存在しないので、南の方をぐるりと回り込み、片道300kmほどかけて、テ・アナウという街を経由して行くことになる。<br />幸いテ・アナウまでは寝不足が手伝って寝倒した。<br /><br />そのテ・アナウで朝食休憩をとり、そこから先はいよいよミルフォードロードに突入。<br />ところどころ写真スポットがあるらしく、いろいろなところで撮りっぱぐれぬようバチバチ撮りまくる。<br />中でもミラーレイクという所はなかなかの見どころで、水底が見えるくらい透明な水が鏡面となってウユニ的写真を収めることができる。<br />天気が良ければ。<br />この日は残念ながら小雨だったので、それほど良い鏡面にはならなかったが、それでも雲の立体感は湖面に反射し、美しいからまぁええかと。<br /><br />ミルフォードロードは1.2kmの対面通行のトンネルをを抜けた所から一気に下る。<br />ここの景色が壮大。そしてここから青空が見えてきた!<br />ミルフォードサウンド側の空が明るいし、これは期待大。<br />っというわけで、ミルフォードサウンド到着時には、澄み渡りたる青空に流るる雲を仰ぎ見る風景。<br /><br />なんか自然を相手に大逆転勝利した気分。<br />さっそくクルーズ船に乗り込む。<br /><br />はいもう絶景。<br /><br />今まで見たことないような切り立ったフィヨルド壁面と湾の水面の青さとの対比。藤川市議もビックリなくらい美しすぎる。<br />ただ良い天気ゆえ、乗客のほとんどがデッキに上がるので、デッキは大混雑。<br />撮影場所キープは一瞬の隙をついて入って行かねばならん。言うなれば伝説の2009年安田記念を勝ったウオッカのような切れ味を見せないとベスポジキープは難しい。<br />しかし停泊中のデッキは前方が岸を向いてるので、みんなフィヨルドが今まさに見えてるデッキの後ろ側に集中している。<br />なんと岸を向いている前方が空いてた。<br /><br />これはチャーーンスと早々に前方に位置取り完了。<br />出発後「そっちなんかい!」と集まってくる人たちを横目にしばし好位キープで出発後の絶景を撮りまくった。<br /><br />腹は減っては戦ができん、っというわけで、少ししたらツアーインクルーディッドのランチボックスを受け取り、ついでにビールも買い込んでアツアツのチキンパイで晩酌。<br />このチキンパイがごっつ美味かった。<br />ビーフパイやミンスパイばかりに目がいってたが、チキンパイの方が好みだと旅の終盤で気付くことになる。<br /><br />もちろんデッキのベンチで晩酌してる間に、良きポジは他の馬もとい観光客が占有しているので、ここから2009年ウオッカ戦法で再び撮影ベスポジを狙いに行く。<br />クルーズのクライマックス、スターリング滝に来る頃には、水被りのベスポジを再びゲットしダイナミックな滝壺を味わうことができた。<br /><br />後半は他の馬もとい観光客もバテてきたのか、はたまた飽きてきたのかデッキが空いてきたので、難なく前方ポジを確保。<br />終盤は写真ばかりバチバチ撮らず、心のシャッターを切ることに専念。<br />写真では再現できない絶景がここにはあるんです。<br /><br />クルーズ終了後は4時間かけてクイーンズタウンへ。帰りも寝倒した。<br />クイーンズタウン帰着は18時過ぎ。<br />NZでは平日扱いだからか、昨日ほどの賑わいはない。ストリートミュージシャンもいないので、名も知らぬ大きな木を見ながら「この木なんの木」を歌って勝手に盛り上がる。<br />ディナーはちょいとオサレなレストランにて。最後のしっかりしたディナーという事で、オイスターをいただき。<br />そしてソーヴィニヨンブランのボトルも入りますー。<br /><br />って思う存分飲み食いしたら2人で200NZD行ってしもた。そんなNZラストディナーでした。

年末年始・夏のニュージーランド⑥

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2025/01/03 - 2025/01/03

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IDEX

IDEXさん

いよいよ旅も大詰め。南島最終日でもある。

本日は4時に葉加瀬太郎のAnother Sky(目覚まし)で叩き起こされる。
日本は1月3日を迎えたばかり。
なんせ5時55分にツアー出発ゆえ、今日も老体に鞭打つ。

南島最後のクライマックスにもってきたのはミルフォードサウンド。
ここもNZではマストな観光地であり、行きたかったところ。

集合場所のバス停に行くと、すでにそれっぽい人たちがワラワラいる。
外は小雨ゆえ、みんなバス停の屋根にひしめき合うように待つ。
出発時の天気を見るに今日もイマイチどんよりっぽいし、ミルフォードサウンドは1年のうち240日雨とかいう噂も聞く。
それだけに「ミルフォードサウンドは雨の日こそが幻想的で滝の水量も多くて迫力あって良いんだぜベイベー」っという観光客のモチベを必死に食い止める宣伝も見かけるが、晴れた日に勝るもんはなかろう。

フィヨルドクルーズといえば9年前に行ったノルウェーだが、その時も天気悪いし夏のくせに寒いしこんな歳だし親も歳だしで、後半はデッキにも出なかった記憶が蘇る。
クイーンズタウンからミルフォードサウンドへは直接距離で70kmくらい。だがしかし直線道路は存在しないので、南の方をぐるりと回り込み、片道300kmほどかけて、テ・アナウという街を経由して行くことになる。
幸いテ・アナウまでは寝不足が手伝って寝倒した。

そのテ・アナウで朝食休憩をとり、そこから先はいよいよミルフォードロードに突入。
ところどころ写真スポットがあるらしく、いろいろなところで撮りっぱぐれぬようバチバチ撮りまくる。
中でもミラーレイクという所はなかなかの見どころで、水底が見えるくらい透明な水が鏡面となってウユニ的写真を収めることができる。
天気が良ければ。
この日は残念ながら小雨だったので、それほど良い鏡面にはならなかったが、それでも雲の立体感は湖面に反射し、美しいからまぁええかと。

ミルフォードロードは1.2kmの対面通行のトンネルをを抜けた所から一気に下る。
ここの景色が壮大。そしてここから青空が見えてきた!
ミルフォードサウンド側の空が明るいし、これは期待大。
っというわけで、ミルフォードサウンド到着時には、澄み渡りたる青空に流るる雲を仰ぎ見る風景。

なんか自然を相手に大逆転勝利した気分。
さっそくクルーズ船に乗り込む。

はいもう絶景。

今まで見たことないような切り立ったフィヨルド壁面と湾の水面の青さとの対比。藤川市議もビックリなくらい美しすぎる。
ただ良い天気ゆえ、乗客のほとんどがデッキに上がるので、デッキは大混雑。
撮影場所キープは一瞬の隙をついて入って行かねばならん。言うなれば伝説の2009年安田記念を勝ったウオッカのような切れ味を見せないとベスポジキープは難しい。
しかし停泊中のデッキは前方が岸を向いてるので、みんなフィヨルドが今まさに見えてるデッキの後ろ側に集中している。
なんと岸を向いている前方が空いてた。

これはチャーーンスと早々に前方に位置取り完了。
出発後「そっちなんかい!」と集まってくる人たちを横目にしばし好位キープで出発後の絶景を撮りまくった。

腹は減っては戦ができん、っというわけで、少ししたらツアーインクルーディッドのランチボックスを受け取り、ついでにビールも買い込んでアツアツのチキンパイで晩酌。
このチキンパイがごっつ美味かった。
ビーフパイやミンスパイばかりに目がいってたが、チキンパイの方が好みだと旅の終盤で気付くことになる。

もちろんデッキのベンチで晩酌してる間に、良きポジは他の馬もとい観光客が占有しているので、ここから2009年ウオッカ戦法で再び撮影ベスポジを狙いに行く。
クルーズのクライマックス、スターリング滝に来る頃には、水被りのベスポジを再びゲットしダイナミックな滝壺を味わうことができた。

後半は他の馬もとい観光客もバテてきたのか、はたまた飽きてきたのかデッキが空いてきたので、難なく前方ポジを確保。
終盤は写真ばかりバチバチ撮らず、心のシャッターを切ることに専念。
写真では再現できない絶景がここにはあるんです。

クルーズ終了後は4時間かけてクイーンズタウンへ。帰りも寝倒した。
クイーンズタウン帰着は18時過ぎ。
NZでは平日扱いだからか、昨日ほどの賑わいはない。ストリートミュージシャンもいないので、名も知らぬ大きな木を見ながら「この木なんの木」を歌って勝手に盛り上がる。
ディナーはちょいとオサレなレストランにて。最後のしっかりしたディナーという事で、オイスターをいただき。
そしてソーヴィニヨンブランのボトルも入りますー。

って思う存分飲み食いしたら2人で200NZD行ってしもた。そんなNZラストディナーでした。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配
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