2016/09/17 - 2016/09/25
105位(同エリア294件中)
ひろろんさん
この旅行記のスケジュール
2016/09/23
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朝食「ベストウエスタン・アマゾンホテル」
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everest
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ケンタッキー
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この旅行記スケジュールを元に
高校生の頃から憧れていたギリシャへ。
当時のギリシャは財政危機が叫ばれて久しく、もう少し落ち着いてから行くべきか、ぼやぼやしていたら行く機会を失ってしまうかもしれないので今のうちに行くべきか、迷った結果このタイミングで行く事に。
実際訪れてみると、危険な事やすさんだ雰囲気はまったくなく、現地の方もみなさん親切でした。
ただ、ほとんどのお店でクレジットカードを使用する事ができなかったため、いつも以上に換金して持って行った現金が役に立ちました。
東京-アテネ間の往復航空券はDeNAトラベルから、ギリシャ国内の航空券はエーゲ航空の公式サイトから直接、サントリーニ島-ミコノス島間のフェリーはAFerry.jpのサイトから購入、ホテルは全てHotels.comで手配しました。
【スケジュール】
2016/9/17
未明:カタール航空で羽田からカタール「ドーハ」経由でギリシャ「アテネ」へ
2016/9/18
早朝:エーゲ航空でサントリーニ島へ
2016/9/19
午後:Sea Jetsフェリーでミコノス島へ
2016/9/20
夕方:エーゲ航空でアテネ経由でザキントス島へ
2016/9/21
終日:ザキントス島観光
2016/9/22
早朝:エーゲ航空でアテネへ
2016/9/23
終日:メテオラ観光
2016/9/24
終日:アテネ観光
2016/9/25
未明:カタール航空でギリシャ「アテネ」からカタール「ドーハ」経由で羽田へ帰国
【旅費】
約150,000円
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7日目7時、アテネの宿泊ホテル「ベストウエスタン・アマゾンホテル」で朝食。
アマゾン ホテル ホテル
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シンプルなホテルの朝ごはん。
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7時半、この日は日帰りで世界遺産のメテオラ修道院へ行くため地下鉄のシンタグマ駅へ。
シンタグマ駅 (地下鉄) 駅
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シンタグマ駅は地下鉄2号線と3号線が乗り入れている広くて綺麗で近代的な駅。
ただ案内板が少ないので、どのホームを使えばいいのかちょっと迷いました。 -
シンタグマ駅から地下鉄2号線で約5分のラリッサ駅へ。
ラリッサ駅の地上に出ると、目の前にあるのが国鉄のアテネ駅です。
メテオラ修道院のあるカランバカへは、このアテネ駅から向かいます。
周辺は治安が悪くて有名との事ですが、ラリッサ駅からアテネ駅へ向かうだけなら特に恐ろしさは感じませんでした。ラリッサ駅(地下鉄) 駅
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ラリッサ駅の階段を上がってすぐのところにあるギリシャで人気のファストフード店「everest」
この日は移動時間が長くてゆっくりランチをする時間がないので、電車の中で食べようとここでサンドウィッチを購入。 -
カランバカまでの乗車券は、2ヶ月ほど前にギリシャ国鉄のサイト「trainOSE」から往復分を直接購入済みです。
日程が近づくにつれて少しずつ値上がりするらしいんですが、早めに購入したので片道11.2ユーロでした。約5時間も乗車するのにこれは安い!
当日チケットに交換する必要はなく、購入時にプリントアウトしたバウチャーを持っていればOK。アテネ駅 (アテネ中央駅) 駅
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アテネ(Athens)とカランバカ(Kalambaka)間を走る電車は一日数本ありますが、日帰りしたい私たちは直行便のこちら一択。
8:27アテネ発-13:18カランバカ着(4時間51分)
17:32カランバカ発-22:12アテネ着(4時間40分)
電光掲示板にはホームが記載されていなかったんですが、近くの乗客の方に確認するとプラットフォーム1から出発するようです。
すごい混んでる!予約しといてよかったー。
それにしても不安になるほどの落書きがされている電車です。 -
ですが、車内は思いのほか綺麗!
予約の際、座席図を見て選択した座席はB(二等車)の52と58。続き番号ではないけれど、隣同士の席です。
進行方向に向かった席にしたくて吟味したはずなんだけど反対向きだった。。 -
お昼が近づいてきたので、食堂車への道すがら車内を探索。
こちらは個室になっているA(一等車)車両。 -
こっそりコンパートメントの中も撮らせてもらいました。
一部屋6人掛けとなっています。 -
キッズエリアもあります。
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食堂車はレストランといった感じではないけれど、売店でドリンクと軽食が売られていました。
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売店でフラッペを購入し、乗車前に買っておいたeverestのサンドウィッチのランチ。
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途中の車窓から、平行に走る線路が見えました。
所々工事中だったので、建設中の新しい鉄道でしょうか? -
13時50分、約30分遅れでカランバカ駅に到着しました。
ギリシャの鉄道は遅延が当たり前という事なので、30分遅れくらいなら許容範囲です。カランバカ駅 駅
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カランバカ駅前を出た瞬間、そびえ立つ奇岩群。
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駅前で声をかけてきたタクシーのドライバーさん。
メテオラの観光タクシーは1時間20ユーロの定額制と決まっているようですが、念のため確認をして3時間チャーターしました。
現在残っている6つの修道院はお休みの曜日が異なり、1日で全てを見学するのは難しいため、効率よく廻ってくれる観光タクシーの存在はとてもありがたい。
ちなみに今回オプショナルツアーに申し込むか悩みましたが、添乗員さんが連れて行ってくれるわけではなく、自力で指定の鉄道に乗り、駅前で待機してくれているタクシーで観光するタイプが多く、鉄道と観光タクシーの手配のみでお高めの手数料を支払うのなら、自分たちで手配した方がお得に感じました。 -
最初に案内されたのは「聖ニコラオス・アナパフサス修道院」
14世紀に聖ディオニシオスにより建立された、メテオラの中で一番低い場所に位置する一番小さな修道院。アギオス ニコラオス修道院 寺院・教会
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オープンは9:00(日曜日は9:30)~16:00まで。
この日は金曜日でお休みだったため、駐車場から眺めるだけ。 -
駐車場の向かい側には「ルサヌ修道院」
後から向かいます。 -
道すがら見えたのは「ヴァルラアーム修道院」
いったん下車して写真タイム。 -
丸い岩山と聖ニコラオス・アナパフサス修道院がよく見える絶景ポイント。
こちらでも手際よく写真を撮ってくれるドライバーさん。 -
ルサヌ修道院の真下でも下車して一枚。
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トルコのカッパドキアを思い出させる奇岩群。
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ルサヌ修道院に向かっているんですが、さっきより遠のいているような...?
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ルサヌ修道院は聖女ヴァルヴァラに捧げられた、16世紀建立の女子修道院。
オープンは9:00~17:00、お休みは水曜日です。ルサヌ修道院 寺院・教会
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この階段を上った先に修道院があるはずなんですが、まったく見えません。。
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3分ほど階段を上ると、小さな可愛らしい修道院が見えてきました。
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最後の階段の脇からは、お花で彩られた中庭が見下ろせます。
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メテオラの修道院内は肌の露出が多い服装やパンツスタイルの女性は入場する事ができません。
修道院では入口で大判のストールを貸してもらえるので、これで肌を覆って入場する方もいます。 -
テラスからはヴァルラアーム修道院が。
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あの丸い岩山も見えました。
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礼拝堂は撮影禁止となっており、写真の撮れるエリアは限られています。
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恒例のポストカードとマグネットを購入。
私たちが入場した修道院では、こういったお手軽なギフトショップを見かけたのはこのルサヌ修道院のみだったので、ここで買っておいてよかったー。 -
次の修道院へ向かう途中の絶景ポイントでスケッチをしている人。
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大きな岩に潰されそうな「ヴァルラーム修道院」の門。
14世紀、隠修士ヴァルラームが三賢人に捧げる教会を建て、その後跡地に兄弟の修道士が建立した修道院です。ヴァルラーム修道院 寺院・教会
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オープンは9:00~16:00、金曜日のこの日はお休みのため修道院には入れませんが、「途中の景色が素晴らしいので見ておいで」とドライバーさん。
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まさしく絶景!仙人が住んでいそうな雰囲気。
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今でも滑車を使って荷物を運んでいるんだそうです。
ちょうど吊り上げているところに遭遇。 -
向こうにメガロ・メテオロン修道院が見えます。
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岩を削って階段を作ったんでしょうか?
今にも岩に押しつぶされそうです。 -
修道院の入口に到着。
お休みのため開いていないので、ここで引き返します。 -
なんか、、カエルに見える、、
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ここから見えるのはメガロ・メテオロン修道院の駐車場。
中央にせり出した岩の先端に立って写真を撮ってる人もいました。 -
メテオラではお散歩したりお昼寝したりしている犬や猫と多く出会えます。
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メガロ・メテオロン修道院の駐車場側から見た、先ほどのヴァルラーム修道院。
修道院部分は入口の扉しか見る事ができなかったので分かりませんでしたが、かなり大きな修道院だったんですね。メガロ メテオロン修道院 (メタモルフォシス修道院) 寺院・教会
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14世紀に聖地アトス山から移り住んだ聖アナスタシオが開いたという「メガロ・メテオロン修道院」。メテオラの中でも一番大きく一番高い場所に建っている修道院です。
ここ駐車場からは右下の階段の部分までいったん下りて、うねうねとした階段を上っていきます。
正面から見るとアリの巣のよう。。 -
オープンは9:00~17:00、お休みは火曜日です。
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駐車場から下った谷底になる祠。
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上を見上げると、こちらにも物資はもちろんの事その昔は人も運んでいたという滑車。
ロープは切れるまで交換しないため、運悪く亡くなってしまう方もいたそうです。 -
あの塔の上の高さまで階段で上ります。
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トンネルを抜けると、、
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小さな祭壇にコインが奉られています。
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向かいのヴァルラーム修道院。
改めてすごい断崖絶壁に建っていることがわかります。 -
右上の駐車場から階段と坂道を下って、、
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谷底の祠からここまで上ってきました。
階段は115段もあるそうです。 -
修道院に入って最初に覗いたお部屋は納骨堂。
頭蓋骨が整然と並べられています。 -
明るくて綺麗にお手入れされた中庭。
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イコンの壁画。
博物館の入口だったかな?撮影禁止で記録がないので定かではありませんが、、 -
テラスからの眺め。
ここがメテオラの一番高い場所だという事がわかる風景です。 -
何かのプレート、かわいい。
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こちらは貯蔵庫。大きな樽が並んでいます。
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こちらはワインの貯蔵庫?
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トウモロコシが飾られています。作業場かな?
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こちらはキッチン。
入口には「OLD KITCHEN」のプレートがありました。 -
この部屋だけは修復中なのか、当時のままのような雰囲気です。
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礼拝堂の入口。
内部は撮影禁止となっています。
メガロ・メテオロン修道院はメテオラで一番大きいと言われているだけあって、見応えのある修道院です。
見学を終えて駐車場に戻るまでに約1時間もかかってしまいました。 -
残る修道院はあと2つ。これまでの4つの修道院とは少し離れた、カランバカ駅に近い場所に建っているんですが、メガロ・メテオロン修道院でゆっくりしすぎたのか、時刻はすでに16時半、帰りの電車の時間まであと1時間です。
という事で、
15世紀に修道僧ドメティウスによって創建され、至聖三者(アギア・トリアダ)に捧げられたという「アギア・トリアダ修道院」は、聖ステファノス修道院の駐車場から眺めるだけとなりました。
オープンは9:00~17:00、お休みは木曜日なので、この日はオープンしていたはずですが残念。。アギア トリアダ修道院 寺院・教会
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アギア・トリアダ修道院とは反対側、奇岩の隙間からカランバカの街並みが見えました。
現存する6つの修道院のうち、カランバカの街からも見えるただ1つの修道院との事です。 -
12世紀頃から修道士が住み始め、14世紀に修道院が建立された女子修道院「聖ステファノス修道院」
駐車場からは橋で繋がっていて、唯一階段を上る必要がない修道院です。アギオス ステファノス修道院 寺院・教会
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オープンは9:00~13:30、15:30~17:30、お休みは月曜日。
電車の時間まではあと45分しかないため、「20分で戻って来てね」とドライバーさん。 -
体を覆うストールは、シックな柄で綺麗に整頓されています。
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女子修道院らしいお花で彩られた中庭。
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聖ハラランボス聖堂内には聖ハラランボスの聖遺物が納められています。
他の修道院と同じく聖堂内は撮影禁止のため写真に残っておらず、実は内部の記憶がありません。。 -
立入禁止のロープが張られた中には子猫がいっぱい。
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オッドアイの双子猫ちゃん。
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その奥には小さな教会が見えました。
外からは大きく見えた聖ステファノス修道院ですが、見学できるエリアが限られているのと、私たちに時間がなかったのとで、ゆっくりと見る事はできませんでした。 -
修道院の観光が終わり、ドライバーさんと一枚。
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今回入場できた3つの修道院のチケット。
どこの修道院も入場料は3ユーロでした。 -
駅へ向かう途中、原っぱにヤギが放されていました。
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17時15分、カランバカ駅に到着。
約3時間で効率よく修道院を廻ってくれて、通り道の絶景スポットでは車を停めて手際よく写真を撮ってくれたドライバーさん。
ホントに感謝しかありません。カランバカ駅 駅
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17:32カランバカ発-22:12アテネ着の電車で帰ります。
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相変わらずの落書き電車。
座席はB(二等車)の81と83の隣同士、しっかり吟味したはずですが、やっぱり進行方向の後ろ向きだったー....
しかも前の座席の人と向かい合わせになるBOX席だったので足が伸ばせません。。 -
アテネ駅に到着したのは、約1時間遅れの23時7分。
座席選びに失敗した5時間半の乗車でしたが、ほとんど寝ていたので記憶はありません。アテネ駅 (アテネ中央駅) 駅
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この日は行きの電車で食べたサンドウィッチ以降何も口にしていませんでしたが、予定よりも遅くなってしまったので、ホテル最寄りのケンタッキーでテイクアウトしてホテルで夕食。
長ーい一日でした。
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旅行記グループ 2016年9月『ギリシャ周遊9日間の旅』
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