2010/02/07 - 2010/02/11
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まさとし/国連加盟国全て訪問済さん
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①2/4 東京(1630)~LAX(920/1245)~ワシントン~ (機内)
②2/5 ~ブエノスアイレス(1050) ブエノスアイレス Hotel Frossard
③2/6 ブエノスアイレス(930)~コロニア(1345)~モンテビデオ モンテビデオ(2100)~ バス車中泊
④2/7 ~ポルト・アレグレ(800/1300)~フロリアノポリス(2000) フロリアノポリス POUSADA CENTRAL
⑤2/8(月) フロリアノポリス(セントロなど) フロリアノポリス▼POUSADA CENTRAL
⑥2/9 フロリアノポリス フロリアノポリス(1600)~ バス車中泊
⑦2/10 ~フォスドイグアス(ブラジル側イグアスの滝・ヘリコプター・バードパーク) フォスドイグアス SAN REMO HOTEL
⑧2/11 パラグアイ(シウダー・デル・エステ/イグアス市) フォス・ド・イグアス(2110)~ バス車中泊
⑨2/12 ~クリチバ クリチバ(1200)~モヘチス(1500)観光鉄道 クリチバ NOVA LISBOA HOTEL
⑩2/13 クリチバ(1000)~サンパウロ(1700) サンパウロ 萬里ホテル
⑪2/14 サンパウロ(休み) サンパウロ 萬里ホテル
⑫2/15 サンパウロ(900)~リオデジャネイロ(19:30Tさん空港到着/カーニバル鑑賞) シェラトンホテル
⑬2/16 リオデジャネイロ観光 リオデジャネイロ(2130)~ (バス)
⑭2/17 ~サンパウロ(荒木仮眠)サンパウロ(2300)~ (機内)
⑮2/18 ~シカゴ~LAX(1035/1139)~ (機内)
⑯2/19 ~東京(1630)
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ウルグアイのモンテビデオからポルトアレグレへ向かうバスは深夜1時に国境にさしかかったようでしばらく停車していた。でも乗客はそのまま車内で寝ていればいい。
バスはそれ以外ほとんど停車することもなく朝の8時にポルトアレグレに到着した。
ポルトアレグレでは元から宿泊する予定はなかったので次の目的地フロリアノポリスへのバス会社を探した。4時間後の13時に出発するバスがあり、切符を購入した。その後荷物を預けてポルトアレグレの町へ出ることにした。今日は朝から強い日差しが照りつけ、真夏の気候を思わせる。
ポルトアレグレはブラジル南部最大の都市で高層ビルが建ち並ぶ大都会だ。人種構成は大半が白人とのことだが、黒人も多くブラジルの他の町と雰囲気は変わらない。白人主流国家のアルゼンチンやウルグアイから来たこともあり、なおさらそう感じるのかもしれないが。
ただアジア系はほとんど見あたらない。 -
ポルトアレグレが大都市だと思わせるものは近郊電車が走っていることだ。レシフェなどと同じタイプの電車が郊外から空港やバスターミナルを経て市内を結んでいて安くて便利だ。この鉄道で町の中心部のメルカード駅に出た。
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中心部のメルカード駅前にでた。日曜ということで町唯一の観光名所といってもいい中央市場が閉まっている。承知していたとはいえ町の中心部は人気も少なく開いている店もなくが味気ない。
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初めて南米に来たときから日曜には悩まされてきた。セントロの店は閉まっているし、治安は悪くなる。暇をもてあますことになる。
長期旅行なら何もしなければいいだけだが、時間が命の短期旅行では大打撃を受けてしまう。
やはり旅行中でも日曜は休めということなのだろうか。 -
ポルトアレグレの街も他の南米の街同様くたびれた高層ビルが林立する。
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ポルトアレグレ観光の拠点であるマトリス広場に向かった。
丘の上に立つカテドラル。 -
カテドラルでミサでも聞いたりしながら時間を過ごした。
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メルカード駅へ戻る際、利用したタクシーの運転手。
電車の乗る前、市場の前で営業していた数少ない食堂で昼食を取り、昼前にバスターミナルへ戻った。ブラジル南部最大の都市は何もないとはわかっていたが素通りはできなかった。サンパウロを小さくしたようなくたびれた高層ビルの建ち並ぶ大都会。どんな町なのか気になっていたのでそれなりに来た甲斐はあったように思う。 -
ポルトアレグレの中央市場をあとに。
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ポルトアレグレのバスターミナル。薄っぺらいコンコースの屋根の上をバスが頻繁に通過する。
午後一時のバスでフロリアノポリスへ出発した。途中ドライブインで一度休憩を取り、7時間後の夜8時にフロリアノポリスに到着した。
フロリアノポリスはかなり広い町でどこに滞在するかが問題だ。一応今回のブラジル南部の旅でもっとも重視していた場所なので2泊するつもりだ。できればビーチに泊まりたいと思っていたので北部のカナスビエイラスに向かうことにした。日曜の夜だが市バスはまだ運行されているようで待っている人がたくさんいる。カナスビエイラスのバスターミナルまで直行バスに乗り、さらにビーチへは別のバスに乗り継ぐことになる。 -
バスターミナルは改札があり外に出なければ何度バスに乗っても一回の支払いで済む。
まともな地図がないがカナスビエイラスビーチの中心部らしき場所でバスを降りた。メインストリートは日曜の夜だが、観光客でごった返している。通りに面したレストランや飲み屋、ショップは観光客で大繁盛だ。こんな状態で泊まるところはあるのだろうか不安だ。何軒かホテルを当たったがどこも値段は高めだ。
部屋の設備がいいとはいえずコストパフォーマンスはあまりよくない。でも全体的に空室は多いようで値段交渉は可能なようだ。しかしホテルの数は決して多くないのにこれだけの観光客はどこに滞在しているのだろうか。
結局「ポサーダ・セントラル」という町のド真ん中の宿に泊まることにした。値下げして1泊60レアル(3000円)だが、ここより安い場所を今から探す気にはなれない。 -
ブエノスアイレス以来、久々にシャワーを浴び夜のカナスビエイラスの町に出た。夕食はブラジルのポロキロ(食べ放題のバイキング)だが、ここではシーフードも目にする事ができる。
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月曜日の早朝。昨夜の謙遜が嘘のように町が静まりかえっている。
ゴミが散乱した殺伐とした町並みを掃除をする人々。南の島のリゾートの朝を思わせる。そんな中、9時頃町が動き出した。 -
カナスビエイラスのビーチへ出た。今日は雲がある天気で太陽は見ることができない。
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宿泊している「ポサーダ・セントラル」。
とりあえず市バスでバスターミナルのあるセントロへ出ることにした。しかしバスは思ったほど本数がなく、そのくせ客は多い。ブラジルのバスはどこへ行っても行列を見る気がする。
バスターミナルで明日出発するイグアスの滝の拠点になるフォスへ切符を購入した。そしてセントロへ出た。ここに来て太陽が顔を出し、すさまじい日差しが照りつける。湿度か高いので不快指数はかなり高い。また強風も出てきて砂をまき散らす。今日の天候は不安定だ。 -
フロリアノポリスのセントロのビル群。
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カラフルなセントロの町並。
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セントロの教会。
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カテドラル・メトロポリターナ。
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カテドラル周辺の建物。
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階段の向こうにある「ロサリオ聖母マリア教会」。
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フロリアノポリスの中央市場。
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中央市場の中にシーフード料理を出すバーがある。
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カウンター形式なので一人でも入りやすい。
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サンパウロから来たおじさん。
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ビールを飲みながら蠣の料理を注文することにした。
結構値は張ったが雰囲気はよく、フロリアノポリスで最大の見所だと思っていたので来た甲斐がある。
結局天候は優れないままカナスビエイラスに戻ることにした。日中だというのにバスターミナルは1本のバスに長蛇の列だ。到着したバスはすぐに満員になる。座る余裕などなく車内に入ることが出来れば幸運な方だ。明らかに客の数に対してバスの本数が少なすぎる。 -
フロリアノポリスを出発する日は朝から雨。到着したときその蒸し暑さにどうなることかと思ったが、昨日から急にしのぎやすくなり少し肌寒いくらいだ。水シャワーが少し億劫だ。今日バスでイグアスの滝の拠点になるフォスへ移動するが、フロリアノポリスを出発すのは夕方4時だ。チェックアウトが11時なのでそれまで雨のしたたるベランダの外を眺めながらのんびりすることにした。
しかし太陽が出た日と出ない日でこうも気温差があるのか。到着した夜の蒸し暑さがなつかしい。
12時過ぎに市バスでセントロへ向かうことにした。バスはなかなか来ないだろうと思いゆっくり向かうつもりだったが、こんな時に限ってスムーズにバスがやってくる。
カナスビエイラスのターミナルでバスを乗り換えセントロへ。 -
市バスの車窓からの眺め。老朽化した「エルシリオ・ルス橋」。
今は自動車の通行はできず歩行者のみ渡る事ができるが、橋の周辺の治安が悪そうだったので渡るのは断念した。 -
16時前にフォス・ド・イグアス行のバスがやってきた。バスの最終目的地はパラグアイのアスンシオンだ。クリチバ付近を経てイグアスの滝の拠点になるフォス・ド・イグアスまでは15時間の道のりだ。
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エルシリオ・ルス橋に平行に架かる橋を渡り、フロリアノポリスをあとに。
今までのバスと違い混雑が激しく、クリチバまで頻繁にバスターミナルに立ち寄りほぼ満席状態でフォスを目指した。南部は高速道路網が整備されているので走行が快適だ。 -
クリチバ付近で日が暮れ、その際青空が見えてきた。
山が日に焼けて美しい。 -
翌朝。
夜明け前の早朝7時前にフォス・ド・イグアスのバスターミナルに到着した。乗客の大半はパラグアイに行くようでイグアスで降りたのは数人だけだった。
危うく乗り過ごすところだった。 -
市バスで近距離バスターミナルへ出た。
中心部のビルは朝日に染まる。 -
フォスではターミナルから徒歩圏内の安めの宿に泊まることにした。
「SAN REMOホテル」
1泊50レアル(2500円)だ。
周辺にはドミトリー形式のホステルも多いがホテルの値段との差があまりなく敬遠してしまう。
フォス・ド・イグアスでは町の中心よりも起点となる近距離バスターミナルの近くに宿を取るのが効率的だと判断した。
当初、イグアスの滝は旅行ルートからはずしていた。一度行ったことがあるというだけの理由だったが今回モンテビデオに宿泊しなかった分、日程に余裕ができてきた。また今回の旅行は食べてばかりでこれといった観光名所に行かないまま終わってしまうのではという気がしてきた。
そんなわけでこの際もう一度世界的観光名所であるイグアスの滝に立ち寄ることにした。
2回目といことで前回と同じことをしていてはいけない。まずアルゼンチン側の滝とイタイプダムはパス。今回はブラジル側だけに重点を絞る。迫力があるのはブラジル側だけだ。
前回来たときは乾季の7月で水が少ないシーズンだった。天候も比較的安定していた。しかし今回は雨期であり一年で一番水量の多い時期でもある。天候も不安定だが、天気予報によると運良く今日明日は晴れのマークが付いていた。
午前中に滝を見たいので市バスで国立公園ゲートへ向かった。
シーズンなのか国立公園ゲートは大行列だ。入場料は37リエル(1850円)。一見高額だがこの手の有名な観光地として世界的に見れば安い方だ。 -
公園ゲートから専用の二階建てバスで遊歩道がある場所へ向かった。
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また来てしまった「イグアスの滝」
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遊歩道で滝の目の前まで行ける。しかしあそこまで行くと暴風雨の中を歩いている感覚になり写真撮影は不可能だ。
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イグアスでもっとも激しく水が落ちる「悪魔ののどぶえ」を背に。
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スローシャッターで撮影。
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高速シャッター(1/4000)で撮影すると目では見えない水玉が確認できる。
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イグアスの滝はやはり南米最大の見所ではないかと思う。
とにかくずっと見ていても飽きない凄まじい滝だ。 -
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滝を上から見下ろすのも迫力がある。この滝がナイヤガラ(北米)やヴィクトリアフォール(アフリカ)以上に魅力的なのは水に色がある事だ。水の色によってまた違った迫力を感じる。
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滝上に出た。煙のようなのが滝壺の水しぶきだ。
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いったん公園ゲートの外へ出た。このまま市バスで帰ってしまっては前回と同じになってしまう。
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今回は思い切ってヘリでの遊覧飛行に出ることにした。10分で(180レアル)100ドル。相場はともかくイグアスはマンハッタン、グランドキャニオンと肩を並べる世界有数のダイナミックなフライトを楽しめるアトラクションとして有名だ。しかし最近ヘリの爆音が滝の周辺の生態系に悪影響を及ぼすとかであまり低空飛行が出来なくなってしまった。
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離陸後、滝へ一直線。
煙のようなのが上がっている場所が最大落差の「悪魔ののど笛」だ。 -
上空から見たイグアスの滝。
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コの字型になっているのがイグアスの滝の特徴だ
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上空から見たイグアスの滝。
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低空飛行できなくなり、以前より迫力は落ちてしまった。実際乗ってみて確かにもう少し下まで行ってほしい気はしないでもなかった。とはいえ恥ずかしながらヘリコプターに乗ったのは生まれて初めてだったので滝よりも乗ることに意味がありいい経験が出来た。
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ヘリポートへ戻る際、ヘリから旅客機が見えた。
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旅客機はヘリポート近くの空港に着陸するようだ。
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あっという間に終わったヘリの遊覧飛行の後は公園ゲートに隣接する「バードパーク」に向かった。
ここではブラジル全土の珍しい鳥が飼育されている。パンタナールで見られるくちばしの大きな「トゥッカーノ(オオハシ)」もここで見る事ができる。 -
バードパークで見られるインコ。
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フラミンゴ
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くちばしが大きいのが特徴の「トゥッカーノ」。
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人間が巨大な鳥かごの中に入るようになっているので周りを野鳥が飛び交う。
オオハシも身近に見る事ができる。 -
トゥッカーノの一種
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目つきが悪い鷲もいた。
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トゥッカーノはバードパークのメインなのでいろいろな種類がいる。
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孔雀。
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インコ
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日本でも喋ったり肩に乗るインコとしてなじみ深い「コンゴウインコ」はブラジル原産だ。
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市バスでフォスの街へ戻りました。セントロのカテドラル。
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夕食はホテル近くのシュラスコの店に入った。15レアル(750円)で肉が食べ放題と安い。
しかし食べ過ぎに注意が必要だ。
イグアスの滝二日目。
夜出発予定だが、日中は滝とは関係のないパラグアイに入国しようと思う。天気は曇りだがこれから晴れてくる可能性がある。しかし今日は歩き回るので晴天を求めておらず、できれば曇りで涼しい天候を期待したいのだが、天気予報は晴れ時々雨。不安定だ。
パラグアイに入るのは2回目で、前回は国境の免税都市「シルダーデルエステ」へリオで盗まれたカメラを買いに行くのが目的だった。だが今回は前回と同じでは意味がないので首都アスンシオンへ42キロ行ったところにある日系人の街でもある「イグアス移住地」を訪問することにした。
パラグアイの日本人移住地は旅行者の間で有名だが僕自身行ったことはなかった。そんな中比較的アクセスしやすいこの移住地に今回訪問することにした。 -
シウダーデルエステへ向かうバスが出発する長距離バスターミナルまで向かい、ここからパラグアイのシウダーデルエステ行のバスに乗り込んだ。
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国境の橋が見えてきた。高層ビルがそびえるのがパラグアイのシウダーデルエステだ。
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バスに乗ったまま国境を越えることになる。出入国手続きは日帰りの場合必要ないはずだ。最近はわからないがもし問題があったとしてもブラジルなら正直に話せば賄賂を取られたりすることもないだろう。
橋の上は片側一車線で大渋滞が起こっている。少し時間がかかったが無事にパラグアイ側に入った。
そのままシウダーデルエステのバスターミナルまで向かった。そこからアスンシオン行のバスが頻発しているはずだ。
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旅行記グループ 2010年 の南米旅行
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