SLばんえつ物語撮って乗っての旅

2020/09/22 - 2020/09/22

コロナ禍で今年度の運転を見合わせていたSLばんえつ物語号もようやく運転再開となり、撮影に行きたいなぁと思っていたところ、前から予定していた四国への旅行とあわせて乗車券を一筆書き購入するば安く行ける！と言うことで急遽、会津若松へ向かいことになりました。

JRで移動し会津若松でレンタカーを借りて上り「SLばんえつ物語」を撮影して下りの「ばんえつ物語号」に乗って新津へ抜けようということで、「撮って」「乗って」の旅になりました

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅は久喜まで東武線で行くことになります。というのも乗車券を一筆書きにするため、土呂以北での出発になるのでそれなら久喜まで東武線で行ってしまえと言うことにしたのです。
ただ、そのおかげで地元をJRで行くより40分以上早く出る羽目になりました。

館林行きなので寝て乗り過ごさないようにと早朝出発で寝れないは辛いです

久喜からはJR線です。小金井行き東北本線に乗換て小山で新幹線に乗換ます。
ここから各駅停車の「やまびこ201号」に乗車します。

E2系は車内でWiFiが使えるのは嬉しいです。この前E4系MAXに乗ったらWiFiが無かったし・・・

今回利用するきっぷの並びです。乗車券の終点が四国になっているのは本命旅行がこの後控えているからなのです。

今回このSL撮影と絡めることでレール＆レンタカーを使う選択肢が増え、結果的に乗車券のコストを抑えることができました。

「やまびこ」は自由席にしましたが、予想通りガラガラでした。
まあ4連休の最終日で、朝一の仙台どまりのやまびこですからガラガラなのは仕方無いですけど、寂しいです。
4連休、道路は大渋滞だったようですが

郡山で30分程の待合せがあり、行きの新幹線でふと乗車券に疑問が生じみどりの窓口で聞いたら、なるほど！と言う回答でした。その顛末は
https://blog.travair.jp/?p=18397
で記事にしました。

郡山からは会津若松行きの快速に乗車です。これなら安心？して一眠りできます。

会津若松駅には定刻9:40に到着しました。
ここからは予約していたレンタカーでSL撮影に向かいます。

会津若松から高速を使い一気に新潟県の三川へ向かいました。
およそ50分程で到着すると、すぐにSLがやって来ます。

ココは三川駅を発車して直ぐの場所なので煙を吐きながら出発するシーンが撮影できます。

なんか銀河鉄道999の発車シーンを思い出します。

SLは津川駅で停車時間があるので、その間に先回りします。
安全運転で向かったのは上野尻の端村踏切です。

ココもいい煙を吐きながら通過していきました。

さらに山都での停車時間を利用して先回りと思ったら、山都手前でSLを追い抜いてました。
お陰？で余裕も持って。有名な一ノ戸橋梁下へ到着しました。

一ノ戸橋梁で撮影後、間に合えばという事で会津へ戻り、堂島駅近くの田んぼへ。
通過数分前に到着できたので黄金色に色づいた稲と一緒に撮影してみました。

上り列車を4回も撮影できて大満足です。

SL撮影を終えて、遅いお昼はお決まりの塩川にある「アタミ食堂」へ
ここの「鳥モツ」が美味しいので、会津に来た時は必ずこちらでお昼にするようにしています。
13時半過ぎなのでお店もちょうど空いてきた所で食事もすぐに来ました。

アタミ食堂 グルメ・レストラン

14時半過ぎに会津若松駅まで戻ってきてレンタカーを返却します。

流石、軽だけあって100km以上走ったのに給油したら6L弱しか入りませんでした。

もう台風による運転見通しが張り出されています。
台風接近の日にサンライズ瀬戸に乗車予定なんだけど動くかな。

ホームに向かうと丁度、C57が出庫してきて列車組成作業を開始するところでした。この組成作業が完了してホームに入線したのは発車2分前とギリギリで慌ただしい乗車になり、出発が2分程遅れました。

展望室からはC57が良く見えます。下りはグリーン車が機次位なのでこんな姿になりますが、機関車の動きが判るので後展望よりも楽しいかも。

ちなみに買えたのは9番B席で、隣の窓側C席も埋まっている筈なのですが、どういう訳か終点まで空席のまま。

乗らないなら買うなよと言いたいですね

展望室との客室仕切りにはこんなショーケースがありSLに関する物が展示されています。
ココはグリーン車専用区画なのでグリーン券を持ってないと入れません。

4号車の展望車です。
SLばんえつ物語は全区間乗車だと3時間越えの長丁場ですからこういうスペースがあるのは嬉しいですよね。

途中、コロナ対策で展望車の消毒作業を行っていました。

ココで投函すると記念消印が押されて配達されるそうです。
友人に送りたかったのが、その友人は・・・

普通車指定席は結構ガラガラです。
上りはそこそこ乗っていたように見えましたが、夕方出発の下りは人気薄なんでしょかね。

だからこそ「乗って、残そう」と言う訳です(笑)

3号車には売店があり、SLグッズの他ドリンクやおつまみ、デザートが販売されてます。
流石にお弁当は往路で売り切れてしまったようです。ココで買って夕食にしたかったのですが・・・

売店で珈琲ジェラードを購入しました。
本当は地酒とおつまみに駅弁と行きたかったのですが、翌日検診でこの日は禁酒でさらに弁当も売り切れと残念なことに。

9月と言えども18時を過ぎるともう外は真っ暗です。
津川を発車する頃には夜汽車の風情になります。

新津には定刻18:40に到着しました。以
前は新潟発着でしたが駅の高架工事に伴い新津発着になってしまいました。

夜のSLもまた雰囲気があって良いです。隣のキハ110がちょっと邪魔。せめてこれがキハ40ならまだ絵になったカモ

10分ほどの乗り継ぎで長岡行の普通列車に乗ります。

東三条からは弥彦線に乗換ます。
0番線には懐かしい湘南色の115系が待っていました。
2駅と短い区間ですが、懐かしいモーター音にしびれました。　
弥彦線と越後線はまだ未乗線区なので115系がある内に乗っておきたいですね。

在来線改札はICカードの簡易改札が有るだけの寂しい感じで、ココが新幹線停車駅の在来線改札だと思えない感じです。

新幹線改札に向かうと鳥居がどーんと鎮座しています。こういう駅はなかなか無いですよね。

ココは弥彦神社の参拝入口みたいなものですからね。

流石、燕三条は刃物や工具メーカーが集まる街だけあって駅構内のショールームにはいろいろ展示されていました。

東京行き「とき346号」が到着です。
自由席は１～4号車なので2号車で待っていたらまあまあの乗車率です。
運よく？E席を確保できました。

連休最終日ですから東京に戻る人も多いのでしょう。

駅弁を購入出来なかったので夕食はおにぎりとサンドイッチになってしまいました。
新潟とか大きな駅なら駅弁とか入手できたかも知れませんが、燕三条では無理でした。

この「とき346号」も各駅停車なのでなんか遅く感じます。
とは言え、上野には定刻21:46に到着ですから2時間で新潟から帰ってこれるのですから早いものです。