初の山旅3日間、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳へ行ってみました。その２

2020/08/16 - 2020/08/18

山に興味を感じて登り始めて5年、これまで長くて1泊2日の山旅でしたが、初の山旅3日に行ってきました。
昨年から笠ヶ岳に行きたかったのですが、なんとなく勇気がもてなくて見送り、今年こそはと思っていたらコロナの影響で近くの山荘が休業となり今年も断念。
それならばと、笠ヶ岳への1泊目の山小屋と考えていた双六小屋の下見？（ここは以前、偶然山雑誌をめくっていて、そのロケーションが気になっていてその景色をみたいと思ってました）で1泊2日の山旅を検討、その後、3日の休みがちょうど天気がよさそうなため、せっかくならと、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳を回ることにしました。
コース的に2日目は三俣山荘に泊まろうと思いましたが、コロナでインナーシーツ、食器の持参が必要とのことで、双六小屋に2連泊となりました。

以下、主な行程です。
1日目　新穂高登山指導センターから双六小屋へ
2日目　双六小屋から、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳を回って双六小屋へ戻り
3日目　下山だけの予定でしたが、双六小屋から樅沢岳 へ、双六小屋に戻り、途中分岐から弓折岳へ立ち寄り、新穂高登山指導センターへ下山

写真がとても多くなったため、この旅行記では2日目の三俣蓮華岳登頂後から3日目までです。
表紙は、登山道途中の鏡池から見た槍ヶ岳

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 自家用車 徒歩

三俣蓮華岳から、いったん下って正面の鷲羽岳へ向かいます。

下りながら、見える景色がすばらしい。

双六岳方向。

結構下ります。

そしてこちらもロケーション抜群の三俣山荘。
ここで休んでいると食堂から出てきた人が、とても雰囲気がよかったと言っていました。
いまの時間は10時半、鷲羽岳に登って下りて来たらここでお昼を取ろうと出発。

途中までは歩きやすく気持ちのよい道。

周囲の景色もすばらしい。

途中からは、急坂とジョリジョリした滑りやすい道。

この辺りから結構風が強くなってきました。

天気も雲が広がってきてました。
眼下は鷲羽池？

もう許してーと思いつつ、なんとか鷲羽岳に到着。

ここからの景色もすばらしいです。

だいぶ雲が広がってきて、一部には黒っぽい雲も。

時間はとんで、ここは三俣蓮華岳から双六岳の巻道。
雲の広がった鷲羽岳から下山、三俣山荘でお昼を食べていると通り雨がありました。
雨があがったと思って出発すると通り雨第2段に遭遇。かなりしっかりした雨で、ほうほうのていで歩いてきました。
ようやく雨があがって、やれやれという感じです。でもこの巻道、巻道といいつつ結構登って、途中もアップダウンもあって最後もがっつり急斜面を下るという、自分的にはひどい道でした。

でも、予想外にも槍ヶ岳を正面にみつつ歩ける所があったり、

たぶんお花畑っぽい所もあったり

水平移動もあったりと、変化があって、
なにより天気が回復してよかったです。

ようやく真下に双六小屋が見える場所に到着。

結局双六小屋に戻ったのは4時半頃で、当初の予定より1時間半以上遅れてしまいました。
でも、無事戻ってこれて何よりです。

3日目朝。この日も東の空には少し雲があって、微妙なご来光でした。

初めの予定では今日は下るだけでしたが、

ただ下るだけではもったいないと、双六岳と反対側の樅沢岳（もみさわだけ）へ寄ってみることに。

初めは結構急な道、途中からゆるやかになります。

場所が違うと見える景色も変わり、こちらもすばらしい景色。

出発から約40分で樅沢岳頂上に到着。

双六岳とは違って、ほとんど人がいないです。

槍ヶ岳も。

すばらしい景色。

双六小屋に戻って、下山です。
この池に近づきたかったですが、手前に柵があって残念でした。

名残り惜しくて、

途中途中で振り返ります。

まだこの時間、槍ヶ岳がすっきり見えます。

途中の水平な道に癒され、

またしても分岐から10分程寄り道し弓折岳へ。

笠ヶ岳がよく見える展望台とのことでしたが、途着する頃からガスが上がってきてしまいました。

箱庭のような景色をみつつ、

少し待ちましたが、残念。
（でも、いままでたくさん見たしと負け惜しみ）

分岐に戻って。

鏡平山荘に到着。

その先の鏡池。
少し薄雲がありますが、帰りも槍ヶ岳も見えてよかったです。

あとは、ほんとに下山。

最近、これまで以上に下山の長さを感じるようになりました。

最後の長い林道がきつかったですが、何とか戻ってこれました。
初の山旅3日、しんどかったですが、すばらしい景色に出会えてよかったです。