西条・石鎚山旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今日が四国霊場伊予一国巡礼の最終日。西条市に点在する霊場6ケ寺を巡拝して、今回の四国行脚は終了となる。今治ホテル海舟亭での朝食を食べて、最初に向かったのは第六十番横峰寺。この寺は霊峰石鎚山の中腹にあって、今回巡礼する二十六ケ寺の中では一番の難所で、全八十八ケ寺の中でも3番目に高い場所にあるお寺である。今はケーブルカーとか、自動車専用道が出来ていて、昔と比べると随分楽になっているが、こうした便利な乗り物が無かった昔には、この場所は「遍路転がし」と呼ばれていた。それ程大変な難行苦行の巡礼路だったのだ。<br /><br />今治から西条に向かって海岸に近い国道を東進し、大きな川を渡って、西条市外に入る手前を山に向かって進んで行く。暫く前から石鎚山に連なる山並みが右手に見えて来るが、その山懐に向かってドンドン分け入っていく。時々横峰寺との看板は出ているし、ナビも正確に方向を示しているので、迷う心配はない。車2台が漸くすれ違えるほどの山道をどんどん上がっていくと、道路は突然ゲートに差し掛かる。ここから先は民間私営の山岳道路で有料だ。横峰寺駐車場までの約10キロの林道、通行代は1850円。結構頻繁に、と言っても1時間に数台程度だが、車の往来はあるようだ。<br /><br />時々対向車もあり、車1台ギリギリに走行する山道、前方から車がやって来る気配を感ずると、やや道幅の広い場所で、やり過ごすのを待っている。昨日は同じような山寺仙遊寺を巡礼したが、ここの林道は、その仙遊寺よりかは、遥かに距離が長く、崖も深い。幸に昨日と違って霧が出ていないので、その分、運転しやすかった。20分ほどかけて、この有料道路の終点、山頂駐車場に着く。かなり広い駐車場には既に5-6台の軽やワゴン車などが駐車している。時刻はまだ9時前だが、朝早くから出かけてくる人も案外いるのだ。<br /><br />駐車場からは更に10分ほど山道を下り、横峰寺境内に向かう。杉か檜か槙の深い木立の中の小道を歩いて行くと、本当に深山幽谷の山寺にやってきた感じが、いよいよ高まる。谷を削って、細長い段丘上にした台地の上に本堂、薬師堂、庫裏等が重なるようにして建っている。ここからの谷越えの眺め。眼下には西条の町がある筈だが、人家は見えない。どこまでも緑の海原だ。岩屋寺だったか、同じような光景、眼下に緑の海原が一面に広がっていたが、その寺の山号は海岸山だった。矢張りこの緑の絨毯は海のようにも見えたのだろうか。だが、この寺の山号は、そのものずばりの石鉄山(いしづち)だ。石鎚の中腹にある寺。正に石鎚を守り、石鎚から守られていた寺なのだ。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

愛媛(伊予一国)ドライブ巡礼(70)四国霊場第六十番横峰寺へ。

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2020/06/21 - 2020/06/27

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ちゃお

ちゃおさん

今日が四国霊場伊予一国巡礼の最終日。西条市に点在する霊場6ケ寺を巡拝して、今回の四国行脚は終了となる。今治ホテル海舟亭での朝食を食べて、最初に向かったのは第六十番横峰寺。この寺は霊峰石鎚山の中腹にあって、今回巡礼する二十六ケ寺の中では一番の難所で、全八十八ケ寺の中でも3番目に高い場所にあるお寺である。今はケーブルカーとか、自動車専用道が出来ていて、昔と比べると随分楽になっているが、こうした便利な乗り物が無かった昔には、この場所は「遍路転がし」と呼ばれていた。それ程大変な難行苦行の巡礼路だったのだ。

今治から西条に向かって海岸に近い国道を東進し、大きな川を渡って、西条市外に入る手前を山に向かって進んで行く。暫く前から石鎚山に連なる山並みが右手に見えて来るが、その山懐に向かってドンドン分け入っていく。時々横峰寺との看板は出ているし、ナビも正確に方向を示しているので、迷う心配はない。車2台が漸くすれ違えるほどの山道をどんどん上がっていくと、道路は突然ゲートに差し掛かる。ここから先は民間私営の山岳道路で有料だ。横峰寺駐車場までの約10キロの林道、通行代は1850円。結構頻繁に、と言っても1時間に数台程度だが、車の往来はあるようだ。

時々対向車もあり、車1台ギリギリに走行する山道、前方から車がやって来る気配を感ずると、やや道幅の広い場所で、やり過ごすのを待っている。昨日は同じような山寺仙遊寺を巡礼したが、ここの林道は、その仙遊寺よりかは、遥かに距離が長く、崖も深い。幸に昨日と違って霧が出ていないので、その分、運転しやすかった。20分ほどかけて、この有料道路の終点、山頂駐車場に着く。かなり広い駐車場には既に5-6台の軽やワゴン車などが駐車している。時刻はまだ9時前だが、朝早くから出かけてくる人も案外いるのだ。

駐車場からは更に10分ほど山道を下り、横峰寺境内に向かう。杉か檜か槙の深い木立の中の小道を歩いて行くと、本当に深山幽谷の山寺にやってきた感じが、いよいよ高まる。谷を削って、細長い段丘上にした台地の上に本堂、薬師堂、庫裏等が重なるようにして建っている。ここからの谷越えの眺め。眼下には西条の町がある筈だが、人家は見えない。どこまでも緑の海原だ。岩屋寺だったか、同じような光景、眼下に緑の海原が一面に広がっていたが、その寺の山号は海岸山だった。矢張りこの緑の絨毯は海のようにも見えたのだろうか。だが、この寺の山号は、そのものずばりの石鉄山(いしづち)だ。石鎚の中腹にある寺。正に石鎚を守り、石鎚から守られていた寺なのだ。






旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
レンタカー JALグループ
  • 今日最初の訪問は石鎚山の中腹にある寺、横峰寺だ。

    今日最初の訪問は石鎚山の中腹にある寺、横峰寺だ。

  • 有料の林道を走り、山頂の駐車場に向かう。

    有料の林道を走り、山頂の駐車場に向かう。

  • この山道を歩いて登ったら、実に大変だろう。

    この山道を歩いて登ったら、実に大変だろう。

  • 駐車場からは更に10分ほどの参道を下り降りる。

    駐車場からは更に10分ほどの参道を下り降りる。

  • 参道には檜か槙の古木が鬱蒼と茂っている。

    参道には檜か槙の古木が鬱蒼と茂っている。

  • 寺は深い森の中にある。

    寺は深い森の中にある。

  • 参道の途中には神社の鳥居なども見える。森の中で、不気味だ。

    参道の途中には神社の鳥居なども見える。森の中で、不気味だ。

  • 参道を下り降りて約10分、漸く前方に寺の建物が見えて来た。

    参道を下り降りて約10分、漸く前方に寺の建物が見えて来た。

  • ああ、漸く本堂に到着した。

    ああ、漸く本堂に到着した。

  • これこそ山中の山寺だ。

    これこそ山中の山寺だ。

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