ロンドンの日曜日❀フラワーマーケット＆ブリックレーン・マーケット

2019/08/18 - 2019/08/18

　海外に行けない今、注目のオンラインツアー。
「旅行会社の人が街を歩いて、好きな場所に行ってくれて、買い物してくれる」ツアーをHISがやっていると聞いたんだけど、ロンドンじゃなかった･･･ロンドンだったら申し込むのに！　
　私の希望はスーパーで買い物と曜日毎に立つマーケット巡りです。特にマーケットはうろうろしてもらうだけで満足なのでやって欲しい。アンティーク、雑貨、服、花、食品、どのマーケットでもいい！

　そんな願いを込めまして、昨年行ったサンデーマーケット巡りの旅行記です♪　コロンビアロードフラワーマーケットとブリックレーン・・サンデーアップ・マーケットです。トラブルもあります･･･

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

ロンドンのいる日曜日。サンデーマーケットに行かねば！

ポートベロー（アンティーク）もいいけど、今日はコロンビアロード（花）へ。
バスで近く（Colombia Rd. か　Hackney ) まで行って後は人に付いていくとなんとなく到着。
混んでる！

ガーデニング好きなイギリス人はお花も大好き。

このマーケットに来れば、切花、庭木、室内用なんでも買えます。眺めるだけでもすっごく幸せ。

注文するとささっとアレンジしてくれる

ラベンダーの栽培は盛んなんです。かつては薬用の農作物として育てていたそうですが、今は花見スポットとして有名なラベンダー園もたくさん。行ったことあるんですが、コッツウォルズの丘のラベンダー畑は天国のような景色でした。

「嵐が丘」に咲く花ヘザー。荒野でけなげに咲くお花。よく庭にも植えてある。日本で栽培しようとしたけど、いつも夏に枯れてしまう･･･

8月だけどコート着てる人もいます。

お店によって得意な花が決まっているよう

多肉植物コーナー

うちにも大量にある　金のなる木。
多肉はどんどん増えるんだよね

あじさい鉢植え。

あじさいは日本原産の花なので、こちらの人にとってオリエンタルなイメージ。

あじさいを花束にするのは日本では見ないかも？
ここではよくありました

バラ。

滞在が長いならこれを部屋に飾りたかった。涼しいので高温多湿なアジアよりずっとお花が長持ちします。花束を買って記念写真を撮る中国人観光客が多かったけど、その後お花はどうしたんだろう。捨てられてたら泣く(>_<)

こういう可憐な花ばっかりの花束もイギリスらしい

これは盆栽ぽい

百合

ちょこっと屋根があるので雨でも平気。

ここはイーストエンドなので、イーストエンド訛りを聴けるのも楽しい。
イギリスで有名なドラマ”Eastenders" （BBCで何十年も放送しているドラマ）そのまんまの言葉使い。

5ポンドは　Fiver. ファイファー　です。

3束10ポンド。

10ポンドはTenner. テナーという。

だからこれ、3 for 10 pounds.
= Three for a tenner.　です。

そしてポンドのことは quid クイッドという。

一束は4ポンド。Four quid each です。

アメリカ英語使いに言っても訳分かんないと言われます。

以前住んでいた家の大屋さんはキッチンにいつもひまわりの造花を飾っていました。短い夏をいつでも思い出せるようにと。

コロンビアロードはそれほど長い通りではないけれど、雑貨店やカフェも素敵で、あちこち寄り道しながらゆっくり過ごしました。

コロンビアロード フラワー マーケット 市場

そのまま歩いてブリックレーン・マーケット　へ。

いい天気で昼も近づいたので人が出てます

ブリック レーン マーケット 市場

ブリックレーンはこんな風にお店の人お手製の化粧品や

アンティークカメラなど

こだわりの屋台が楽しめます

どこからどこまでがブリックレーンでサンデーアップなのかは不明。途中から食べ物屋台に切り替わり、スピタルフィールドの常設マーケットまで続く。

サンデー アップマーケット 市場

フェアリーケーキ。とことん可愛いのがイギリス流。そして甘い。
カップケーキとはいわない。

手作りデニッシュとパイの店。

パイはイギリスの伝統食。

イタリア料理の屋台。カンノーリとライスコロッケ。

かつてはイタリア系移民も多かった。大戦後、イギリス人の労働者がアメリカなどに移民して人口が減った後、当時貧しかったイタリアやギリシャから人を集めた。そのまま2世、3世が暮らしてる。って、その2世であるイタリア系イギリス人の友達から聞いたことがある。

トルコ＆中東系移民も多いので中東料理もよく見る。ロンドンは人種が多様で居心地いい。

これ日本でもインスタなんかではやった　イマム・バユルドウ。茄子に具が入ったもの。肉が入ると　カルヌヤルク。

イギリス料理ローストポークの屋台。

ジュージューおいしそうでさあ買おうと財布を探したら、、、ない！？　
油断した。やられた。

写真なんか撮りながら歩いてたせいか気づかなかった･･･。
現金はほとんど入ってなくて、しかも旧札だったので別にいいんだけど、クレジットカードとチャージしたばかりのオイスターカードが取られたのが痛い(;o;)　オイスターがないと家に帰れない。現金取ってカードと財布は捨てってくれてないかなと見て回ったけれどない。はあーー。

まずはカード会社に電話。と思ったらなんと、カード会社の24時間受付は日本の番号。SIMを入れ替えているので日本にかけられない。キーｰｰ。EU内ならかかるのに！こちらの友達に書けるときは安くて便利なのですが、こんな盲点があるとは。

そこで、スリに遭ったと気づくまで楽しくやり取りをしていた家族にLINEで電話。こちらの番号と事情を伝え、カード会社からコールバックして欲しいと連絡。上手くいって10分後くらいにかかってきた。すぐに止めてもらい調べてもらうと悪用はないとのこと。ほっ。

屋台の人に話したら「ここはスリが多い」「財布は出てくる見込みない」けれど「事情を話すと地下鉄にタダで乗せてくれるから家まで帰れるよ」と。帰れば別のカードがある。とりあえず手持ちがなくなってしまったので、ここで帰りました。まだスピタルフィールド見てなかったのにい。悔しい。よくあることなので、地下鉄の人もさっと乗せてくれました。

家に帰って相談したら、カードが悪用されたときのために警察に届けないと！と。

この素敵な建物が警察署でした。ハンサムで優しい警官と話して被害者届を出し、万が一のときはこの番号を書くと保険が下りるよという番号もメモメモ。旅行者にはとっても親切なので何か合ったときには行きましょう。

幸いカードは悪用されることもなく、その番号は使わないですみました。

マーケットは混雑してるのでスリが多いそうです。貴重品は最小限がいいですね。皆さんもお気をつけて。

あの雰囲気が好きなのでオンラインなら安全で楽しいのになあとか思っています。