ハムステッドヒースでお散歩～ロンドンに暮らしてる気分で過ごす一日

2019/08/21 - 2019/08/21

久しぶりのイギリス。
ハムステッドヒースにお部屋を借り、ロンドンに住んでいる気分で過ごした滞在でした。

昨年帰ってきたときに書いてみたけど、こんなどこにも行かない旅に興味ある人はいないかな～と思って上げなかった旅行記。

どこにも行けない今は、こののんびりさも癒やされるかも。

ロンドンに住んでいる自分を想像してお楽しみください。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ライアンエアー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヨーロッパ内の移動なのでLCCを使いました。到着はガトウィック空港。自動化ゲートがあり、日本は友好国なので、審査なしで入国。びっくりするほど簡単になったものです。

5年ぶりだったため、お金が新札に変わっていて持っていた現金が使えないという浦島太郎な私。とほほ。オイスターカードは生きていたので、そこにカードから振り込めば大体困らないからいいんだけど。

SIMカードは買おうとして、店員さんと色々いじくっているうちに、スウェーデンのSIMカードがここでも使えると判明。EU全域で使えるプランにしていたので、イギリスも有効だったよう。EUじゃないから仲間はずれかと思った（失礼）。プロファイルを設定すればいいのです。便利。使えると分かったので店員さんは返金してくれました。30分くらい付き合ってくれてたのに、タダなんて親切。買うならおすすめはEEかVodafoneだそう。

空港～市内へはバス移動。

キングスクロスの駅に着きました！

わあー This is the London! な景色。

キングス クロス セント パンクラス駅 駅

変わったところもあるけれど、景色はそんなに変わらないのが、この国のいいところ。

二階建てバスも相変わらず。

キングス クロス セント パンクラス駅 駅

この素敵な駅舎は現在、ホテルになっています。お金持ちになったら泊まってみたい。

9と3／4ホームは健在(2019年8月）で、未だにコスプレして記念写真を撮るハリポタファンを見かけ、とっても和みました。

さてハムステッドはどんなところかというと、キングスクロスの北側にある高級住宅街です。お屋敷が並んでいます。

ロンドンの中心から電車でもバスでも簡単に行けます。

イギリスに良くある壁がくっついた造りですが、一軒が大きくてお高そうな雰囲気ありありです

イギリスに家には前と後ろに庭も付いています。

さすが高級住宅街、素敵な庭ばかりでそれを見ているだけでもかなり楽しかったです

ポスト可愛い

教会もすてき

提灯みたいなこの植物は何なのか、気になって撮影。

かわいい。

落書きもロンドンぽーい。

南下するとカムデンという気取らない街に出ます。

ツタが絡まるパブ

泊めてもらったお家はカムデン寄りの場所でした。

帰ってきたとき、誰かと話せるのはいいものです。

フレンドリーなワンちゃんもいました

いい天気。ハムステッドヒースの丘へお散歩します。

かなり広い公園です

私は田舎に住んでいたので、イギリス＝丘。だから、ここ　すっごくいい！

入り口からずーっと登っていきます

丘の一番上からはロンドンが一望

ハムステッド ヒース 広場・公園

素敵

ハムステッド ヒース 広場・公園

拡大するとこんな感じ

何が見えるかの説明書き

反対側はのどかな景色

イギリスには珍しい晴れ！

ベンチで寛ぐジモティー

しばし座ってのんびり

こういう所に置いてあるベンチはメモリアルなことが多いです。

「私が死んだらお気に入りのどこどこに椅子を置いてね」と頼むのでしょう。
椅子はボロボロになるまで置かれ、少しずつ取り替えているようです。
いつか私のも置いて欲しい。

ロンドンにいるとは思えないのどかさ

風の音が聞こえる。

よく見るとお花も咲いています

鳥もいます。

どこかからバグパイプの音が風に乗って聞こえてきました。
誰かが練習しているのかな。
イギリスにいるんだなあって感じ。

ジョギングや犬の散歩をする人とよくすれ違いました

登ったところとはちがう道から下ってみました。池の畔には･･･

たくさんのオウムが生息する木が！！！

溶け込んでますが緑色のかなり大きなオウムが写っています。

何で？

ペットが野生化したのかな。ちょっと怖い

ここで面白い場所に出ました。

なんと

Bathing Pond

直訳は「水浴用の池」

プールじゃありません、池です

この池は男性用。女性用は別にあります(笑)

注意書きがまた笑えます。

「深いです。沈泥も深いです。水は冷たいし、水質を整えてはおりません。8歳以下の子どもは入れません」

8月といってもここはロンドン。暑くて25℃くらい。この日も私は半袖に上着を着ていました。水はもっとずっと冷たいはず･･･

ええーーー？と思って覗いてみると泳いでいる人がいます！

うそーーー笑

この桟橋から飛び込むんですよ

一応、遊泳ゾーンの仕切りはありました。

外から覗けても盗撮はできないように距離があります。
あと、水着は着ています（当たり前）

盗撮に成功　笑

バシャバシャ。

見ているだけで寒い

池の入り口に更衣室や駐輪場があり、「よし行くぞー」って風に入っていく人がけっこういる。イギリス人まじか。丈夫すぎる。いや、いろいろおかしいだろ。

でもイギリス的には真面目に健康に良きものと考えているよう。
この国の人は、素で面白いなあ。

公園を歩いているとバケツを持って何かを探す人々にも出会います。

「何してるの？」

って聞いたら

「ベリーを摘んでるよ」

って。

よく見ると公園の木に立派なベリーが実っていました。

常識の範囲で摘んでいいらしい。

ブラックベリーですね。

私もいくつか摘んでみました。完熟で甘くて美味。近所に住んでいたら摘んでジャムを作りたいところです。タダですし。

ベリーを食べに鳥もいます

なかなかかわいい

こっちは人間ではなくペットの水浴場。

小型犬が楽しそうに遊んでいました。

冷たそうだけどね。

この日はファーマーズ・マーケットが出店してました。

楽しそう！

こだわりの野菜や食べ物の屋台が並んでいました。

うちの農園で育てました。の看板。

育てた人から買えるっていいね

値段はスーパーよりお高め。意識高そうなお客さんたちが買っています

立派な葉付きにんじん。ピーター・ラビットの世界！

イギリスらしいリンゴ

ぷりぷりの茄子

トマト園より

こだわりの枝付きトマト

フェンネル、ビーツ。
日本では見ない野菜たち。調理したくなる

ハーブもたくさん

苺。夏の食べ物です。

その場で食べられるお料理屋台もけっこうありました。

全部おいしそうでした。私もここでランチすることにして真剣に物色。

グルメバーガーとホットドッグの店。

がっつり大きなハンバーガーでした。

釜が本格的なピザ屋さん

おいしそうなピザ！

キッシュ屋さん　その1

その2

ランチは日本じゃめったに出会えないギリシャ料理にしよ。

この屋台。

ご飯の詰まったゲミスタや煮込みもおいしそう。

私のランチ。

スブラギ。

鶏肉をスパーシーに焼いたものにピタパンや野菜やポテトがついたボリューミーな食べ物。ヨーグルトソースがポイント。

安くておいしくて大満足。

ロンドンは移民が多いのでギリシャ料理も普通の食べ物。

デザートにこちらのお店でブラウニーも購入。

日本じゃあり得ない甘くて濃厚な一切れ。
でも紅茶と食べるとおいしいのだ。

オーガニックなパン。そそるなあ

こういうところで、こだわりの食材を買って、丁寧に暮らせたら素敵だなあ。
憧れるなあ。

池とちがって浅くて安全な水遊びの場所。

噴水かも。

ロンドンという大都会にいながら、田舎のような心地よさを味わえるハムステッドヒース。今回は時間がなく都合も合わなくて田舎に行かなかったので、ここに泊まって良かったです。

ロンドンまた行きたいワン♪