2020.08 ８月は札幌市施設無料月間③…羊ヶ丘展望台、藻岩山の夜景

2020/08/10 - 2020/08/10

さてさて、8月一か月間、札幌市の施設が無料開放される事となり、せっかくだから回ってみようと、あちこち出かけて来たけど、札幌市の施設ってどこどこなんだろう？

・時計台
・テレビ塔
・大倉山ジャンプ競技場
・札幌オリンピックミュージアム
・豊平館(ほうへいかん)
・羊ヶ丘展望台
・芸術の森野外美術館
・本郷新・札幌彫刻美術館
・札幌ドーム　　　　　　　　　　　　以上10カ所

そのうち半分の5カ所に行った事になります。
芸術の森は以前、冬のスノーシューハイキングで行ったし、もともと芸術にはとんと疎いので、彫刻美術館ともどもパス。
札幌ドームもよく行ってるしな～。(展望台？など有料のところは見てませんが)

ま、メジャーどころ、観光地として有名な施設を回れただけでも十分でしょう。
今回の旅行記では、べたな観光地、羊ヶ丘展望台と藻岩山の様子を紹介していますが、藻岩山はなんと「3度目の正直」でやっと見ることが出来ました。

まだまだ、生活圏内から足を延ばしてのお出掛けは極力自粛を心がけてますが、久々に観光気分を味わえてリフレッシュすることが出来ました。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

「羊ヶ丘展望台」

一体何年ぶり、いや何十年ぶりだろう？
小学校の修学旅行以来？いや、大学生の時に来てたかな～？

というくらいかなり久しぶりです。
正直、この無料期間でもなければ来なかったかもしれません。

さっぽろ羊ヶ丘展望台 名所・史跡

羊ヶ丘展望台と言えば、ポスターやパンフレットは多分この景色でしょう。

皆様ご存知「クラーク博士」

北海道の開拓の父とも呼ばれているクラーク博士。
現在札幌時計台となっている建物は、「札幌農学校（現北海道大学)」としてクラーク博士が提唱し初代教頭となりました。

札幌の町はずれとはいえ、市内にこんな牧歌的な風景が残っています。

すぐ近くに、札幌ドームがあり、特徴的なドームが見えています。

札幌市内の街並み。

「恋の街札幌」の歌碑もありました。

歌える人～、はい、もちろん私も歌えます。

地図によると、江別の百年記念塔まで見えるらしいですが…

あっ、見える見える。

こっち方面は遮る高さのものは何もないんですね。

建物がいくつか点在してるので、見学しながらぶらぶら。


こちらは「クラークチャペル」
札幌北一条教会の2分の一サイズで建てられたね挙式用の教会です。

同じようなつくりに見えますね。

「さっぽろ雪まつり資料館」

ちょっと中を見学。

歌手「エンヤ」さんの直筆メッセージ。

2009年の雪まつりの時の、環境広場のテーマソングになったそうです。

さっぽろ雪まつりは、1950年に第1回が開催されたとのこと。

当時雪捨て場だった大通7丁目広場で6基からスタートしたのが、今や世界的に有名な冬のイベントになりました。

第3回目には、もうテーマ性を持たせるなど着々とイベントの定着化につながって行ったんですね。

昔の、ポスターなども展示されています。

なんか見たことあるな～、というようなものも。

大雪像の模型なども。

こんなのもあったんですね。

子供のころに見た記憶があるくらいで、だんだんと人出がものすごいことになってくるにつれ見に行かなくなりましたが。

1982年の大雪像は、ハワイだったんですね。

今ならさしずめプロジェクションマッピングの格好の舞台となっていることでしょう。


来年度の雪まつりは果たしてどうなるか、心配です。
全国に先駆けて北海道のコロナ感染が拡大したのは、雪まつりを強行したからだとも居われてますしね。

外に「羊さんのお家」

「羊」が丘ですからね。(笑)

みんなお家でくつろいでいるようです。

そばにある「羊ヶ丘ほっと足湯」もコロナのため閉鎖になっていますが、羊さんたちもステイホームと言ったところでしょうか。

「さっぽろブランバーチチャペル」

ここで挙式披露宴を行うことが出来るようです。

「オーストリア館」

なぜにオーストリア？
1972年の札幌オリンピックの時のオーストリアの選手村として建築されたものを、日本とオーストリアの友好の証として寄贈されたものをここ羊ヶ丘に移築したそうです。

お出かけしたら、アイスを食べるのがゆん子さんのお愉しみ。

さて羊ヶ丘のアイスのお味はいかに…
ごくごく普通だそうです。
最近美味しいアイスばかり食べているから、感激が薄いのかもね。

この後の予定は、藻岩山の予定ですが、時間がありすぎるくらいあるので、札幌市内の無料公園めぐりで、まだ行った事がなかった「西岡公園」に立ち寄ってみます。

西岡公園 公園・植物園

かなり、樹木が多く、豊平の街中にこんなこんもりとした森林公園があるなんて驚きです。

ホタルも見られるという事はかなり環境がいいんでしょうね。

「前方に見えるのは恵庭岳です」

あいにく見えていなくて残念です。

とても静かな、散策やハイキングにもってこいの公園ですが、いかんせんコロナの影響か人がほとんどいないのと、園内に「熊」が出たとの情報もあり、怖いので湖畔半周のみで早々に引き上げることに。

この写真は、昨日9日の物。
大倉山ジャンプ場から藻岩山へと移動するも、駐車場に入るまで2時間待ちとのことで断念。

もいわ山展望台 自然・景勝地

そして今日リベンジです。

下界のお天気は、そう悪くもありません。

が、藻岩山観光道路に入るころには雨が降り出してきました。

無料なので、とりあえず行ってみるだけ行ってみることにします。

あ～あ、ガスって来ちゃった。

今日はすんなりと車を止めることが出来ました。
天気悪いから当たり前か。

駐車場は約80台駐車できるとありますが、そんなにない感じで、混むのも分かる。

駐車場に車を止めて、山頂展望台までケーブルカーに乗っていきます。

藻岩山ロープウェイ 乗り物

中間駅からケーブルカーに乗り換えますが、ここの中間駅まだは車で来ることもできますが、山麓駅からロープウェイに乗ってここで乗り換えるという事もできます。

料金は、山麓駅から山頂まで往復で1800円。
この中間駅からのケーブルカーで山頂まで往復600円。

「視界不良」

わかってますが、とりあえず行くだけ行ってみます。
タダだし。(笑)

2台連結のこのケーブルカーに乗っていきます。

展望台からの眺め。

はい、予想していたとはいえ残念。

晴れていたら見える景色、の写真だけ撮ります。

「しあわせの鐘」

ここにも、よく見かける南京錠が取り付けられていますね。

古い話ですが「ねるとん紅鯨団」のロケ地にもなったとか。

帰りのケーブルカー、何も見えません。

ガスの向こうに、中腹駅があります。

駅の造りを見ることが出来るのはなかなか面白いかなと。

★８月20日★

日を改めて、再々チャレンジ。
3度目の正直というやつでしょうか。

なんとか晴れ間が見えてくれています。

どうせなら日没から夜景までの時間を見たくて、午後5時過ぎに来てみましたが早すぎた？
ある程度渋滞覚悟で来たのに、入口ゲートからも渋滞どころか上る車もほとんどなく、あっという間に到着。

札幌中心部の眺め。

もいわ山展望台 自然・景勝地

かろうじて「恵庭岳」の頭が見えています。

サッポロドーム、羊ヶ丘方面。

大通や札幌駅前周辺をズームで。

テレビ塔も映ってるけど見えるかな。

展望台建物の中に、休憩所みたいなスペースがあるので、そこに座って時間つぶしをします。

同じようなことを考えている人がたくさん。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、椅子の利用に気を付けています。

日没は6時40分頃。
只今、6時25分、もう少しです、いい感じに空が焼けてきました。

交代で外に出てみます。

夕焼けが町全体を包んでいるようで幻想的な感じです。

海の方、石狩湾方面がきれいです。

そろそろ日没時刻、だんだんと濃い色に変わってきています。

街の明かりも増えてきました。

街中の観覧車もはっきりとわかるようになってきました。

午後7時を過ぎました。

まだ日の残りがありますが、完全に夜の世界となりました。
街の明かりが本当にきれいです。

ちょっと引いて撮ってみました。

あまり変わらないか。(笑)

物の数分で完全に真っ暗となってしまいました。

今日はお客さんもたくさん。

説明の看板も、夜景仕様？

夜景バージョンです。

時折、雨がぱらつきますがそれでも何とか「三度目の正直」で念願の藻岩山からの夜景を見ることが出来ました。

街並みの夜景を見ながら、ケーブルカーで戻ります。

コロナでどこにも出かけられないとちょっぴり悶々としていましたが、札幌市の粋な計らいで思いもかけず札幌観光を楽しむことが出来、何とか夏の思い出を作ることが出来ました。