市原ぞうの国＆夢見ケ崎動物公園＆野毛山動物園＆金沢動物園　レッサーパンダにはほとんど会えずでしたが、関東4園を少しずつまわってきました

2020/08/23 - 2020/08/25

まだまだ暑い8月下旬、東京での仕事がありそれに絡めて関東の動物園巡りをしてきました。

どの園を回るかは少し悩んだのですが、まだ東京都内の園に行くのは少し抵抗があったので（コロナ後、羽村市動物公園には行きましたが）、今回は千葉県と神奈川県の4園を訪問することにしました。
4園中1園はレッサーパンダを飼育しておらず、また、飼育3園にしてもこの時期のレッサーパンダの展示はかなり制限された状態なので満足な写真とかはほとんど取る事は出来ませんでしたが、取り急ぎ当該園のレッサーパンダ全員が無事に夏を越せそうな事が確認できたの良しとします。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 市原(千葉)

明日から4日間に渡る関東出張、せっかくなので日曜日の朝のフライトで羽田に入ります。

大阪空港のJALのエリアの改装が済み様々なお店がオープンしていました。
気になるのはりくろーおじさんの店が出来ていてチーズケーキ1/4カットを300円で食べれること・・・今日は朝食から間もないの断念ですがいつか食べてみたいです。

9時20分発のJAL110便のクラスJで出発です。

ANAのスーパーフライヤーズは持っているのですが、今年はJALのグローバルクラブにチャレンジ中で今の所44000ポイント・・・加入条件クリアまであと6000ポイント頑張ります。

10時30分に羽田空港に着きましたので動物園に行こうと思いますが・・・さて、どこに行く？
都内の動物園はまだまだ少しハードルが高いし、神奈川の動物園は明日以降で行ける時間を作れそうだし・・・と考え千葉を選択。
普通に考えると千葉市動物公園か市川市動植物園になるところですが、今日は海上（アクラライン）を突っ切れば羽田からは近い市原ぞうの国を選びました。
今回、高速バス以外で初めてアクアラインをレンタカーで通りましたが、アクララインの通行料って現金とETCで全然違うのですね・・・昨日値段差に気づいてマイカーのETCカード持参しててほんと良かったです。

市原ぞうの国の入園料は大人2000円、その他に駐車場代が1000円掛かりました。

入園して真っ先に向かったのは17日に天国に旅立った洋子さんのところ。

羽田空港からの道中で購入したバナナをお供えさせて頂きました。

洋子さん、長いことお疲れ様でした。
仲間のゾウさんからも、ファンからもとても愛され慕われる存在でした。

やすらかに。

そして、レッサーパンダ舎へ。

ちょっと雨が降り出してきました。

市原ぞうの国で飼育されているレッサーパンダは一郎君のみ。

今日は気温も比較的涼しく少し期待して屋外放飼場を覗いたのですが残念ながら一朗君に姿は見えず。

仕方なく結露のひどい屋内のガラスを覗いてみると・・・、

ぼんやりですがこちらを見ている一朗君の姿を確認することが出来ました。

一朗君は2014年7月6日生まれ、お母さんはトマトちゃん、お父さんはコジロウ君（共にすでにお星さま）、一郎君は人工哺育で育ちました。

今年6歳になる一朗君ですが、園は彼の将来の事をどう考えているのででしょうか？
実際のところは分かりませんが、市原ぞうの国として一朗君でレッサーパンダの飼育を止める気持ちがあるのなら、早いところその旨表明して一朗君を他園に移動させるべきだと考えます。
あるいは、もし、今後もレッサーパンダの飼育を継続していく気があるなら、それはそれで必要な手立てをとる必要があると思います。

暫く一朗君の様子を見ていたのですが屋外に出て来てくれる感じもなかったのでゾウさんの飼育エリアへ。

今、園内で一番賑やかな子育てエリア・・・もも夏ちゃん、プーリーママ、ら夢ちゃん、マミーママが楽しく過ごしています。

この子はもも夏ちゃんかな？

ゾウのおチビちゃんはぽむぽむ？しててほんと可愛らしいです。

園内を1時間ほど散策した後に再びレッサーパンダ舎の様子を見に行きましたが、一郎君はこちらに興味はあるようですが外には出て来てくれず・・・。

結露のガラス越しではありますが一朗君が元気そうにしているのが分かったのでこれで良しとし、市原そうの国を離れることにしました。

一朗君、またね！！

市原からの帰りに富津岬に寄ってみました・・・目的は明治百年記念展望塔です。

かなり前に雑誌か何かでこの展望塔の事を知り「なんか凄いな」と思いつつも完全に忘れていたのですが、この新型コロナウィルスの自粛期間中にyoutubeサーフィンをしている時に偶然見た乃木坂46の「アナスターシャ」と言う曲のMVのロケ地に使われていて行きたい欲が一気に高まりました。

実際に見た明治百年記念展望塔は大きくも見えるし小さくも見える・・・スケール感の掴めない何だか不思議な構造物でした。

乃木坂46の「アナスターシャ」とてもいい曲だったのでお時間ある方は是非どうぞ、後半の4分過ぎからこの展望塔が出てきますよ→https://www.youtube.com/watch?v=D_AirZODrUU

翌日はお仕事の前に川崎市夢見ケ崎動物公園へ。

夢見ズーの最寄り駅は横須賀線の新川崎駅なのですが、今回は京浜東北線沿線にお宿を取っていたこともあり南武線の鹿島田駅からアプローチしました。
鹿島田駅の改札を出るとレッサーちゃんがお出迎えしてくれます。

鹿島田駅から夢見ズーまでは歩いて15分くらい。

動物公園前の最後の階段を上がると猫ちゃんがごろにゃん。

川崎市夢見ケ崎動物公園は入園無料の小さな動物園です。

平日の朝なので園内はのんびり。
今日は仕事の都合で40分くらいだけの滞在となります。

夢見ズーで暮らしているレッサーパンダはファファ君、アンちゃん、ケイコちゃんの3匹。
ファファ君、アンちゃんがご夫婦でケイコちゃんが娘さんです。
ファファ君、アンちゃんには他に3匹子供がいて、それぞれ各地の園に嫁いでいます。

今日は気温が高く屋外放飼は中止で、愛すべきファミリーは屋内で仲良くお昼寝していました。

ファファ君の愛妻家ぶりはレサファンの多くの方はご存知だと思います。
超メジャー家系で既に5匹も子供がいるため、現在は繁殖制限が掛けられ恋の季節は別居していることもあり、こうやってアンちゃんと一緒にいるファファ君を見るとほっこりした気持ちになれます。

仕事の荷物が多くて今回は新しいSonyのカメラではなく以前使っていたコンパクトなCanonのカメラを持ってきたのですが、相変わらずここの屋内舎は撮影が非常に難しいですね。
全然ピントが合ってくれず個々のアップの顔写真はほとんど撮れずでした。

こちらはアンちゃん。

このままお昼寝を眺める40分になるのかと覚悟したのですが、キーパーさんが入ってこられましたね。

キーパーさんは新しい竹の葉に交換されていました。

この瞬間は起きてくれたファミリーですが、キーパーさんが退室されるや否や元の体勢に戻りお昼寝再開（笑）

40分はあっと言う間に過ぎお仕事へ向かう時間に。

行きに会った猫ちゃんは引き続きごろにゃんしてました。

その翌日は横浜市内でのお仕事前に野毛山動物園へ。

10時くらいまでしか居れないので「開園から」と思い9時に着いたのですが・・・9時半開園でした（涙）
もっとよくHP確認しとけばよかったなぁ・・・貴重な朝の30分が・・・。
昨日訪問した川崎市夢見ケ崎動物公園と同じく野毛山動物園も入園無料です。

9時半まで待ち入園。

まっしぐらにレッサーパンダ舎に向かいますが・・・、

「やっぱりか」・・・。

時期が時期だけにほぼ出していないとは覚悟してましたが・・・まあ、仕方ないですね。

野毛山動物園で暮らすのは賢健君とキクちゃんの2匹です。

賢健君は当初は短期間の滞在と言う事で野毛山にやってきましたが、どうやらここを終の棲家とするようですね。

レッサーパンダ舎横の覗き窓から寝室の賢健君を見れますが僕のカメラと腕ではまともに撮影出来ず・・・こういう場合にスマホが一番綺麗に撮れるってどういう事だろう？？

30分しかないので園内を軽く一回り。

まだまだ眠たいミンピちゃん。
少しだけ目を開けて「何～、もうお仕事の時間？」って感じでした。
それにしてもスマトラトラの若い女の子が1匹で暮らしているのはなんだかもったいないと言うか・・・世界的に個体数が減っているスマトラトラ、アムールヒョウについて日本の園館は積極的に繁殖計画を実行し実績もあがっていますが、海外との連携が甘いのかせっかく生まれた子に配偶者を与えられない場合を多々見掛けます。
日本で生まれた子が海外に行くのはファンとしては寂しい思いもありますが、この2種についてはもっと積極的に海外との個体交換が必要ではないでしょうか？

アサヒ君はごめん寝で熟睡中でした。

野毛山動物園にはもう一つレッサーパンダに会えるスポットがあります。

ひだまり広場の休憩所横の自販機です。

今日会えなかったキクちゃん。

お耳は立派でかわいい！！

そして、野毛山のレッサーパンダと言えば今は天国のお嬢・キンタちゃん。
可愛かったなぁ・・・また会いたいな。

ここで時間切れ、一旦お仕事挟みます。

15時過ぎに金沢区で仕事が終わり、レッサーパンダのいる八景島シーパラダイスか金沢動物園か迷った末に金沢動物園を選択しました。
さすがにいくらレッサーパンダがいるとは言え、暑さで会えない可能性もあるシーパラに2000円の入園料を払って行く勇気はありませんでした（苦笑）
ごめんね、コキンちゃん、ネイ君。

そんな訳で金沢動物園なのですが僕は過去にここに来たような来てないような・・・記憶が曖昧なんですよね。
金沢文庫駅から路線バスで夏山坂上バス停下車、徒歩5分ほど、入園料は大人500円です。

入園するとすぐの所に繁殖賞のレリーフが飾ってありました。

こう見るとやはりイメージ通りに偶蹄目に強いですね金沢動物園は。

入園ゲートから動物エリアまでの間のファンシーな通路。

やっぱなんかここ来たことあるような気がするのですが・・・でも、いつだったか思い出せないな・・・。

右がシロイワヤギ放飼場、左がオオツノヒツジ放飼場の様です。

オオツノヒツジ放飼場を上から。

金沢動物園は標高も割と高く、海風が吹くからかこの時期でも日陰は快適な気温でした。

水浴びに向かうカピペア。

牙が立派なボン君と可愛らしいヨーコさん。

何を勘違いしたのか「あれ？なんでチャメリーちゃんいないの・・・まさか・・・」と思った僕ですが、冷静に考えるとチャメリーちゃんには春先に豊橋ののんほいパークで会ってました（苦笑）
たまに動物達の移動情報すっかり頭から抜ける時があります。

岩陰で休むニホンカモシカ。

スーチョンワンバーラル。

スーチョンワンつまり四川ですね、この子のお隣にシセンレッサーパンダ舎造って野毛山から賢健君とキクちゃんを移動することはできませんかね？
こちらの方が夏場涼しいし、広いスペースが取れると思いますし・・・。
金沢動物園は草食動物を主に展示しているので食肉目のレッサーパンダは園の特色には合わないかもしれませんが、食肉目とは言えレッサーパンダは事実上草食と言っても過言ではないですし、変わり種草食動物として是非ご一考を。

オカピ放飼場。

遠くから見た時に「あれ？1匹もいない」と思ったのですが近寄ると柵のすぐ近くでサラダバーを楽しんでられました。

見返りキィァンガ君。

彼は日本で最初に飼育されたレジェンド・オカピですね。
今年24歳だそうですがとても美しい子ですね。

本日最後のショットはアミメキリンのダイチ君とミルクちゃん。

この3日間で4園を回りましたが、季節的なものもありレッサーパンダはかなり外してしまいました（苦笑）
早くレッサーパンダが活発に屋外に出て来れる季節になって欲しいです。