2020/08/10 - 2020/08/17
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willyさん
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GO TO が喧伝されたと思ったとたん、状況は悪化して、とうとう東京都民は対象外になったり帰省自粛が叫ばれたり。
まあ、東京都民ではないですが。
たとえそうでも親の初盆という、ド田舎では葬式に並ぶ一大イベントに帰らないという選択肢はありえないのだ。
親戚からはやんやの催促。
いつもなら家族ダイブ旅行の夏休みだが、今年はそもそもそれもかなわず、ならばせっかくだから子供が小さいころ以来。車で帰ろうということになった。実家までは1300㎞ほど。
しかし昔と違って新東名やら新名神やら、道路も距離短縮となってずいぶん様相が変わった。
しかも4人もドライバーがいるとめっちゃラクチン!順番が後部座席になるとドライバーを気にせずぐっすり眠れる。
一人1時間半ずつ2回交代であっというまに関門橋についてしまった。
状況気象ともに厳しい2020夏ですが、ならではの夏の思い出ができました。
8月9日 23:30 出発
8月10日 10:30 関門橋~宇佐神宮~別府泊
8月11日 やまなみハイウェイ経由
黒川温泉泊
8月12日 実家にて初盆行事
(残り家族は吉野ケ里以西、平戸、高千穂など)
8月15日 福岡郊外泊
8月16日 有馬温泉にて夫の還暦祝い 有馬温泉泊
8月17日 夕方 帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
-
そんなわけで11:30に家をでてから夜通し走って朝の10時半には下関。
ケチなダンナを説得してフグ丼定食などいただく。
しかしやはり、高級料亭でもないわけでお味はそれなり~。
それ以前にフグっておいしいかなあ?と個人的には思うのだ。 -
途中、酷暑の中、宇佐神宮に寄って
-
夕方5時には別府についてしまった
お宿は露天風呂付だが素泊まりほったらかしスタイル。これがなかなか良くて大変居心地がよかった。
ご飯は街中で買い込んだお惣菜で。しかしスーパーの寿司パックでもレベルが高い。うますぎるアジの握りに感激する息子たち。 -
翌日は別府地獄を2つ(海と坊主)訪問。
しかし、一箇所400円はちと高くないかい。 -
やまなみハイウェイを通って次は湧水地、男池へ。
ちょうどキツネノカミソリの最盛期で、すてきな風景が広がっていた。 -
ひっそりと静かでだれもいない
-
男池の澄んだ水。
親が元気なころはここにきたらポリタンに汲んで帰ったようだ。 -
こんこんと湧き出る澄んだ水源
しみじみ久住は水が豊富なのだなあと思う。 -
なんという生命力。
こんな木がいくつもあった。 -
その後、長者原ビジターセンターに寄った。
ずっと見たかったヒゴタイがちょうど開花期。 -
関西以西の限られた場所でしか見られない。
かわいいなあ。 -
九重連山三俣山(ミマタヤマ)
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ひろびろとして散策するに気持ちよい
台風が近づいていて予報は悪かったが、歩くときには晴れてくれてありがたい -
光る草がきれい
-
そして
一昨年両親を連れていった長湯温泉にも寄った。
かの日この日の隔たりを思う。
なにか亡母に連れていかれているような気がした。 -
前回はススキの穂波が美しかった。真夏の緑もまたよし。
本当に四季折々、いつ来ても素晴らしい。
愛してやまない久住高原 -
そして今宵の宿、黒川温泉に到着。
しかし車で入るには難所だ。道が狭くて。 -
よい雰囲気を保ち続けている。
湯布院みたいに過剰にならないのは地元の方々の努力のたまものだろう。 -
静かな大人の温泉町
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その、街づくりの立役者として有名な新明館
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この灯りの先に
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名物洞窟風呂がある
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それも温泉が湧いてこそ。
地球のおめぐみ。 -
お宿は満室とのことだが、夜のそぞろ歩きをしている人は皆無だった
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台風で折れてしまったという大きな杉があった
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民芸風過ぎない塩梅かと思う
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なんのお店かな
ヘタウマ風でかわいいな -
どこもかしこも苔がいい感じだった
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たくさんのお願いを集めているお地蔵さんは町の中心に
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そろそろ部屋に戻って温泉はいらなきゃ
立ち湯が楽しみ -
翌早朝、ご飯もいただかず、夫が40分かかる最寄りの宮地駅まで送ってくれて私だけ盆行事の為離脱。
宮地駅の喫茶店は営業前
コーヒー飲んでみたかったな -
まっすぐに伸びる豊肥本線。もっぱら車移動なので鉄道旅なんて普段ご縁がない。
いいなあ~~。思いもかけずローカル線のぶらり一人旅。
せいしゅん!
実はこの豊肥本線は2016年の熊本地震で甚大な被害を受け、肥後大津ー阿蘇間が不通だったのだが、この日の4日前、8月8日にやっと全線復旧したのだ。
ラッキーではないか~。
不通だった区間には珍しい3段スイッチバックもあるのだ。4年ぶりの開通よ。
これを知って大興奮する。 -
~以下wikipedia「豊肥本線」より引用(わたしが乗る向きと逆になりますが)~
「肥後大津から先は非電化となり、阿蘇外輪山に向かってゆく[15]。右下に阿蘇から有明海に流れ下る白川を見下ろすようになると立野駅。ここは外輪山が1か所だけ途切れて低くなった場所で、阿蘇のカルデラ内と熊本平野をつなぐ白川も道路も鉄道もここを通らねばならない。ここで鉄道は有名なスイッチバックで標高を稼いでカルデラ内に入る[15]。熊本から立野に到着した特急「あそぼーい!」およびワンマン列車の運転士は、ホームの上を歩いて反対側の運転席に行き逆向きに発車、しばらく坂を登って停止すると、今度は車内を歩いて元の運転台に戻り、再び初めと同じ進行方向で発車する。この間、白川の渓流はどんどん遠くなってゆき、やがて列車は阿蘇カルデラ内の平原(阿蘇谷)に入る[15]。
阿蘇谷を走る間、右には阿蘇の火山群、左には広い田圃の向こうに長大な崖のようにそびえ立つ北側外輪山を見ることができる。宮地駅近くには肥後国一宮の阿蘇神社があるが、このあたりが火山群が最も良く見える。宮地駅を出ると列車は左右に大きくカーブしながら東側外輪山を登ってゆく。いくつかの長めのトンネルを抜けて、一瞬左手に広大な阿蘇谷を見渡せるがすぐに豊肥本線の最高点である坂の上トンネル(延長2,886m)に入る[15]。ここまでひたすら登りつづけてきた豊肥本線は分水嶺を越え、ここから下り始める[16]。緩やかに波打つ高原を左右に細かくカーブしながら下ってゆくが、この周辺は9万年前に阿蘇山が大噴火した時に火砕流に覆い尽くされた一帯(火砕流台地)である。」 -
駅名看板の後ろに見えている阿蘇山
この駅のそばには阿蘇神社もある -
きた~~~
ディーゼル一両!
ニワカ鉄になってしまう♪ -
運転士さん乗り込む
-
スイッチバックは見とれて写真を撮ることすら忘れていた。
ここはスイッチバックの下のほうの駅、立野駅 -
こうして無事熊本駅到着。
するとこれを見つけた!
「あそぼーい!」号、これも休日のしかも期間限定運行(土曜・休日および長期休暇中に熊本駅 - 別府駅間を1日1往復)。めったに会えないよ。見られてうれしい!
この後は博多駅まで新幹線、博多から高速バス、そのあとは徒歩にて
片田舎の実家に昼過ぎ到着。怒涛の初盆行事に突入したのであった。
風吹きわたる水田のどまんなかでも猛暑厳しく、連日汗だくのお参り客対応だった。
そして後半につづく。
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