2020/08/12 - 2020/08/12
111位(同エリア1043件中)
はんけんさん
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれるフランク・ロイド・ライト。そのフランク・ロイド・ライトが設計したヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)、以前から訪問したかったのですが、遂に実現しました。
フランク・ロイド・ライトの建築は、日本国内では企画が12件で実現したのが6件、そして現地に今も残っているのは2件、このヨドコウ迎賓館と自由学園明日館のみだそうです。(これには異論もあると思います。旧林愛作邸は、現地に残っているけど、老朽化しているからカウントされないのだろうか?) 移設されたけど、明治村に玄関部分が残っている旧帝国ホテルも含めて、日本はアメリカ以外でフランク・ロイド・ライトの建築を唯一見られる国です。
ヨドコウ迎賓館は、ライトが日本で設計した住宅建築としてほぼ完全な形で現存する唯一の作品で、その価値の高さから1974年、大正時代以降の建造物として初めて、かつ鉄筋コンクリート建造物としても初めて国の重要文化財に指定されています。
斜面に建つため、4階建てなのにどこを垂直に切り取っても2階建てとなっている個性的な設計、大阪湾を一望できる眺望、栃木の大谷石をふんだんに使い、細部までこだわった装飾などみどころたっぷりでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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三井ガーデンホテル大阪プレミアの朝食。2階の「博多廊」という九州居酒屋です。ここの朝食は、通常はビュッフェ形式だそうですが、時節柄デリバリ方式となっています。
美味しくてボリュームたっぷり、大満足です。 -
冷蔵庫には、キリンの「おいしい天然水」が無料サービスです。
缶よりもペットボトルだったら、もっと嬉しいのですが、、、、でもありがたい。中身をサーモスの水筒に移して、製氷機から氷を入れて出発です。 -
ホテルからシャトルバスで大阪駅へ。
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大阪駅、朝なのに既にかなり暑い。35℃超える気満々な感じです。
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阪急の梅田駅。
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芦屋川駅。
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高台に見えてきました、ヨドコウ迎賓館。
当初の施主、灘五郷の造り酒屋・櫻正宗の八代目当主山邑太左衛門により、旧山邑家住宅とも言われます。 -
芦屋川。
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ヨドコウ迎賓館前の坂は、その設計者フランク・ロイド・ライトに因んで、ライト坂と名付けられているようです。
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芦屋川にはホタルも居るそうですね。
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ライト坂を登ります。
この坂により、ヨドコウ迎賓館の個性が生まれ、いまだに素晴らしい眺望が生き続けています。 -
さすが高級住宅街、芦屋 ですね!
どの家も設計費/建築費が高価そうな、個性的なものばかり。 -
ヨドコウ迎賓館、10時開門の数分前に到着。
ライト坂を登って、既に汗ダクダクです。 -
開門されました。
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フランク・ロイド・ライトの建築美を堪能する気満々です!!
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緑とヨドコウ迎賓館。
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イチオシ
フランク・ロイド・ライトの建築は、建築時から存続するのは、日本ではこのヨドコウ迎賓館を含め二軒しかないそうです。
(旧帝国ホテルは、明治村に遺されているけど移設されています。旧林愛作邸は、現地に残っているけど、老朽化しているからカウントされないのだろうか?) -
もう一軒は、東京池袋にある自由学園、明日館。
2013年1月に訪れた時の写真です。 -
同じく、自由学園、明日館。
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自由学園、明日館のカフェ。
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ヨドコウ迎賓館、一階入り口。
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旧帝国ホテルや自由学園明日館と同様に、栃木の大谷石がふんだんに使用されています。
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これもおそらく大谷石。
大谷石は、加工しやすく火に強いという特性があり、フランク・ロイド・ライトは日本での設計に好んで用いたそうです。 -
1階の車寄せからの外の眺め。
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1階の入口。
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入館料は500円。
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フランク・ロイド・ライト。
このヨドコウ迎賓館(旧邑山家住宅)は、ライトが旧帝国ホテルの設計のため来日した際に依頼され、1918年に基本設計を終えたそうです。
建築とは関係ないことですが、女優アン・バクスターは彼の孫です。
アン・バクスターと言えば、やはり映画『イヴの総て』ですね! -
イチオシ
二階の応接室。
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建物の模型。
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応接室からの眺め。
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このフロアスタンドも、フランク・ロイド・ライトのデザインです。
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六角形の机と椅子。これも、この応接室に合う様に特別にデザインされたものだそうです。
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イチオシ
三階の廊下。
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イチオシ
三室続きの畳の和室は、当初のライトの設計には無かったのですが、施主の強い要望により、実現したそうです。
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三階の和室。
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細かい部分のデザインも個性的です。
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三階の和室。
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お風呂。
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洗面台。
自分が子供の頃、小学校の洗面台もこんな感じでした。
ってことは、ライト設計は、50年ほど時代を先取りしていたわけですね。 -
小間使の間。
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寝室。
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寝室、今はお土産屋さん。
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このバッグ、良いデザインですね。
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子供たちの寝室は、今は視聴覚室。
昭和60年の修復工事の記録ビデオが上映されていました。
細部に渡り個性的なデザインなので、修復もかなり難儀だったことが理解できました。 -
この部屋には、復元された机と椅子が置かれています。
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その部屋から眺めるベランダ。
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四階へ。
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四階の食堂。
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食堂。小家族なのか?大邸宅の割には小ぶりな感じです。
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食堂。
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フランク・ロイド・ライト、デザインのスタンド。
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厨房。
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厨房側から見た食堂。
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食堂。
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食堂。個々のデザインが個性的です。
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金具は全て金メッキだそうです。
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食堂からルーフ・ガーデンへ。
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ルーフ・ガーデン。
このヨドコウ迎賓館は、1971年から1973年はヨドコウ(淀川製鋼所)の独身寮として使用されていたそうです。そんなことをしたら、ずっとここに住みたいから社員の晩婚化が問題になってしまいますよっ!!
独身寮の時代は、何部屋/何人が居住していたのか?気になります。 -
ルーフ・ガーデン。
2019年にフランク・ロイド・ライトのアメリカに現存する建築8件が、世界遺産に登録されましたが、このヨドコウ迎賓館も日本にありながらにして、登録候補に挙げられていたそうです。 -
ルーフ・ガーデン。
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ルーフ・ガーデンから、六甲山の眺め。
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ルーフ・ガーデンから神戸方面の眺め。
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ルーフ・ガーデンから南の眺め。
高台にあるので、邪魔する建物などはなく抜群の眺望です。 -
ルーフ・ガーデン
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中に戻ります。
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入口(=出口)へ戻ります。
三階の和室。 -
細部は、やはり個性的。
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二階応接室の電球。
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勝手口への入り口。
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イギリス積みのレンガ擁壁。
2016年から2018年の修復で改めて発見されたそうです。 -
勝手口への通路。
ヨドコウ迎賓館、堪能しました。 -
三宮へやって来ました。
2020夏 関西4:神戸三宮、北野異人館、背山散策路と布引の滝(日本の滝百選、日本三大神滝)
https://4travel.jp/travelogue/11642415
に続く。
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