1999/07/12 - 1999/08/31
1446位(同エリア19205件中)
tadさん
「古い写真をスキャン10(ロマンチック街道とミュンヘン、1979年)」に続く11回目。1999年文科省から在外研究の許可が出て、半年間英国で研究することになっていた。ところが、学内選挙で、再度、管理職に担ぎ出されて、すでに決定していた英国滞在の計画を短縮して50日だけ行くことになった。自分の本来の研究に加えて、立場上、英国の国立大学のいくつかの運営方式などに関し調査をするという任務が加わり、忙しい滞在となった。
もっとも、益することは大なりであったが、英国の国立大学の運営や経営の巧みさには真似ができないと思うことが多かった。。外部資金の導入方法がすばらしく、研究活発な大学ほど活気があり、日本の親方日の丸や横並び方式とは相当異なる運営方式であった。これは、日本では今でもあまり改善されていない点だと思う。。。毎年、大学評価が公表され、改善努力が足りない大学は、露骨に批判の目にさらされるのだ。。
自分の専門関係の親しい先生だけでなく、ご紹介くださった経営や運営の中心にあるかたにもお会いでき、教わること大であった。断片的な写真しか残っていないが、観光旅行ではないので仕方ない。ただ、お世話になった先生がたとは、議論をしながら、あちこち、英国の案内をしてくださったこともある。どこの大学かも一切出せないので、説明は端折りたい。この後、そういう関連もあり、英国行きは仕事上も増えたのだが、英国の大学に対する理解もかなり深まったと思う。ただ、日本の大学では、そういう大胆な改革は拒否されるのだが。。。
例えば、秋入学ひとつ実行できないままだ。世界の流れから外れることが多い。先生も学生も真の深い国際交流はできにくい。。。依然日本の大学の多くは鎖国状態だといってもいい。
一枚目はチャツワース ハウスChatsworth House。明治新政府の岩倉使節団がここに滞在したことがある。英国式庭園の傑作としても有名な場所。散在する樹木などもすべて計算されつくして配置してある。
(2020年8月記す)
- 旅行の満足度
- 5.0
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ロンドンのBarbican。ここは、音楽会や催し物によく来るところ。
バービカン センター 博物館・美術館・ギャラリー
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市内バスは、便利。当時よりは、さらに乗りやすくなっている。
Oyster Cardが欠かせない。日本のPASMOは割引がないが、ロンドンなど、一日の上限が定めてあり有難い。3回くらい乗るとそれ以上は引き落としがない。 -
The Albert Memorial
Royal Albert Hall の前。Hyde Park の一角。アルバート公記念碑 モニュメント・記念碑
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ロンドンの夏は毎晩、Royal Albert Hallに行けば、クラシック音楽のコンサートがある。
この写真はウィーン・コンツェントス・ムジクスという古楽器オーケストラの演奏で、指揮者はニコラウス・アルノンクール、ソプラノ歌手はチェチーリア・バルトリという夢のような協演だった。ロイヤル アルバート ホール 劇場・ホール・ショー
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これも同じ場所。夏のプロムナード・コンサートといった方が知られているだろう。
この写真は、サイモン・ラトル指揮で、バロック音楽の大家ジャン・フィリップ・ラモー作曲のオペラ「レ・ボレアデ」全曲をセミ・ステージ公演で楽しんだ。演奏はイギリスの古楽器オーケストラ、Orchestra of the Age of Enlightenment。それに歌手陣はバーバラ・ボニーなど超豪華であった。ラモーという作曲家が、フランス音楽史上、飛び切りの才能の持ち主だと納得したのは、この夕べだ。 -
これはロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスだが、夏はすべてお休み!この写真だと、建物の改装が終わった後だ。夏以外だと、ほぼ毎晩オペラかバレーを上演しているし、私もロンドンは通算16回滞在しているので、特に退職後は、まとめて鑑賞している。
ロイヤル オペラ ハウス 劇場・ホール・ショー
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Westminster Cathedralの塔の上から撮影
ウェストミンスター大聖堂 寺院・教会
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Westminster Cathedralの上から撮影。
ここは、ロンドンの日曜朝、音楽礼拝の質が高いので、なんども聞いたところ。 -
Paddintonだろう。地方の大学の親しい先生を訪問した時、利用。
パディントン駅 駅
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これはLeeds Castle
リーズ城 城・宮殿
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恐らくLeeds Castleの一部。
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これはCambridge.
ケンブリッジ大学 建造物
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これは恐らくKew Gardensだろう。
キュー ガーデンズ 自然・景勝地
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これはBirminghamの演奏会場。長年サイモン・ラトルが磨き上げたオーケストラと演奏会場だ。いい音響で知られているが、実は演奏会はこの内部で聞いたことがない。内部を見せていただい時に撮影。
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多分、Kidderminsterに住む先生を訪問したとき。日本で教えていた頃、私が多少お世話した先生が案内してくれた場所だったろう。
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これはChesterの街。
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Chester
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これはChesterの大聖堂。
チェスター大聖堂 寺院・教会
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これはChesterの大聖堂。
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これもChesterの街の一角。川船に乗った記憶がある。
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運河の水門
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これはウェールズのスノウドン山に登山列車で登った時。英国一高いという低い山。1000mなかったと記憶。
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これはウェールズのスノウドン山に登山列車で登った時
スノードン登山鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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これはウェールズのスノウドン山に登山列車で登った時
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Holy島の西にあるSouth Stack Lighthouse
サウススタック灯台 建造物
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South Stack Lighthouse
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South Stack Lighthouseの近く。ヒースheather.
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お世話になった先生がた。ご夫婦どちらも私と専門が同じ。この部屋には古楽器が2台置いてあり、合奏した。家自体もベートーヴェン時代に立てたもの。当然、趣味の話も合った。
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先生の書斎の窓からカーナーヴォン城が見える。
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カーナーヴォン城Caernarfon CastleやHoly島を案内していただいた。
カナーヴォン城 城・宮殿
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リバプール大聖堂。
リバプール大聖堂 寺院・教会
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リバプールのモダンな教会。この時、93%欠ける日食があった!未だにあの時の日食を越える経験はない。
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リバプールでは、ザ・ビートルズの関連場所を訪問。1986年にも来ている。
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この先生にも大変お世話になった。
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この先生が案内してくださったChatsworth House
チャッツワース ハウス 建造物
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Chatsworth House
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Chatsworth House
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多分、Chatsworth House
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ロンドンに戻っている。これはPrincess Dianaが若い時住んでいたアパートだとのこと。近くに滞在していた。
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この時、バロック・フルートflauto traversoをロンドンで購入し、軽いので持ち歩いて、ハイドパークでも練習したことがある。訪問した先生がベートーヴェン時代の古いピアノをお持ちだというので、この楽器を購入して持ち込み、古い楽器どうしで、雅な音を楽しんだものだ。
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