2020/08/15 - 2020/08/15
2323位(同エリア5113件中)
とっしーさん
1901年、明治期の歴史的な大土木工事となった「新湊川」の付替え。日本初の河川トンネル「湊川隧道」。公開日に見学することができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東山商店街を抜け、熊野橋から西に行くと湊川隧道が見えます。標高85mの会下山をくり抜く、初の近代河川トンネルとして1901(明治34)年に竣工しました。長さ600m、内空幅7.3m、内空高7.6m、当時としては世界最大級の規模を有していたそうです。
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震災後旧隧道が使われなくなり、近代産業遺産として残すため、県が整備、保存しています。
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入り口のアーチが美しい。
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入ると様々な展示がしてあります。
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隧道まで付替えまでの足跡が掲示されています。当時はすべてツルハシなどを使った手作業。2年足らずでよく完成させたものです。
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トンネル内の気温は21度。ヤフー天気を見ると外気温35度。涼しい…。
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硬い地盤ではなく、粘土層だったとのこと。ところどころ湧き水がこぼれています。
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中間地点。今回の公開はここまで。11月には吐口側まで通り抜けできるとのことです。
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19.5度。ひんやりして気持ちがいい。
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100年以上たっているにも関わらず、レンガの劣化はあまりみられません。また、しっかりと敷き詰められていて頑丈です。レンガは岸和田、貝塚製。石材は岡山産と推定されるそうです。
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ところどころ炭酸カルシウムが石灰化したところがあり、歴史を感じます。
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鉄分が含まれた水だからでしょうか。酸化して、有馬温泉の金泉のようになっています。漏水には泥が含まれねちょっとしています。
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レンガとレンガはモルタルで接着されている様子
がよくわかります。大成建設の当時の高い技術力がうかがえます。 -
湊川隧道の扁額。吐口側には天長地久の扁額が設置されています。
今回の訪問でこの湊川隧道の存在理由を体感することができたとともに、是非通り抜けをしたくなりました。
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