コロナ禍の中GoToTravelで裏磐梯へ行ってみたけど大丈夫かな？

2020/08/07 - 2020/08/09

そもそも毎年恒例のハワイ行きをＧＷに予定していたが、世界的コロナの影響で飛行機は飛ばないし、現地で１４日間の自粛は強制されるし、ビーチも店も閉鎖。それじゃハワイ行く意味がないので９月のシルバーウイークに一旦は延期。
ところがコロナガが収束しないので、飛行機の運休も延長されるとの情報があり、じゃあ国内で我慢するかという事で温泉に。
東京はGoToTravelの対象から除外されたが、埼玉県民はギリギリセーフ。
以前にも泊ったことがある裏磐梯レイクリゾートへ２泊で予約。ある程度の感染リスクの心配はあるが、ホテル側も感染対策を施してお待ちしているとの事なので行ってみた。

エリア 裏磐梯・猫魔(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

東北自動車道を使い、約３時間半で猪苗代湖に到着。
さすがに高速道路は渋滞もなくスムーズ。
予定通り１３時少し前だったので、ホテルへ向かう途中で蕎麦が美味い有名店とのクチコミが多い「いわはし館」へ。

いわはし館 グルメ・レストラン

芸能人も来店しているらしく、たむらけんじ、林家たい平、ＥＬＴの持田香織、石田純一、奥田瑛二のサイン色紙が貼ってあった。

奥さんがオーダーした蕎麦。

自分は、店の名前が付いているので美味いだろうと思い「いわはしそば」を注文。
なんでも味噌と大根おろしで食べるそうだ。

お膳に食べ方の説明書きがあった。
お好みの量の焼き味噌と大根おろしをだし汁に入れ、よくかき混ぜて蕎麦に付けて食べるそうだ。
出汁が残ったら蕎麦湯を足して味噌汁風にして飲む事もできる。
蕎麦を香ばしい味噌味で食べると思えば味の想像がつくだろうか。いわはし館のイチオシメニューだそうだ。

店内には土産物コーナーもあり、地の野菜や果物などを販売。

出入口のそばに、この店を建設する際に敷地内から平安時代～鎌倉時代にかけての貴重な古代そばの種が出土したそうで、展示されていた。

食事を終え、ホテルへ向かう。
いわはし館から車で２０分程度だろうか。
裏磐梯レイクリゾートに到着。

裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル

このホテルは五色の森と猫魔離宮の２棟がある。

前回は五色の森だったが、今回はGoToTravelで割引になるので五色の森よりグレードの高い猫魔離宮に宿泊。

ロビーの造りからして豪華さが窺える。
ロビーに入ると係の女性がアルコール消毒をするよう促し、体温測定も行う。
ホテル内の至る所にアルコール消毒液が設置され、館内を歩く際にはマスク着用を強く薦める掲示がある。

色々な美術品も展示されている。

秦の始皇帝の金銀銅馬車だそうだ。
もちろん複製だが、実際の出土品の修復と同時並行で製作が進められ、人間国宝級の美術工芸家８０人が３年もかけて完成させたとても貴重な物らしい。

ロビーの壁には多数の絵画が展示されている。

こんな大きく綺麗に装飾された壺も展示されているが、本物かレプリカかは素人の自分には分からない。

ロビーの一角にはソファーが複数設置され、特大のガラス窓から外の景色が望める。
木々の隙間からは、檜原湖が見える。

また、猫魔離宮の宿泊者のみに提供されるコーヒー・紅茶・日本茶等。
但し、６：００～２０：００まで。

ではキーカードをもらって部屋へ行きましょう。
キーカードは人数分あるので、風呂に行った際には奥さんと待ち合わせをせずに自分の時間で部屋に戻る事ができる。

客室へ向かう廊下は、荘厳な造りで高級感が漂う。

部屋はツインベッドで、特別広い部屋を予約した訳ではないが、寝るだけなので狭さは感じない。

猫魔離宮のベッドは、全室シモンズのベッドだそうだ。

テレビのリモコンは、コロナ感染予防でビニール袋に入れられ、袋のまま使うよう注意書きが印刷されている。

インスタントではあるが、コーヒーメーカーが設置され、ペットボトルの水もサービスされるが、洗面の蛇口から出る水は湧き水でペットボトルの水より美味しいとの説明があった。

洗面とトイレが１室に設置され、なんとなく欧米のホテルのようだ。

温泉があるので１回も部屋のバスには入らなかった。

部屋は１階なので、檜原湖全体を見渡す事はできないが、目の前の木々の隙間から湖を見る事はできる。
それにしても窓際に置かれた椅子は、レーシングカーのバケットシートのような形で体をスッポリ包み込んでくれる。１脚１０万や２０万以上する高価な椅子だろうな。

室内からの景色は、木々が青々と茂っているが、湖は木々の隙間からしか見えない。

猫魔離宮の宿泊者しか入れない虹の森温泉。

喫煙者には嬉しい喫煙室が１階にある。

夕食は６時に予約しておいたので行ってみると、金曜日のせいか宿泊客は少なかった。
なんとなくヴッフェスタイルは感染が心配になるが、受付で使い捨てのビニール手袋をもらい、料理を取りに行く際はマスクとトングを持つ手に手袋を着用するよう説明があった。

１組８０分の制限時間。
料理を取りに行く度にマスクとビニール手袋着用は面倒だが、自分と周囲の人を守るためにはやむを得ない。

料理の種類は、中華・洋食・和食・蕎麦・寿司・天婦羅・パン・フルーツ・ソフトドリンクがあり、この日はローストビーフもあった。
アルコール類はバーカウンターに行き、個々で注文するスタイル。

もう若くないので、ヴッフェスタイルでも沢山食べる事はできないので、１時間ほどで部屋に戻る。
売店の隣にはアートギャラリーがあり、絵画や美術品が展示されている。

２日目。
生憎の雨模様だが、ホテルに籠っていても仕方ないので、近くへドライブ。
アクアマリンいなわしろカワセミ水族館へ行ってみた。
この建物は何だ？食事もできるのでレストランかな。

旧国鉄の翁島駅舎だそうだ。

ＮＨＫ朝ドラ「エール」に登場したらしい。
古関裕而作曲「高原列車は行く」のモデルとなった沼尻軽便鉄道らしいが、自分は全く知らない。

水族館の入館料は大人７００円なので、１時間程度の時間潰しには丁度良い。
水族館なので魚が多いかと思いきや、ゲンロウ等の昆虫が８０％。

フチトリゲンゴロウ。
国内希少野生動植物種に指定され、採取は禁止されているそうだ。
今回のコロナウィルスによる緊急事態宣言により系統保存の継続危機があるため、環境省の許可を得てここで飼育する事になったそうだ。
コロナの影響がこんな所にまで及んでいるとは、コロナウィルス恐ろしや。

ゲゲゲゲー！！
気持ち悪い！
ゲンゴロウとガムシの素揚げだってさ
アジアでは食料として食べられているそうだが、日本でも信州地方で食べられていたそうだ

これまた気色悪いなあ
タガメの素揚げ
オスは洋梨やバナナの香りがあり、タイでは高級食材として人気があるらしい
マジか！？

国内初展示のオオサマゲンゴロウモドキ

国内初展示に至った経緯が書かれているが、いずれにしても館名の水族館はどうして命名されたのだろうか。

１時間ほどでカワセミ水族館を出て、昼食を食べに行くが、さすがに昆虫の素揚げを見た後では食欲が湧かないので、麺類を選択。
野口英世に併設されている河京ラーメン館

河京ラーメン館 猪苗代店 グルメ・レストラン

ここでもコロナ対策
止むを得ないし、消毒ももう慣れて習慣化して来たかな。

食したのはチャーシュー麵
館の２階はラーメン食べ放題がある。
入り口付近では試食もできる。

２泊３日もアッという間に過ぎて帰宅。
特に心配する必要もないが、十分注意して行動すれば大丈夫な気がしたGo To Travelだった。