『志国・土佐』に行くき！　その４　高知の「ものがたり列車」に乗ってみたⅡ　

2020/07/23 - 2020/07/23

時刻は１２時０４分―――

我々の乗った『志国土佐・時代（とき）の夜明けものがたり』は、ゆっくりとプラットホームを離れた。


２両編成の列車は、窪川までの７２ｋｍを２時間４０分かけて南下する。
先頭の１号車（定員２８名）の「クロフネ」は、幕末に太平洋の彼方からやってきた黒船を連想させる。
運転席のすぐ後ろは、スクリーンで仕切られて、前方の景色を映し出す。

後ろの２号車（定員１９名）の「ソラフネ」は、未来への夢をコンセプトに宇宙船をイメージ。
どちらの車両も可動式のテーブルで、複数の家族連れや個人でも利用しやすいようにレイアウトされる。
また、車内の照明などのインテリアも凝っている。


実は、列車を予約するときに「お弁当はどうされますか？」と聞かれた。
５,０００円という値段を聞いて「遠慮します」
お断りした。
しかし、お隣の人の予約された料理を見て（ケチらずに、頼めばよかった）と、反省しても後の祭り・・・
※下り列車は、皿鉢料理風の【立志の抄】、上りは沿線の自慢の食材を使った【開花の抄】、いずれも事前に予約が必要です。


でも、ご心配なく。
２号車には、サンドイッチにコーヒーやスィーツ、アルコール類、ちょっとしたおつまみ、さらに列車の記念品も販売している。

土佐の地酒を飲りながら、のんびりと車窓を楽しみたいぜよ。




※現在、感染症予防のため１号車の「高知家の団らんシート」はアクリル板で仕切ってあり、１Ａから５Ｂの１２席は窓側に向いている。　
現在は感染症対策として、座席を減らしたり変更しているそうです。乗車される際には、ぜひ確認を。

エリア 中村・四万十川周辺(高知)

• 交通手段: JR特急

1号車

先頭車両

運転席の後ろは、大型のスクリーンになっている。

２号車に行ってみます。

車内は

白を基調に

清潔感が溢れる。

窓の横には、小さな画面があり

高知駅 駅

運転士の目線で楽しめる。

凝った照明は「のぼりゆく太陽」をデザイン

トイレも広くてキレイ

※２号車には、女性専用のトイレがある。

高知駅に別れを告げ、

お見送り～

行ってきまぁ～す。

ゆっくりホームを

離れました。

土讃線は

単線なので

伊野駅 (JR) 駅

ちょくちょく停まりながら

進みます。

また、アテンダントさんの

車内アナウンスも

土佐流の「おもてなし」と解説が

耳に心地よい。

西佐川駅に停車

予約すれば、地元の食材を使ったお弁当もあるが

アルコールや

軽食の販売もある。

三種の地酒

飲み比べセットを注文(*^^*)

地酒と「はらんぼ（鰹の腹）」

記念にお土産も

キーホルダーとコースター

列車は快走し、

トンネルを抜けると、

安和駅に到着

海岸に近い

目の前は太平洋！

「らぶらぶベンチ」だって

熱烈歓迎

銅鑼（ドラ）の合図で「出発進行」

何故って？
だって、船をモチーフにしているもんね！　

沿線では、どこでも手を振って歓迎してくれる。

びっくりしたのは、多くの個人の家の中からも！

四国特有のお遍路さんの“お接待（せったい）”の文化か。

地元のブルーベリーをいただく。

やがて窪川駅に

到着しました。

列車に

別れをつげ、

駅舎へ

窪川駅 駅

こちらは土佐くろしお鉄道

小腹がすき、構内にある

しまんとえきめし FORM グルメ・レストラン

しまんとえきめし屋へ

メニュー表を見て、

「一番人気」だと言う　“から揚げ”をビールと共に　(^^♪




　　　　　（つづく）