うどんすすって階段登る～香川・神奈川 後編

2020/06/21 - 2020/06/23

サンライズ瀬戸で東京駅を22時に発ち、わくわくの夜行列車だが明日の観光が待っているので寝る。　明けて6:31 岡山で出雲行きと高松行きを切り離すが、出雲行より私の乗ってる高松行きが3分早く出る。乗り遅れたら大変なので外には出ないでおく。　
　↑丸亀城から見た、讃岐富士との呼び名もある “飯野山”　標高422ｍ。

エリア 丸亀・宇多津・多度津(香川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: スカイマーク 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

瀬戸大橋。瀬戸内海の島をホッピングするように架かるなんて長く高い橋、人間の英知が誇らしい。朝日に煌めく海に浮かぶ船も美しい。なんだか生きているって素晴らしい！とさえ思ってしまった。

7:27 高松駅に到着。左マリンライナーと右サンライズ瀬戸。また乗りたいな～

早速、駅近くの「うどん」の旗に吸い込まれるように香川・初うどん。お爺ちゃんがやってる古そうな店。これがー本場讃岐うどんか！思ったより柔らかい(ここがたまたま柔らかかったようだ)。シンプルながら出汁が効いてて美味い。　

今夜のホテルに行って荷物を預かってもらい、JRで丸亀へ。丸亀駅から“丸亀城”に歩く。　丸亀城は石垣がひときわ素晴らしい、見よ“扇の勾配”と呼ばれるこの反り具合！

青空に映える白い姿は現存十二天守の一つ。

あちこちで違うスタンプを押して回ると多色刷りの要領で城の絵が完成するという、楽しいアイディア！(台紙代は有料)

天守からは瀬戸内海も見える～～

城型・石垣修復募金箱。窓の格子から募金を入れる。これも良い考え！つい入れちゃった。

石垣完全修復を目指している。城の下に積み直しを待ってる石が並んでいた。

丸亀からJRで善通寺駅、そこから歩いて“善通寺”へ行く途中、昼食でチェーン店っぽいうどん屋に入る。朝のうどん屋よりコシがある麺でそれなりに美味かったが、店員さんが感じ悪く感動マイナス…。　↑善通寺は弘法大師空海が誕生した所

“水曜どうでしょう“ファンなら解る、これがあった！

“善通寺駅” 日本最古の現役駅舎(かも知れない)らしく国の登録有形文化財なんだと後で知った。

JR琴平駅まで乗って“金刀比羅宮”へ歩く。金比羅さんへの参道はこんな昔ながらの建物が現役で活躍している。

土産屋や食べ物屋が階段脇に並んでるが、コロナ渦で開いている店の方が少ないかも。それよりどこまでも続く階段に店を見る余裕はだんだん無くなってくる…

マスクで蒸れて暑さ倍増、階段は延々と続くが森が深くて先が見えず、目標が分からないと余計に疲れる。　↑階段じゃない坂の部分もあり。

金比羅さんは航海安全の神様を祀っているから、色んな船会社の寄付の札(なんて言うの?)があったのが面白かった。奥社までは階段が1368段あり、かなり広大な敷地、見所も沢山で一応メインの所まで行ったが、バテ過ぎて大した写真が無く…

琴平駅から“琴平電鉄” に乗る。駅の中で腕時計の落とし物を見つけたので駅員さんに届けたら、忙しいのもあってか「あ、はい」とだけ言って受け取りもしないので窓口に置いてきた。なんだよ…　
高松に戻って来た。　↑アーケードを電車が突っ切って走ってるのにびっくり。

ホテルにチェックインしてから、夕食に出かける。　↑香川名物・骨付き鶏。しっかりした味付けで美味いわ～　ゆるきゃらで“骨付きじゅうじゅう”ってのも居るんだよ。

ほんのり南国の香りとどことなく昭和の色があるイイ感じのアーケード街。総延長2.7㎞あって日本最長なんだそう。晴天率の高い高松より、雪がドカドカ降る旭川にこれ造ってほしい。

　↑高松城の石垣と横を走る琴平電鉄。　横断歩道を渡ろうとしたら来た車が急ブレーキで停まった。乱暴ね～なんて思って渡り切ったら、私側の信号が赤だった…疲れてるんだわ。てか、危なかったんだな私。反省。

3日目 6/23、高松駅近くでラストうどん。この旅で3回食べた中だと1回目の爺ちゃんの店のが一番好みかな～　帰りはマリンライナーでまず岡山へ。　↑瀬戸大橋再び。
岡山から12:58の新幹線のぞみに乗るのに、乗り継ぎ時間で岡山駅周辺を散策―なんて考えてたが、途中下車できない切符だったのに気付き、レストランもコロナ渦の休業で駅構内でだらだら過ごすことになってしまった(いや駅員さんに訊いたら出られたのか?)。

滅多に乗れないから楽しい楽しい新幹線。車内販売でカッチカチアイスを食べたり、早ーい！と感動(当たり前)したり雲で見えない富士山を透視で見たり(?)。16:15 東京着。羽田空港へ。　↑羽田のターミナル半分が閉められて暗くなっていた。

20:30 スカイマーク羽田発新千歳行。　↑あれに見えるはDランド、この時閉園していたのに灯りは点いてる。それは夢の国だから。
今は眠る夢の国を眼下に、混雑してない静かに浸れた乗り鉄の旅だった。
　終わり