2008/05/29 - 2008/06/02
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SamShinobuさん
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世界を代表するフイルム関連会社T社が、アジアの映画産業向けにフイルム現像及びポストプロダクションを本格化するということで、その視察にバンコクを訪れた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩
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2008年5月29日(木)
10時50分成田発全日空NH953便は15時25分にスワンナプーム国際空港に着く。時差は-2時間。ドナルドもこの国では仏教徒? -
ホテルはスイスロッジ
BTSのサラディーン駅からコンベント通りに入って、欧米の雰囲気が漂うレストランをいくつか過ぎると、そのホテルは見えてくる。駅から3分くらいか。 -
ここは50部屋程度の小さなホテルだが、フレンドリーなサービスと細部にまで行き届いたホスピタリティが約束されている。隠れ家的なホテルで気に入っている。
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荷物を置いたら、ホテル周辺を散策しよう。ずらっと屋台が並んでいる。
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下校中の寄り道だろうか。
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屋台で軽食を取りながらお喋りに夢中な学生たち。
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オープンエアのレストラン、なかなかいい感じ。店の前で西洋人がマッサージしてもらっている。
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ソンブーンシーフードレストランが見えてきた。
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今日の夕食はここ。
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定番のプーパッポンカリー。渡り蟹に卵を入れて炒めるこのスタイルは、この店が発祥とか。ピリ辛で複雑な味わいが楽しめるタイ料理の代表。
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店名にシーフードとつくくらいだから、魚料理は間違いなし。
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海老を焼いただけなのに、香ばしくてビールがすすむ。堪りません。
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食後はパッポン通りを散策。18時も過ぎると、200mある通りの両側が屋台で埋め尽くされる。もともとは1960年代にベトナム戦争に出兵したアメリカ兵が、休暇を楽しむ歓楽街だった。今でも怪しげなゴーゴーバーがひしめき合っている。
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夜店では偽物時計始め、偽物サングラス、偽ブランドバッグ、海賊版DVD等バッタ品のオンパレードなので、見ていて面白い。
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突然のスコール。
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慌ててバーに飛び込む。雨宿りしながら、ここでしばらく飲んでいた。ホテルは、パッポン通りからもすぐなので便利だ。
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2008年5月30日(金)
気持ちのいい朝なので、早く起きてルンピニ公園を散歩することにした。途中、屋台で朝食のサンドイッチを購入。 -
ホテルからルンピニ公園まで600メートル。
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ルンピニ公園に到着。ラーマ6世の像。「王様と私」のラーマ4世の孫だ。
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公園の朝市で、果物の王様、ドリアンが売っていた。初めてタイに来た時に食べてみたが、キツイ臭いの割に甘くて美味しかったのを覚えている。
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ベンチでサンドイッチを食べる。
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するとサンドイッチの匂いに誘われたのか、いきなり目の前にオオトカゲが現れた!
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オオトカゲ上陸。
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オオトカゲが集まってきたぞ。怖っ!でもサンドイッチはあげないもんね。
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午前中はT社を訪れて、見学と打ち合わせ。その後、T社のお偉いさんとランチミーティングを兼ねて懇談。タイ&イタリア料理の「Pola Pola」でご馳走になった。
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午後は、シネコン視察。バンコク市内のシネコンを3〜4ヶ所回った。
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パラゴンシネプレックス。
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コンセッション。
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豪華シートの展示。
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DVDショップも覗く。
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BTSに乗って、別のシネコン視察にナナへ。
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ナナのアラブ人街。
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Nasser Elmassry restrant
あまりの暑さに、ここで休憩。シーシャと呼ばれる水タバコ。 -
客はほぼアラブ人。冷たい飲み物で喉を潤す。
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MKゴールド
タイスキのMKレストランはタイのいたるところで見かけるが、ここはその上級ブランドの店。上級ブランドだからって、ゴールド(金)ってのが、笑える。タイスキは、ヘルシーな鍋で、タイ料理にしては全然辛くないので胃にも優しい。つけダレが少しピリ辛だが、それも嫌なら辛くないタレも頼める。肉、海鮮、野菜など新鮮な具材をたらふく食べた。 -
2008年5月31日(土)
ホテル周辺。
昨日、予定のT社訪問は無事終わったので、土日は観光して帰国しよう。 -
船に乗る。
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暑くて犬もぐったり。
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船内。
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チャオプラヤー川。
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暁の寺ことワット・アルン。
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船を降りると、いい匂いがする。総菜屋だろうが、この暑いなかで傷まないのか気になる。
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ラクムアン(市の柱)のお参りする為に、お供えの花を買う。
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あの建物の中に、ラクムアンという2本の柱が設置されている。
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画像では分かりにくいが、一本はラーマ一世が1782年に建てたもので、もう一本の柱はその後ラーマ四世の建立。市の守護神を祭るための柱で、街の繁栄を祈願し建てられた。
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ワットプラケオは、エメラルド寺院とも呼ばれており、ラーマ一世始め代々の王様がここに住んでいた。
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ここは露出度の高い服で行くと入れてもらえないので、注意が必要だ。
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黄金の仏塔が美しい。
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本堂の中。
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アンコールワットのミニチュア。カンボジアがタイの属国だった頃ラーマ四世が造らせたというから、東武ワールドスクエアの偽物とは違って、これはある意味本物。実物のアンコールワットは風化してかなり朽ちているが、このミニチュアは保存状態がいいので、実物より当時のアンコールワットを正確に表しているそうだ。
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ワット・プラケオの回廊には178枚もの壁画がある。猿神ハヌマーンを描いたものが多いが、これもその一枚。
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王宮のひとつ、チャックリーマハープラサート宮殿。
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宮殿が並んでいる。
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ワットポー。
全長49メートル、高さ12メートルの寝釈迦仏。この回りに108つの鉢があって、そこに20バーツで購入したサタン硬貨を一枚づつ入れていく。いつも最後に数が合わなくなって、余ったり足りなくなったりするが、そこはマイペンライ。 -
ワットポーは、1788年に建てられたバンコク最古のお寺だ。またタイ式マッサージの総本山で、マッサージも受けられる。実際ここのマッサージ師はとても上手だ。
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カオサン。
バックパッカーの聖地と言われるカオサンは、世界中から若者が集まっていて楽しい。夜になると屋台が出て、飲み屋も数多くオープンするが、今日はランチを食べに来た。 -
この店で昼食。
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タイ料理に飽きて、洋食が食べたかったのだ。
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ビリヤードに興じる若者達。
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バイヨーク・スカイ・タワー(展望台)。
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タワーからの眺め。
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なんとかと煙りは高いところに上がると言うが、塔とかタワーとかあるとつい上ってみたくなる。
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カムティエンハウス。
タイ北部チェンマイの伝統家屋をバンコクに移設し、博物館として営業している。 -
1848年に造られた高床式木造家屋の階段を2階に上がると、生活用品等の展示がある。
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昔からタイ人はこんなタトゥーを入れていたんだ。
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寝室。
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台所だと思われる。
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フアランポーン駅。
タイ国鉄のフアランポーン駅は、1884年にタイ初の駅として開業した。 -
駅の床に座り込んでのんびり電車を待つ人々。実は床がひんやりして気持ちいいのだ。
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趣のあるホーム。切符が無くてもホームに入ることができる。
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駅の売店。
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ワット・トライミット(黄金仏寺院)。
1238年に建立された中華街にある寺で、かつてはタイに無数にある普通の寺のひとつだった。1953年に取り壊されることになって、古びた仏像を運び出そうとした時、その仏像に塗られていた漆喰が全身から剥がれ落ちる。すると驚いたことに中から黄金の仏像が現れ、今では黄金仏の寺として全国から参拝客が来るようになったそうだ。ちなみにこの仏像、推定120億円の価値があるらしい。 -
120億円の黄金仏。
この時僕はその黄金伝説にあやかろうと、いつになく熱心にお参りしていた。するとこのお坊さんが僕を手招きするではないか。そこでお坊さんの前で跪拝すると、聖水を体にふりかけられた。僕が悪魔なら体が焼けて苦しむ場面だが、幸いなことに何ともない。そしてお坊さんは僕の手を取り、手首にタコ糸のような紐を巻いてくれた。まるでミサンガのようだが、どんな意味(ご利益?)があるのだろうか。タイ語で何か言われたが、もちろん何を言っているのかさっぱり分からない。有りがたいことには間違いないだろうが勝手に外したらいけないような気がして、自然に切れるまで3ヶ月くらい着けていた。 -
バンコクの中華街、ヤワラートの牌楼。
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中華街で薬局を探す。どうもお腹の調子が良くない。僕にとってタイは基本下痢なのだが、ついに始まったか。
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やっと薬局を発見し、下痢止めを購入。なんとラッパのマークの正露丸があった!これは僕みたいにお腹を壊して駆け込んで来る日本人用?それともタイで正露丸はポピュラーな薬なのか?
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中華街に甘栗はつきもの?よく見ると天津甘栗と書いてある。中国に天津甘栗はないはずなのに、タイにはあるのか。まさか日本から伝わった?
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年季が入った建物。雰囲気があっていいなあ。
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中華街を散策。
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露天市場があったので見て回ろう。
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中華街に戻ってきた。
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和盛豊(HUA SENG HON)
バンコクで安くフカヒレを食べるなら、ここ。 -
蟹の春雨蒸し焼き(プーオプウンセン)。
抜群に旨いタイ料理のひとつ。シンハービールがすすむ。 -
フカヒレスープ。
熱々の土鍋にフカヒレがたっぷり入って、スープが濃厚。これにモヤシとパクチーを投入して食べる。 -
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サイアムニラミット。
タイの文化歴史を豪華絢爛なショーで見せてくれるエンターテイメント。ショーの撮影は禁止だったので画像はない。当時のパンフレットによると、この舞台は世界最大の舞台とギネスブックに認定されたことが記載されている。客席は2000席で、150名の役者が出ているそうだ。そんな凄い舞台なのに、残念ながら見た記憶は全くない。きっと寝てたんだと思う。 -
ショー終了後は、ショーに出ていたと思われる象が遊んでくれる。
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サイアムニラミット施設内にあるタイビレッジ。
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タイビレッジでは、各地方の暮らしや文化を紹介している。
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2008年6月1日(日)
ホテルで朝食。外で食べるのも気持ちいい。 -
タクシーでバーンパイン宮殿へ向かう。ドライバーが途中で燃料を入れたいと言うので、ガソリンスタンドへ。燃料はNGV(天然ガス)だ。
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バーンパイン宮殿。
池の上の離宮が美しい。ここは1637年にアユタヤ王朝が建てた宮殿で、現在も国王の別荘として使われている。バンコクから北に60キロ、タクシーで1時間15分かかる。 -
王様の避暑地とは言うものの、広大な敷地を歩いて回ると、半端ない暑さにやられるので注意が必要だ。
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庭園の緑が目に眩しい。
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国王謁見の間。
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右手首に昨日お坊さんに巻かれたサイシン(聖糸)が見える笑。
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アユタヤ日本人町。
戦国時代に流れ着いた浪人が作った村が始まりのようだが、その後、御朱印船貿易など商業的な発展を遂げ、ある時は日本の隠れキリシタンが逃げて来て、ここを拠点とした。数千人の日本人が住んでいたこともある。 -
ワットチャイワッタナーラーム。
1630年アユタヤの国王が母を偲んで建設した寺院。1767年にアユタヤ王朝がビルマ軍に滅ぼされるまで、国王の法事を行う王室寺院でもあった。 -
アユタヤを代表する遺跡だけあって、なんと美しいことか。
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ビルマ軍に破壊された仏像。頭部は切り落とされた。
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荘厳な遺跡に言葉を失う。
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横にはチャオプラヤー川が流れている。
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SAITHONG RIVER RESTAURANT。
昼食はここで食べた。 -
象のショー。
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エレファントライド。
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象使い。
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結構揺れる。
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象の上からの眺め。遺跡の街を練り歩く。
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ワットロカヤスタ。
この圧巻の涅槃仏は全長28メートル、高さ8メートル。オレンジ色の袈裟がお洒落! -
可愛い子供たち。確か近くの土産屋を手伝っていた。売店では、お供えセットが売っている。ろうそく、線香、花、金箔が入っている。
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仏の腕のあたりが光っているのは、皆が金箔を貼付けるから。
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ワット・マハタートの仏頭。
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木の根に覆われた仏頭はあまりにも有名だが、他にも神秘的な遺跡群があまたある。
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なにしろアユタヤは1350年から1767年までの417年もの間タイの首都だったので、その遺跡にもロマンが溢れている。
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チャオプラヤー川。
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アユタヤ駅。
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電車を待つ人々。冷房はないので、ひたすら暑い。
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マンゴーツリー。
東京にも多くの支店を持つマンゴーツリーの本店。タイの民族楽器の生演奏を聴きながら、本番タイ料理に舌鼓を打った。 -
食後はそのまま空港へ。
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スワンナプーム国際空港。
初めてタイを訪れたのは、もう30年も前になる。その頃はまだスワンナプーム国際空港もなかったので、ドンムアン空港に降り立った。東南アジアのエキゾチックな妖しさと、開放的な異国のリゾートに僕はいっぺんで虜になった。それから今まで5回訪タイしているが、やはりこの国は飽きさせない。
微笑みの国と呼ばれているだけあって、この国の人の笑顔は実に美しい。通じる言葉が微笑みだけでも、ここではあまり困らない。マイペンライとおおらかに言われると、細かいことはどうでもいいように思えてくる。そんなタイの不思議な魅力は世界中の旅人の旅情を誘い、世界屈指の観光立国になっている。僕にとっても何度でも訪れたい国のひとつだ。 -
23時55分バンコク発、全日空NH916便は、翌日6月2日8時5分に成田空港に到着した。
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