阿寒湖・オンネトーとばんえい競馬

2020/07/25 - 2020/07/25

本来なら２０２０東京オリンピックが開催される予定だった７月下旬の４連休。

コロナがなければ、オリンピックそっちのけでヨーロッパの予定でしたが、海外は厳しくなったので代替の旅行を計画。

丁度ＧｏＴｏも始まったので、人との接触を極力避けながら（飛行機は搭乗時に並ばないぐらいしかできず難しいけど）、レンタカーで北海道を観光しました。

３日目は、阿寒湖とオンネトーを経由して帯広へ。
オンネトーで晴れたことがなく、３回目のチャレンジ。今回も晴れませんでした・・がきれいでしたよ。

最後は帯広競馬場でばんえい競馬を楽しみました。

７／２３：室蘭、白老（ウポポイ）
７／２４：襟裳岬、大樹町、少し帯広、釧路
７／２５：釧路、帯広
７／２６－２７：富良野近郊

エリア 阿寒(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

朝起きて、幣舞橋の周囲を少し観光しました。

天然温泉幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路 宿・ホテル

幣舞橋を渡った対岸に花時計があります。

幣舞公園 (花時計) 公園・植物園

ラビスタの通りを挟んで反対側が、釧路フィッシャーマンズワーフMOO。
海鮮のお土産やレストラン、少し遅くまで営業している飲み屋さんがあります。

釧路フィッシャーマンズワーフMOO ショッピングモール

幣舞橋の上には、四季の像が建っています。

季節に合わせて4体の像がいます。

幣舞橋 名所・史跡

釧路川（幣舞橋より河口に近いところ）に石川啄木の像が建っています。

石川啄木像 名所・史跡

そのお隣が港文館。

石川啄木が釧路に76日間滞在した時の勤務先である第2次釧路新聞社屋の一部を忠実に復元した建物で、１階がカフェ、２階は啄木の展示館になっています。

港文館 グルメ・レストラン

釧路の景色を少し高台から一望できる米町公園。

散歩がてら歩いていく・・・のはキツいのでクルマで向かいましたｗ

米町公園 公園・植物園

釧路の海岸線や街並みが見えました。

高浜虚子の碑がありました。

未来の窓、のオブジェ。

釧路護国神社。
釧路厳島神社などと一緒に、高台にあります。

街中にクルマで降りて、少しだけ散策。

和商市場の近く、幸町公園。

幸町公園 公園・植物園

このSLを見に行ったようなもんですね。

くしろ丹頂市場。

くしろ丹頂市場 市場・商店街

海産物の販売が中心の市場でした。

お隣の和商市場と比べると地元の方向けでしょうか。

朝ごはんはラビスタで食べたのですが。。。

せっかくの釧路なので、和商市場で軽く勝手丼も作ってみます。

釧路和商市場 グルメ・レストラン

ご飯の小とカニ汁、なぜかおひたし

＆

いか、ホタテ、カニ、とびっこあたりで軽く食べました。

この時はまだサンマが不漁で、釧路名物のサンマのお刺身を食べられなかったのがホント残念です。

国道240号で阿寒湖に向かいます。

途中の道の駅 阿寒丹頂の里に接した形でキャンプ場などがあり、そこには旧雄鶴駅を改装した炭砿と鉄道館がありました。

炭砿と鉄道館(雄鶴駅) 美術館・博物館

この駅の北東には雄別炭鉱があり、採掘された石炭を釧路まで運ぶ雄別鉄道が走っていました。

当時は石炭炭鉱で働く人で大変栄えた街だったそうです。
阿寒の街の山奥に1万人が住んでいたそうです。

こちらは雄別鉄道の展示です。

炭鉱で働く人たちに関する展示です。

当時の阿寒の街や炭鉱の町の様子が写真で残されています。

こちらが道の駅。

北海道らしく焼き物をその場で焼いて提供する軽食屋さんなどがありました。

道の駅 阿寒丹頂の里 道の駅

お次は阿寒湖です。

阿寒湖 自然・景勝地

阿寒湖には何度か行っていますが、なぜか立ち寄ることがなかったボッケ（泥火山）。

硫化水素の臭い大嫌いだからね。
でも、今回は行ってみました！

ボッケ(泥火山) 自然・景勝地

風向きが悪いとやや臭ってきますが。。。

阿寒湖の静かな景色の中にこういう地球の息吹を感じる場所があるのは新鮮です。
まぁ、阿寒湖自体がカルデラ湖ですけどね。

ボッケに向かう遊歩道の入り口に、阿寒湖畔エコミュージアムセンターがあります。

阿寒湖畔エコミュージアムセンター 美術館・博物館

空から見ないとわからない、阿寒湖とその周囲の湖（写真はペンケトー・パンケトーのあたり）の航空写真が使われていて、素敵な施設です。

阿寒湖名物、アイヌ村のアイヌコタンへ。

アイヌ生活記念館に入場。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

アイヌの生活をを展示しています。入場無料。

古式舞踊などが演じられる、アイヌシアター。
こちらは有名ですね。
今はコロナで休業しています。

周囲にはアイヌのお土産屋さんがそろっています。

阿寒湖には１２０人ぐらいのアイヌの方が集落を作って暮らしています。

既に日本で同化して暮らしてるわけですが、元をたどると明治時代の「日本は単一民族で、一つの文化しかない」という極めて貧しい発想から来てるんですよね。

明治維新って、江戸幕府の鎖国を解放して海外に開いた国にした扱いですが、実のところは多様性を殺しただけなのではないのでしょうか。

そんなことも考えさせられます。

そもそも阿寒湖に来た理由は、晴れた日のオンネトーを見たかったからです。

今回も曇りで、オンネトーの目の前にある雌阿寒岳は見えませんでした。
来年こそ！

オンネトー 自然・景勝地

ただ、この水の色が見えたので、まぁ満足です。
でももう一度来ます！

国道２４１号線を足寄方面に下り、旧足寄駅が道の駅になった、道の駅あしょろ銀河ホール２１。

道の駅 あしょろ銀河ホール２１ (旧足寄駅) 道の駅

阿寒湖でお昼を食べずに引っ張ったので、ここで昼食にしました。

道の駅併設の「熊の子」で

熊の子 足寄地域交流物産館店 グルメ・レストラン

ミニ豚汁とミニ豚丼のセットを食べました。

夕食がホテルのバイキングなので、量は控えめに。

以前来たときは松山千春＆宗男で売ってた足寄ですが、今回は千春がやたら目立っていて、むしろ宗男は消えてましたね・・・

大空と大地の中で、の碑。

松山千春の記念館みたいなコーナーもできていました。

道の駅の中に、鉄道の駅が復元されていて、その周りにお土産が売られています。

お土産コーナーにも千春さんのコーナーがありました。

は～げる～　はげる季節の中で～

って替え歌歌ってたら親に怒られたことが。。

宿泊は帯広の隣、幕別町。
帯広方面に戻り、柳月スイートピアガーデン。

柳月スイートピアガーデン 専門店

柳月の様々なお菓子や、ケーキなどが売られています。

ただ、コロナの影響でイートインコーナーが閉じられていて、屋外のスペースで食べました。

冬に帯広に来た時に、バスの時間帯の都合で行かれなかった十勝牧場の白樺並木にも訪れてみました。

牧場はコロナと別に、検疫が厳しく、牧場の展望台に行くのは控えました。

十勝牧場 白樺並木 名所・史跡

ホテルへのチェックイン時間を逆算し、間に合うタイミングまで帯広名物のばんえい競馬へ。

馬の資料館 美術館・博物館

ばんえい競馬は競走馬というよりは１トンぐらいあるような馬がおもりを引いて走るので、農耕馬の展示などがされていました。

さて、少し賭けてみましょうｗ

帯広競馬場(ばんえい十勝) 名所・史跡

レースごとに面白いサブタイトルがついています。

このレースは「まさや誕生日おめでとう」杯。

チケットを買ってみましたが、さてさて・・

レースの風景。

砂地の丘を乗り越えて走っていきます。
速度は速くないので、ゴールまで結果を見に走っていくような一体感があります。

走っちゃいけないんでしょうけど。

結果が出ました。実はこれが大穴で・・・

枠連で既に万馬券。３連単はなんと１０万馬券でした。

もう１レース、「なるみの新彼氏できた記念」まで参加しました。

こちらは、ソコソコ有力な馬が傾斜のところで転倒して起き上がれず。

ばんえい競馬はレースが大体荒れるので、見てて楽しいですね。

宿泊は幕別町のグランヴィリオ。

丘の上にあって、モール泉のスーパー銭湯が併設されており、宿泊者は利用できます。

十勝川温泉の対岸ぐらいの位置なので、帯広市内より十勝川温泉っぽい感じです。

十勝幕別温泉グランヴィリオホテル 宿・ホテル

お風呂はスーパー銭湯のほか、ホテルの最上階にもあります。
ここはあまり人が来ないのですが、帯広の市街地が一望できました。