中欧＆東欧列車旅行その６

2020/02/13 - 2020/02/15

ミラノを出発地としてユーロレールパスを使って寝台列車に乗るために、東欧諸国を駆け足で2020年1月末から2月中旬に夫婦で周遊した旅の記録(その６）です。今回はノイシュバンシュタイン城からミュンヘンへ戻り、パリを経て帰国するまでの旅程の紹介です。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

この建物がノイシュバンシュタイン城のチケット売場です。予約していない方は当日券の列に並んだ先着順なので、バスを降りた見学客は少し離れたバス停から走って向っていました。私達は年寄りなのでノンビリ歩いて行きました。

ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿

丘の上に建つお城まではかなり距離がありますが、馬車か徒歩で行くことになります。WEBにあった電気自動車はありませんでした。

ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿

この二頭立ての馬車で城に向かいます。馬車のチケットは御者のおっさんへ現金を渡すと領収書を兼ねたものを渡してくれます。

ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿

城までの道は上り坂なので、行きは馬車で帰りは歩いて戻る方が多いようです。私達も同じようにしました。

ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿

お城には電光掲示板のあるゲートから指定の時刻にチケットをスキャンして入ります。私達は英語ガイド機が付いたタイプのチケットを選んだので、約1時間程待つことになりました。建物の保全のために一回に入場できる人数は制限されています。ドイツらしくこの方法は合理的です。しかし繁忙期だと予約しないでの当日入場は難しいかもしれませんね。

ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿

館内にお城の全体像の模型がありました。この城は石造りの古城ではなく、意外にもコンクリート製の近代建築なのです。

お城からの眺めが素晴らしく、バイエルン王ルートヴィヒ2世が都ではなくここに住みたがった理由も分かります。

お城の見物に疲れたら館内のカフェで一休み。

お城からバスでフッセン駅に戻りました。駅の窓口は駅舎のコンビニの中にあります。

フュッセン駅 駅

駅舎のコンコースにはルートヴィヒ2世らしき方のオブジェがありました。

フュッセン駅 駅

ミュンヘンに戻り、夕飯は泊まったホテル近くの郷土料理店に。お店の名前は憶えていません。

ドイツといえばソーセージにポテトとビールです。

翌朝ホテル（ミュンヘン中央駅近くのリージェントホテル）の朝食ブッフェはパン類が豊富でした。JALのマイルで泊ったバジェットクラスのホテルは8000マイル（2名でのツイン利用・朝食付き）での利用でしたが、スタッフサービスも食事も期待した以上でした。

リージェント ホテル ホテル

ホテルからミュンヘンの中心繁華街 マリエン広場まで歩いて行くことに。途中にあるデパート巡りが家内の希望。ここはその前に通過の観光名所のカールス門。

カールス門 建造物

ミュンヘンの中心繁華街マルエン広場にある、この街のランドマークであるミュンヘン新市庁舎。広場では何かの集会が開催中でした。

ミュンヘン新市庁舎 建造物

家内が探していた有名刺繍メーカーのフェイラーはミュンヘンのデパートでは、このギャラリア カウフホーフ でしか入手できないと判明。日本の方が種類が多いのは皮肉です。でも値段はこちらの方が安くしかも免税。

ギャラリア カウフホーフ (ミュンヘン) 百貨店・デパート

ランチを日本でも高島屋の食品売り場で有名なダルマイヤー本店の館内直営レストランで食べたかったのですが、順番待ちで時間がかかりそうで断念。週末の混雑を見越して予約したパリ行きの列車に遅れるわけにはいきません。

ダルマイヤー スーパー・コンビニ

案の定週末金曜午後のミュンヘン中央駅は旅行客でごった返していました。DBのラウンジはユーロレールパスの1等客はNGだったのが残念でした。

途中のマインハイムでDBのICEからTGVに乗り換え、パリ東駅に到着。TGVの旅行客が一斉に地下鉄に乗り換えるため、地下鉄切符の自販機前は長蛇の列。今夜泊まるホテルは地下鉄駅（リパブリック）の真横だけど、地下鉄での移動は断念しタクシーで行くことにしました。

パリ東駅 駅

ホテルにチェックインして、遅めの夕飯は昔からパリでは必ず寄る町中華風レストラン「来々軒」でとることに。オーダーストップの直前に滑り込みセーフ。改装して綺麗になり、店内は地元の若者で満員。サッポロビールと餃子、ラーメン、炒飯をいただきました。

来々軒 中華

今日夕方の便で帰国なので、観光は午前中にこのオランジェリーだけ。工事やら休館日やらでこの美術館には今まで縁がなく、やっと入場できたがモネ以外は日本へ貸出中。がっくりでした。

オランジュリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ランチは冬だからこそ楽しめる生牡蠣を食べに、サンジェルマン・デュプレ近くのユイトルリー レジへ。予約でなく先着順の店で開店直後に入店。店お勧めのワインも最高！食い意地の張った客で20分もしない内に満席に。皆さんのオーダーの量が半端ないのにびっくり。

ユイトルリー レジ フレンチ

シャルルドゴール空港への足はオペラ座の前からの空港連絡バスが一番合理的。今ではフリーWi－Fiも完備。

余裕をみて3時間前に到着。免税店を覗くも、高級品には齢と共に縁遠くなり、欲しいものもなかなかないし広い館内をぶらぶら。ゲート内に喫煙所があるのが助かります。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

帰りはJALのエコノミークラス。機内食を食べたら後は寝るだけです。JALエコノミークラスの機内食はレベルアップしていました。帰宅翌日には郵送での別送品が到着。その後毎日コロナ問題がヨーロッパで深刻な状況になってきているニュースを見るにつけ、本当にラッキーなスケジュールで旅行できたことに感謝しました。