コロナでタオ行きキャンセル → 北海道に行ってきました

2020/07/19 - 2020/07/23

今年は7月にタイのタオ島でダイビングの計画でしたが、コロナでつぶれてしまったので4泊５日の北海道旅行に変更しました。

5年前とほぼ同じ行程で行って来ました。

エリア 洞爺（とうや）湖(北海道)

航空券はANAで購入し、「北海道の翼」AIRDOで新千歳空港に飛びます。

空港でプリウスを借りました。
TOYOTAレンタカーだとANAのマイルが付くとの事でした。

　（後日調べますとと、今回は402マイル付きました。
　　東京→札幌の片道382マイルよりも多かったです。）

道央道は車が少なく、緑がきれいです。

ドリフターズの唄にも出てくる登別温泉は、今回が初めてです。
「石水亭」に宿泊。温泉は硫黄泉、食事は美味しかったです。

地獄谷まで、歩いて20分くらいでしょうか。

この次来るとしたら、地獄谷により近い「第一滝本館」（向こうに見えています）にしようと思いました。

由緒あるホテルで、この7月にリニューアルしたようです。

温泉街には、見事な角を持つ雄鹿が闊歩していました。

二日目（7/20）は洞爺湖畔にやってきました。支笏湖、室蘭、有珠山、昭和新山は5年前に行きましたので、今回は洞爺湖遊覧船が目的です。

山の上には、今夜泊まる「ザ・ウィンザー洞爺」が見えています。

こちらが遊覧船。

中の島に上陸しました。湖面からのウィンザーです。

遊覧船の後、フォートラでも評判の「望羊蹄」で昼食しました。
高倉健さんの写真や、初期のころのお話を読み感慨深かったです。

ポークチョップ（メニューでは「ポークチャップ」）をいただきました。

再び来るとしたら、「ザ・レイクビューＴＯＹＡ　乃の風リゾート」（たぶん左側の建物です）に泊まってみたいです。

ウィンザー洞爺へ登る道は、ちょっと胸が高鳴ります。

見えてきました＼(^o^)／

カッコいいホテルです。
5年前に来ているので、再訪です。

右に見える大きな窓の前が、サミットで各国首脳が記念写真を撮った所の一つ。安倍さんがホストのはずでしたが、急遽福田さん（ ←「あなたとは違うんです！( ﾟДﾟ)」のおっさん(>_<)です）に代わりました。

こちらはロビーの洞爺湖側。

こちらが反対側の噴火湾側。

部屋からは洞爺湖が見下ろせます。左の方には羊蹄山も見えます。

日の出。

5年前ですが、部屋から雲海が見えました。運がいいと見えるそうです。

実は小生、2017年にボルドーのワイナリー巡りツアーに参加したときに、ワインの先生から「ザ・ウィンザー洞爺には、素敵なフレンチレストランがある」と教えてもらったのです。

5年前はそんな事とはつゆ知らず、2泊したにもかかわらず夕食は和食と中華を選び、完全にハズしてしまっていたのです。

5年前の和食は「吉兆」さんだったそうですが、よくは覚えていません。

それがこの「ミッシェル・ブラス・トーヤ・ジャポン」。

ミシュランの三つ星シェフMichel Brasが唯一海外に出店した、このホテルのウリの一つです。

Wikipedia情報ですが、Michel Brasは特に誰かの指導を受けたというわけではなくフランス中南部のド田舎の自然派シェフらしいです。

小生はココに行きたいばかりに今回のウィンザーへの再訪を試み、ＨＰを見た時には確かに載っていたのですが・・・、

どっひぇぇ～！　なっ、なんと3月に閉店してしまったというのです！
恐るべし、コロナの破壊力！！(>_<)

というわけで、「ギリガンズ・アイランド」さんにお邪魔しました。
日本人シェフが、北海道の食材でフレンチを振る舞ってくれるお店。

幸い左の方は「ミッシェル・ブラス」にお勤めだっただけでなく、彼の所に研修にも行かれた方で、フランス話に花が咲き大変楽しい夕食でした。

5年前はゴルフもしました。左奥に噴火湾を望む景色の良いコースです。

ホテルにコースを作ったのではなく、コースの一部をつぶしてホテルを作ったとキーパーの方が言っていました。

尻別川でのフライのアクティビティにも参加しました。
ヒットしてます、竿がしなっています！

レインボー、キャッホ～！

星の観察会もあり、宮沢賢治がサファイヤとトパーズになぞらえたという白鳥座の二重星「アルビレオ」を見せてもらいました。

新潟アルビレックスはこの星から名前を取ったそうなのです。星の写真はWikipedia（←先日、500円だったか寄付しました）よりお借りしてます。

でも今はお客も少なく、これらのアクティビティーはやっていません。おまけに今回はチェックイン時のレセプショニストの女性の接遇がダメ杉で、ウェルカム・ドリンクも省略され、速攻「接遇のマネージャーにお会いしたい」と申し出る始末でした。

総支配人宛に投書できるようになっていましたので、このホテルのダメなところを3点（そのうちの一つは、「何度電話してもレセプションが電話に出ない！持ち場を離れる時は、モバイルでも何でも持たせてくれ！」というもの）書きまくるとともに、接遇のマネージャーの男性の対応は良かったことも報告しました。レセプションに訓練不足のバイトを配置するホテルも多いですが、味気ないものです。

三日目は美瑛＆富良野。有名な「富田ファーム」は既に訪れていたので、「かんのファーム」さんに行ってみました。

でもせっかくだから、「富田ファーム」も行けばよかったかな？

「オーベルジュ　美瑛クンストハウス」に宿泊しました。

狭い部屋にコンセントは2個しかなく、1個はTVにつながっていました。部屋のトイレはウォシュレットではないので、かなり昔のままなのか？
廊下に電気洗濯機が置かれていましたが、「故障中」とありました。

食事はセルフサービスの水が一番美味しかったです(>_<)(*_*)( ﾟДﾟ)

粗悪品を売るときに高い価格にした方が良く売れるという話がありますが、それを連想しました。

札幌へ向かう高速の休憩所の朝採れトウモロコシが最高でした。

四日目（7/22）は札幌です。7/17（金）にGO TOキャンペーンから東京を除外することが報道されると、その日の午後に携帯に電話がかかってきました。

相手の女性は「falconさまの携帯でお間違えないでしょうか？ロイトン札幌の〇〇と申します。宿泊確認のお電話をさせていただいております。お客様のご予約が4月と、だいぶ前なものですから」と自分の要件だけを一気にまくしたてます。

電話を掛ける時って、普通「お話してよろしいでしょうか？」とか気遣いするものですが(>_<)　「確認しないとわからないけど、今仕事中だから後にして」と言って電話を切りました。

こんなホテルは初めてです。小生は楽天トラベルを通してここを予約しましたが楽天トラベルは事前に確認のメールをくれますし、このようにホテルから直に電話がかかってきた事は今までありません。

速攻、キャンセルしました。楽天はキャンセルの理由を書く欄があるので、「先程の宿泊確認の電話が不愉快」と書きました。

ロイトン札幌って昔は学会とかで使われてましたが、駅から遠いんです。もっと便利で安い「センチュリーロイヤルホテル」を取り直しました。

【追記】

ロイトン札幌は大和ハウス系だそうですが、売却決定だそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　（2022年12月情報）

北海道の回転寿司は美味しいです。

札幌の割烹｢三徳六味｣。
https://santokurokumi.gorp.jp/

友人から教わったお店で、三回目です。

ご主人はとても誠実な方で、「いつも実験みたいなことをやっては日々試行錯誤している」と助手の方が言っていました。

琵琶湖から届いたばかりという稚鮎を串焼きにしています。
当たり前かもしれませんが、壁などまったく汚れが見えません。

厚岸の牡蠣です。右のものは普通にレモンでいただきます。左は昆布締めしたウニと、おそらくウニの出汁のジュレが添えられています。

小生は国内で生牡蠣をいただくと高率にあたりますが、何故かフランスでは今のところ大丈夫です。多分ウイルスか何かの関係ではないかと思い、最近では国内の生牡蠣は避けています。フランスでこのようにしていただく事はまずないので、この美味しさは衝撃的でした。

「三徳六味」はミシュラン北海道版で一つ星の店ですが、「この牡蠣、ロブションが食べたらたまげるんじゃないかな～」と、ご主人の工夫をたたえました。

小生にとっては、ここに来るためだけに北海道へ来てもいい店です。

最終日の５日目。「純連」さんにお邪魔してから、空港に向かいます。

11時開店で11時半に行ったらすぐ座れましたが、12時には行列でした。

みそラーメン。油と器で保温性が高く、アツアツです。ウマし！

空港では「読売新聞のものですが～」とインタビューされそうになり、「チッ、うっせ～な～(>_<)」と某スノーボーダーのマネをしてかわしました(^_^;)

昔と違って、いろいろとうるさいオヤジになってきているのを感じます。若い頃は自分は控えめでナイーブで、いい人だったよな～(*_*)　これからも、「無事これ名馬」をモットーに旅をしたいものです。

この旅行記へのコメント （3）

• olive kenjiさん 2020/07/27 07:08:40

  うるさい親父にホテルは堪ったもんじゃないですね

  初めに、沖縄料理の旨い不味いで意見も一致したところあり安堵しています。
  業者さんやバスの運転手さんがそう言ってるのだから間違いないです。
  おかげで、自分の持論に自信がもてました。
  
  グルメファルコンさん　いい時期にいい所へ行って来ましたね。
  ウインザー洞爺は数年前に嫁とランチへ。素晴らしいですけど、すべてが高い。
  ２０年前以上に社員旅行でランチをここでとりました千円位の安い定食を。
  もうホテルも潰れる寸前でしたので、投げ売りしていたんでしょうね。
  おかげで、私は幹事していたので皆からいい所へ連れてくれたと誉めて頂きました。
  
  フイシングをしている写真はファルコンさん本人ですか。
  すごく服装が決まっていますね。まるで海外のアウトドアー雑誌のモデルのごときです。スポーツが上達するには服装から始めよとも言いますよね。
  私のスキーが上達しなかったのは最新のスキーウエアーを着ず、お古の普段着セータで滑っていたからだと後悔しています。
  
  それにしても、ファルコンさんにかかったら泊まったホテルも堪ったもんじゃない。
  あのセレブホテル洞爺のレセプションはダメ杉でしたか。
  美瑛の一番のご馳走はセルフサービスの水（おそらく水道水）だとか。
  札幌ホテルはいきなり問答無用で予約確認電話を掛けてくる。
  確かに落ち度があるようですが、このように旅行記にさらさられるとは思ってもいなかったでしょうね。これを機会に反省してくればいいのでしょうが、私の経験値からすれば、まだ同じことやってるでしょうね～
  
  割烹三徳六味さんは、いいお店みたいですね。
  でも、いつも実験試行錯誤のお料理を食べているのですか。
  牡蠣の記述の件でなるほどと思いました。
  やはりファルコンさんはフランスのお水が合うのですよ。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　olive　kenji

  falcon38さん からの返信 2020/07/27 21:15:40

  Re: うるさい親父にホテルは堪ったもんじゃないですね

  ひゃ～、幹事さんがウィンザー洞爺という発想を持たれたうえに1000円ランチですか！ 奇跡ですね、さぞかし皆さん喜ばれたでしょう。幹事さんには賞賛の嵐だったに違いありません。
  
  釣りをしているのは私です。いつもの山歩きの格好に、借り物のブーツをはいています。北海道では１匹だけですが、ヤマメ（オショロコマ？）も釣ったことがあります。
  
  ウィンザーの出来事をご説明しますね。レセプションの人が「荷物の搬入はお客様のいらっしゃらない時でもよろしいですか？」と聞くんです。こんな質問される事、ないですよね？ 妙だな？と思いつつ、部屋に入ってわかりました。なかなか荷物が届かないんです！　ふふふ～、困ります～(>_<)　で、レセプションに電話をすると、これがまた出ません。少ししてかけてもやっぱり応答なし。困ってルームサービスに電話して事情を話し、やっと持ってきてもらったんです。
  
  接遇のマネージャーに私が言ったのは、「レセプショニストはゲストの荷物が迅速に届くよう手配すべきだ。こんな質問をすること自体が、あなた方がゲストの都合ではなくホストの都合を優先している証拠だ！私だけじゃなく、他の客にもやってるんだろう！？」です。ただ、マネージャーは完全に認めてくれて改善を約束してくれました。
  
  収益悪化→人員削減→サービス低下という構図なのでしょうけれど、ウィンザーの職員は人員削減でもサービスの低下はしないという気概のある人達（＝プロ）がいるはずだと信じています。
  
  もう一つ。私の旅行記の日の出の写真の一枚前の洞爺湖を見下ろす写真をご覧下さい。窓の外側にゴミが付着し、黒点が着いているのがおわかりになると思います（白い雲の少し上）。スタッフの一部は知っていたはずだと思います。満員ならばともかくホテルはガラガラですから、この部屋を客に提供しないようにできたはずです。上にコメントをいただいたiousenbeachloveさんもウィンザーのサービス劣化の話を聞いておられるようですが、われわれゲストも情けないですよ～
  
  三徳六味のウニ付かき、インパクトあり！でした。願わくば、我、ニッポンのロシニョールたらん！ えっ、何言ってんの？でしょ？　続きはiousenさんへの返事でご覧になられて下さいね(^_^)

  olive kenjiさん からの返信 2020/07/28 10:29:41

  Re: ウインザーホテルでこれほど盛り上がるとは・・

  うるさい親父は憤慨しましたね。
  でもファルコン親父さんは、本質を突いたいいこと言ってます。
  ゲストの都合ではなくホストの都合を優先している証拠だ。と
  そうなんですよね。ホテルのやり易い方へ方へと持って行くのですよね。
  確かに大型ホテルなので荷物のデリバリーは大変なの分かりますが、４～５部屋のこじんまりホテルにしなかったのは、やはり大きい方が儲かるから作ったのでしょう。支配人さん、社長さん。
  何でも手間、経費削減するなら、タオル持参、究極は掃除機貸しますので自分で掃除して下さいになるよね。ここまでやったらどうですか、社長さん。
  
  写真の黒い点ってなんだろうかと思い、再読しました。
  確かにありますけど、私のパソコンのゴミと思っていました。
  マウスをストロークしたらゴミも動くのですよね。確かに写真に映った窓の汚れであることを確信しました。
  ダメですよね、天下のウインザーさんが。それなりの対価を支払っているのですから。安倍総理も泊まったというじゃありませんか。
  これが安いゲストハウスならファルコンさんも文句は言わないと思います。
  
  ファルコンさんはいつも高級ホテルばかり泊まっているセレブ気取りではないのです。お安い那覇のゲストハウスの常連でもあるピンからキリまで知っている公平な目で見るお客様ですよ。気を付けなさい手を抜こうとするホテル様。