2020/07/19 - 2020/07/19
799位(同エリア5516件中)
とのっちさん
【7月27日(月)に感染者の拡大を省みて県民の県外移動自粛が要請されました。この旅行記はまだ自由に移動ができた7月19日現在のものです。なお、県外の方々におかれましては、今のところ自由に熊本に来ることができるようです。】
みんなの九州きっぷ2日目をどう使おう?せっかくなので、JR九州の誇る展望車783系「ハイパーサルーン」に乗りましょう。783系はJRが製造した最初の特急形車両で、ステンレス軽量車体にサイリスタ位相制御で直流モーターをぶん回し、日本が元気だった時代の名残で先頭車両はハイデッカーの展望車です。自由席なら★がつかない、まさにこのきっぷは「ハイパーに乗れ」と言ってるようなものでしょう。新幹線にただひたすら乗り続けなければ元本回収の成績は伸びないのですが、富裕層の私は金に糸目をつけず、並ぶ時間も計上して特急巡りをすることにしました。どのくらい乗れるのでしょうか?午後は「みどり」に乗りましょう。「かいおう」も忘れずに。
※この旅行記は2分割で、前半の写真も表紙に載せています。
きっぷ:みんなの九州きっぷ
旅程概要:西熊本~中津~小倉~佐世保~博多~久留米~長崎~博多~西熊本
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2020.07.19 佐世保
乗ってきたキハは折り返し…佐世保駅 駅
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2020.07.19 佐世保
富裕層の私は特急乗るざます。 -
2020.07.19 佐世保
30分ほど並んで(笑)私の乗る折り返し「みどり」がやっとこさ到着した。特急で佐世保に入ると1本待たなければならない。そこで肥前山口から鈍行を乗り継いで、佐世保で待つ時間も勘定に入れたのだ。 -
2020.07.19 佐世保
すぐにでもB室17番にはせ参じたいところであるが、「待て」がかかっている。 -
2020.07.19 佐世保
博多まで2時間弱、前面展望を楽しもう…と思いきや。 -
2020.07.19 佐世保
おやおや?平面顔の方がヘッドライトで… -
2020.07.19 佐世保
前面展望の方はテールライト。不肖とのっちいつものパターンで下調べ不足、前面展望失敗か?
第24走者:特急4018M「みどり18号」 佐世保→博多 117.0キロ
乗車車両:クモハ783-8
運賃定価:佐世保→博多 2170円
料金定価:佐世保→博多 1250円
(通算961.7キロ 39010円) -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
列車は後ろ向きに走り始め、仕方がないので運転台側に座席を向けてしばらく走る。大塔を通過。右側の線路には佐世保側に出発信号機はないので後追いであることが容易に読み取れる。大塔駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
早岐に到着。入れ替わりに佐世保ゆきが発車。おぉ、(予想どおり)国鉄色ではないか。読者のみなさまもそろそろキハりたくなってきたところだろうが、今日のメインはハイパー、いましばらくお待ちいただきたい。早岐駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
ところで、佐世保線は早岐で方向転換することくらい、読者のみなさまにはおなじみであろう。かつてはC11が単距離一本勝負で「さくら」を牽いていたのだ。佐世保の発車時点で座席は後ろ向きに固定されており、早岐からは展望車が先頭となる。お前本当に鉄道が好きなのかと疑わしくなるレベルの間違いをしょっちゅう犯す私だが、さすがに今回ばかりは予定調和である。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
ということで、2番線出発に進行現示と右折指示(と呼んでいいのだろうか?)が灯り、無事に展望車が先頭となって肥前山口に向けて走り始めた。この島の新幹線と観光特に急がない以外の列車のガラスは例外なく汚れているため、特急とはいえまたもや鳥の糞だらけである。せっかくの前面展望なのに… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
ここ数日晴れ空が貴重だったので、こういう景色を望めることが素晴らしい。まぁ、水田が広がる風景は通勤の車の中から毎日見てるのだが… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
相変わらず送風機(?)がじゃまであり、テンキーが運転台寄りなのが救いか。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
西有田信号場を通過。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
ちゃんと進行が灯っており、後追いではないことをくみ取っていただきたい。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
松浦鉄道が合流すると… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
有田に到着!有田駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
三セク化されても同じ鉄路である。こういうシンプルな表示がわかりやすい。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
窯元の煙突を横目に、上有田を通過。上有田駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
この区間でハイパーに乗るのは超絶久しぶりで、今回初めて知ったのだが(笑)佐世保線はかなり起伏に富んでいる。33パーミルの区間も存在。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
永尾で普通列車と行きかう。永尾駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
徐行区間を抜けて坂を一気に下ると… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
高架線を走るようになる。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
客に車を使うよう勧め高速を渋滞させるために作っているとしか思えない長崎新幹線を横目に… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
武雄温泉に到着!武雄温泉駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
いよいよ新幹線に向けて軌道強化を進めたいのか工事が至るところで行われている。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
「ハウステンボス」の予定臨は軒並み間引かれており(わが18号も早岐で増結せず4両で博多を目指している)、定期13号は通常どおりの編成であった。白い顔に赤線の洗練された塗装(西鹿児島側は線なし)だったものからM戸岡さんの趣味にあわせて銀色、赤色、そして真っ赤に何度も塗り替えられている。北方駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
こういう線路を見ると、あぁJR九州だなと思う。新幹線と観光特に急がない以外は徹底的に見なかったことにしているようである。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
さてそろそろ一大ジャンクション。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
単線並列となり… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
わが列車はいったん直進しつつ… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
3番線(2番のりば)に進入する。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
肥前山口に到着!江北駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
当駅から長崎本線、複線電化の路線である。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
牛津川を渡る。どんどん加速して人が変わったように特急らしい走りとなった。人…じゃないね。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
唐津線の列車が停車している久保田を通過。久保田駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
嘉瀬川の築堤を駆けあがり… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
鉄橋を渡り終えたところがバルーンさが駅である。バルーンさが駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
佐賀到着直前、揺れる車内で汚れたガラス越しにピントを合わせるのは至難の業。私にはできない。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
久しぶりの複線電化の高架線をゆくと… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
佐賀に到着!佐賀駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
中原で先行する普通列車をぶち抜き…(九州らしく「なかばる」と読む)中原駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
「ハウステンボス15号」とすれ違い… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
肥前麓を通過。肥前麓駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
あと1駅かと思いきや、そういえば新鳥栖があった…新鳥栖駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
この高架線を駆けあがると… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
天下の鹿児島本線をオーバーで越えて合流する。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
複雑な構内を抜けて… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
鳥栖駅4番線(3番のりば)に到着!鳥栖駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
ここからは鹿児島本線となり、普通から特急まで過密ダイヤが組まれている。新幹線が開業する前は日本一の特急街道で見ごたえのある区間であった。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
鳥栖の貨物駅を抜けて… -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
弥生が丘で先行列車をぶち抜く。弥生が丘駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
複線電化の鹿児島本線を100キロ越えの速さで博多へと急ぐ。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
すれ違う列車も多くなった。天拝山駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
春日を通過すると…春日駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
駅出てすぐの信号機は南福岡の第一場内。プチ3線区間である。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
この3線区間こそが1時間に片道5~6本特急を通していたダイヤの要である。なるべく本線側を早く開通させて、退避列車が南福岡駅に止まる頃に1本目が抜いていく。晩年は特急が3分続行で2本まとめてやってくるダイヤだったと思う。快速は博多を目前にダブル退避をくらっていた。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
南福岡に813系が集まっている。駅を出て進行方向左側に電車区が見える。九州各地へ浮かうカラフルな電車特急が控えており、小さい頃はここらへんを通過するのが楽しみであった。今もだが…南福岡駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
1面4線の竹下を通過。ここは気動車や客車のねぐらである。鉄橋が流されて活躍の場が失われている「ゆふいんの森」が見える。★が生きている限りは「ゆふいんの森」だって乗れるきっぷだったのに…いよいよ豊後森まで復旧し“3世”ことキハ72の運用が戻ってくる。当分の間県外に出られない熊本県民には関係のない話である。竹下駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
博多に向けてラストスパート! -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
場内減速!3番線に到着するようである。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
複雑な構内を進み博多に戻ってきた。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
「ハウステンボス」をつないでいない単独「みどり」が発車。 -
2020.07.19 博多ゆき特急みどり18号車内
改めて、展望車。 -
2020.07.19 博多
約2時間、単線区間から複線の過密区間に直通する変化にとんだ前面展望であった。博多駅 駅
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2020.07.19 博多
今回の旅行でこの階段を5回くらい駆けあがっている気がする。 -
2020.07.19 博多
JR東海にあいさつ。現在、新幹線と直流通勤形電車にハイパーインフレが起こり“787形”となっている。 -
2020.07.19 久留米
だがしかし、「みんなの~」で東海の車両には乗れない。西日本の7000番代が関の山である。新幹線に2駅乗ることで大幅な成績向上を狙ったのだが、博多~久留米は自由席特例の効く区間であった。
第25走者:特急557A「さくら557号」 博多→久留米 35.7キロ
乗車車両:786-7010
運賃定価:博多→久留米 760円
料金定価:博多→久留米 870円
(通算997.4キロ 40640円) -
2020.07.19 久留米
ろくに新幹線の写真がないのは、久留米駅わずか2分の乗り継ぎだからである。ホームまで急いだらちょうど入線してきた。しばらくキハろうか。ここでやっと1000キロを超えた。おいおい、タイムリミットまであと8時間しかないぞ…
第26走者:特急84D「ゆふ4号」 久留米→鳥栖 7.1キロ
乗車車両:キハ185-15
運賃定価:久留米→長崎 2530円
料金定価:久留米→鳥栖 310円
(通算1004.5キロ 43480円) -
2020.07.19 久留米
真っ赤っかに塗ったくられてしまっているが、こういう愛すべき車両がまだまだ九州には残っているのである。 -
2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ4号車内
ガラガラだからか、すぐに検札がやってくる。自由席なのでどこまで乗るか尋ねられるのだが、さすがにこの区間なので「博多までですか?」と聞かれた。「いえ、鳥栖で降ります」…迷惑な客だ。 -
2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ4号車内
久留米を発車すると筑後川の鉄橋を渡る。 -
2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ4号車内
豪雨災害は南九州だけでなく、九州全土に大きな爪痕を残した。 -
2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ4号車内
晴れ空に水田が広がる風景は好きだが、このあたりもたいへんだったのだろう。 -
2020.07.19 鳥栖
わずか6分で鳥栖に到着!乗り放題はこうでないといけない。鳥栖駅 駅
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2020.07.19 鳥栖
博多から素直に乗ってりゃいいものを、わざわざ新幹線と「ゆふ」に余計に乗る。だいたい佐世保から長崎まで博多経由の時点でおかしい。
第27走者:特急2027M「かもめ27号」 鳥栖→諫早 100.4キロ
乗車車両:クモハ885-2
料金定価:鳥栖→諫早 1250円
(通算1104.9キロ 44730円) -
2020.07.19 長崎ゆき特急かもめ27号車内
有明海に沿って敷かれた複雑な線形をガンガン飛ばす。この区間を特急に乗ったのは何年ぶりだろうか。 -
2020.07.19 諫早
諫早で降りたのは100.4キロの嫌がらせ特急料金を味わうためではなく、キハ6・67系の4連運用を見るためである。運用予測通り国鉄色の1ユニットが先頭。 -
2020.07.19 諫早
こういう編成、私は好きである。 -
2020.07.19 諫早
さて、長崎を目指すのだが、残念ながら4号車は指定席である。
第28走者:特急2029M「かもめ29号」 諫早→浦上 23.3キロ
乗車車両:クモハ786-10
料金定価:諫早→浦上 310円
(通算1128.2キロ 45040円) -
2020.07.19 長崎ゆき特急かもめ29号車内
415系の1500番代もこの近辺では珍しいが、小長井ゆきとは…肥前古賀駅 駅
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2020.07.19 浦上
高架化されて様子が変わった…というか写真がとりやすくなった浦上駅。夕方3本の4連運用のうちのシメは18時台の快速である。浦上駅 駅
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2020.07.19 浦上
あれ?国鉄色の110ユニットだと思っていたのだが…
第29走者:普通5139D 浦上→長崎 1.6キロ
乗車車両:キハ66-7
(通算1129.8キロ 45040円) -
2020.07.19 長崎ゆき普通列車車内
そして、高架化された長崎駅進入の様子を前面展望で楽しもうかと思っていたらウイルス対策のため仕切りがしてあった… -
2020.07.19 長崎
アミュプラザ500円をギリギリ使って…折り返しの「かもめ」に乗る。20分くらい遅れてやってきたが、折り返しは定時を目指すとのこと。あ!ホームの端を撮り忘れた!長崎駅 (長崎県) 駅
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2020.07.19 長崎
乗るぜ、「かもめ」の4号車。ん?4号車は自由だよ…まさかJRがミスするはずがないし…きっぷをよくみていただきたい。私が指定していたのは40号で、★権利の貴重な1枠を使って787系運用のサハシ改造海側最後列の座席を指定しておいたのだった。だがしかし、500円の金券に目がくらみ列車に乗り遅れてしまったのだ。高架化した分、アミュプラザが遠すぎる。この後の予定は一応吸収できるのだが食糧調達はできなくなった。ということで、42号に乗る。
第30走者:特急2042M「かもめ42号」 長崎→鳥栖 125.3キロ
乗車車両:モハ885-10
運賃定価:長崎→吉塚 2860円
料金定価:長崎→鳥栖 1250円
(通算1255.1キロ 49150円) -
2020.07.19 博多ゆき特急かもめ42号車内
飯は帰宅後までお預けである。ソニックブランドの革張りであった。 -
2020.07.19 鳥栖
長崎本線のダイヤがズタズタで結局15分ほど遅れて鳥栖に到着。本来であれば1本前の40号に乗って久留米まで迎えに行くつもりだったが、鳥栖から乗ることにした。やっと5万円に到達したがあと3時間しかない!
第31走者:特急86D「ゆふ86号」 鳥栖→博多 28.6キロ
乗車車両:キハ186-3
料金定価:鳥栖→博多 1160円
(通算1283.7キロ 50310円)鳥栖駅 駅
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2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ86号車内
車内はこのように無理やり木を多用され観光列車感を演出しているが… -
2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ86号車内
そこを狙って私はあえて指定をとっておいたのだ。 -
2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ86号車内
「ゆふ」の2号車指定席で運用されているキハ186形はもともとグリーン車のキロハであった。この足置きが残った座席と広いシートピッチがその名残である。1番から6番が“ロ”区画であり、形式上も普通車に格下げされている。JR九州が木を無理やり使うわけのわからん処理をしなければもっとよかったのだが…
みんな指名買いをするはずなのだが、博多まで貸し切りだった。当時は日田折り返しだったからだろうか?本当に教えたくないことはクチコミなんかには書かないものだ(笑)。この旅行記をごらんになられたみなさまは「ゆふ」にご乗車の際はぜひ2号車1~6番をご指名いただきたい。こんなん常識だよ、という方くらいしかここまで飽きずに読んでいただけていないと思うのだが… -
2020.07.19 博多ゆき特急ゆふ86号車内
一応「国鉄が設計製造した特急形気動車」である。最近めっきり見なくなった折り戸だ。 -
2020.07.19 博多
博多に到着!時刻は21時半を過ぎたところ。さて、どうしようか。博多駅 駅
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2020.07.19 直方ゆき特急かいおう4号車内
まだ5万円しか乗っておらず、そのまま熊本に帰るわけにはいかない。
第32走者:特急2094H「かいおう4号」 博多→吉塚 1.8キロ
乗車車両:クモハ783-13
料金定価:博多→小倉 310円
(通算1285.5キロ 50620円) -
2020.07.19 博多
「ハイパーサルーン」の旅でまさか外すわけにはいかないだろう。 -
2020.07.19 直方ゆき特急かいおう4号車内
真っ暗だが、一応前面展望である。博多駅 駅
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2020.07.19 直方ゆき特急かいおう4号車内
朝「きらめき」で乗ったクモハ783-13である。前面展望を遮るテンキーを見て気づいた。 -
2020.07.19 吉塚
20分くらい並んで3分で降りる、この非効率さが成績を伸ばせない大きな原因にある。だいたい、「かいおう」は全区間が“ひとふで書き”に入っており、200円くらい追加するとグリーンに乗れるので、博多から総額1000円くらいで特急グリーンを50分ほど体験できることで超有名。吉塚駅 駅
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2019.07.19 博多
昨日と同じ4135M、今日は813系側に乗って博多へ戻ろう。Aパターン異形式バージョンであるが、サイリスタ位相制御で直流電動機を回す811系に対し、VVVFインバータ制御で誘導電動機を回す813系を連結するとは回転数調節も大変だろう。
第33走者:区間快速4135M 吉塚→博多 1.8キロ
乗車車両:クモハ813-1109
運賃定価:吉塚→西熊本 2530円
(通算1287.3キロ 53150円)博多駅 駅
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2019.07.19 鹿児島中央ゆきみずほ615号車内
昨日と同じ「みずほ615号」、今日は指定席で熊本へ戻ろう。最後くらいは2+2座席で贅沢をしようか。どうせタダだからいいのだが、新幹線で★を使うときは1駅特例の効いている区間の方が成績が伸びる。「みどり」の後に乗った「さくら」の方を指定しておけばよかった。そういえば、昨日からN700系に4回乗ったが全部7000番代のS編成であった。
第34走者:特急615A「みずほ615号」 博多→熊本 118.4キロ
乗車車両:787-7503
料金定価:博多→熊本 3060円
(通算1405.7キロ 56210円) -
2020.07.19 西熊本
西熊本に戻って記念撮影。4か月ぶりの列車旅を楽しませてもらった。県外自粛要請でしばらくまた旅ができないと思うと悲しいが、ここで踏ん張ってやがて来るであろう第2波に備えなければならず、県民の1人としてわがまま言わずに協力しよう。
第35走者:普通5363M 熊本→西熊本 3.2キロ
乗車車両:クモハ815-14
(通算1408.9キロ 56210円)西熊本駅 駅
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2020.07.23 自宅
2日目をまとめるとこのようになる。ざくっと言えば、熊本、博多、中津、博多、佐世保、博多、長崎、博多、熊本と廻った。九州の鉄道網が博多指向であることがよくわかった(笑)。 -
2020.07.09 自宅
当然成績は不可である。標準記録20万円分の4分の1しか乗ってない、何を甘いことを言っておるのだ。再履修確定である。こっちの方が発行日は前ではないかというマニアックなご指摘はお控えいただきたい。しかし、県外自粛要請によって払い戻そうかどうか今本気で頭を悩ませている案件である。ちなみに★4つのうち3つは県内完結であるから、最悪払い戻さなくてもよい。「コロナだから特別だよ」と再履免除になるよう「不可に限りなく近い可」をお情けでつけるべきか、最後の最後まで頭を悩ませるきっぷである。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。4か月ぶりの旅行で、私の浮ついた気持ちが伝わりましたでしょうか。「みんなの九州きっぷ」はおそらくJR九州発足後トップクラスの割引率のきっぷかと思います。九州はみんなのもののはずなのですが、いつの間にか熊本以外46都道府県のものとなりました。ゴートゥー何とかは県外に出られない私にとっては一切関係ないのですが、みなさまの知恵と行動力で私の分まで「新しい旅行様式」を謳歌いただきたいと思います。
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この旅行記へのコメント (6)
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- tadさん 2020/08/23 17:08:35
- ご無沙汰しておりました
- 久し振りにとのっちさんの、目が回るような行動力あふれる旅行記をいくつか読んでしまいました!そういえば、一時期は鉄道情報をご教示いただいていた不肖の弟子(?)ですが、二人に一人が罹るという平凡な病気になってしまい、ここ2年間はだらしない人生を送っております。それにつけても、いつのまにかとのっちさんも、「富裕層の私は金に糸目をつけず、」と何度も書いておられますが、立派になられたようでして、わたしなどのように、十分稼がないうちに退職したものから見ますると、まことに、うらやましいかぎりであります!今後とも、ますますご活躍ください。
- とのっちさん からの返信 2020/08/23 18:56:19
- RE: ご無沙汰しておりました
- Tadさま
こんばんは。こちらこそご無沙汰しておりました。
ご闘病で大変な思いをなさっていらっしゃったとのこと、お見舞いのことば一つ申し上げることができず大変申し訳ありませんでした。そして、目を回してしまうような煩雑な旅行記ばかりで重ね重ね申し訳ありません。九州では見られない直流電気機関車をたびたび見に行っていただいて、むしろ私が弟子入りすべきところです。私もみなさまの旅行記を参考にしながら旅行をしておりますので、画面上に師匠はたくさんいらっしゃいます。
傾いた地方経済を何とかすべく、鉄道会社は魅力的なきっぷを発売しておりまして(社会情勢に合致しているかどうかはわかりませんが…)、JR九州も北部九州特急乗り放題を5千円で出したので、私も使ってみようと思いました。20万円分くらい乗ってやろうと意気込みましたが、仕事で1日潰されたりして結局6万円分くらいしか乗ることができませんでした。そうなると14万円分の権利を逃したことになりますので、払ったのは5千円ですが私にとっては大損害ですから、富裕層で金に糸目をつけず…と思わないとやってられません。そもそも、現在熊本県民は他県に出ることができませんので、富裕層だろうが何だろうが、鉄道好きには厳しい世の中となってしまいました。
依然暑い日が続き、感染症も一向に収まらないようですが、どうぞご自愛なさってください。
とのっち
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- Akrさん 2020/08/02 20:41:57
- まるで乗務行路表(笑)
- とのっちさま
こんばんは。Akrでございます。
凄いなあ、これだけの時間でこれだけの列車(それも特急)に乗るなんて。時刻表をめくりながら超絶乗り継ぎ行程を組む。いちばん楽しい時間ですよね。
それにしても表にするとその行程の凄さがわかります。まるで乗務行路表のようです。
佐世保→長崎で博多経由(笑)こういうの嫌いじゃないです。
みどりの車窓は変化に富んでいていいですね。スイッチバック、単線、高架、そして鹿児島本線での爆走ぶり。をすべて前面展望で愛でるとはなんという贅沢。
そしてそこからの行程が・・・新幹線で久留米、からのゆふで鳥栖。そしてかもめ(笑)
さらに博多へ戻って終わりかと思いきや、まさかのかいおう。それも吉塚ターン。
こんなに楽しめるんですね。特急乗り継ぎは乗り鉄のロマンの集大成です。そしてこんだけ前面展望できる特急列車が走るのも九州ならではですね。
楽しませていただきました~
肥前山口に停まる787が10系寝台車に見えた私は病気(笑)
-Akr-
- とのっちさん からの返信 2020/08/02 21:18:43
- RE: まるで乗務行路表(笑)
- Akrさま
こんばんは。書き込みありがとうございます。
すごいのはJR九州の特急中心のダイヤの組み方で(笑)、「にちりんシーガイア」→「きらめき」の乗り継ぎが成立した時点で9割決まりました。あとは昼間「みどり」に全区間乗って「ゆふ」をどこに入れるかを検討した結果です。実は「ゆふ4号」に乗るつもりはなく、「さくら」→(新鳥栖)→「ハウステンボス」→(鳥栖)→「かもめ」を予定していましたが、「あ、久留米降りねぇじゃん」と新幹線全駅コンプリートを優先しました。同じところを行ったり来たりするのは行程表を作るに限ります。4年ほど前に行程表を作って以来、この列車アイコンはお世話になっております。
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/45/36/52/src_45365213.jpg?1473465739
「みずほ」までの時間がもったいないので2日連続吉塚ターンとしました。2日目に「ハイパーサルーン」を集中させる方が旅行記上の演出になると思い「かいおう」でシメです。おっしゃるとおり、サハ787−200形はサハシ改造で天井が高いので寝台車両に見えてしまいますよね。5000円のきっぷで2日間楽しませてもらいました。まだまだ修行の身ですが、たまにはこういうゆとりのある行程もいいものです。
国中がまだまだ移動は時期尚早という結論になりそうで、「みんなの九州きっぷ」といいながら誰のためのものかよくわからない設定となってきました。私は県境をまたがない程度にしか移動できませんので、みなさまの旅行記で楽しませていただきます。
とのっち
-
- Tagucyanさん 2020/08/02 16:53:09
- こういうフリー切符ならでは
- とのっちさま
こんにちは
実は前回の終わりが午後1時前の佐世保で、そこからちょうどいい特急がないよなあ、と思っていたんです。なるほど、先頭自由席の展望席を取るために並ぶ時間をとっていたんですね。
博多から佐世保へ往復して、そのあとまた長崎へ往復する、しかも間に新幹線を挟む… こういう行程、こんなフリー切符ならではといえますね。
徹底的に乗ることだけに徹すればもっと利用することもできたのでしょうが、今回は乗る列車と位置にこだわった結果がこの戦果、というところでしょう。どちらに重きを置くかは、これはもう考え方の問題でしょうね。
個人的には佐世保(細かくは早岐)から博多までの前展望を堪能させてもらいました。佐世保線は、なんと今はなき「佐世保さくら」に乗って以来、長いことご無沙汰してるんです。長崎線の白いかもめには数年前に乗りましたけど、前展望ではなかったですからね。
熊本でも県外移動の自粛要請ですか。うちの自治体は出てないですねえ。まあ、あの厚化粧のおばちゃんはパフォーマンスばかりでちょっと辟易しているところではありますが…
先日、熊本県内のとある会社から打ち合わせの依頼が来ました。いつもなら、新規開拓だー、内心「ついで」も楽しめるかな(笑)などと飛びつくところなんですけど、社内でも今はどうなの? とか言っている間にどんどん事態がよくない方向へ。メールで資料のやりとりだけで終わりそうな雲行きです。つまんないですねえ...
さらには、家族会議の結果で夏の家族旅行までもがキャンセルになってしまうし、春の時よりもがんじがらめ感が強いような気がしている今日この頃です。
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Tagucyan
- とのっちさん からの返信 2020/08/02 19:42:03
- RE: こういうフリー切符ならでは
- Tagucyanさま
こんばんは。書き込みありがとうございます。
すみません、無駄な行程ばかりです。並んで座る展望車、門司港側が自由席だからこそ、このような発想となりました。徹底的ではなくユルユル行程なのですが、どうせ熊本のご近所さんだし、8月にもう一回使うし…と思っていたらご近所さんへの移動自粛。やはり「行けるときに行っとけ」でした。
九州のローカル線といえば非電化区間にキハが走るところばかりが注目されるのですが、電化区間でも基本は2両ワンマンです。昔「お正月おでかけきっぷ」というのがあって、「さくら」はそのきっぷで「ヒルネ」1度だけ。当時783系は佐世保線にはまだ入っていなかったので長崎本線で前面展望でした。佐世保線は、たぶん初めてではないかと思います。
私の県は、ここにきて県北と市内でクラスターが相次いで発生し、ここにきてパフォーマンス一切なしの県境封鎖です。せっかくの平日休みが取れそうだったので中国四国復帰戦をやろうと値段の下がった宿を3泊予約していたのですが、全部キャンセルです。6月に県外移動ができるようになって、7月初旬の雨で足止めくらって、自粛解除1か月経ってやっと行けた県外旅行だったのですが、すぐに禁止になってしまいました。この期間に私のようについつい浮かれてしまった方も多くいらっしゃったのでしょうが、運悪く県内にウイルス持ち込んじゃってこの結果です。おそらく県内の経済を回せというメッセージだととらえ、来週の豊肥線を楽しみに生活しています。どうせ鉄道ファンで3密なのでしょうが。
とのっち
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