2012/09/08 - 2012/09/09
25位(同エリア330件中)
かっちんさん
東日本大震災の翌年(2012年)、三陸海岸の宮古、浄土ヶ浜(じょうどがはま)を訪れました。
浄土ヶ浜は火山岩からできた白い岩と小石によって入り江が作られているため、外海から隔てられた穏やかな内海が、コバルトブル―やエメラルドグリーンの神秘的な色に染まります。
入り江を形作っている「岩礁の半島」は、「剣の山」「賽の河原」など数多くの奇岩や巨岩があり、ウミネコの飛び交うさっぱ船や観光船から眺めることができます。
小舟でしか入れない「青の洞窟」では、神秘的な世界に飛び込むことができます。
三陸鉄道宮古駅では被災地の子どもたちを元気づけたい思いの「てをつな号」車両に会うことができ、子どもたちが大好きな様々なキャラクターが手をつなぐ絵がラッピングされています。
帰りのJR山田線では、レトロな校舎の「旧箱石小学校」、昭和の鉄道風景が残る「川内駅」等が車窓から眺められます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・三陸鉄道HP
・宮古市三上商店のHP
・三陸ジオパーク「日出島」
・社会福祉法人翔友のHP
・休暇村陸中宮古HP
・有我彰通ブログ、ミツユビカモメと仲間たち「ウミネコ幼鳥」
・浄土ヶ浜マリンハウス「青の洞窟」
・マスター写真館2「浄土ヶ浜のタフォニ」
・みやこ浄土ヶ浜遊覧船HP
・宮古観光文化交流協会「浄土ヶ浜って?」
・旅ぐるたび「本州最東端にある青の洞窟と浄土ヶ浜の絶景をさっぱ船でめぐる!」
・宮古市HP「浄土ヶ浜園地内マップ」「姉ヶ崎」
・岩手県HP「日出島漁港」
・デジタル大辞泉「賽の河原」
・三陸鉄道「三陸鉄道のラッピング車両「てをつな号」が、4/1より発車!」、2012年3月29日
・盛岡・八幡平広域観光推進協議会「昭和の学校 箱石校 ( 宮古市 ) 」
・ファイナルアクセス「川井村立箱石小学校 閉校」
・山の駅・昭和の学校HP
・歩王のLet'sにGO!「山田線・川内駅に行ってきました」
・ウィキペディア「三陸鉄道」「宮古湾」「川内駅(岩手県)」「サロンエクスプレスアルカディア」:さんりくトレイン宮古
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
JR山田線 宮古駅
盛岡駅からローカル線(JR山田線)に乗り、三陸海岸の宮古駅にまもなく到着します。
東日本大震災と津波による甚大な被害を受けた翌年(2012年)、JR山田線は宮古から先(釜石まで)が不通、三陸鉄道北リアス線は宮古~小本(現在の岩泉小本)まで復旧していました。 -
イチオシ
豪快に詰められた「牛乳瓶入りの生うに」(2007年9月1日訪問時の写真)
宮古駅前の商店を覗いてみると、夏の味覚の代表格「牛乳瓶入りの生うに」が売られています。
ミョウバン等添加物を使用していないため、日持ちがしない代わりに味わいは絶品!
その日の相場価格で販売しています。 -
宮古と浄土ヶ浜の案内図
三陸を代表する景勝地「浄土ヶ浜」は宮古駅からバスで約15分。
砂浜からの眺め、遊覧船に乗り海からの眺め、さっぱ船に乗り「青の洞窟めぐり」など楽しめます。
今晩の宿「休暇村陸中宮古」は宮古駅から送迎バスで約30分、大海原を見渡せる「姉ヶ崎」にあります。 -
宮古市内で一番大きな「日出島」(浄土ヶ浜展望台)
宮古駅から送迎バスで休暇村に到着。宿の周辺の散歩道「自然の小径」(2.2km)を歩きます。
最初に「浄土ヶ浜展望台」を訪れ、無人島の「日出島(ひでしま)」を眺めます。
周囲を30~40mの断崖に囲まれ上部が平らな島は、約1億1,000万年前(中生代前期白亜紀)に海に堆積した地層(宮古層群日出島層)からなります。
別名「軍艦島」とも呼ばれ、昭和10年(1935)に「日出島クロコシジロウミツバメ繁殖地」として国の天然記念物に指定されています。 -
三陸海岸の岩礁(姉ヶ崎)
次は高台の「自然の小径」を歩き「姉ヶ崎」へ。
北側に三陸海岸「樫内(かしない)地区」の岩礁が見えます。
白いお城のような建物が目立ち、これは社会福祉法人翔友の「みやこワーク・ステーション」。 -
断崖下の綺麗な海(姉ヶ崎)
姉ヶ崎展望台から真下に松の木と綺麗な海が見えます。 -
太平洋に突き出る岬(姉ヶ崎)
明日乗船する浄土ヶ浜遊覧船は、この姉ヶ崎まで来て引き返します。 -
桜の紅葉(姉ヶ崎)
9月上旬ですが、紅葉がはじまっています。 -
休暇村三陸宮古の夕食
海の幸が豊富なバイキングです。 -
浄土ヶ浜の案内図(宮古観光文化交流協会資料より出典)
浄土ヶ浜は火山岩からできた白い岩と小石によって入り江が作られているため、外海から隔てられており波もおだやかです。
入り江を形作っている「岩礁の半島」は、「剣の山」「賽の河原」など数多くの奇岩や巨岩があり、さっぱ船や観光船から眺めることができます。
浄土ヶ浜の入口は「浄土ヶ浜ビジターセンター」。
その近くに「観光船乗り場(みやこ浄土ヶ浜遊覧船発着所)」があります。
八戸穴は「青の洞窟」のことで、「浄土ヶ浜マリンハウス」から「さっぱ船」でめぐることができます。
「浄土ヶ浜」の砂浜からは、白い奇岩の景観(岩礁の半島)が眺められます。 -
「浄土ヶ浜マリンハウス」の浜
翌日、休暇村の送迎バスで「浄土ヶ浜ビジターセンター前」まで送ってもらいます。
そこから歩いて5分ほどで「浄土ヶ浜マリンハウス」に到着。
「青の洞窟」をめぐる「さっぱ船発着所」があります。 -
冒険気分の「さっぱ船」(マリンハウス)
「青の洞窟」めぐりから戻ってきた「さっぱ船」です。
乗客は救命胴衣とヘルメットを身に付けます。
事前予約はなく、当日順番待ちして乗船します。
料金は1,500円(2020年現在の料金)、周遊時間は約20分。 -
「さあ、行くわよ~」(青の洞窟めぐり)
順番になりさっぱ船に乗り込むと、ウミネコ船長の掛け声で出航。
(本物の船長は後ろで操舵しています) -
「うちの家族も便乗よ」(青の洞窟めぐり)
茶褐色のウミネコは今年生まれた幼鳥です。 -
「あっちに見える景色は・・・」(青の洞窟めぐり)
「青の洞窟」に到着するまで、ウミネコ船長が「岩礁の半島」の景色を案内してくれます。 -
目の前に「タフォニ」の奇岩(岩礁の半島)
蜂の巣状に穴の開いた「タフォニ」と呼ばれる奇岩です。
「タフォニ」とは、波が直接かからない岩に塩分などが結晶化し穴やくぼみができる現象です。 -
エメラルドグリーンに輝く海(青の洞窟めぐり)
外海から隔てられている穏やかな海は、神秘的な色に輝きます。 -
尖った岩の続く「剣の山」(岩礁の半島)
白い流紋岩が長い年月をかけて波で浸食され「剣の山」になっています。 -
冥途の「賽の河原」(岩礁の半島)
「賽の河原」は死んだ子供が行く所といわれる冥途の「三途の川」の河原。
ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、絶えず鬼にくずされます。
そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うのです。
この島のような岩礁の上には「子安地蔵」が祀られています。 -
ウミウの夫婦喧嘩(岩礁の半島)
お母さんウミウ(中央)はウミネコたちを味方につけ、お父さんウミウ(右側)と対決中。 -
船長の交代(青の洞窟めぐり)
元気な幼鳥ウミネコに交代します。 -
「青の洞窟」入口に到着
「青の洞窟」と異名をとる八戸穴は、青森県の八戸市まで続いているという伝説から名付けられました。
昔、この穴に入っていた犬が、数年後八戸市で見つかったため、この穴は八戸まで続いているといわれ、「八戸穴」と呼ばれるようになりました。
実際の穴の内部は8mほどで行き止まり。
入口は半分海に浸かっているため、小舟でないと入れません。 -
いざ進入(青の洞窟)
エンジンを止め舵を切りながら惰行で進みます。 -
最奥部の潮吹き(青の洞窟内)
洞窟内に波のぶつかる音が響き渡ります。 -
イチオシ
神秘的な空間(青の洞窟内)
エメラルドグリーンの世界です。 -
場所により青色に変化(青の洞窟内)
穴の入口から差し込む太陽光に透明な海水が青く輝いています。 -
頭がぶつかりそうな岩の天井(青の洞窟内)
ヘルメットを被っているので大丈夫。 -
次の「わっぱ船」が外で待っています(青の洞窟内)
お一人様(お一隻様)専用の洞窟なので・・・ -
先客がウミネコの遊覧船
次は隣の入り江にある観光船乗り場に移動し、「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」に乗ります。
浄土ヶ浜周遊コースは、宮古湾を一周約40分で航行します。
流紋岩の白と松林の緑が見事な「浄土ヶ浜」をはじめ、棒状の巨岩「ローソク岩」、二つの巨岩が並ぶ「夫婦岩」、複雑に入り組んだ絶壁が続く「姉ヶ崎」など、絶景ジオポイントを楽しめます。 -
「屋根の上は無料」(遊覧船)
一般客の運賃は1,500円(2020年現在)。 -
三つの岩礁が立つ「浄土ヶ浜」(遊覧船)
最初に「浄土ヶ浜」の入り江に入り、「岩礁の半島」沿いを進みます。
屋根の上のウミネコたちは一斉に飛び立ち、乗客に餌の提供を求めています。 -
「千畳敷」と半島の先端「汐かけ」(岩礁の半島)
「千畳敷」は断崖絶壁の下に広がる岩場です。
「汐かけ」は、漁の口あけの目安のひとつになっている場所。
ここに少しでも白波があれば海が荒れるため漁が中止になるそうです。 -
「剣の山」(岩礁の半島)
外海に出たので、「剣の山」を裏側から眺められます。 -
「いい眺めだなあ~」(岩礁の半島)
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巨岩「鷹岩」(岩礁の半島)
浄土ヶ浜の小沼にある島で、頂上に口を開けた三羽の鷹が見えることからこの名前が付けられたようです。
この岩の左下から小沼に海水が越えてきて浄土ヶ浜の綺麗な海水の循環を担っています。 -
巨岩「屏風岩」(浄土ヶ浜の裏)
垂直に連なる岩が屏風のように見えることからこの名前が付けられました。 -
複雑に入り組んだ海岸(蛸の浜付近)
遊覧船は北へ向かっています。 -
イチオシ
棒状に立つ巨岩「ローソク岩」(大沢海岸付近)
高さ40m、幅最大7mの巨岩「ローソク岩」。 -
二つ仲良く並ぶ巨岩「夫婦岩」(大沢海岸付近)
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日出島漁港
漁港の沖約500m先に日出島があります。
港には津波で被災した防潮堤らしき痕跡が見えます。 -
イチオシ
ウミネコ3兄弟(浄土浜遊覧船上)
3羽の顔立ちは各々違います。
餌を求めて鳴き声を出す両側の2羽。
真ん中のウミネコは何もせず一番偉そうな感じ。 -
垂直に切り立つ断崖(姉ヶ崎付近)
海食洞も見えます。 -
おむすび山の並ぶ「姉ヶ崎」
環境省では宮古湾の北の湾口を「姉ヶ崎」、南の湾口を重茂半島の「閉伊崎」としており、湾口の幅が4.8km、細長い湾の面積が約24k㎡あります。 -
観光船はここで引き返し(姉ヶ崎)
切り立つ断崖の高さ約60mの突き出た岬が「姉ヶ崎」。断崖の上に休暇村「陸中宮古」があります。
波が長い時間をかけて岬を侵食し、たくさんの洞門や洞窟があります。 -
斜めの地層(姉ヶ崎付近)
姉ヶ崎はウミネコ、ウミウの繁殖地です。 -
これは烏帽子岩かも(浄土浜付近)
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三つの岩礁が立つ浄土ヶ浜(遊覧船から)
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浄土ヶ浜をめぐるさっぱ船(お台場展望台)
遊覧船を降り、近くの高台「お台場展望台」からの眺望です。 -
イチオシ
自然の造形美「浄土ヶ浜」(お台場展望台)
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エメラルドグリーンの入り江(お台場展望台)
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「浄土ヶ浜」の景色を眺める観光客
お台場展望台から遊歩道を通り、浄土ヶ浜に来ています。 -
鋭く尖った白い流紋岩が並ぶ「浄土ヶ浜」
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遊覧船が横切る「浄土ヶ浜」
ウミネコたちは乗船客から餌をもらっています。 -
イチオシ
極楽浄土のような風景(浄土ヶ浜)
「浄土ヶ浜」の名前は、天和年間(1681~1683)に宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。 -
ウミネコもくつろぐ「浄土ヶ浜」
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ウミネコと戯れる人(浄土ヶ浜)
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帰りの遊覧船(浄土ヶ浜)
ウミネコたちは帰りの遊覧船には見向きもしません。
行きの船で満腹したのでしょう。 -
大漁旗(JR宮古駅)
浄土ヶ浜をあとにし、宮古駅に来ています。 -
三陸鉄道(宮古駅)
東日本大震災から1年たった三陸鉄道の事務所を訪ね、不通区間の復旧を願い、ささやかな義援金をお渡します。 -
「てをつな号」を写真撮影中(宮古駅)
奥の車両が「てをつな号」です。
東日本大震災後の2011年3月23日、18体のキャラクターたちが手をつないでこのブロジェクトが始まりました。
このプロジェクトでは、子どもたちを元気づけたいという思いに同感した各作家の承諾を得て、様々なキャラクターたちが手をつなぐ画像が無償で提供されています。
報道や子供たちが喜ぶ取組みなどについて、誰でも自由に使用することができます。 -
「てをつな号」の車両(宮古駅)
このプロジェクトは合田経郎氏(どーもくん作者)が発起人となり、子どもたちが大好きなキャラクターたちが手をつないでいる姿を見てもらうことで、被災地の子どもたちに元気になって欲しい、笑顔を取り戻して欲しいという作家たちの思いで成り立っています。 -
「てをつな号」のキャラクター(宮古駅)
どーもくん、スヌーピー、バーバパパ、バーバママ。 -
「てをつな号」のキャラクター(宮古駅)
ピカチュウ、エルモ、ピングー、リサとガスパール、リラックマ。 -
盛岡行きの「さんりくトレイン宮古」(宮古駅)
キハ58系気動車のジョイフルトレイン「Kenji」による運行です。
この車両は2018年に引退しました。 -
さっぱ船とわんこ蕎麦のデザイン(さんりくトレイン宮古)
この列車で山田線を通り、盛岡へ向かいます。 -
三陸鉄道乗車記念旗
三陸鉄道に義援金をお渡しした時、記念の旗をいただきました。 -
山深い山田線の景色(車窓)
-
レトロな校舎「箱石小学校」(箱石付近の車窓)
「箱石小学校」は明治7年(1874)に創立され、昭和60年(1985)に閉校しました。
その後、「昭和の学校」として再利用され、昭和時代のレトログッズが展示されていました。
しかし、2014年には老朽化したため、「昭和の学校」展示物は花巻市の「山の駅・昭和の学校」に移転。
箱石小学校の校舎はそのまま残されています。 -
イチオシ
昭和の鉄道風景が残る川内駅(車窓)
山田線川内駅(かわうちえき)が開業したのは昭和8年(1933)。
蒸気機関車が使用する水の補給に必要な「コンクリート製給水塔」は、開業と同時に建設されたのでしょう。
左側の線路に停車した蒸気機関車(炭水車)は、給水塔から横に伸びた給水管で水を補給していたことが想像できます。
これだけのものが残されている給水塔は、貴重な鉄道遺産です。
乗ってきた列車は反対列車と交換待ちしており、しばらくして北上山地の区界峠から下りてくる宮古行き列車が現れました。
この後、盛岡駅に出て東北新幹線で東京へ帰ります。
東日本大震災翌年の浄土ヶ浜は見事に復興し、以前と同じような素晴らしい景色を見ることができました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- fuzzさん 2020/07/13 21:56:15
- おおきに
- 楽しみにしていました。
オラが宮古の旅行記。
小さい頃に始めて青の洞窟に入って、その時はじめてエメラルドグリーンがどんな色かを知りました。
美しい宮古の海は、オラ達の誇りです。
丁寧な解説のご紹介、おおきに。
瓶詰めのウニ、夏のごっつぉでがんす。
最近は、その時々の旬な海産物がぎっしり入った瓶ドンが名物になってます(*^.^*)
fuzz
- かっちんさん からの返信 2020/07/14 09:35:47
- RE: おおきに
- オラが宮古のfuzzさん
青の洞窟のエメラルドグリーンは素晴らしい色ですね。
美しい宮古の海は、オラ達の誇り。まさにその通りです。
小さい頃に得た価値観が今に生きているのですね。
ウニを無造作に詰め込んだ「瓶詰めウニ」を見たときはビックリしました。
海の資源が豊富な宮古なんですね。
コメントしてくれた岩手の言葉が勉強になりました。
かっちん
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