2011/05/16 - 2011/07/19
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Siniさん
旅行記を9年も遡ってきてしまいましたが、まだまだ新型コロナウイルスの終息どころか東京は小池都知事が2020年7月15日、感染者拡大中と、さらに16、17日と1日の感染者数が286、293人と最大数を更新。「Go To キャンペーン」もどうなるのか?
この先の旅行の目処がたちませんので、写真も全然残ってないのですがイギリスの旅の記録を簡単に。
2011年初めて長期休暇をとり、念願だったイギリス、アイルランドの旅に出ました。
写真データは運悪く一年程前に消去してしまったので、ほとんどありません。
なのでなるべく簡単に。
旅行期間は2011年5月16日~7月19日。この間のイギリスの旅をまとめました。
表紙の写真はスコットランドの北東部の海岸。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月16日
ロンドン二泊はパディントンに宿泊。旅の最終の数日間を空港へも便利なビクトリア駅のそばで宿泊しようとツーリストで予約。ついでにこの後予定が4日ほど何もないんだけれどどこかいい所ない?と相談したらこちらを紹介してくれました。
はじめてのB&B。ロンドンからリーズまでバス。乗り換えてヨークシャ州ハワースまでまたバスに乗ってやってきました。 -
5月19日
花が咲いていないヒースの荒野を散歩中。しかし観光客がいなくて本当に寂しげなところでして、歩いている人や乗馬中の人に会うとつい嬉しくて天気の話をしましたねぇ。(知らない人とでもつい話したくなる荒涼さを体験)
「嵐が丘」「ジェーン・エア」の舞台となったヒースの荒野です。
ハワースには世界中から観光客が来ます。4日滞在中一度だけ、大型観光バスで来て1、2時間町を見て次の観光地へ行く日本のツアーに出会いました。
村は大きな通りが一つ。ブロンテ姉妹の住んでいた牧師館や昔ながらのバーやお土産やさんがありました。 -
ハワースの駅では、暖炉に火が入っていました。寒かったのよねー。
ハワースは丘の上。高さ10センチ以上の石畳みの道(つまり溝が信じられないほど深い)。バスは丘の上の村まで行くのですが、この道の急なこと。ハワース駅は丘のふもとにあり、レトロな「キースリー&ワース・ヴァレー鉄道」が通っています。 -
窓からすれ違った電車を見る。みんな考えることは同じ。窓から顔を出すってなかなか無いので面白かったです。
ところでこの電車はアガサ・クリスティー時代のように一つ一つコンパートメントで入口があり、直接プラットホームから乗ります。珍しかった!初めてです! -
5月21日~28日
湖水地方ウインダミアでトレッキンググループと合流し1週間のツアーに参加しました。5日間トレッキングに出て湖水地方満喫しました。
宿は古い一軒家を貸切。私の部屋の床の木の間からは、下のリビングルームが少し見えましたよ。最古の部分は500年近くたっているそうで、それはそれは太い木でした。
この古い農家の売りの一つが「バスルーム」で、12畳ほどもあろうかという部屋の真ん中に豪華なバスタブがありビックリしました。使ってみるととても優雅な気持ちになれました。 -
5月29日
トレッキングツアーを終え解散後北上しケズウィックへ。ダーウィン湖を望む。
湖水地方の北の玄関口の小さな町ですが、土曜市では美味しそうなチーズ、肉、諸々。ここで田舎町の小市場巡りに目覚めました。 -
6月1日
グラスゴーから雄大なスコットランドの景色を見ながらフォート・ウィリアムに到着。翌日そこからマレイグまで、ジャコバイト号に乗りました。この蒸気機関車は「ハリー・ポター」のホグワーツ魔法学校へ行く汽車のモデルとなり撮影もされ人気の列車です。 -
これはパンフレットを撮影。
当日朝8時から当日券を売り出したジャコバイト号は満席でした。鉄橋に来ると場所移動してこちらからとったらいいよ、と親切な方たち。でも、汽車の中から写真を撮るのはかなり難しかったです。
マレイグからフェリーでスカイ島まで行きたかったのですが風が強くフェリーは欠航していました。
この港で食べた5ポンドのフィッシュ&チップスが新鮮でそれまでに何回か食べたフィッシュ&チップスでは一番美味しかったです。海辺の田舎へ行くほど美味しいというのは当たっている気がしました。 -
6月3日
フォート・ウィリアムからバスでネス湖沿いを走ってインヴァネスに到着。ネス湖は窓から見ただけですがかなり大きな細長い湖でした。ネッシーがいるか?いないと思う。もっと山深いところにあるかと思いましたが、UKで最も高いベン・ネビス山(スコットランドにあります)でさえ1345m。ネス湖のあたりの地形は雄大ですが意外と標高が低く夏は天候も穏やかでした。 -
6月8日
インヴァネス近郊の友人がオーナーのB&Bに10日ほど滞在しました。みんなで新しいミーティングルームを作るのを手伝いました。(たいして役立ったとは思えないけれど楽しかった。)
ここでやっとアバディーンからダブリン行きの飛行機を予約。居心地が良くてつい長居してしまいました。 -
6月17日
スコットランド北東部の海岸。
この後アバディーン空港まで友人のドライブで送ってもらいました。途中二泊。スコットランドの古いホテルではまたもや(初めてはドイツの古城ホテルで金縛り)ちょっとした怪奇現象がありました。ひゃー、古城ホテルは怖い!
この後のアイルランドの旅はアイルランド編で。 -
7月3日
アイルランド、ダブリンの南にあるダンレアリー港からフェリーでウェールズのホーリーヘッドに到着。大きなフェリーで4時間ほどの船旅だったと思うのですが、レストランが四つあり、優雅に食事をしていたら直ぐに到着。帰国してから東京から徳島へ18時間の船旅をしましたが、まともなレストランが無かった事と比較すれば何という大きな違いでしょう!!
しかしこの日が1番焦りました。アイルランドからだと当然国際電話になり、この頃は携帯から電話が通じなくて宿なしで到着。直ぐに目星をつけていた世界遺産コンウィ城近くに宿を見つけるまでドキドキしました。
写真は「世界で最も小さな家」。この家、本当に狭い!二階建てですが、バスルームがなかったような気がします。16世紀の家です。 -
7月7日
カーディス城など見て南下、イングランド、サマーセット地方、グラストンベリーへやって来ました。ストーンヘンジの近くです。
丘の上には古い塔がありそこはかつて伝説のアバロン島だったそうで一帯が一望できました。 -
グラストンベリーは小さな町。伝説のアーサー王が眠る地。15世紀のグラストンベリー修道院の廃虚があります。それにしても街中には若い失業者が多くて驚きました。
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7月10日
ランズエンドの海はなかなか厳しい。海が荒い。
グラストンベリーからイングランドの西の果て、Cornwall半島の中心地ペンザンスへ汽車でやって来ました。正式な発音がわからないのでここではコーンウォール半島とします。 -
セントマイクルズマウントという、ペンザンスからバスで少し戻ったところにある島です。干潮になると海を渡って歩けます。満潮時はボートで渡ります。このボートが小さくて少し怖かったです。と言いつつ気に入ったので二回も来てしまいました。
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7月11日
ペンザンスからさらに端っこまで行くとランズエンド、文字通り「地の果て」に到着します。
ここでプロの記念撮影。2ヶ月後くらいに船便でこの写真が送られて来ました。 -
7月11日
こちらはミナックシアターです。1人の女性が作り始めたという野外ギリシャ式劇場。夏の夜はシェークスピアの作品の上演があったのですが超人気でこの日も満席でした。残念。例え聞き取れなくても雰囲気だけは抜群に素晴らしかっただろうと思います。 -
コーンウォール半島の先端の地図。右上のセントアイヴスはバーナード・リーチやバージニア・ウルフも滞在したことがある、避暑地として有名な町ですが、この時期観光客が多すぎて全然つまらない町でした。
半島の移動はバスですが、道が狭くくねっています。村々は小集落といった風情でした。 -
7月14日
コーンウォールの端、ペンザンスからは寝台車(多分リビエラ・ナイトスリーパー)でロンドンへ戻って来ました。
その後バスでイングランド東端方向へやって来ました。ここは海峡の町、ドーバー。残念ながら1994年に「英仏海峡トンネル」が出来て以降、町はかなりさびれていました。ドーバー城から対岸の50キロ先のフランスが見えるのかと思いましたが、、、この日は見えなかったです。
翌日、カンタベリー大聖堂、イギリス国教会の総本山を見学してロンドンへもどりました。 -
今回の旅は、到着のロンドン、湖水地方トレッキングツアー、スコットランドの友人宅、アイルランドのダブリンのみ宿泊を予約し、後は気の向くまま自由旅でした。現地で出会った人、知り合った人などのアドバイスで思いがけない旅が出来て満足しました。
ただ2011年は東日本大地震が起きた年なので旅行になど行ってる場合か、と悩みながら放射能から逃れるように旅に出ました。地方の町でさえ、福島第1原発事故について質問されたり、批判されたり(日本国民は何をしていたんだ、政府のやることは厳しく監視するのが義務と)、ということが何度もありました。チェリノブイリ原発事故では欧州中が深刻な打撃を受けたのですから当然と言えます。世界中が福島を注視していました。原発事故の影響の大きさを痛感しました。
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