2020/07/05 - 2020/07/05
203位(同エリア2100件中)
yokoさん
7月の後半に友人3人と行くはずだったイギリス旅行。もちろんコロナのために、やむなくキャンセルしました。
たとえ近場でも1泊したいね。。。ということで、“EXV 京都八瀬離宮”に1泊して、梅雨シーズンの静かな京都も楽しみました。
1カ所目は、「廬山寺(ろざんじ)」です。
私の中では桔梗の花の咲くお庭が綺麗との知識でしたが、紫式部の邸宅跡で源氏物語執筆の地でもありました。
2カ所目は京都の北に位置し、7月の始めでもまだ紫陽花が見頃の「大原三千院」に行きました。次第にお天気が良くなり、雨の後で生き生きとした苔や、青もみじの輝きも感じることができました。
決して安心して旅を楽しむことができる状況ではありませんが、感染予防をしながら人の少ない京都を楽しむことができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7/5(日)
中庭に面した、素敵なレストランです♪
朝食も本当は和食が良かったのですが席がなく、イタリアンレストランでの洋食になりました。
以前、京都エクシブに宿泊した時には、夕食は和食にして美味しかったからです。
朝食はイタリアンレストランのブッフェにして失敗したので、ちょっと嫌な予感がしますが(^^;) -
左上 りんごジュース、ヨーグルト、季節のフルーツ
右上 彩り野菜のサラダ、本日のスープ(牛蒡)
下 スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ
お味は、予想通り、、、。 -
京都の夏を彩る「祇園祭」も今年は、山鉾巡行など中止になりました。
ホテルの中では、雰囲気作りのためにコンチキチン♪の祇園囃子の音楽が流れています。
仕方がないとはいえ、寂しい夏になりそうです。
実は人混みが苦手で、実際には見たことがありません。 -
荷物をホテルに預けて、八瀬比叡山口から叡山電鉄に乗ります。
2人の友人は前日に「ひえい」に乗ってきたようですが、今回は普通の車両でした。風鈴の音が夏らしさを演出しています。 -
出町柳駅に到着しました。
見えているのは、加茂川と高野川が交わって鴨川になるところです。
中央には、鴨川デルタ(三角州)が見えています。
飛び石を渡って移動することができるのですが、前日の雨で水かさが増し、石が隠れています。 -
歩いて15分ほどの所にある、「廬山寺(ろざんじ)」です。
紫式部の邸宅跡で、源氏物語執筆の地とのことです。
桔梗の花が咲く庭も有名です。 -
こちらが入り口です。
拝観料は600円です。 -
花車の屏風と紫式部の押し絵が、綺麗でした。
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源氏の庭
白砂に苔の島が配置され、桔梗の花が見頃です。
桔梗は近年減少し、絶滅危惧種になっているとのことです。 -
秋の七草の1つで秋の花のイメージですが、花の数が多いのは7月とのことです。
まだ、9月頃まで見頃が続くようです。 -
このように配置されています。
梅雨とは思えない、綺麗な青空が見えています。 -
以前から桔梗の咲くお寺があるのは聞いていたのですが、他の花に比べて地味な印象の桔梗の花は後回しになっていました。
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このようにせり出た所から見ることができます。
ちょっと遠いので、スマホでは綺麗なアップ写真は撮れません。 -
その横の廊下から、少しだけ近づいて写真を撮ることができました。
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あちらこちらを向いているので、うまく捉えられませんが、、、。
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濃い紫が涼しげですね。
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もう一つの庭に、白い桔梗がありました。
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白も清楚で、美しいですね。
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簾越しに、涼しげなお庭です。
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続いて出町柳駅前のバス停から、大原三千院に向かいます。
電車とバスを乗り継ぐより、早く行けそうだったからです。紅葉の時期の土日の京都は道路も混雑しバスは遅れぎみですが、この日はすいすいと走り35分ほどで大原に到着しました。 -
帰りのバスを確認します。
エクシブのある八瀬駅前には、17、19番のバスが利用できるようです。 -
バスターミナル近くでは、こんな美しい紫陽花が出迎えてくれました。
京都では、一番遅い時期に楽しめる紫陽花の名所でもあります。 -
大原といえば"しば漬け"が有名ですが、先祖伝来のしそ畑がありました。
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静かな川沿いの道を歩きます。
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青空が見え始め、青もみじが鮮やかになります。
人の少ない京都は、やっぱり癒されます。 -
雨が上がり、清流が戻っています。
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ユキノシタの群生(?)
可愛らしい♪ -
梅雨のシーズンは、苔が元気になりますね。
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青もみじと清流に、涼を感じます。
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青もみじが鮮やかです!
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大原女がお出迎え♪
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三千院門跡に到着しました。
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拝観料700円を支払って入ります。
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客殿の奥に見えているのは、「聚碧園(しゅうへきえん)」池泉鑑賞式庭園です。
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緑が美しい庭園です。
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客殿では、抹茶が戴けるようです。
緑に緋毛氈の赤が鮮やかです。 -
様々な色合いの緑に、癒されます!
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緑に囲まれています。
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苔むした蹲が入ると、雰囲気が良くなります。
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和の窓越しの聚碧園
良いわ~♪ -
廊下に吊るした灯りが、雰囲気あります(^^)♪
回廊の奥が宸殿(しんでん)、法儀を行うところです。 -
靴を履いて、有清園を歩きます。
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上も下も、緑の世界が広がっています。
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大好きな景色です。
人が少ないので、写真も撮りやすいです。 -
往生極楽院が見えています。
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弁天池の中に島を配置して、木立と苔が美しい庭園です。
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朱雀門の朱色が、緑に鮮やかです。
その昔、極楽院を本堂としていた頃の正門にあたるそうです。今は開門していません。 -
やはり三千院と言えば、この「わらべ地蔵」さんでしょう。
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杉村孝さんのわらべ地蔵は、私の好きな可愛らしいお地蔵さんとは少し雰囲気が違いますが、何かほっこりしますよね。
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こちらにもお地蔵さま。
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こちらにも、すっかり苔むしたお地蔵さま。
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やっぱり、苔フェチとしては見逃せないモフモフの苔♪
ヒノキゴケだったかな? -
切り株も苔に覆われています。
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蹲の鉢も苔
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弁財天さんが、いらっしゃいます。
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あじさい苑に入ります。
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優しい色合いの紫陽花。
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まだ、こんな色合いのもありました。
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種類は多くなく、ブルー系が多いようです。
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杉木立の中に、数千株の紫陽花があるそうです。
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前日の雨で、生き生きしています。
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ブルーのハート♪
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ガクアジサイも素敵。
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青とピンクが混ざりあって、微妙な紫を作り上げていますね。
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濃い紫も良いなあ~♪
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色が出る前の、こんな色も好きです♪
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星あじさい(七段花 しちだんか)です。
がく片が七段に重なる、というところから来ているそうです。
両性花が退化していて、花が咲く前に落ちてしまうところが、ガクアジサイとの違いです。 -
シーボルトが「日本植物誌」で紹介したものの、その後見つからず"幻のアジサイ"として長い間、存在が疑問視されてきました。六甲山で130年ぶりに発見され、さし木で各地に広められたということです。
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幻がこんなにたくさんあると、有り難みがなくなりますね。
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紫陽花の向こうのまーるく苔むした切り株が、ポイントになっていますね。
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ちょっと雰囲気の違うハート♪
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こちらは見事なハート♪
雨の後は、ハートの紫陽花が見つけやすいそうですよ。 -
妖精が現れそうな、私の好きな景色です(^^)♪
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白が主役!
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ピンクが主役!
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何ともいえない重なりです。
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ここにも控えめにハート。
ハート見つけが得意な友人です。 -
律川(りっせん)を渡った所に、「売炭翁(ばいたんおきな) 石仏」とも言われる阿弥陀如来像がありました。この地は昔、炭焼きを始めた翁が住んでいたことから、そう呼ぶようになったそうです。鎌倉時代のものです。
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そして私が興味を持ったのが、以前はなかった「おさな六地蔵」です。
律川沿いに並んでいます。 -
こちらのお地蔵さんは、花を抱えているのでしょうか?
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ウインク地蔵?
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何故か、頭に鳥が乗っかっています。
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猫を抱いたお地蔵さん♪
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玉?毬?を抱えています。
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笑顔が弾けるお地蔵さん。
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こちらには、別のお地蔵さん。
左側は、頭が苔むしています。 -
苔の上に、苔の帽子を被ったお地蔵さん。
可愛らしい♪ -
ミラーレスで撮ると、自然な色合いになります。
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律川にかかる赤い橋を入れると、青もみじが映えますね。
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緑の紫陽花が良い雰囲気。。。と思ったら、そんな病気もあるらしく、心配です。
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大原菊(ミヤマヨメナ)は、春から初夏に咲く野菊です。
普通の野菊は、夏から秋に咲くそうです。ミヤコワスレは栽培種なのではっきりした紫ですが、こちらは花が小さく薄い紫が可憐です。 -
小さな線香花火のような、白い花。
日本原産のツクシカラマツでしょうか?
日本に昔からある山野草が、長く残るように願います。 -
西方門から出ました。
門越しの緑が素敵です! -
最近お気に入りの、火灯窓越しのお庭♪
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前日は寂しいお昼になってしまったので、今日は料理旅館芹生(せりょう)のお食事処「ひな里」で戴きます。
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雰囲気のあるお店です。
靴を脱いで上がります。 -
席は、外と繋がったこちらのテーブルです。
コロナの時でも安心ですね。
足元には、お洒落な蚊取り線香が置いてありました。 -
戴いたのは、こちらの三千草弁当です。
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ホテルでは、京都らしい和食は戴けなかったので、幸せなランチでした♪
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奥には、このような席もあります。
例年なら満席になるのでしょうが、今年はこんな感じです。 -
お庭が良く見える席もあります。
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大きな縁側からは、綺麗な庭が見えています。
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びっくりするくらい大きな鯉がいました。
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風情のある旅館ですね。
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競りだした縁側から、中を見ています。
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花瓶には、半夏生と紫陽花。
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手水鉢に浮かべられた蔦と紫陽花。
雰囲気がありますね。 -
こちらで、友人お気に入りのポン酢を買いました。
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バスターミナルの待ち合い室に着くと、私たちより年上のお姉さま方が楽しいお喋りに花を咲かせていました。
鞄に差した一輪のガクアジサイ。
了解を得てパシャリ。
お一人がこの上でお店をしているとのことで、知り合いから戴いたそうです。 -
私たちより20歳以上年上のお姉さま、友人と大原まで来られるほどお元気で、羨ましい限りです。
あやかりたいですね。
私たちも後20年、お出かけできるように頑張りましょうね(^^)♪ -
お土産は、京都ならではのお漬け物です。
大丸の川勝さんで買いました。
ハーフサイズは少しずつ違う味が楽しめるので、おすすめです♪
翌日からは雨が続き、心配な状況です。
早く梅雨明けしてほしいですが、暑いのもしんどいな~。
でも、この日は幸せな、梅雨の晴れ間の1日でした♪
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この旅行記へのコメント (4)
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- akikoさん 2020/07/25 20:13:36
- 涼しげな八瀬と大原の景色♪
- yokoさん、こんばんは~
今シーズンは梅雨が長引き、お出かけも思ったようにできませんでした。
yokoさんは八瀬に泊まりがけで行って来られたのですね。
八瀬の瑠璃光院はコロナのせいで春の特別拝観が6月~7月にずれ、拝観できてよかったですね~~。人が写り込まず、机もみじがバッチリ!涼やかでいいですね!!! 2パターンの撮影法、やっぱり机の上に置いて撮影する方が鏡のように机に反射する景色になり正解みたい(^_-)-☆
「EXV 京都八瀬離宮」は以前も見せてもらいましたが、客室が広々として居心地がとっても良さそう~~。夜のお食事も本格的な中華料理のコースだったようで、食も堪能できましたね~。
翌日、紫式部ゆかりの廬山寺にも行かれたとのこと。私も桔梗が見頃の時に訪ねてみたいと思っていましたが、yokoさんは桔梗が咲く綺麗なお庭をご覧になれたのですね♪
大原は夏に行ったことがありませんが、とても涼しげでまるで貴船のよう。三千院も美しい緑の世界が広がっていて、夏も素敵だと思いました。「わらべ地蔵」さんも、もふもふの苔の上で気持ちが良さそうです。紫陽花の咲く三千院の景色も楽しませてもらいました。
「おさな六地蔵」は紅葉の時期に見たことを思い出しました。苔の帽子を被ったお地蔵さん、自然とそうなったんでしょうが...可笑しい!
料理旅館でお食べになった三千草弁当も美味しそうで、次回大原に行く時は立ち寄りたいと思いました。手水鉢に浮かべられた蔦と紫陽花も素敵で、思わず見入りました♪
箱館山と醒ヶ井にも行かれたそうで、そちらにもお邪魔させていただきますね~。
akiko
- yokoさん からの返信 2020/07/26 08:14:21
- RE: 涼しげな八瀬と大原の景色♪
- akikoさん、おはようございます!
コロナからの大雨と、心配の種は尽きませんね。
ようやく梅雨は明けそうですが、巣ごもりの夏になりそうです。
イギリス旅行が八瀬となりましたが、当時はまだ関西はまだ感染が抑えられていたので、ゆったりと過ごすことができました。
瑠璃光院も本当に静かで、以前に行った紅葉の時と同じ場所とは思えませんでした。
akikoさんも以前、滋賀で美しい紅葉のリフレクション写真を撮っておられましたが、時間があると色々試せて楽しかったです♪
廬山寺も桔梗の花が美しくて、梅雨の晴れ間を静かに楽しむことができました。
大原も青もみじと苔が美しくて、今年最後の紫陽花の花にも癒やされました。
akikoさんは、「おさな六地蔵」を紅葉の時期に見られたことがあるのですね。
わりと最近に置かれたようですが、苔の帽子には思わず笑みがこぼれました(^^)♪
Go Toとか言われてますが、いつ?どこへ?。。。行きたい気持ちは山々だけれど、不安がいっぱいですよね。様子を見ながら、近場で息抜きをしようと思います。
早く旅行に行きたいよーー! 最後に愚痴ですみません。
akikoさんも、暑さが厳しい夏に向けて気をつけてお過ごし下さいね。
yoko
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- salsaladyさん 2020/07/23 09:45:01
- 紫式部邸が現存?知らなかったわ~
- ☆コロナ禍のせいで、意外なレポートを発見して嬉しい限り~
☆京都は有名どころだけ何度も訪れているので、大阪の帰りに何処か素敵な処を歩きたいと思いつつ、人混みを考えると二の足を踏むこの頃。。。
☆今がチャンスか?と『廬山寺』をチェックしました。平安時代の屋敷?の訳が無いけれど、ロマンがありますね。しかも「明智光秀の念持仏?」。。。
☆七、八月はパス為て九月にでも行ければ良いなあと予定しています。~謝謝~
- yokoさん からの返信 2020/07/26 07:27:46
- Re: 紫式部邸が現存?知らなかったわ~
- Salsaladyさん ごめんなさい!
メッセージに気付いていませんでした。
今年はコロナのせいで、なかなか行きたい所に行けませんね。
そんな中でも様子を見ながら、少しは息抜きをしたいものです。
やっと自由にどこにでも行けるとはいえ、遠くには行きにくくて近場の京都に宿泊してきましたよ。
廬山寺は、紫式部邸跡とは知りませんでした。建物自体は建て替えたものとはいえ、この地で源氏物語が執筆されたと思うと、ロマンを感じますよね。
また、状況を見ながらお出かけしてみてくださいね。
yoko
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